プロフィール
略歴
本名は木下鳳華。
1980年(昭和55年)、16歳のときに井筒和幸監督の映画『ガキ帝国』のオーディションの新聞広告を見て応募し、合格。同作品で俳優デビューする。吉本新喜劇の団員だった時期もあった。
当初はVシネマを中心に活動していたが、業界関係者やプロデューサーなどの飲み会に積極的に参加し、名刺を配るなどして人脈を広げた。また、あえて才能のある後輩を紹介することで関係者の信頼を徐々に獲得していった。2014年放送のドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』は、配布した名刺がきっかけで出演することとなったという。そして同年放送開始の『痛快TV スカッとジャパン』で演じた「イヤミ課長」がブレイク。決めゼリフの「はい論破!」は2015年の新語・流行語大賞の候補50語にノミネートされた。
2022年3月31日号の週刊文春にて、木下ほうかの「性加害」を2人の女優が告発した。所属事務所からマネジメント契約を解消され、無期限活動休止を発表した。そのため、これまで出演したドラマの再放送・配信が困難となり、ドラマ『七人の秘書』第4話は再放送・配信媒体では事実上欠番扱いとなっており、映画『七つの会議』も騒動後の放送では出演シーンがカットされた。また、放送直前だったドラマ『正直不動産』も編集により出演シーンがカットされた一方、WOWOWのドラマ(『今どきの若いモンは』『異世界居酒屋「のぶ」』)はカットされずに放送された。
人物
「意地悪」な悪役や「気持ち悪い人」を演じることが多いが、本人は「好感度が上がる役をしたい」と言っていた。
大学生時代から交際していた女性に白血病で死なれて以来、長年独身を貫いている。
献血が趣味。上記の女性が骨髄性白血病で亡くなったことから骨髄バンクに登録し、実際に患者に骨髄を提供するドナーとなったことがあり、ACジャパンの骨髄バンク支援CMに起用された。