概要
「おかあさんといっしょ」にて、2009年3月30日から2011年3月26日まで放送された人形劇。3人の小鬼、「ライゴー」「スイリン」「プゥート」が「ものものランド」を舞台にお天気の神様になる修行をするお話。
pixivでは、3人を擬人化したイラストも描かれている。
登場キャラクター
2年での終了
『にこにこぷん』や『ぐ~チョコランタン』等、長期間放送される作品が続いたおかいつの着ぐるみ人形劇であるが、2011年2月24日に『ポコポッテイト』に変更することが発表されて当作品はわずか2年で終了した。原因は諸説あるがNHK側とキャラクターデザイナー側とのトラブルが最も大きな理由である。
また登場時にキャラクターの色遣いや奇抜なデザインがあまりにもインパクトがありすぎ、子供向けとは思えないと言う視聴者のクレームがキャラクター発表時から多々あった事や、お天気の神様になる修行という子供達には理解しにくい内容であった事など様々な要因が重なり、終了せざるをえなくなったと思われる。
2023年現在、2019年8月に放送の『おかあさんといっしょ 60年スペシャル』の歴代人形劇紹介で取り上げられたことで話題となった以外ではファミリーコンサートはおろか、『ワンワンパッコロ!キャラともワールド』でもゲスト出演が実現していない。
主題歌
オープニングテーマ「モノランモノランのテーマ」
作詞:金杉弘子 作曲:斎藤ネコ
エンディングテーマ「あしたてんきにな~れ!」
作詞:日暮真三 作曲:赤坂東児
上記の通り、人形劇が短期間で終了したものの、エンディングテーマは次作「ポコポッテイト」、次々作「ガラピコぷ~」(2016年度のみ)でも引き続き、8年間に渡って使用された。
複数の人形劇で使用されたエンディングテーマはこれが初めて。(「にこにこぷん」時代の『まねっこぷん』と『さよならマーチ』、「ドレミファ・どーなっつ!」時代の『ドレミファ列車』と『スプラッピスプラッパ』、「ガラピコぷ~」での本曲と『べるがなる』のように、1作の人形劇に複数のエンディングテーマが放送されたのとは逆のパターンである。)
ハンドゲートは『ドレミファ列車』までと同じく人形劇キャラクターに戻っている。終わりの合図は『スプラッピスプラッパ』に引き続き「そろそろ、おしまーい!」で、一貫して横山だいすけが担当した。
このエンディングから、番組ロゴがおなじみの赤い雲の中に「おかあさんと(改行)いっしょ」となる。エンドテロップも中央寄りの位置からそれぞれの位置(番組ロゴが左上、「おわり 制作・著作 NHK」が右下)へズームインするスタイルに変更。2010年度途中には赤雲の黒縁が無くなり、「おわり」の字体が変更される微調整も施されている。
共演者
放送が2年間と短かったため、出演者は一切変更されなかった。
- 横山だいすけ(11代目うたのおにいさん)
- 三谷たくみ(20代目うたのおねえさん)
- 小林よしひさ(11代目たいそうのおにいさん)
- いとうまゆ(4代目身体表現のおねえさん)