概要
ぐらさんいわく「一年中お祭りをしている妖精の国」。
その発言通り、国内では1年中音楽祭が行われている。特に「守り神」とされるドラゴンのために行われる「春のカーニバル」が最も盛大なものとなっており、最高の歌とダンス目当てに世界中から妖精たちが集まる。
地球上にあるのか、異世界にあるのかは明言されていない。
島国あるいは半島のような外観であり、周辺に海が広がっている。また、複数の虹が常に出ている。
王族が住まう城のほか、大きいドーム状の施設がある。
他国人が王様からお祭りに招待されることがあり、ぐらさんとリボンからは「すっごく名誉なこと」とされている。
招待された者は招待状が変化した馬車、魔法の絨毯、機関車、気球、鳥などで出迎えられる。
ぐらさんの前述の発言通り、大多数の国民たちは妖精の姿をしているが、王族や大臣は人間の姿をしている。
本映画での春のカーニバルではオドレンとウタエンに同国が乗っ取られたことやそれが引き金になったドラゴンの暴走というアクシデントがあったが、プリキュアの尽力により成功のうちに終了することができた。
絵本版では明確に島国として描かれている。はるか達が入国する際のアングルでは、お城とドームと尖塔しか建物がないように見えるが、オドレンとウタエンと出会うページでは民家が描かれている。
他国人からの知名度
日本の一般家庭の娘であるめぐみ、ゆうこ、いおなは招待状を貰うまで「ハルモニア」という国の存在すら知らなかった。
その一方、同じ日本人でも所謂セレブであるみなみときらら、ノーブル学園で高度な教育を受けているはるかが「ハルモニア」と聞いた際の反応は描写されておらず、彼女達がこの国のことを知っていたのかは不明である。
日本と同じく地球上の国であるブルースカイ王国では、13~14歳の王族なら既に勉強していることらしいのだが、当代の王女であるひめはそのことをすっかり忘れていたようで、リボンに「前にお勉強したはずですわ!」と怒られていた(それに対してひめは「そうだっけ?」と返した)。
異世界の国であるホープキングダムでは、パフアロマとがハルモニアのことや、王様から招待される事の重大さを知っていた。ただし、この兄妹は未だ子どもではあるが王家に仕えるための教育を受けていたため、一般的なホープキングダム人がこの国のことを知っているのかは不明。
なお、上述の妖精4名も「ハルモニアの大臣の顔と名前」までは知らなかったらしく、オドレンとウタエンがこの国の大臣を詐称しても特に怪しんではいなかった。
住人
ハルモニアを守護している神で、巨大なドラゴンの姿をしている。
- ハルモニアの王様(CV:大川透)
ハルモニアの君主。灰色の長髪とヒゲを生やした男性。
プリキュア達とは敬語で話していた。
- ハルモニアの王女様
王様の娘。ピンク色のドレスと白色の長い手袋を着用。
父王と同様、プリキュア達とは敬語で話す。
- ハルモニアの大臣
王様を補佐する男性。とがった髪型が特徴。
- ハルモニアの妖精達
その後の登場
現時点で以降のクロスオーバー映画にはモブ出演していないが、20周年映画ではハルモニアの関連者達が同国からミラクルライトを振りながら『Go!プリンセスプリキュア』のキュアスカーレットから『ひろがるスカイ!プリキュア』までの38人を含んだ歴代プリキュアを応援し、引き続き清掃奉仕として同国に収監されているオドレンとウタエンも歴代プリキュアを応援したかもしれない。
関連タグ
オドレン、ウタエン:いずれも同国を占領した実行犯。最終的にプリキュアの戦闘を頼られてばかりいた手下のドロボーン達から見捨てられた挙句に国を占領並びに騒動を起こした罪で清掃奉仕として同国に収監された。