概要
「闇」「死」「欲望」「裏切り」…など、ダークなトーンの『Fate』。
「光」「夢」「希望」「友情」…など、ブライトなトーンの『プリキュア』。
「手品」ではない本来の「魔術」が存在する前者と、広義の「魔法少女」の活躍を描く後者。
似て非なる世界観を持つ両シリーズではあるが、探せばやはり共通点は存在する。
ちなみに『ふたりはプリキュア』は2004年2月1日放送開始、『Fate/staynight』は2004年1月30日発売と僅か二日違い。しかもアーチャー召喚日は設定上は2004年2月1日で全くの同日である。(※)
※『Fate/staynight』はシステム上、日の出から翌日の日の出ごろまでは同日の出来事として扱われるため、データ上は1月31日の出来事として扱われているが、実際は2月1日の午前1時の出来事である。
主なネタ
外の人繋がり
中の人ネタ
エリザベート・バートリーと調辺アコ/キュアミューズは中の人が同じ大久保瑠美であるが、ミューズは名の由来が音楽の女神の名前であるのに対し、エリザベートは自分のために歌う時のみ音痴であるというギャップがある。
モードレッドと紅城トワ/キュアスカーレットは中の人が同じ沢城みゆき、イメージカラーが赤、王の子供である共通点を持つが、モードレッドはオレっ娘で雷属性、トワはお嬢様系で炎属性という違いがある。
2022年現在、毎年恒例の経験値氏原案のコハエース関連イベント通称「ぐだぐだイベント」において毎回様々な女性サーヴァントが登場するが、ほぼ全員の中の人がプリキュアの変身者だったりする(例:沖田総司/キュアグレース、織田信長/キュアエース、お竜さん/キュアマジカル、長尾景虎/キュアブロッサム、卑弥呼/キュアアムール、出雲阿国/キュアコスモ)。なお、2022年では現時点プリキュア変身者関連新キャラは出なかったが、代わりに今回のイベント新規追加キャラ2人(山南敬助、千利休)は逆にプリキュアのラスボスポジションを務めることになった(しかも阿国と利休の2人は同じ作品)。
『Go!プリンセスプリキュア』ではゲストキャラを含め『Fate』シリーズ出演者が多く、次回作『魔法つかいプリキュア!』でも更に増えていくことになった。
特に『Go!プリ』では、プリキュア2名と妖精1名がバーサーカー役の経験者となった。
『魔法つかいプリキュア!』はプリキュア初の魔法をテーマにした作品であるため、『プリズマ☆イリヤ』と共通点が多く存在している。現在プリキュアメンバーの声優3名全員、三幹部全員が『Fate』出演者で他にも出演者がいる。
2018年1月6日当時、クラスアルターエゴのサーヴァントは全てプリキュア声優が担当していた。
また、男性アルターエゴもプリキュア出演者であり、このエクストラクラスだけでほぼプリキュアの主要ポジションが揃っている。
またアルターエゴ・サクラファイブは現在3名のCVが実装されておりその全員がプリキュア声優。残る2名もプリキュア声優になるのではないかと予想されている。
その他共通出演者については下記の一覧を参照。
その他
2010年のエイプリール企画で中の人繋がりでキュアマリンのコスプレをした美綴綾子が登場。
2013年エイプリール企画「路地裏さつき」にて登場した神風魔法少女ジャンヌは、そのコンセプトがキュアでピースで真っ黄色と、キュアピースを元にしていた。
……その半年後、ジャンヌ役の坂本真綾とキュアピース/黄瀬やよい役の金元寿子は、同じ型月原作の劇場アニメ『空の境界 未来福音』にて、親子役で共演する事になる(ちなみに『未来福音』のアニメ化も、元は2009年のエイプリール企画だったりする)。
そして坂本が『Go!プリンセスプリキュア』に北風あすか役で出演すると、呼応するかのように金元は『Fate/GrandOrder』(次項参照)にエレナ・ブラヴァツキー役で参戦…どこまでも縁のある2人である。
『Fate/GrandOrder』のクリスマスイベント『ほぼ週間 サンタオルタさん』にて息がぴったりなサンタオルタとジャンヌ・オルタのWオルタに主人公が「二人はオルタちゃん」と言うシーンがある。おそらく元ネタは『ふたりはプリキュア』。
『スマイルプリキュア!』のキュアビューティが43話にてある固有結界と似た技を披露した。
- ギルガメッツ
『魔法つかいプリキュア!』に登場するガメッツを演じる中田譲治氏は『Fate』ではお馴染みの言峰綺礼を演じているが、ガメッツ初登場回ではプリキュアに敗北後「おのれ、おのれ、おのれ・・・」を連呼。さらに本人のTwitterから狙っていた可能性が高い。
- 護法少女 鬼救阿
元々は「神秘の国のONILAND!!〜鬼の王とカムイの黄金〜」において、茨木童子が朝テレビでやっている魔法少女アニメにはまったことがきっかけ。その時酒呑童子がある発言をしたことがきっかけで魔法少女ならぬ護法少女となった。もちろん後述のように中の人的には酒呑はプリキュア、茨木は妖精なのだが。
と、ここで済めばいいものを、なんと『Fate/GrandCarnival』で映像化、タイトル名もまんまの状態になっただけでなく、BGMも『カーニバル・ファンタズム』から続投の高梨康治によるおもいっきりキュアメタルなものが作られる始末であった。
共通出演者
- サーヴァント、プリキュア、メインキャラクターの妖精は太字、プリキュアの敵キャラクターは斜体字で表記。
- 派生キャラクターは一部のみ記載。
- 原則として、固有名のあるキャラクターに絞って列挙する。その為、実際の共通出演者はもう少し増える。
※1:『Fate/Grand Order』及びその関連作品の主題歌も担当。
※2:『ヒーリングっど♥プリキュア』~『デリシャスパーティ♡プリキュア』・『プリキュアオールスターズF』でも楽曲を担当。
※3:劇場版『神聖円卓領域 キャメロット』後編の主題歌も担当。
※4:『ふたりはプリキュア』第45話の挿入歌も担当。
その他共通項
Fateシリーズ | プリキュアシリーズ | |
---|---|---|
制作 | ||
スタジオディーン |
| 『キボウノチカラ〜オトナプリキュア‘23〜』 |
関連イラスト
なにげに色が合っている。
怒らせると「エヌマ・エリっしゅ!」が。
サニカンダルさんの存在感は異常。
関連タグ
Fateシリーズ プリキュア
版権クロスオーバー
Fateシリーズのコラボタグ一覧 プリキュアシリーズのコラボタグ一覧
キュアフェイト:似て非なるもの
仮面ライダーFate・Fate/Sentai:ニチアサ繋がり。