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ブンブンたいむ

ぶんぶんたいむ

「ブンブンたいむ」とは、「おかあさんといっしょ」の人形劇コーナー第7作目として放送されたである。放送期間は1979年4月~1982年3月。
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概要編集

同時並行で放送された『ミューミューニャーニャー』を除き、人形劇シリーズ歴代7作目にあたる。


前作『ゴロンタ劇場』が作者の山元護久の死去に伴い継続困難となった事で、急遽その後継が必要になって制作が決まった。『ゴロンタ劇場』の形式を引き継ぎ、開始から暫くは子供達と人形劇キャラクターが直接触れ合う形を採っていた。


しかし1981年4月からは、人形劇の公開形式が「子供達がいるスタジオで、子供達が見ている前で直に演じる」形式から、現在でもおなじみの「人形劇を別のスタジオで撮影する」形式に改められている。


制作の経緯から、ピンチヒッター的な性質を持って登場した可能性が考えられる。その事が放送期間3年という比較的短期での終了となった原因と関係している可能性があるが、『ゴロンタ劇場』とは異なり、終了の理由が公になっているわけではないので、あくまでも憶測にすぎず、確証は無い。


放送終了後も『ゴロンタ劇場』と共にファミリーコンサートにゲスト出演している。


CVは小原乃梨子(ブンブン)に山田康雄(つねきち)に肝付兼太(ごじゃえもん)というレジェンド声優陣による豪華キャストでもあった。

キャラクター編集

CV:小原乃梨子

本名「ブンブン・イザトナルトブン」。

本作の主人公である4歳になるレッサーパンダの男の子。一人称は「ボク」。

普段はおとなしいが、尻尾を踏まれると怒って強くなる。


「タヌキのブンブン」「アライグマのブンブン」と覚えられていることが少なくないが、正しくは「レッサーパンダのブンブン」である。


CV:山田康雄

本名「いなりやま つねきち」。番組内ではひらがなで名前が記されていた事が確認されているが、漢字を交えた「つね吉」と表記される資料も存在する。5歳になる狐の男の子。一人称は「あたし」「オレさま」。

ズル賢く、いつもあの手この手でブンブン達を騙しては、楽をしたり、自分だけ得をしようと目論む。そして痛い目を見る。

「わいわい」「~ってばさってば」といった、独特の口調でしゃべるのが特徴。


CV:肝付兼太

一人称は「アタイ」。3歳になる「おしらせどり」という鳥(?)の男の子。

口がメガホン状になっており、背中にネジを背負っているのが特徴。

語尾に「ごじゃる」をつけて喋る。

背中のネジが切れると、動きが極端に鈍くなったりする。

また、この時逆方向にネジを巻くと、「テケースタ」と叫びながら後ろ向きに走ってしまう。

放送開始直後は「おしらせどり」と呼ばれていたが、その後、一般公募で名称が募集され「ごじゃえもん」となった。


また、声を演じた肝付は次作の『にこにこぷん』で、袋小路じゃじゃまる役として出演した。


主題歌編集

オープニングテーマ「ブンブンたいむ」

作詞:舟崎克彦 作曲・編曲:越部信義 歌:小原乃梨子山田康雄肝付兼太

エンディングテーマ「ブンブンホイ」

作詞:舟崎克彦 作曲・編曲:越部信義 歌:宮内良奈々瀬ひとみ(1979年~1981年)、かしわ哲林アキラしゅうさえこ(1981年~1982年)、東京放送児童合唱団、ブンブン(小原乃梨子)、つねきち(山田康雄)、ごじゃえもん(肝付兼太

挿入歌編集

ブンブン・マーチ

作詞:舟崎克彦 作曲・編曲:越部信義 歌:ブンブン(小原乃梨子)

つねんぱNo.1

作詞:舟崎克彦 作曲・編曲:越部信義 歌:つねきち(山田康雄)

ごじゃえもんロック

作詞:舟崎克彦 作曲・編曲:越部信義 歌:ごじゃえもん(肝付兼太)

ブンブンえかきうた

作詞:鈴木悦夫 作曲・編曲:越部信義 歌:ブンブン(小原乃梨子)

つねきちえかきうた

作詞:鯨岡隆 作曲・編曲:越部信義 歌:つねきち(山田康雄)

ごじゃえもんえかきうた

作詞:鯨岡隆 作曲・編曲:越部信義 歌:ごじゃえもん(肝付兼太)

共演者編集

うたのおにいさん編集

4代目:宮内良(1979年~1981年)

5代目:かしわ哲(1981年~1982年)

6代目:林アキラ(1981年~1982年)

うたのおねえさん編集

13代目:奈々瀬ひとみ(1979年~1981年)

14代目:しゅうさえこ(1981年~1982年)

たいそうのおにいさん編集

8代目:瀬戸口清文(1979年~1982年)

身体表現のおねえさん編集

初代:馮智英(1981年~1982年)

司会のおにいさん編集

輪島直幸(1979年~1981年)

スタッフ編集

小ネタ編集

実は「ブンブンたいむ」の面々は、「おかあさんといっしょ」の人形劇キャラクターとしてはNHK紅白歌合戦に出演した回数が多く、キャラクター全員で第30回(1979年)・第31回(1980年)・第46回(1995年)の3回。また、ブンブン単身で第43回(1992年)に出演している。

2024年現在までに、「おかあさんといっしょ」の人形劇キャラクターで同回数出演しているのは「にこにこぷん」の面々のみである事を考えると、放送期間の割に出演回数が多いと言って良い。


  • 「おかあさんといっしょ」ファミリーコンサート

今ではおなじみの「ファミリーコンサート」。その公演が開始されたのは「ブンブンたいむ」終了から約3年後の1985年以降の事だが、本作の面々はこちらにも顔を出しており、1989年春の30周年記念コンサートに出演し「にこにこぷん」の面々と共演(なお、1989年は本作放送10周年でもある)。

また、同年秋のコンサート、1990年秋のコンサートにも出演している。


そして放送終了から30年後……編集

朝

突如、彼等はゆっくりした。


1995年3月19日に山田康雄が、2016年10月20日には肝付兼太が、2024年7月12日には小原乃梨子が逝去され、おかあさんといっしょ人形劇シリーズ作品としてはCVが全員鬼籍に入ることとなった最初の作品となってしまった。

関連タグ編集

NHK NHK教育 おかあさんといっしょ

人形劇(おかあさんといっしょ)

ブンブン・イザトナルトブン(ブンブン) ごじゃえもん いなりやまつねきち(つねきち)


ゆっくりした結果がこれだよ!!!:ゆっくりしていってね(ゆっくり)

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