概要
金持ちでイヤミな性格。自分の事をイケメンだと思っているナルシストだが、重度なマザコンでもある。母の前でだけ「良い子」を演じているが、おねだりや泣きつくシーンが多いので「甘えん坊」の印象が強い視聴者も多いことだろう。
ただ、短足で背が低いことに対してはコンプレックスを抱いている。のぶドラ版「おねがい小づち(『うちでの小づち』のアニメ化)」によれば、身長は野比のび太より5cm低い135cm。そのためか、夢でのスネ夫はやたらと背が高く美化されている。
誕生月は2月で、具体的な誕生日の日にちまでは明かされていない。一時期は3月29日という設定もあったものの現在は採用されていない。
スネツグという弟がいるが、ニューヨークの親戚の養子として引き取られたためほぼ全く登場せず、普段は一人っ子のように見える。スネツグの外見から2~3年前に引き取られたと思われる。
親戚やペットの猫、果ては先祖まで何故か全員スネ夫と同じ顔をしている。
父には日系アメリカ人の「ミリオネア・カネダ」と言う大富豪の友人がいるらしい。
才能
ジャイアンと対照的に手先の器用さや頭を使う分野に秀でており、しかも一点特化型でなく色々な方向でその才能を発揮できる。
本人はデザイナー志望で画力も低くはないが、それに反してずば抜けた実力を持っているのはラジコンとプラモデル。その腕前はコントロールが難しいラジコン飛行機を難なく操り、大人が手掛けるレベルのプラモデルを独力で完成させるほど。
また文才もあるようで「つばさちゃんへのホットなレター」というコンクールで優勝を飾ったこともある。
雑学にも秀でており、ティラノサウルスの爪の化石を見せびらかす、ドラえもんあるいはのび太から恐竜の模型や図鑑を借りる場面もあり、作中屈指の恐竜マニアであったりもする。専門的な知識も豊富で主に自慢話でこの能力が発揮されている(もちろん映画やテレビスペシャルでは彼の知識が役に立つ事もある)。
ただし出木杉のように何事もそつなくこなすというタイプではなく、関心が高ければ高いほど精密な技術や知識を得るが関心が低いものに対してはそうでもない様子。
名門私立中学への進学を志望しているが、学校の勉強はあまり得意でないものの1つらしく、辛うじてのび太とジャイアンよりは上なようだが、全体的に見ると学業成績はあまり良くなく、「大ピンチ!スネ夫の答案」のエピソードで「久々の100点!」と感激していた。母親の指示で学習塾に通っており、それを自慢のタネにすることもあるが、先述の理由から実際は行くのを嫌がっておりこっそりサボることもある。
また、空想動物サファリパークで迷子になった際には9本に分かれた尻尾の狐を見て化け狐と判別出来た割にクラーケンに遭遇した際には名前を知らない描写があり、雑学知識に抜けがあるという描写も。
要領が良くずる賢いという一面もある。
それゆえか大人達からは比較的信頼があり、大長編ではその悪知恵や頭脳が一行の危機を救うこともあるが、普段の日常回では主にのび太への嫌がらせに用いられており、自分の救済と引き換えの約束や条件すら平気で破ったこともある。
ジャイアンの漫画を汚した際にのび太に罪を擦り付けた挙句、のび太に漫画は貸さないようにした(「ずらしんぼ」)事や、ノートの落書きを消した恩を仇で返す(「万能クリーナ」)など。もちろんほとんどドラえもんの道具で制裁させるが。
口達者でもあり、ジャイアンや大人におべっかを使ったり、女の子に調子のいいことを言ったりする術には長けているが、長編『のび太の海底鬼岩城』では、ムー連邦によって精神鑑定の結果「ウソつき性」があると判定され、牢屋に入れられてしまう。
実は自慢話に関しても事実に大幅な脚色を施していたり、中には真っ赤な嘘である事が多く、特に芸能関係の話題は嘘であることが多い。
未来の世界では大会社の社長を務めているため、デザイナーの夢こそ叶わなかったがビジネス面では十分成功を収めていると言え、幼少期の才能が順調に花開いたことがわかる。
性格
しばしばジャイアンとつるんでのび太をいじめており、源静香の家に行こうとしているのび太をジャイアンと共に邪魔することもしばしばある。
その為ジャイアンの子分もしくは腰ぎんちゃくのような立ち位置であるが、ジャイアンと仲間割れするあるいは何らかの失敗が原因でお仕置きされる場面も珍しくなく、寧ろ自身ものび太や他の男子勢同様、ジャイアンにいじめられることのほうが多い。その際は、のび太やドラえもんと手を組むこともある。またジャイアンに玩具を盗られる被害はのび太より圧倒的に多いなど気の毒なところもあり、「横取りジャイアンをこらしめろ!」では、「いつも借りたものを返さないんだ!」と文句を言ったのび太に怒ったジャイアンにのび太を見つけるように命令されのび太を直ぐに見つけるも、自分もジャイアンにしょっちゅう物を盗られていることからのび太に同情し見逃している。日頃からいじめられている仕返しをしてものび太同様に返り討ち(しかものび太よりもセコいやり方で)にされるのも山の如し。基本的にはジャイアンのことは内心では見下している。
おまけに往生際もかなり悪く、ジャイアンが自分が悪いと自覚をしている或いは負ければ素直に認める傾向があるが、彼は自分の非や敗因と言った気に入らないことは認めようとしない。
基本的にリアリストだが本来は絶滅した恐竜を見た際には「本当にいたんだ!」と豪語しており、この辺りでも高慢な考えが見られる。
一方で大長編などでは特にジャイアンとの仲間意識を見せている場面もあり、彼らを心底で嫌っている訳ではない。
何だかんだで困っている者を放っておけない等、思いやりは深く、実際にジャイアンがのび太をいじめている際には、表向きには彼に従順に振る舞い、「僕もあいつにいじめれているからな」と助けたりすると他者に共感することもあるなど、良くも悪くも人間臭い。
スネ夫がジャイアン・のび太・しずかの3人に自分のコネやら高級品などを自慢しつつ、「君たちにもそれを体験させてあげるよ」と言ったうえで、「悪いなのび太、この○○は三人用なんだ」とのび太だけを仲間はずれにする(しかし、「のび太の宇宙漂流記」でのび太が「僕ならドラえもんに宇宙に今すぐ連れてってもらうんだ」と言った時には「パパにのび太の分も頼んでみてあげる」と言っていたため状況によっては考えを変える事がある模様)。
これがスネ夫によるのび太イジメの定番、通称「仲間はずれ製造機」。
(のぶドラ版ではスネ夫が自慢話をする時に流れている曲なんてのもある。のぶドラ末期では、それをアレンジされたBGMも存在している)
そのため、読者からも反感を買っており、この辱めを受けたのび太が「ドラえも~ん!」と叫んで泣きつき、スネ夫に逆に自慢できるくらいの体験ができる秘密道具を出してもらう……というのが導入の王道パターンである。
「三人用なんだ」の常套文句についてはpixivでも様々なパターンの改変タグが付けられる。
流行りに乗るのが好きな性格も手伝い自分の体験や持ち物を自慢することも多く、のび太やジャイアンから羨ましがられることは日常茶飯事であり、小さい子に鯉のぼりを自慢した挙げ句「買ってもらえないなんて哀れ」と失言して子どもを泣かせてしまい、のび太達から顰蹙をかったり、「スネ夫の貧乏バースデー」ではのび太達から渡されたプレゼントに対して自分の持ち物を自慢してこれまた顰蹙をかうなど、自覚が全くといっていいほどないことが多い。
加えて、アニメでは放送当時の流行りものや流行語に最も詳しい人物として扱われ、名前を聞いても良く解らなかったり誤認しているのび太やジャイアンを含めた友人達に呆れる事も多々ある。(父親のコネに依存しているため、実際には大幅な脚色が混じっていたり、真っ赤な大嘘だった場合もあるが)
親子揃って、日本よりフランス推しであり、自宅の物をおフランス製だと口に出して自慢する事が多いが、おフランス製どら焼 というフランスであんまり作らんだろ的な物をドラえもんに差し出して機嫌を取ったことがある。(TVアニメ、のび太の惑星探査ミッション回より)ただし、車に関してはドイツ推しらしく、ポルシェ911を購入した事がある。
神仏や妖怪の類を全く信じておらず、空想動物に出会うと大抵作り物かと疑ってしまう程。が、その割にノストラダムスの大予言が怖いなど、得体の知れないものへの恐怖はあるようである。そのためか、常識では考えられないことが発生するとしばしば混乱する。(大体はドラえもんのひみつ道具のせい)
ドラえもん自身が謎の存在なのだが最初に出会った際の反応がみたいものである。
そんなドラえもんの道具に関しては「正直太郎」や「神様ごっこ」「無敵砲台」などの描写で信頼していることがうかがえる反面警戒もしている。
周囲の子供たちからは、ジャイアンの「虎の威を借る狐」として好かれていない様子。ただし、要領がいいので、周囲の大人たちからの評判は高い。幼馴染であるのび太曰く、あいつは大人の前だと、調子良いこと言うんだよとの事で、幼馴染から見ても、不愉快にさせられるようだ。しかし、そのスネ夫本人がのび太に代わってジャイアニズムの被害にあうことも多々ある。
なお、原作初期ではのび太を積極的にいじめるのはジャイアンではなくスネ夫で、ジャイアンは金持ちのスネ夫とつるんでいる乱暴者の用心棒のような立ち位置であり、今のスネ夫とジャイアンの関係とはある意味逆であった。
未来から「無敵砲台」という軍事基地レベルのチートひみつ道具を購入した際には裏山に設置して要塞化し、周囲の気に入らない人を容赦なく砲撃・爆破して完全に街の独裁者と化した。また、アニメ版の「きこりの泉」回でも暴走している。
強い後ろ盾があると暴走する性格らしく、たとえチート級の道具を手にして調子に乗りやすくとも純粋な悪人にはなれないのび太とは異なっている。
「虎の威を借る狐」やズル賢い性格からか、何故かキツネに縁があり、動物に変身するエピソードではキツネにされやすい。『のび太とアニマル惑星』ではアニマル惑星の住民から素顔でキツネと認識された。
ドラえもんが「暗号で日記を書く」という趣味を持っていた際に、のび太のことは「ター」(のび太→伸び太→太伸び→ター)、しずかのことは「無音」(静香→静か→無音)、といったトンチのきいた暗号で書いていたのに対してスネ夫のことは「キツネ」と書いていた(また、ジャイアンの事も「ゴリラ」と書いている)。
映画の長編作ではのび太やジャイアンが立派な面を見せるのに対し、スネ夫は決まってヘタレになる。そして、上記のように酷い目にあったり映画の長編作になると「ママー!」と叫ぶのはお約束である。加えて長編作のうち2つのストーリーで一時的に悪役になってしまったりもする。しかし、頭脳やラジコンの操縦技術、プラモデルの製作技術を活かして、仲間をサポートする場面も見られる。また、戦艦大和などの大きい乗り物が好きらしく、保有するラジコンは意外に大物揃い。
未来の描写
大人になってからの描写は、作品によって一定していない。
社長になっているのはどちらも同じだが、父親の会社を引き継いだのかは不明。
髪型は、『のび太の結婚前夜』の原作版ではスネ吉のようなパンチパーマであったが、それ以外のメディアミックス版やその他エピソードでは今と同じ髪型となっている。
結婚もしており、彼もノビスケと同い年の息子がいるのだが、名前がメディアによって異なっており、わさドラ版(と元となった原作版)では「スネ太郎」とされているが、のぶドラ版では「スネ樹」とも「スネ太」とも呼ばれており、安定していない。説明をつけるためか、兄弟説もある。
その他
なぜ髪型の先端が360度何処から見ても、山切りカットなのかは永遠の謎である(一度床屋で変な髪形にされてしまったのは、あまり知られていない事実)。実際はリーゼントに近い髪型であり、原作漫画ではより顕著に描かれ易い。
尚、3D映画版ではこの謎を解決する為、リーゼント状の前髪の先端を4方向に均等に分裂している。
髪型も顔も独特な為か「正面顔」があまり描かれず、アニメ版では「珍しいもの」として「ボクの正面顔」を挙げた。
のび太にイタズラの手紙を送った際に「郵便逆探知機」を使われた為、『ドラえもん』の登場人物の中では珍しく具体的な住所が描写された。
住所が「東京都練馬区月見台すすきヶ原3-10-5」となっており、おそらく他のレギュラーメンバーの住所もその近隣である。
虫プロダクション所在地の「東京都練馬区富士見台」がモデルと思われる。
普段から贅沢な食生活に感化された影響からか重度の猫舌だが、酒乱の気があり擬似泥酔状態になれるひみつ道具『ホンワカキャップ』で酔っぱらった際に性格が強気になり、ジャイアンからは「お前コーラ癖悪ぃな」と言われたり、「お前なんか町の公害だ! 生ゴミめ!!」と暴言を吐いたりもしている。
しんじゅ製造アコヤケースに落ち込み真珠になってしまうと、確実に死亡している状況になったことがあるが、経緯は不明ながら無事生還している(おそらくタイムふろしきを使用したものと思われる。2期アニメでは真珠になりながらも普通に生きている)。まただるまおとしハンマーの回では犬に尻を食われかけ、身体欠損の危機に見舞われた。
タケシ、シズカと一般的なのに対しスネオというなんとも不思議な名前だが漢字で書くとどうなるのかは不明
一応鳥居強右衛門のように強と言う字を「スネ」と読む事もある。
家族
- 父親
スネ夫最大の自慢のネタ。複数の会社を経営する敏腕実業家で、各方面に強いコネクションさえ持つ大金持ち。仕事で飛び回っていて多忙のため、家に帰って来ることは余りない。別荘やクルーザーを中古で購入するなど、金銭面では意外に堅実なところがあるように見えるが中古物に何らかの欠陥を抱えている描写もあり安物買いの銭失いになっている事もある。意外に自家用車関連の災難に見舞われる事が多く、一度、ポルシェ911を大枚はたいて購入したものの、息子とジャイアンに大破させられるなど、車運はない。これ以外にも、自家用車の故障に悩む場面は多く、自家用車も多くは安物買いの銭失いになっている。
- 母親
スネ夫を「スネちゃま」と呼んで溺愛しており、人前でも平気で幼子を可愛がるように接する。作中では甘やかしている描写も見られるが、これが結構厳しい教育ママでもあり、スネ夫の塾通いは彼女の意向。テストの点が悪かったりすると成績の事で玉子に叱られるのび太と同様にこっ酷く叱られることもある。金持ち妻なのに倹約好きで、何かと費用の削減に拘る意外な一面があり、時にそれが行き過ぎて家族から苦情が出るほど。ただし、完全なケチというわけではないらしく、家族旅行には積極的。ママ仲間の野比玉子はそれがコンプレックスなようだ。
- 曾祖母
「しつけキャンディー」で登場した父方の曾祖母。年齢は93歳。甘い物が好物。未だに迷信を信じており、「嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる」などの迷信で曾孫を躾けようとする。そんな曾祖母を馬鹿にするスネ夫を懲らしめるため、ドラえもんが出した「しつけキャンディー」により彼女の言った迷信が本当になってしまう・・・。
- おじさん
劇中で明確に登場したのは「空とぶさかな」に登場した船長のおじさんだけだが、他にも「スネ夫は理想のお兄さん」にてニューヨークのおじさんが名前のみ登場。このおじさんは骨川家以上の金持ちである事が劇中で語られている。あとは「水たまりのピラルク」で谷川の裏に別荘を構えるおじさんがいることが語られている(上記のおじさんのどちらかの可能性がある)。
かつて存在したスネ夫の弟。連載初期の話「おばけたんち機」「アリガターヤ」「おかえしハンド」の3話に登場したっきり、作者に忘れられて12年も出番がなくなる。その後、やっと思い出した作者によって上記のニューヨークのおじさんに養子に貰われたという設定を与えられ、「スネ夫は理想のお兄さん」にて再登場。しかしこれ以降彼が登場することはなかった。とはいえ、ジャイアンのジャイ子への気持ちが分からないわけではない理由は彼の存在のおかげ。
スネ夫の従兄弟で、大学生。スネ夫にホビーを教え込んだ張本人。詳しくは項目を参照されたし。
- スネ太郎
原作「のび太のおよめさん」等に登場した、スネ夫の息子。
人物像としては下記のスネ樹とほぼ同様、というか原作における彼の描写はかなり少ない為スネ樹に比べると印象はかなり薄い。スネ樹との関係性は不明(普通に考えれば映画と漫画の違いだろうが、劇中に出て来ないだけで兄弟又は双子の可能性も無くはない)。
- スネ樹
ミニドラSOS!!に登場する、スネ夫の息子。容姿は父に瓜二つだが、髪型は茶髪に染め、左耳にピアスを開けている。のび太の息子であるノビスケや、ジャイアンの息子であるジャイチビとは友人で、同じラクビーチームのチームメイトだが、ノビスケからはジャイチビ共々よくいじめられている。ノビスケやジャイチビが父親とは正反対の性格なのに対して、スネ樹だけは父親に似ている。ただ、ノビスケにいじめられるジャイチビを庇ったりと、父に比べるとやや人柄はいい。寧ろノビスケよりもジャイチビと行動を共にすることが多く、ジャイチビとは親友同士の真柄であることが分かる。
ちなみに
短編映画含め、主要キャラ5人の中で彼だけ主役となる映画が作られていない。実際に2002年大晦日の特番でネタにされており、本人が涙交じりにぼやいている。
短編映画に限っても、
- ドラえもん:『2112年ドラえもん誕生』
- のび太:『おばあちゃんの思い出』『ぼくの生まれた日』
- しずか:『のび太の結婚前夜』
- ジャイアン:『がんばれ!ジャイアン!!』
と言った見せ場となる映画が見られており(その頃にはドラミやドラえもんズと言ったキャラも主役になっている)、スネ夫が浮いているのが分かる。
わさドラ版への移行後は短編映画が作られていないため、可能性は低くなるばかりである…
あまり描かれないが、殺人的な音量と声質を持つジャイアンにこれまた殺人的にバイオリンが下手な静香やエピソードによって左右されやすいドラえもん&のび太に比べて、スネ夫は歌がうまい設定が存在しおり、「テレビ局をはじめたよ」ではのど自慢のような参加型歌番組に出場している。
声優が、わさドラ版にリニューアルされるにあたりアニソンに秀でている関智一に交代されてからは、スネ夫の歌上手の設定が遺憾なく発揮しており、オリジナルエピソード「おぼっちゃマンボ」では(ひみつ道具の力を借りつつも)自前の歌唱力で自分の曲をヒットさせている。
というより、そもそもドラえもんの主要5人は、
- 楽器も歌もてんでダメなドラえもん
- 音の外しっぷりという意味ではジャイアン以上(そもそも外していないが)に音痴であるのび太
- 下記のジャイアンに並ぶ破壊力を持つしずか
- 音こそズレないものの、いうまでもない破壊力を持つジャイアン
と、見事に音楽に関して大きな問題点がある人物が揃っており、スネ夫にだけはこれといった問題点を描かれた事が無いために良くも悪くも無個性に見えてしまうのだろう。
また、これはドラえもんとのび太にも言えることだが、ジャイアン、しずかは特に上記の問題が目立ち、それを自覚していないことも要因であろう。
そのためか音楽で相手に危害を加えることはなく、むしろ出木杉君らとともに劇中でもっとも周りの音楽による一方的な被害を受けている人物である。他のサブキャラクター共々「これでよく生きてられるな」「耳どうなってんだ」「聴覚が壊れないのが不思議」といった声も存在する。
ぶっちゃけ、これに関してはスネ夫は泣いていい。
関連イラスト
歴代担当声優一覧
日本テレビ版
テレビ朝日版第1期
肝付兼太※かつて日本テレビ版ではジャイアンを担当。
龍田直樹(一時代役)
関智一(2000年映画の幼少時代)※後にテレビ朝日版第2期でスネ夫の専属声優となる。
テレビ朝日版第2期
関智一
関氏が2021年11月25日に放送されたバラエティ番組『ニンゲン観察バラエティ モニタリング いい夫婦の日SP』にゲスト出演した際に、MCを務めるブラックマヨネーズの小杉竜一氏から、「スネ夫役をやって変わったことは?」と聞かれると、「スネ夫をやったおかげで、マンションのローンがすんなり組めるようになった」と告白し、スタジオを驚かせたエピソードがある。
人称・口調・口癖・呼称さ!(わさドラ版準拠)
一人称 |
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二人称 |
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口調 | |
口癖 |
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呼称 |
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関連人物への呼称さ!
関連人物 | 呼称と変遷 |
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ドラえもん | ドラえもん |
野比のび太 | のび太 |
剛田武 | ジャイアン |
源静香 | しずかちゃん |
出木杉英才 | できすぎくん |
ジャイ子 | ジャイ子・ジャイ子ちゃん(対面時) |
ドラミ | ドラミちゃん |
セワシ | セワシくん |
野比玉子 | (のび太くんの)おばさん |
野比のび助 | (のび太くんの)おじさん |
両親 | パパ・ママ |
先生 | せんせい |
関連人物からの呼称さ!
関連人物 | 呼称と変遷 |
---|---|
ドラえもん | スネ夫・スネ夫くん(対面時) |
野比のび太 | スネ夫 |
剛田武 | スネ夫 |
源静香 | スネ夫さん |
出木杉英才 | ほねかわくん |
ジャイ子 | スネ夫さん |
ドラミ | スネ夫さん |
セワシ | スネ夫さん |
野比玉子 | スネ夫さん |
野比のび助 | スネ夫くん |
両親 | スネ夫・スネちゃま |
先生 | 骨川 |
関連動画
関連タグ
スネオヘアー:スネ夫を命名の由来としている。
梓澤廣一:「PSYCHO-PASS」の登場キャラクターで、彼の住所と骨川家の住所が完全に一致している。また、その作品の舞台は2112年を舞台としていた。