概要
テレビ本編とは繋がらないパラレルワールドとなっており、設定も所々違う。
お笑いトリオ・ネプチューンの堀内健が仮面ライダーアークを演じることで話題となった。その他ゲストとして、タレントのギャル曽根、前作『仮面ライダー電王』のイマジン声優陣が顔出しで出演している。
同時上映は『炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!劇場BANG!!』、
及び、短編映画『モモタロスのまっかっか城の王』。
TV版との違い
- 作中で音也とゆりが2008年にタイムスリップしている。したがって、龍騎やブレイドのような「TV版からの分岐」ではなく完全なパラレルストーリーとなっている。
- 既に渡は素晴らしき青空の会に入っており、キバであることを青空の会の面々にも知られている。
- アームズモンスター三人衆は映画が始まる前に渡と対面している。
総じて、人間関係がギクシャクしがちだったテレビ本編に比べて、紅渡と周囲の関係は非常に良好。
あらすじ
都内の博物館に運ばれる予定のオブジェから、突如として謎のモンスター・マミーレジェンドルガが封印を解かれ、脱走した。駆けつけたイクサを一蹴し、マミーレジェンドルガは呟く。
「俺が復活したということは、あの方の目覚めも近い…」
翌日、関東西刑務所から、凶悪犯杉村が脱走。杉村は名護の追跡を振り切り、渡の通う高校に逃げ込むが、渡と名護の活躍により無事捕縛される。
だが杉村を刑務所に護送する最中に、2体のレジェンドルガがパトカーを襲撃。名護はイクサに変身し、駆けつけた渡もキバに変身してレジェンドルガを迎え撃つが、そこに突如白峰天斗/仮面ライダーレイが登場しレジェンドルガを撃退。
あっけにとられる渡と名護の前で、白峰は世界に危機が迫っていることを告げるのだった。
主な登場人物・ライダー
本作オリジナル
モンスターハンター組織「3WA(ワールド・ワイド・ウィング・アソシエーション)」に所属する青年。昔の同僚である名護からは苦手意識を持たれている。
余談だが、演者の山本氏とスーツアクターの永徳氏は後にテレビ本編で全く別人の登太牙/仮面ライダーサガを演じている。
22年前から容姿が変わらない謎の死刑囚。レジェンドルガの王である仮面ライダーアークに変身する能力を持つ。
机なつき
演:岡本玲
渡が入学した森羅高等学校で、席が隣になった少女。
机なつみ
演:杏さゆり
過去編に登場するバイオリニスト。なつきの母親で芸名は榊原とわ。
本編からの登場
主人公。テレビ本編と違いキバに変身することは周知されており、名護や恵達と共闘している。
民生委員の計らいで高校に通うこととなる。
渡の父親。ゆりと共に2008年へ訪れ、父子対面を果たす。
演:加藤慶祐/SA:岡元次郎
テレビ本編と違い、渡=キバに敵対心を持っておらず共闘している。かつて3WAに所属していた頃の同僚、白峰に苦手意識を持っている様子。
ネットムービー
本作より映画と連動したネットムービーの配信が開始された。
タイトルは『ネット版 仮面ライダー裏キバ 魔界城の女王』。全5話。
劇場版本編と並行して見えるが実際はほとんど関係ないコメディ。キバットが探す「魔界城の女王」の正体とは……!?
関連タグ
BUNBUN!BANBAN!劇場BANG!!:同時上映のスーパー戦隊映画
俺、誕生!→魔界城の王→オールライダー対大ショッカー