「よっしゃぁ!キバっていくぜえ!!」
CV:杉田智和
概要
代々ファンガイアに仕える事を使命とするキバット族の名門、キバットバット家出身のモンスター。(本人曰く『そこそこ有名なとこ』らしい)
父にキバットバットⅡ世、息子(恐らく)にキバットバットⅣ世がいる。
(ちなみにI世はダークキバの一件でキングと一緒に死亡したと思われる)
ご存知相棒・紅渡の腕に噛み付いて魔皇力を注入し、キバの鎧を装着させる変身アイテムであり、フエッスルやアームズモンスターの使用など、戦闘の要として活躍する。
体当たりでファンガイアを怯ませたり突き転がしたりするなど、ちんちくりんな見た目に反して腕っぷしは強く、ベルトめがけて突き刺してきた敵の剣を口でキャッチしたりとかなり器用。爪の握力は500㎏、アゴの力は5tに達する。
自分より巨大なモンスターを何体も使役したり、飛翔態の暴走を抑え込むなど、潜在能力は未知数。
陽気かつ気さくでおしゃべりな性格で、人間に対しても友好的だが、他のモンスターは単なる道具としか見ていない節がある。馴れ馴れしく接してくるタツロットは特にウザがっている。
渡とは幼い頃からの付き合いで、明確な主従関係にあるが、その接し方は気の置けない対等な友人そのもので、本人達の認識も実際その程度である様子。ただし渡が内向的なこともあって少々過保護の気がある。
音楽や絵画などの芸術に堪能で、やたら蘊蓄を披露してくる。番組が終盤に差し掛かるまでは本編冒頭でよく豆知識を披露していた。
好みのタイプはアメデオ・モディリアーニ作のジャンヌ・ダルクの肖像画のような首の長い女性(理由は血を吸いやすそうだから)。似ている麻生恵のことは「モディリアーニの姉ちゃん」と呼んでいる。
仮面ライダーディケイド
「キバの世界」で登場。ファンガイアの王子ワタルをキバに変身させる。しかし先代の王・ビートルファンガイアに操られて悪用されてしまう。
妹にキバーラがいるが、兄であるⅢ世はどこの世界の存在なのか不明である。
余談
目を凝らして見てみると分かるが、渡がキバットを手に持って変身する際、渡の腕に噛み付く時のみ、玩具のDXキバットベルトと同じように頭頂部に口を開ける為のスイッチがあることが確認できる。
これは噛み付くシーンで使われるキバットのプロップがDX玩具の試作品の改造であるためで、ベルトに装着するシーンのキバットはプロップが変わるので上記のスイッチはない(ちなみに装着する方のプロップはかなり大きい)。
後に杉田氏は『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン』でシャドウイマジンを担当し、『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』の日本語吹き替え版では仮面ライダーストライク(KRDK版王蛇)、『仮面ライダー鎧武』ではデェムシュを、『仮面ライダージオウ』では仮面ライダーギンガを担当している。しかも仮面ライダーギンガについては登場した回がキバ編であり、公式サイトでも意図的なキャスティングであることが語られているが、キバットとしての出演でないことを一部のファンからは悲しまれている。
関連タグ
仮面ライダーキバ 紅渡 アームズモンスター キバーラ 杉田智和
ベルトさん:『ドライブ』に登場する、同じく意思を持ち人語を話す変身アイテム。
ユルセン:『ゴースト』のマスコット。主人公の傍をふよふよ飛び回り、助言をする点で共通する。
ゴーフォン、キュアモ:同時期のニチアサ作品における変身アイテム。
主役ライダー変身アイテム
ライダーパス/デンオウベルト→キバットバットⅢ世/キバットベルト→ディケイドライバー