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「ママ……いや……母さんが“泥棒とは、付き合うな”って……」


演:本田響矢


概要編集

鬼頭はるかがドン1話の冒頭部において、仲良く付き合ってた彼氏。卓球部所属。はるかや吉岡からは「花村」と呼ばれている。


はるかに絡もうとした同じ卓球部仲間だったクラスメイトの吉岡に対し、毅然とした物腰で彼女を庇い、追い払う(その際のはるかのモノローグから察するに、それまでもはるかが困った事がある度に助け舟を出していた模様)等、爽やかで良識的な性格で、はるかとの仲は同級生の間でも公認され、評判となっていた。


しかし、はるかが盗作疑惑をかけられて、クラスメイト達から一転して後ろ指を指される様になると、今までの様に庇い立てしようともせず、そればかりか上述冒頭にある台詞で、母親からの忠告を言い訳にしながら、自身も掌を返してしまい、結局はるかとはそのまま破局してしまった……。


後に、そんな薄情な仕打ちをした天罰か、部活中に得体の知れない何かに取り憑かれた吉岡から強引に勝負を挑まれ、テーブルテニヌ並みにテニヌな卓球勝負の末、顔に痣が残る程の強烈なスマッシュを受けて、ママ~!!」と情けない声を上げながら倒れた


上述の言動から、家庭内では母親を「ママ」と呼んでいるらしく、母親の言いつけをまるで疑わずに鵜呑みにする事からして、ほぼ確実にマザコン気味である。


ドン10話でも登場。

ストーリー自体がドン1話の「もしもはるかがオニシスターにならなかったら」の展開だった為、以前の様に交際していたが、嘗てのヘタレぶりをはるかも覚えているからか彼女の方は冷め気味であり、マザコンなのは相変わらず、海賊鬼が現れた途端彼女を置いて真っ先に逃げる醜態を晒した。


はるかが再びオニシスターに戻った後は、再び破局した(というよりは、『破局した状態に戻った』)様であるが、その後心変わりしたのか、はるかとよりを戻そうと考えているようで、ドン19話では直接登場はしなかったものの、LINEで復縁を願うメッセージを送っているが、そのメッセージでも「母親も(はるかに)会いたがっている」(しかも、この時もまた『ママ』と打ちかけて『母親』と訂正している始末)とマザコン丸出しな内容であった。

当のはるかからはこれまで重ね重ね晒してきた醜態によって、完全に愛想を尽かされており、痺れを切らしたはるかは直接電話で文句を言おうとするも、何故か電話に出た相手は彼のママ…否、母親であった。






















ドン30話で彼が学校を長い間休んでいる事に加えて、彼の母親である花村静香獣人(具体的なランクは不明だが、「平時は会話や料理ができる様子から”鶴”(Aランク)であるのでは?」という考察の声が多い)であることが明らかになった。

はるかが彼の家に行った際には家にいる様子もなく、静香によれば「体が弱いから田舎で療養中」との事らしいが……


静香から昼食に招かれたはるかが不自然に肉だけが存在しないすき焼きを見て何を想像したのかは、彼の消息を暗示しているとも取れるが……


その後、ドン46話における展開で母親は助け出されたと思われるが、彼の安否は結局最終話まで言及される事はなく、どうなったのかは不明。


余談編集

  • 上記のマザコン疑惑から、「マザコンと別れて正解なんじゃない?」「関係が続いていてもマザコンだから姑いびりされた時に助けてくれなさそう」と一部視聴者から言われる事もある。一応、はるかの目標は「全てを取り戻す」事なので、彼との復縁も含まれている事になる。
    • そして上記の通りドン10話で復縁したが、何の落ち度も風評被害も無い彼女を見捨てて一目散に逃げ去る醜態を晒しており、男としても最低な一面を露呈しており、冤罪事件の有無に拘わらず遅かれ早かれはるかとは破局していたと考えられる。
    • それを差し引いても、劇中では「」自分勝手な行為をしており、その様子を見た視聴者からは「もうコイツとの復縁だけは絶対に止めた方が良い」と意見される事が増えており、実際にはるか自身もドン19話の時点では、もう彼と復縁する意志は無い事が窺える
    • その一方でドン19話にて、未だ盗作疑惑の晴れないはるかと復縁したいと願っていることから、はるかのことは損得勘定を抜きにしても好きであったことが窺え、彼に対する認識を改めつつある視聴者も少なからず存在している。無論、自分から一方的に見捨てる形で振っておきながら「やっぱり好きだから」という理由で復縁を求める姿勢を「損得勘定抜きで好きだったのなら、最初から別れるな」と否定的に見たり、「自分勝手にも程がある」と憤慨する意見も少なくない。
    • 今のところ劇中では醜態しか晒しておらず、はるかとの復縁も絶望的な状況の花村だが、今後の心掛けや成長(それと脚本家の気分)次第では汚名返上のチャンスもあり得る…かもしれない。
    • と思われたが、ドン30話の展開を加味すると、もしかしたら既に…

関連タグ編集

ボーイフレンド マザコン 臆病者 ヘタレ 裏切り


田辺誠…ドン17話に登場したゲストキャラクター。花村同様にヒトツ鬼に襲撃された際に、恋人を見捨てて自分だけ逃げてしまう醜態を晒し、それがきっかけとなって破局してしまう。しかし、彼自身は後々になってそれを後悔していた他、図らずも破局の一因となっていた人物の助力もあって、紆余曲折の末に無事恋人と復縁した。



森下千恵…同じく井上敏樹が脚本を務めた特撮作品に登場する主要人物の元恋人。当初は、「恋人である木場が1年以上も昏睡状態だったので別の男に乗り換えた」というまだ情状酌量の余地が無くも無い様子だったが、その後「今の彼氏が殺害された事件の犯人と疑われたので嘘をついてまでその容疑を木場に擦り付ける」外道の所業を行った為ファンの間では嫌われており、花村との共通点を見出す人も。因みに花村と違って裏切った相手に殺害されている


ロメオ・ジッソ…花村同様に序盤にて冤罪で窮地に陥った恋人を見捨てた青年。

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