ここでは映画版について記述する。原作版・アニメ版については「おばあちゃんのおもいで」を参照。
概要
2000年3月11日公開『ドラえもん のび太の太陽王伝説』の同時上映として制作されたアニメ映画。
てんとう虫コミックス第4巻「おばあちゃんのおもいで」を原作とする。
原作との主な違いは以下の通り。
- 現代パートでは、ジャイアンとスネ夫とパパも登場。
- 過去パートでは、過去のしずかも登場。
- 過去ののび太の大事なクマのぬいぐるみを現在ののび太が犬から取り戻し、そのぬいぐるみを過去のジャイアンとスネ夫が取り返す。
- ママがクマのぬいぐるみを直す。
- のび太がおばあちゃんのために、しずかに結婚を申し込むラストシーンがカット。
余談
幼いスネ夫を演じたのは、後に水田わさび版アニメでスネ夫を演じることになる関智一である。また、幼い のび太の声を演じた大本眞基子はのび太の最終オーディションに残っていた。もし仮にのび太を演じていたら、関と再共演した事になっていた。ちなみに大本は緊張していた時にのび太の声を演じた小原乃梨子から、「とってもいいわよ!そのまんまで。あなたは私なんだから」と声を掛けられ、おばあちゃんに正体を告げるのび太の演技に号泣しましたと語っている。
2020年に公開された『STAND BY ME ドラえもん2』は、このエピソードが原案になっている。