もしかして→関智一 ?
概要
81プロデュース所属。
同業の中尾隆聖と共に演劇団「ドラマティックカンパニー」を設立。(現在は解散)
既婚者で子供もおり、「わちゃわちゃんねる」の生放送では「タンゴ」という名前の雄猫も飼っている事が明かされた。
1989年、NHK教育(現在のEテレ)の音楽教育番組『ふえはうたう』でおにいさん役を実写で6年に渡り出演。
2020年には第15回「声優アワード」にて富山敬賞を受賞した。
基本的に物腰の柔らかい男性やハスキーボイスの青年役の声が印象的である。
デビュー当初は熱血主人公や少年役が多かったが、キャリアを重ねるにつれて役幅が広がり、年齢を問わず役を受けるようになっている。
代表的な役として『忍たま乱太郎』の土井半助役が有名で、さらにNARUTOでは『うみのイルカ』を演じており、同じく忍者の教師かつ主人公の恩師役を担当している。
また、他者からの割を食った貧乏クジを引いているキャラを担当している事が多い。
舞台役者でもあり、そのキャリアの賜物からなのか活弁士のような口調で狂気じみた台詞回しも披露されている。
同業の親しい友人として松本保典、飛田展男、田中秀幸などがいる。
同姓・同業ということもあって、声優に詳しくない人からは後輩の関智一と間違われることもあるが、特に血縁関係はない。また、名は似ているとはいえ声質やそれによる役柄の傾向も異なる。(『Fate/GrandOrder』では関智一、関俊彦の名前遊びもあってか関係性が深いモーツァルトとサリエリの役者として演じている)
基本的には物腰の柔らかい穏やかな人柄であり、『鬼滅の刃』で共演経験のある松岡禎丞や鬼頭明里などの若手声優からも「お茶目な優しい方」と口を揃えて評される事が多い。(三ツ矢雄二曰く「怖くないよあの人は。ちょっとドジなくらい」)
また非常に謙虚で礼節を重んじる性格であり、メディアなどでその場に居ない同業者の名前を出す際は、どれだけ歳の離れた自分よりキャリアが低い若手後輩であっても必ずと言って良いほど「さん」付けで呼んでいる。
当人の前でも「ちゃん」や「くん」付けで親しげに呼び、例え後輩であっても名前を呼び捨てにする事は無いに等しい。その威張らない暖かい人柄も当人の魅力の一つである。
大の酒好きでもあり、(森久保祥太郎氏曰く「怖くなったりはしないが酔うと変なスイッチが入る」)一時期はドクターストップをかけられる程飲んでいたという。
出演作品のエピソード
教師役
長年担当している先の二役から、教師としての役が多く、そのイメージが強い声優として有名である。
仮面ライダー電王でのエピソード
特撮では『仮面ライダー電王』のモモタロス役でレギュラー出演を果たす。当時の時点で長いキャリアを誇っていたが、意外にも電王が特撮初出演にしていきなりの初レギュラーである。
このためノウハウがわからず、その上野上良太郎役の佐藤健のための「ガイド音声」も収録しなければならないなどあれやこれやと仕事を注文されたため、最初は苦労したといい、最初のうちは他のイマジンのメンバーが早く現場入りすることを望んでいた。
しかし実際にイマジンが増えてみると当然モモタロスの活躍が減少し、自分の台詞も減ったことで、どこか寂しくなってしまったという。
この番組出演がきっかけで『仮面ライダーキバ』の劇場版にも特別出演した。これは平成仮面ライダーシリーズのお約束(前作の出演俳優がカメオ出演する)であるが、声優で出演するのは珍しいことであった。
その他のエピソード
- ラジオのトークでは比較的温厚に話すものの、ラジオで悩み相談を受ける時は一転して一切遠慮なく素直な意見を言うことが多い。このことから辛口回答をする人物として有名であった。
- 「シャア・アズナブルのような仮面キャラがやりたい」と『ガンダムW』でゼクス・マーキスのオーディションを受けたが、実際にはオーディションで演じていないデュオ・マクスウェルを担当することになった。後に『ガンダムSEED』でクルーゼを演じ、更に『THE ORIGIN』では、我々の知るシャア=キャスバルとうり二つの「真のシャア・アズナブル」を演じている。こういった経緯を知っていたシャア役の池田秀一は、ガンダムのイベントの際に「(ORIGINの時は)あいつは俺の後継者かよ、と思いましてね」と半ばジョークのように発言している。
- デュオの乗機、ガンダムデスサイズの後継機であるガンダムデスサイズヘルを初めて見た際は外観のギャップが大きく、あまり良い印象を受けていなかった。これはクロークを纏っていた状態だったことからとのことで、開いたシーンを見て「まあいいでしょう」と納得したらしい(緑川はそれを含めてデスサイズヘルには好印象を抱いていたようである)。
- 過去には深見東州監修のアニメ神頼みシリーズでは近所の少年や青年を担当してたがその姿を見るとまるでガンダムシリーズや忍たま乱太郎、スーパー戦隊、仮面ライダー、プリキュアシリーズのイケメンにも出てくるような雰囲気でこれが後にポプテピピックでも中の人含む類似ネタで話題になる。
- CDシアタードラゴンクエストで、ドラゴンクエストⅠの勇者にあたるアルフを、そして『ディシディアファイナルファンタジー』でも『ファイナルファンタジー』の主人公にあたる「ウォーリアオブライト」を演じており、ドラゴンクエストシリーズとファイナルファンタジーシリーズの両方で「最初の勇者」を演じることとなった。
主な出演作品
アニメ
イラスト未確認
セオドール=マクファーレン@七つの魔剣が支配する
ナレーション@るろうに剣心(2023年度アニメ)
近所の少年、青年@アニメ神頼みシリーズ
カルー@俺は全てを【パリイ】する
ゲーム
ドラマCD
リロイ・シュヴァルツァー@ラグナロク | 乱世狂刀@聖石傳説異聞 霹靂双星伝 | ジェイナス・カスケード@ワイルドアームズ アドヴァンスドサード |
ライエル@ハーメルンのバイオリン弾き(ドラマCD・劇場版) | 龍堂和御@HAUNTEDじゃんくしょん | |
吹き替え
エリック・ストルツ | エドワード(ジョニー・デップ)@シザーハンズ(テレ朝版) | 10代目ドクター(デイヴィッド・テナント)@ドクター・フー |
スケアクロウ(キリアン・マーフィー)@バットマンビギンズ(日テレ版) | ランドール・ディッシャー(ジェイソン・グレイ=スタンフォード)@名探偵モンク | クロウリー@グッド・オーメンズ |
特撮
その他
ぶるーく@天才てれびくんYOU