概要
死んだファンガイアたちのライフエナジーを集結させ融合させることで生み出される巨大なオーラ集合体であるリビングデッドのような巨大な姿をした怪物。
各個体によって体の色が違っており、通常のファンガイアと同様にステンドグラス状の体組織で覆われているという特徴を持つ。
シャンデリアのような機械仕掛けの城塞のような姿をし、体の各部分に複数の隠し腕と複数のレリーフのような顔が彫刻が施された美しくも不気味な形状をしているほか、長く突き出た首の先には獣の骸骨のような形の顔があり、羽の形をした髪型は顔を覆い4つの光る目のようなものを隠しているという姿をしている。
自然発生する事は基本的にはなく(ただし別世界では普通に自然発生している)、チェックメイトフォー等の力ある高位の位の者や術式を理解しているファンガイアの手によって召喚される存在であり、術式によって復活したファンガイア達同様に明確な意思を持っておらず、召喚者の意のままに行動するゴーレムのような存在であり、召喚者がサバトを生み出す前後の過程で命を落とした場合は暴走し、ただ破壊本能のままに暴れ回るバーサーカーと化す危険性を秘めている。
なお、ファンガイアの王・キングは“キャッスルドランの身体と強制的に合体させ、凶暴化させる”という手段の為に召喚している。
ちなみにキャッスルドランに食されたライフエナジーはサバトを生み出すための材料にはならない。
劇中登場した個体
第8話に登場する劇中初めて登場したサバト。召喚者は犬飼伯爵事、プローンファンガイア。
詳しくは該当記事を参照。
- サバト(オレンジVer)
第16話に登場。チェックメイトフォーのルーク・ライオンファンガイアが地の底に眠る同胞たちの魂を元に生み出した存在でキバがライオンファンガイアの攻撃で大ダメージを負い、その影響の為に力を発揮できない状態のキャッスルドランと交戦するが、最後はそこに乱入して来たパワードイクサーの爆撃ポッドの攻撃を受け爆散した。
- サバト(イエローVer)
第20話に登場。イクサの『イクサ・ジャッジメント』を喰らい瀕死の重傷を負ったレディバグファンガイアが最後の力を振り絞って自身の魂を暴走させて生み出した存在で、レディバグファンガイアの怨念が乗り移ったかのように暴れ回りパワードイクサと激戦を繰り広げる。
最後はキバの操るキャッスルドランとイクサの繰るパワードイクサが合体連結し協力体制に入った2人の攻撃に怯んだ所に『ダークネスムーンブレイク』とイクサの『ライダーキック(仮称)』を喰らい倒された。
- サバト(パープルVer)
第45話に登場。チェックメイトフォーの1人にしてファンガイア族の王・キングが過去に斃されたファンガイアたちの魂を集めて誕生させた存在。
キャッスルドランと強制的に連結し、下腹部から植物の根のような物を伸ばしてドランのコントロールと奪い取ると凶暴化させ、音也が変身したダークキバを攻撃させる。
最後は飛翔態に変身したキバに右腕を切り落とされた所にエンペラーフォームにフォームチェンジしたキバの『ファイナルザンバット斬』をコアに受け爆散消滅する。
余談
当時は"プローンファンガイアが召喚した個体"のみを「六柱のサバト」としていたが、後に公開された仮面ライダー図鑑では第16話以降に現れた個体を含め、"ファンガイア由来のオーラ集合体の怪物"の総称が「六柱のサバト」になっている模様。
仮面ライダーウィザードで同名の儀式が行われた影響だろうか?(なお元ネタ的にはウィザードの方が適当である)
関連タグ
プローンファンガイア レディバグファンガイア ライオンファンガイア バットファンガイア