「俺は俺に罰を与える」
CV:高原知秀
概要
真名:天地開闢。産声と怒号を聞きながら
チェックメイトフォーの一人であるルークの怪人態。
ビーストクラスに属するライオンを彷彿させる容姿で、城壁を模した鎧のような強靭な皮膚と怪力、指先のロケットクローを武器に戦う。また死んだファンガイアのオーラを集めてサバトとして召喚する事もできる。
戦闘力は極めて高く、紅音也が変身したイクサセーブモードとアームズモンスター三人衆相手に4対1でも圧倒する程に強い。
本来は身の丈程の棍棒を武器に持っているが、作中では未使用。後にビショップが蘇らせた再生ファンガイア軍団の中の個体が使用している。
チェックメイトフォーとしての使命はキングの護衛とライフエナジーを奪い合う他種族の殲滅だが、現在ではもう障害となり得るような他種族がほぼいないのとキング自身の戦闘力が護衛が不要なくらい高い為に基本的に自由に行動している。
というか初期の頃や過去編では圧倒的な強さを見せていたルークだが、現代編で後にエンペラーフォームやライジングイクサといった強化形態が登場すると途端に圧倒されるようになり、チェックメイトフォーとしてはその実力にはやや疑問符がつく。
実際に後に登場した他のチェックメイトフォーのメンバーはキングやクイーンは勿論だが、明らかに戦闘向きではないビショップもライジングイクサと真正面から渡り合える程の実力を見せている(そもそも彼等は一様に魔力を用いた特殊な攻撃能力を持っており、そういう技もなくほぼ持ち前のパワーだけで戦っていたのはルークのみである)。
ぶっちゃけ、終盤に登場した一部の一般ファンガイアの方が強いのではないかと指摘される事も多く、少なくともキングの護衛役としては完全に不要なレベル。これはメタ的に言えばインフレに置いて行かれたとも言える。
キャラや来歴についてはルークの該当項目を参照。
その他の出演
小説仮面ライダーキバ
麻生ゆりの母を殺害したファンガイアとして登場。なお、チェックメイトフォーの設定は存在しない。戦闘力も高く、素晴らしき青空の会のハンターを何人も返り討ちにしている。
こちらの詳細もルークの該当項目を参照。
仮面ライダーディケイド
「キバの世界」で登場。『キバ』のルークとは別人。
ワタルに仕える親衛隊の一人。女性を襲っていたところを門矢士に見られてそのまま倒された。
しかし、肝心の女性はファンガイアと人間の共存を目指す中で人間を襲おうとしたファンガイアであった。
それを処刑しようとしたのを事情を知らない士が目撃し、「人間を襲おうとした」と勘違いしていたゆえの悲劇だった。
レッツゴー仮面ライダー
ショッカーの怪人軍団として登場していた。
余談
演者の高原知秀氏は超星神グランセイザーにて松坂直人/セイザータウロン役を演じた。
ライオンモチーフの怪人は前作の『仮面ライダー電王』に登場したレオイマジンとアルビノレオイマジン以来となる。また裏モチーフはドードー鳥。絶滅種モチーフが他種属殲滅担当とはなんたる皮肉であろうか?