概要
1935年10月2日、東京府(現・東京都)出身。本名・戸部法子(とべのりこ)。芸名の由来はスカーレット・オハラから。
所属事務所は、劇団女優座→プレーヤーズ・センター→東京プロ→高松事務所→青二プロダクション(~1979年7月31日)→ぷろだくしょんバオバブ(1979年8月1日~2018年4月30日)→フリーランスを経て、2018年6月3日より、81プロデュース所属。
「ドラえもん」ののび太(テレビ朝日版、初代)や「アルプスの少女ハイジ」のペーターといった少年キャラから、ドロンジョに代表される「タイムボカンシリーズ」三悪リーダーような気が強くセクシーな美女、「うる星やつら」のおユキのように物静かなクールビューティー系まで、何でもこなす実力派の大御所。
このため「少年から美女まで」がキャッチフレーズだったが、本人は子犬役を演じたことがあるため、正しくは「子犬から美女まで」だとネタにしていた。
またのび太が代表作となる以前は、ジェーン・フォンダ、クラウディア・カルディナーレ、ブリジット・バルドーといったセクシーな美人女優の吹き替えでも有名で、TV番組に顔出し出演した際などは、司会者からバルドーの色っぽいセリフをリクエストされていた。
のび太役の交代後は、主に後進の育成のほかに子供たちへの絵本の読み聞かせなどのイベント活動・ボランティア活動に力を入れている。
余談だが、代表作である「タイムボカンシリーズ」のマージョがグロッキー・ワルサーがヘマをした際に放つ「スカポンタン」という言葉は小原女史の作った造語である。
台本にあった「バカ、ドジ、マヌケ」のセリフが表現的にきついということで、スカタン+アンポンタンから作られた。
知名度の高さから「ヤッターマン」のドロンジョのセリフとして認識されている。
「夜のヤッターマン」での出演では、部下達との共演は叶わなかった(たてかべ和也氏は逝去、八奈見乗児氏は長期休業)が唯一オリジナルキャストとして出演した。
2009年の実写版「ヤッターマン」ではたてかべ氏とアニメ監督の笹川氏と共にドロンボーのインチキ寿司屋の客としてカメオ出演している。
主な出演作
雪女@ゲゲゲの鬼太郎(第1期) | マリン@海底少年マリン | ひろしの母ちゃん@ど根性ガエル |
春日翔太@宇宙大帝ゴッドシグマ | ラブラブ@冒険コロボックル | ペーター@アルプスの少女ハイジ |
コナン@未来少年コナン | ダークバアヤ@Bビーダマン爆外伝 | 石田公一@サザエさん |
おユキ@うる星やつら | クイーンバタフライ@サラダ十勇士トマトマン | ボロンコ@ルパン三世PART2 |
野比のび太(初代)@ドラえもん(テレビ朝日版) | 野比玉子@ドラえもん(日テレ版) | カトリーヌ夫人@ラ・セーヌの星 |
タカシ@ザ☆ウルトラマン | セルジュ・バトゥール@風と木の詩 | ラグ@鉄腕アトム(第2期) |
リューズ@銀河鉄道999(劇場版) | 剛日吉@超電磁マシーンボルテスV | リー・カザリーン@超電磁マシーンボルテスV |
氷の女王(劇場版第1作を除く)@それいけ!アンパンマン | エマニエル・ポアロ@ルパン三世PART2 | ター坊@ハゼドン |
コウネッツ@超力ロボガラット | 神奈川健@魔法使いサリー | あやめ@ドンキッコ |
泥のメーテル@銀河鉄道999 | 黒バラ女王@それいけ!アンパンマン | バーバママ@バーバパパ(1977年版) |
ウィルバー@リトルルルとちっちゃい仲間 | ザクリーヌ@ルパン三世PART2 | クローディア・ラサール@超時空要塞マクロス |
テラル総司令@宇宙大帝ゴッドシグマ | セバスチャン@名犬ジョリィ | ミーメ@宇宙海賊キャプテンハーロック |
マチヤ@家なき子 | ワンサ@ワンサくん | ナンドバット@それいけ!アンパンマン |
エスピオナージR1@マジンガーZ | コンチェッタ(イラスト左)@母をたずねて三千里 | サーベラー@宇宙戦艦ヤマト2 |
ルビーナ女王@UFOロボグレンダイザー | シンドバット@シンドバットの冒険 | ミルクちゃん@チキチキマシン猛レース |
リッキー@クラッシャージョウ | ビアンカ@ビアンカの大冒険 | ノビスケ@ドラえもん(テレビ朝日版第1期・劇場版) |
以下、タイムボカンシリーズ
マージョ@タイムボカン | ドロンジョ@ヤッターマン | ムージョ@ゼンダマン |
アターシャ@タイムパトロール隊 オタスケマン | ミレンジョ姫@ヤットデタマン | ムンムン@逆転イッパツマン |
ヤンヤン@イタダキマン | ルージュ@タイムボカン2000 怪盗きらめきマン | |
関連タグ
声優 女優 ナレーター CV:小原乃梨子
10月2日(誕生日)
タイムボカンシリーズ 三悪
たてかべ和也 八奈見乗児