ドレミファ・どーなっつ!
どれみふぁどーなっつ
「おかあさんといっしょ」にて、1992年10月5日から2000年4月1日まで放送された人形劇。
最後の1年間(1999年度)は後継作品『ぐ~チョコランタン』の前身作品『スプーとガタラット』をメインに2作が並行して放送されていた。
平成に改元してから開始した最初の人形劇作品に当たる。
放送期間は7年半と『にこにこぷん』『ぐ~チョコランタン』に次いで3番目の長さである。
「にこにこ島の近くにあるどーなっつ島が舞台」という設定があり、前作の『にこにこぷん』とは世界観を共有している。この為、ファミリーコンサート等では両作品のキャラが共演する事もあった。原作および脚本は、にこにこぷんの作者である井出隆夫氏。
メインキャラクターは、みど、ふぁど、れっしー、空男の4人。
放送終了後、『にこにこぷん』や『ぐ~チョコランタン』には多いゲスト出演は長らく無く、実質封印状態だった。これは、撮影で使われていた着ぐるみが、NHKスタジオパークで長く保存されており、撮影用の着ぐるみが1体ずつしかなかった事が原因である。
しかし2014年に『ワンワンパッコロ!キャラともワールド』内でみどとふぁどが14年ぶりに復活。2015年にはれっしーと空男が15年ぶりに登場し、次の回で4人揃っての再登場が実現。着ぐるみが新造されたことで客演がしやすくなったようで、その後も不定期でゲスト出演していた。
プードルの女の子。ふぁどとは双子で姉である。明るく元気。
趣味はスポーツでテニスが得意。4人のリーダー的存在。
挨拶は「チャオ!みどで~す!」
プードルの男の子。みどとは双子で弟である。気弱で大人しい。
みどとは対照的に運動は苦手だが、計算が得意。
哺乳ビンでミルクを飲むと哺乳マンというヒーローに変身できる。
挨拶は「やあ、ふぁどだよ。」
れおなるど・とびっしー(声:中尾隆聖)
カンガルーの男の子。元王子である。通称れっしー。
元王族という事もあって世間知らずでワガママだったが、仲間達と過ごす内に働き者になる。
詩を作るのが趣味で、自作の詩を書いた「れっしーさすらい詩集」という本を持っている。
挨拶は「ごきげんよう、元王子れっしーです。」
声を担当した中尾は前作「にこにこぷん」のぽろり役からの続投で、累計18年間「おかあさんといっしょ」に出演していた。
2022年4月より開始の人形劇「ファンターネ!」でアンモさん役として久々の登板となり人形劇出演通算3作目となった。
青井空男(声:青木和代)
ゴリラの男の子。気は優しくて力持ち。のんびり屋で滅多に怒る事がない。
母親がいないため家事が得意。
挨拶は「ジャンボ、おら、空男。」(「ジャンボ」はスワヒリ語の「こんにちは」)
オープニングテーマ「ドレミファ・どーなっつ!」
作詞:井出隆夫 作曲:乾裕樹
前作「にこにこぷん」と同じく、番組オープニングから接続する形で始まった。
オープニング映像は、1995年9月までのもの(前期)と、ハイビジョン化が始まった1995年10月からのもの(後期)の2種類がある。
1999年度はコーナーが中盤に移動したため、スプー仕様に刷新された番組オープニングとは接続しなくなり、当時のうたのおにいさん・おねえさんの杉田あきひろ・つのだりょうこによるキャラクターの名前の呼びかけから繋がるスタイルになった。
エンディングテーマ「ドレミファ列車」
1998年度まで6年半放送されたエンディングテーマ。
直前の体操(1995年度まで「ぞうさんのあくび」、1996年度から「あ・い・うー」)が終わった後、4人のうち1人がエンディングの音頭を取る。
みど・ふぁど「さあ、体操のあとは、『ドレミファ列車』!」
れっしー「はいはーい!お別れは、『ドレミファ列車』で楽しく行ってみよう!」
空男「さあ、体操のあとは、『ドレミファ列車』だよ!」
ハンドゲートは主にキャラクターが担当する。
終わりの挨拶は「はーい!もうすぐ終点!」で、当初の半年間は天野勝弘、1993年度以降は佐藤弘道が担当した。
番組終了の挨拶は「バイバーイ!」が多かったが、回によっては「またねー!」と言うこともあった。
地方収録では「どーなっつ」のメンバーはみどとふぁどのみ登場した。
備考
ドレミファ列車が放送されていた期間は、テロップなどの細かい変更点が多かった。
1992年度(開始当初)
最後に出る番組ロゴは画面右上から、左上に「おかあさん(改行)と(改行)いっしょ」、右下に「おわり NHK」とズームインする形だった。
ズームインのスタイル自体は前作「にこにこぷん」から引き継いでおり、2009年に次回作「ぐ~チョコランタン」が終了するまで続いた。
1993年度
出演者が速水けんたろう・茂森あゆみ・佐藤弘道に交代。最後の右下のテロップは、「おわり (上に)制作・著作 (下線が引かれて下に)NHK」に変更された。
1994年度
エンディングの出演者に松野ちかが加わる。テロップは前年度と同じ。
1995年度
「NHK」の局ロゴが「三つのたまご」に変更された。
1996年度
直前の体操が「あ・い・うー」に変わった。以後1998年度まで変更はなかった。
エンディングテーマ「スプラッピ・スプラッパ」
作詞:鈴木竹志 作曲:堀井勝美
最終年度にあたる1999年度は、コーナーは継続していたものの中盤に移動し、スタジオは次作「ぐ~チョコランタン」の主人公スプーが担当していたため、「どーなっつ」の4人はスタジオに登場しなくなった。
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ドレミファ・どーなっつ!のふぁどくんを視点にした短編小説です。どうして、ふぁどくんは哺乳ビンに愛着を持っているのかというのが、公式では分からないので、自分なりの解釈で書いてみました。 あくまでも、非公式設定という考えで見てください。 2018年7月9日 作成1,711文字pixiv小説作品