概要
ファンガイアの頂点に君臨する最強たる四人の実力者達の総称。チェスによる詰め「チェックメイト」が名前の由来である。
かつてファンガイアが13大魔族の頂点に立つべく、種族の統率を図る為に四天王制度を設立したのが始まりで、それが発展して現在のチェックメイトフォーとなった。
選ばれたメンバーの共通点として、人間態の時は掌か手の甲のどこかに自身の称号となる薔薇で飾られたデザインの紋章が刻まれており、怪人態では体の一部に石膏像の様な同様のデザインのパーツが現れている。
ファンガイア皇帝にして頂点である「キング」、同位置にしてその妃たる「クイーン」、キングらに仕える側近かつ参謀の「ビショップ」、キングらの護衛の「ルーク」の4名からなる集団で、ビショップとルークは同じ地位にある。
ファンガイアにおいては大変に名誉ある神聖な称号とされているが、その継承を拒絶し続けたり、称号に相応しくない行動をすれば、同朋の手によって処刑される運命を辿る事となる(剥奪で済むケースもあるが、ファンガイアの力も失い生き地獄を味わう羽目になる)。
彼等のチェックメイトフォーとしての力と資格は、持ち主が死ぬ・称号が剥奪される等しても、別の存在に引き継がれる。一方で、劇中ではルークの死後もその後釜は現れなかったので、継承のペースについては謎である。
継承については、予めビショップが候補者を選出しており、その中から幾つかの基準を満たした者が選ばれ、選ばれた者の掌か手の甲にその証たる紋章が出現するとされている。ただし、その選定が誰のどういう意思で行われているのかは不明。
一方で、キングのみは例外として世襲制であり、正統なる血縁者にのみ左右どちらかの手の表裏にキングの紋章が発現するので、血液者以外は最初からキングの資格を持たない。
ちなみに紋章を発現した者は、それを運命として本人の意思に関係なく、地位を継承しなければならない。
なお作中未登場だが、キング付の王室技巧匠である双子の兄弟がキング専用の三つの鎧を開発。その手腕から「ナイト」と「ポーン」という、チェックメイトフォーに次ぐ名誉ある称号を与えられた事がある(小学館『仮面ライダーキバ超全集』より)。
ちなみに何故技巧匠に「ナイト」や「ポーン」という称号が贈られたのかは謎。
メンバー
- キング
ファンガイアの長。ファンガイアに対立・脅威の元を生み出す可能性がある者・種族を始末する役割を持つ。専用の鎧を継承し、それを装着できる権限を持つ。
また、継承者がその力を完全にものにしていないと、キャッスルドランは制御しきれない状態となる。
現代:登太牙/怪人態は不明
一時的に紅渡がキングを名乗った事もある。
- クイーン
キングの妃。キングと婚姻関係となり次代キングを生む存在で、加えて人間を愛した裏切り者のファンガイアを処刑する役割を持つ。
- ビショップ
参謀。他のメンバーの継承の管理やチェックメイトフォーとしての使命の遂行を促し、その為に必要なファンガイアの監視及び情報提供をする役割を持っている。
- ルーク
護衛。他種族の殲滅や同胞の反乱分子の鎮圧等を行う役割を持つ。ただし、過去編の時点で殆んどの他種族が既に絶滅しており、かつキング自身が護衛が不要な程に強い為に、劇中ではほぼ果たすべき役割は存在しない。
その為、基本的には自由に活動している模様。
チェックメイトフォー候補者
かつてチェックメイトフォーの有力候補だったが、結局本人の強すぎる野心故に選ばれなかった人物。ちなみにその能力からして、彼はルークの候補だったと思われる。
『仮面ライダーディケイド』
キバの世界でのキングはビートルファンガイア、ライダー大戦の世界でのクイーンはソーンファンガイアが登場する。
なお、チェックメイトフォーに関しては言及されておらず、キングとクイーン以外の地位については不明。
関連タグ
仮面ライダーキバ ファンガイア 仮面ライダーサガ 仮面ライダーダークキバ