もしかして→関智一 ?
概要
1962年6月11日宮城県仙台市生まれ、栃木県真岡市出身。
81プロデュース所属。
1983年、駒澤大学在学中にラジオドラマでデビュー。
1989年、現在のEテレの音楽教育番組『ふえはうたう』でおにいさん役を実写で6年に渡り出演。
基本的に物腰の柔らかい男性やハスキーボイスの青年役の声が印象的である。
デビュー当初は熱血主人公や少年役が多かったが、キャリアを重ねるにつれて役幅が広がり、年齢を問わず役を受けるようになっている。
また若手の頃より洋画の吹替にも積極的に出演。
代表的な役として忍たま乱太郎の土井半助役が有名で、さらにNARUTOではうみのイルカを演じており、同じく忍者の教師かつ主人公の恩師役を担当している。
また、他者からの割を食った貧乏クジを引いているキャラを担当している事が多い。
舞台役者でもあり、そのキャリアの賜物からなのか活弁士のような口調で狂気じみた台詞回しも披露されている。
同業の親しい友人として松本保典、飛田展男、田中秀幸などがいる。
同姓・同業ということもあって、声優に詳しくない人からは後輩の関智一と間違われることもあるが、特に血縁関係はない。また、名は似ているとはいえ声質やそれによる役柄の傾向も異なる。(Fate/GrandOrderでは関智一、関俊彦の名前遊びもあってか関係性が深いモーツァルトとサリエリの役者として演じている)
出演作品のエピソード
教師役
長年担当している先の二役から、教師としての役が多く、そのイメージが強い声優として有名である。
仮面ライダー電王でのエピソード
特撮では仮面ライダー電王のモモタロス役でレギュラー出演を果たす。当時の時点で長いキャリアを誇っていたが、意外にも電王が特撮初出演にしていきなりの初レギュラーである。
このためノウハウがわからず最初は苦労したといい、最初のうちは他のイマジンのメンバーが早く現場入りすることを望んでいた。
しかし実際にイマジンが増えてみると当然モモタロスの活躍が減少し、自分の台詞も減ったことで、どこか寂しくなってしまったという。
この番組出演がきっかけで仮面ライダーキバの劇場版にも特別出演した。これは平成仮面ライダーシリーズのお約束(前作の出演俳優がカメオ出演する)であるが、声優で出演するのは珍しいことであった。
その他のエピソード
- ラジオのトークでは比較的温厚に話すものの、ラジオで悩み相談を受ける時は一転して一切遠慮なく素直な意見を言うことが多い。このことから辛口回答をする人物として有名であった。
- シャア・アズナブルのような仮面キャラがやりたい、と『ガンダムW』でゼクス・マーキスのオーディションを受けたが、実際にはオーディションで演じていないデュオ・マクスウェルを担当することになった。後に『ガンダムSEED』でクルーゼを演じ、更に『THE ORIGIN』では、我々の知るシャア=キャスバルとうり二つの「真のシャア・アズナブル」を演じている。こういった経緯を知っていたシャア役の池田秀一は、ガンダムのイベントの際に「(ORIGINの時は)あいつは俺の後継者かよ、と思いましてね」と半ばジョークのように発言している。
- デュオの乗機、ガンダムデスサイズの後継機であるガンダムデスサイズヘルを初めて見た際は外観のギャップが大きく、あまり良い印象を受けていなかった。これはクロークを纏っていた状態だったことからとのことで、開いたシーンを見て「まあいいでしょう」と納得したらしい。(緑川はそれを含めてデスサイズヘルには好印象を抱いていたようである)
- 2020年8月4日には新型コロナウイルスに感染したことを公表、同月14日に退院した。その後は重症化することもなく、無事に仕事復帰を果たしている。
主な主演作品
アニメ
フランク@遊戯王5D's
ノーマン・キングスタット@HIGHCARD
ゲーム
ドラマCD
リロイ・シュヴァルツァー@ラグナロク | 乱世狂刀@聖石傳説異聞 霹靂双星伝 | ジェイナス・カスケード@ワイルドアームズ アドヴァンスドサード |
ライエル@ハーメルンのバイオリン弾き(ドラマCD・劇場版) | 龍堂和御@HAUNTEDじゃんくしょん | |
吹き替え
エリック・ストルツ | エドワード(ジョニー・デップ)@シザーハンズテレビ朝日版 | 10代目ドクター(デイヴィッド・テナント)@ドクター・フー |
特撮
モモタロス@仮面ライダー電王シリーズ |