前後のストーリー
概要
スーパー戦隊第46作目『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン22話。2022年7月31日放送。
劇場版の後日談とも言うべき話。また関連があるか不明だが、「まんが道」→どう とも読めるため、文字の配置からして前回のごくラーメンどうの続きを思わせるサブタイトルである。
ドンブラザーズの初期メンバー全員が初めてゴーカイシャー以前のスーパー戦隊にアバターチェンジする回でもある。
あらすじ
感情を学びたいソノザのため、はるかは自分の漫画が人間と脳人の架け橋になると信じ、何度ダメ出しを受けても机に向かって原稿を書き続けるが、完全にスランプに陥ってしまう。
そこではるかは、かつて試写会に参加していた椎名ナオキに会いたいと懇願。
彼との因縁に決着をつけるため、勝負を挑むことになる…。
主なドンブラ中毒
※この絵では右利きで描かれているが実際ははるか、演者の志田こはくとも左利き。
- ドンブラザーズ&脳人のメンバー、アノーニを登場人物代わりに繰り広げられる、展開が濃すぎるはるかの漫画(しかもヒロインは思いっきりはるかがモデルで、さらに名前も「遥 彼方」と明らかに別の鬼頭さんが同じ名前の姉役で出演した某スクールアイドルアニメの姉妹を意識している)。誰が言ったか「うどんにラーメンにチャーハンが食卓に乗ってる感じになっとる(原文ママ)」。
- ヒロインがそもそも転校生なのにページをめくるたびに次々と登場する転校生(上記前3人)、そして最後の熱血教師すら転任と、転校生キャラを乱発。
- しかもその全員が次々とヒロインに告白してくる唐突すぎる恋愛展開。……元彼氏持ちのはずなのだが、第5話で逃亡犯にやられた告白方式と類似した展開ばかりな気が。
- かと思えばうち一人は怪人(アノーニ)に変貌し、それを退治するために変身ヒロインとしての正体を明かすヒロイン。恋愛漫画のストーリーそっちのけのバトル展開(しかも敵の攻撃方法がバナナの皮って……)。
- ソノニ演じるライバルヒロインまで現れ、謎空間でダンスバトルしたかと思ったら変身ヒロイン仲間に。……おさまけ混じってない?。
- というかそもそも花の女子高生が描く少女漫画の舞台が「真っ黒学園(フレーム入)」って……。
- 熱血教師宜しく熱くはるかの漫画を添削するソノザ。その熱さと語彙力いつの間に身につけたんだ、と思いきや戦闘時には冷徹っぽいキャラに戻る。……その熱さ、ヒトツ鬼消去に回せば作中ヒトツ鬼消去ゼロを脱せる気すらする。
- スランプに陥り、脳内で天女化するはるか。しかもこの天女、スランプが深刻化すると増殖してどんどんアホになる。最後は公式がコラ動画を作り出したみたいになっていた。
- *「俺は芸人じゃない。だいたい退屈なのは豪田さん、あんたがつまらない人間だからだ」とタロウに馬鹿正直な正論をぶつけられたことが実体化のきっかけになる電磁鬼。タロウが遠因か原因で生まれたヒトツ鬼4体目。
- 漫画内のオニシスターのポワトリン染みた格好。ソノザにも「パクり」と原稿を破り捨てられた。何度か原稿をボツにするソノザだがキレてボツ原稿を食べることもあった……「パクリ」だけにパクリと食うんじゃありません!
- 散々スランプに悩まされボツを連発された恨みか、リアルファイトでフルボッコにされた恨みか、ついにソノザをモデルにした新キャラを出して作中でボコる(しかも本人に読ませる)という公私混同の暴挙をやらかすはるか。ソノザも即気がついた。
- 「面白イ話ヲシロ!」と要求しながら人々を襲う電磁鬼だが、「天国の話をします。あのよー」というレベルのダジャレや俳句すらも合格にするほど基準が激ユル。
- なお、上記のダジャレはその場でオニシスターになっていたはるかに漫画のネタとして丸パクリされた。
- サイン会すら着ぐるみの椎名ナオキ……逃亡者犬塚よりも素顔さらさない人気漫画家って。
- 電磁鬼とドンブラザーズの戦闘に加勢しようとするも全員から邪魔者扱いされるドンドラゴクウ。その時彼らがアバターチェンジしていたのが地球戦隊ファイブマン(名前からして5人組だし追加戦士もいない)なのが当てつけじみている。
- ソノイとの戦闘の最中、ドンドラゴクウは入手経路が一切不明なキョウリュウゴールドにアバターチェンジ。ザンダーサンダーによる必殺技「ブレイブフィニッシュ・雷電残光」を放つがソノイには軽くいなされ撤退されるのだった。
- なお、キョウリュウゴールドの本来の変身者は原典にて登場した当初は、罪悪感から気を遣いすぎ戦隊メンバー入りを拒んでおり、厳しい物言いで拒否したがために「言い過ぎた…。拙者、もの凄く嫌われたに違いないでござる!」と自らの不器用さを悔やんでいた。これは作中冒頭であからさまにドンブラザーズのメンバーに嫌われているジロウへの当てつけのように見える。
- またしても最後に一気にかっさらって行く犬塚の尊厳破壊予告。