CV:北川里奈
概要
ハピネスチャージプリキュア!の登場人物。主人公・愛乃めぐみのクラスメイト。7月6日生まれ。いわゆる「友人ポジション」のキャラクターとして登場したが、後にめぐみに先立ってキュアハニーの変身者となっていた事が判明する。
性格
ほんわかした雰囲気で周囲を和ませる癒し系。初対面のひめに対して飴をあげて元気づけようとするなど、めぐみと同様に友好的。本作のプリキュアになることができたので「強い愛の心」の持ち主であるといえる
行動的でハツラツなめぐみを一歩引いたところから見守り、ワガママ言い放題なひめを優しく諭したりと、同年代に比べ大人びた思考の持ち主でもある。そのため、基本的に他の二人よりもしっかりしているが、二人に負けないくらいのドジを踏むこともある。
その一方で正体を明かすときに謎ポーズ(第11話において、キュアハニー変身完了時の決めポーズと判明)を取ったり、素性を伏せていた理由を「皆がピンチの時に登場した方が美味しいから」と語るなど、割とお茶目な一面もある。
…かと思えば、本音の部分では恥ずかしくてなかなか正体を明かすことができず、リボンからは「照れ屋」と評されるなど、一筋縄ではいかないようである。
キュアハニーが「優しさ」をテーマとしたプリキュアであるとおり、人に対しては優しく、怒ることはほとんどない。そのため誰とでも仲良くなれる。
本質は争い事が嫌いな平和主義者で、そこはキュアハニーとしての戦法にも反映されている。ただし、「食べ物を粗末にする、踏みつける」事と「友達を傷つける」事をする者は見過ごさない。
実家の弁当屋がサイアークの襲撃を受けた時には身を挺して店を守ろうとするなど、半端でない度胸の持ち主でもある。
また、ヒメルダには「料理を作る人の気持ち」を解ってもらうために地味な仕込み作業をさせるなど決して甘やかす性格ではない。
食へのこだわり
料理は食べるのも作るのも大好き。
本作におけるグルメ要員の地位を既にガッチリと固めている。
食べ物は何でも好きだが、特に好きなのは蜂蜜であり、キュアハニーという名前も蜂蜜から採用している。
その蜂蜜に匹敵するくらいにこだわりを持つのがご飯(炊飯)であり、「美味しくご飯を食べること」が趣味であり主義。
時々ジョギングをしている理由も、プリキュアとしてのトレーニングの一環…と言うより美味しいご飯を食べるためであるらしく、曰く「空腹は料理を美味しくする最高のスパイス」との事。また、お腹が空きすぎるとめまいがするらしい。
そしてパンケーキにピッタリの蜂蜜を持参したり食べごろを気にしたり、カレーパンを作るに至って神に本場インドのカレー粉を買いに行かせるなど、作るにも食べるにも妥協を許さないこだわりを持つ。
大食いキャラでよく見られる早食いキャラというわけではなく、じっくり味わって食べるのがモットー。
サイアークと戦う理由は「平和じゃないとご飯を美味しく食べられない」ため。同時に「ご飯を作る人や美味しく食べる人を守る」ためである。プリカードで得られる大いなる願いも「世界中の人が美味しいご飯を食べられるように」とすると決めている。
プリキュアシリーズでは大食いキャラがよく登場するが、ゆうこの場合、「食」を守ることが戦う理由の一つにまでなっているのである。
そのため、ゆうこの食べ物へのこだわりは単なる日常のギャグ演出にとどまらない。重くシリアスな場面でこそ、ゆうこの食への思いが明るい希望の象徴として表現される。
児童番組として見た場合、いわゆる「食育」という視点を担ったキャラクターであると言えよう。
また、この点は、ゆうこはあくまで自分のためにプリキュアをやっていることも示している。
ゆうこは美味しいものをみんなと一緒に食べるともっと美味しくなることを知っている。だから「みんな」を守るのである。自分が気兼ねなくご飯を美味しく食べたいがために。
本作の他のメインキャラクターたちは、本作のテーマである「幸せのありようを探す」というものに沿ったのか、幸福観がどこかいびつに描かれがちだが、ゆうこは「自分の幸せのために、他人を幸せにする」という理想なメンタルが最初から完成しており、この点での成熟性はかなり顕著である。
そういった点から一部のファンからはゆうゆうは『女神!』ゆうゆうはマジ『豊穣な女神様!』と尊敬の念を込めて称されることがある。また『大地母神様!』と呼ぶことはこれからの活躍次第だと言うことで一部の大きなお友だちの間ではまだ審議中の呼称である。
料理キャラなのに、女体で出汁を摂るネタがないというのはその表れか。
ハニーキャンディ
「ハニーキャンディ」という飴を常に携帯しており、よく友人に配っている。ゆうこと言えばハニーキャンディ、と言うほどの代名詞アイテム。(ゆうこはこの飴を正確に他人の口の中に放り込む投擲術も有している)
この飴は実家の「おおもりご飯」で自作しており、作り方は「ヒミツ、ミステリアス」と企業秘密にしているが、隠し味は「わたしの愛でーす」と述べている。この作り方は35話で公開された。
特にひめはゆうことの友情の切っ掛けになっただけあって、この飴がお気に入りらしい。
グルメネタ
正式にハピネスチャージプリキュアのメンバーになって以降、めぐみとひめと一緒に行動する機会も増えることになった。
そして、仲間になってからのゆうこは、何かにつけて食べ物関連ネタにつなげるという、謎の技術を披露している。
公式サイトで「ほんわか、ふわふわした空気で周囲を和ませる癒し系」と紹介されているが、この癒し空間を作り出すのはこの技術なのかもしれない。
対人関係
めぐみからは「ゆうゆう」の愛称で呼ばれ、数多くいるめぐみの友達の中でも「親友」と呼ばれるほど親しい仲。めぐみとは幼少期のころから一緒だったようで、幼馴染の一人と言える。
ひめにとってゆうこはぴかりが丘中学校に転校してから初めて出来た友達であり、ひめからはかなり懐かれている。
相楽誠司とはジョギングなどでよく顔を合わせている。誠司とも幼少期から知り合いであり、幼馴染の一人と言える。
いおなとは、キュアフォーチュンの正体が判明するまで接点が少なかったが、仲間になった後は波風が特に立つこともなく打ち解けている。
ブルーとは物語開始前から交流があったようであり、関係もお使いを頼めるほど良好である様子。ブルーはサポート役として優秀な能力を持っているゆうこを信頼しており、世界中のプリキュア達を援護することをたびたび依頼している。
スペック
前述の通り弁当屋の娘であり、料理を作るのも食べるのも好きとされ、高い料理スキルを持つ。リボンの作ったパンケーキを食べた際は、材料にメレンゲが入ってることを一口かつ一発で当てた。
身体能力面では、めぐみとひめがすぐバテたジョギングを平然とこなしている上、その後でお弁当の配達もしているので、少なくとも持久力や体力は他二人よりも高いと言える。また腕一本でひめを引きずれるパワーも何気に持ち合わせている。
勉強の方は詳細不明だが、「毎年コツコツやる」努力型であり、少なくとも赤点をとらないくらいの学力はある(とは言え、ドイツの首都を食べ物から連想して不正解になっている)。
歌うプリキュアとして「歌」を武器としており、自ら作詞・作曲している。
歌詞の評価は人によって意見が分かれるが、曲の方は概ね好評である→しあわせごはん愛の歌
気遣い上手なため人を観察し、その心境を察知、推測することに優れている。
その観察眼の鋭さたるや、被観察者の好きな人物を見抜き、さらにその度合いが「恋愛未満」というところまで見抜く精度であり、もはやエスパー並。
他3人のメンバーと比べ、メンタル面は既に完成の域にある。
ただし、それゆえに「成長」というストーリーを作りづらいのか、他3人が未熟な面をもちつつそこからの成長を描くストーリーがあるのに対し、ゆうこのみいつもマイペースに通常営業である。
『ハピネスチャージプリキュア! オフィシャルコンプリートガイドブック』に掲載されたシリーズ構成の成田良美へのインタビューでは、ゆうこが悩むような話も考えてはいたのだがどうもしっくりこなかったため、いっそのこと「もう悩まないし、自分をしっかり持っている子」にしようということになって、結果的に過去作にはいなかったようなキャラになったと語っている。
容姿
冬服
茶髪の外はねショートヘアに、私服は肩出しの白いアンダーに山吹色のオーバーオール、靴は素足履き。
子供っぽく野暮ったいファッションのように見えるが、オーバーオールにはリボンとハートの意匠が施してある。
夏服
茶髪の外はねショートヘアに、私服は胸に紐付きの半袖にやや短めのキュロットである。靴は夏なので当然素足履き。
体格
よく食べてよく動くという健康的なイメージの強調のためか、他のプリキュア変身者と比べると若干肉付きが良いスタイルなのだが、このオーバーオールのおかげでそれがあまり目立たない。なので、キュアハニーに変身したときはスタイルが大きく変わったように見え、まさに「化ける」。
(ただし、やはり近年のプリキュアシリーズの伝統として、胸には栄養はあまりいってないのではあるが)
あからさまな男装こそしないもののどこかボーイッシュに見える部分もあり、変身後は一転してガーリー全開となる点を含めて某ボクっ娘生徒会長との共通性を感じさせる。⇒いつゆう
恋愛観
「他人の恋愛感情の機微」を感じとることには他のメンバーよりも敏感で、誠司のめぐみへの好意を知っている。そしてその二人を見守っていきたいと誠司の恋を応援しており、他人の恋愛に関しても保護者的ポジションに立っている。
32話では「恋はするものじゃなく落ちるもの」という哲学を語っており、この点も恋愛ごとに対しては「流れのままに自然であるべき」と考えている様子が見える。友人がどんな恋愛をしたとしても反対することはないが、過剰な応援をすることも避けているようだ。
一方、自分のことに関しては、コイバナを振られてもそれを無理やり「食べ物つながり」のネタに変えて茶化してごまかしてしまうという芸(?)を持っている。
「花より団子」を絵に描いたスタンスにも見えるのだが、ゆうこは食べ物には並々ならぬこだわりを持っているため、自分の恋に対して強いこだわりを持っているスタンスをあらわしていると見ることもできる。
そんなわけで、ゆうこの恋愛願望に関しては「ヒミツ、ミステリアス」というべき状況が前半の頃は続いていた。
そんな中、27話にて
「前に一度、ものすごく恋をしたことがある」
「そのとき、たとえ自分が好きになってもらえなくても、相手には幸せになって欲しいと思った。大好きだったから」
と意外な過去が告白され、失恋経験があるような示唆がされた。
ただし当話放映直後のpixiv上では「ゆうこがパンに浮気してご飯と三角関係になった」「いや麺類だ」などと食べ物につなげるネタが絶えなかったりもした。まぁ、普段の茶化し気味な態度からして仕方がない面も否めないが。
この件についての詳細はゆうこが伏せているため、不明な部分が多い。相手が誰だったのかもわかっていない。
31話では「好きだった子」の話がついに語られることになり、ひめと視聴者は身を乗り出したが、それが病死した愛犬の話だったというゆうこらしいオチだった。なおこの愛犬の件はゆうこと深い絆で結ばれていたようなので「自分が好きになってもらえなくても」という恋愛話とは無関係であると思われる。
繰り返すようだが、やはりこのあたりは「ヒミツ、ミステリアス」としか言えないところはある。
何にせよ、恋愛がらみのストーリーになると狂言回しのような役目を果たすことが多い。
意外なことに、ブルーが敷くプリキュア恋愛禁止令については反対していない。
「恋愛はするものじゃなく落ちるもの」という哲学からすれば、恋愛感情が芽生えてしまうことを制御することはできないのだからこんな禁止令は何の意味も持たないと見透かしているのかも知れない。
ゆうこはめぐみと誠司の恋愛を応援しているというなら禁止令への反逆の意を見せているのではないかとみる向きもあるが、ゆうこは他人の恋愛ごとに対して当事者への干渉を決して行わないので、恋愛感情を加速させるようなお節介をしていない。
また上述のように、ゆうこは自分の恋愛感情を封印する必要があるときはそうするべきだという考えもまたもっているので、ブルーの苦しい立場についてはチームの中では最も理解者の側でもある。
一部のファンの中では、ゆうこが封印した恋の相手は渦中のあの人だったのではないのかという予想も上がっている。
家族構成
父は背丈があるが、母は小柄。
姉は、ゆうこを大人にしたような容姿をしている(食べ物屋繋がりのあの先輩とその姉を意識したのだろうか?)。
実家は商店街にある弁当屋「おおもりご飯」(こちらは大森にかけていると思われる)。父と母は店で弁当を作っている(主に父が料理し、母が盛り付けを担当)。ゆうことあいも店番や配達などをして家業を手伝っている。
祖父母は田舎でコメ農家を営んでおり、11話ではゆうこがめぐみ、ひめ、誠司と田植えを手伝いに行っている。
キュアハニーの正体として
当初は自分がプリキュアであることをめぐみやひめには隠しており、ゆうこ=キュアハニーと判明したのは第10話。プリキュアにいつどのように選ばれたのかについては第11話で語られた。
ゆうこもブルーによってプリキュアになった少女の一人であり、ブルーが世界中にまいていた「愛の結晶」を受け取ってプリキュアになったとされる。時期的にはめぐみより少し前。
ただし、第10話以前には世間的に全く認知されていなかったことからプリキュアとしてそこまで目立った活動はしていなかったものと思われる。実際、ゆうこは「自分から戦うことが好きじゃない」という性格であるため、一緒に戦ってくれる仲間がいないとなかなか活躍しきれないプリキュアであろう。めぐみとひめがプリキュアに選ばれたことを知ってからは、一緒に戦っていきたいと思い続けながらも、打ち明けるのが恥ずかしくてなかなか切っ掛けを掴めなかったようだ。また、「ピンチになったところで助けに入った方が美味しい」というゆうこの台詞を信じるなら、ひめはともかくめぐみはキュ荒ブリー伝説を始動した3話から敗北を喫する8話までかなり好調だったので、9話まで登場の機会がなかなか訪れなかったのかもしれない。
パートナーの妖精がいない理由は不明。ただし、28話では海外のプリキュアチームのサポートのため各地を回っていたことが判明。このようにサポートをメインとして活動していたとすれば、妖精の配置は必要なかったという可能性が高い。
めぐみとひめがプリキュアであることを知ったタイミングについては不明だが、少なくとも9話のキュアハニー初登場時には、めぐみとひめが行っていた「空手の修行」の内容を知っていた事から、それより前に正体を知っていた事になる。
ゆうこはひめやめぐみには隠れてブルーと情報交換を行っていたので、彼女たちがプリキュアであることはブルーから教えてもらった可能性があり、逆にブルーがひめやめぐみに「ゆうこもプリキュアである」と教えなかったのは、ゆうこに口止めされていたのかも知れない。
公式発表が無い段階から、OPでもめぐみやひめと一緒に登場し、直後キュアハニーに変身する映像が流れていた。また、第1話のED時にもめぐみ、ひめ、ゆうこ、キュアフォーチュンという順で、本作のプリキュアメンバーと同じ位置にクレジットされていた(第2話以降は別の位置になり、第10話において復活)。そして何より、彼女が売っている飴は「特製ハニーキャンディ」である。
ちなみに作中ではめぐみもひめもリボンもキュアハニーがゆうこであるとは微塵も考えてなかったが、誠司だけは最初から薄々気づいていたことが後になって明かされた。本人が何も言おうとしないので自分も確信が持てず、黙っていたということ。
「ごはんはおいしいな~って歌詞とか、すごく大森っぽいだろ?」
トリビア
名前に関して
全変身者を通して見ると、名前が「こ」で終わるキャラクターはキュアミューズ=調辺アコに次ぐ二例目なのだが、アコは異世界出身のため、実はゆうこは何気に日本人のプリキュアとしては初となる「こ」で終わる名前の持ち主、という事になる。
加えて、アコにはひめ同様別に本名がある可能性がある。
演者について
演じる北川里奈女史は2013年にデビューし、芸歴2年目にあたる2014年にしてこのハピプリでプリキュアシリーズ初出演。
小ネタ
「食べることが好き」という設定から、同じく食べることが好きなとある先輩と絡むイラストが多い。
各話ネタ
テレビシリーズ
■第1話
- サイアークに侵略された痕跡が残る通学路をめぐみとともに登校。「この町もサイアークに侵略されているけど、いつかプリキュアがやってきてババーンとやっつけてくれるよ!」というめぐみの素朴な願いを、「そうだね」と微笑みながら受け流す。
- この時点でゆうこは既にプリキュアに選ばれているので大した役者ぶりであるが、「プリキュアの掟」で正体を一般人に話すわけにはいかないので正しい対応だろう(この時点ではめぐみはまだプリキュアに選ばれていない)
- 下校後に「おおもりご飯」の店番をしていたところに、めぐみがお気に入りのハニーキャンディを買いに来る。ゆうこ手作りのとてもおいしい飴であることが視聴者にも分かりやすく説明された。
■第2話
- プリキュアとしてやっていく自信がなくなって落ち込んでいるひめと遭遇。初対面にもかかわらず、元気づけさせるためにハニーキャンディをあげる。見知らぬ人からの突然のプレゼントにひめは逆にびっくりして逃げ出してしまったが、飴は受け取って口にしていた。
- その後、探偵カードの変装でひめを探索中のめぐみと遭遇。あきらかに奇抜な格好にもいつも通りの対応で「かわいい服ね」と軽く褒める。
- 前回と併せて、めぐみとひめを暖かく見守る「のんきなお母さん」っぽい性格が丁寧に描かれた。
■第3話
- 空手家を目指す誠司が日課の早朝ジョギング。そこに同じくジョギング中のゆうことすれ違い、朝のあいさつ。
- 互いにいつものことという様子だったので、ゆうこも早朝の走り込みが欠かせない生活を送っているようだ。ちなみにジョギングしてる理由は身体を鍛えるためと言うより、本人曰くお腹をすかせるため。
■第4話
- ひめがめぐみたちと同じ学校へ初登校するが、人見知りを克服できずに保健室に引きこもってしまう。「もう大使館に帰る」とめぐみ当人を困らせていたところに、ゆうこがやってくる。
- ゆうこはひめが2話で会った女の子であると知っていたため、友達になろうとしていた。押し押しの態度でひめに強引に友達作りをさせようとしためぐみとは対照的に、ゆうこは心身ともに少し距離をおいてひめに優しく語りかけ、コミュニケーションを図った。
- 結局逃げ出してしまったひめだが、ゆうこがお近づきの印にと手渡そうとしたハニーキャンディだけは奪っていった。2話でひめが食べた味は人見知りを乗り越えられるくらいの魅力だったようだ。友達作りのはずが、野良猫を手懐けようとするかのような緊張感ある様子が展開される。
- 学校を襲ったサイアークをプリキュアに変身しためぐみとひめが撃退。この戦いで「学校にいってみんなと友達になりたい」という本心を自覚したひめは、自分に飴をくれたゆうこと友達になるべく自分から話しかける。
- ひめの思いをやはり優しい微笑みで肯定し、あらためてゆうこが自己紹介。「趣味はゴハンをおいしく食べることです!」
■第5話
- 登校時にひめとめぐみと出会う。ひめは恥ずかしがってめぐみの後ろに隠れるが、ハニーキャンディを取り出すと目の色を変えて飛びついてきて、親睦を深めることができた。
- その放課後に、人助け活動中のめぐみとひめと出会う。空腹のため宅配中の弁当をせがむひめに、代わりにハニーキャンディを渡してとろけさせた。
- 友達同士というよりも犬が飼い主にじゃれついているような様子に、やはり前回のあれは「餌付け」だったのかと早速ネタにされてしまった。
- この話では「何故このハニーキャンディはこんなに美味しいのか」と聞かれているが、「秘密、ミステリアス。」と答えをはぐらかし、隠し味は「わたしの愛でーす」と告げた。
■第6話
- 日曜の昼下がりにジョギング。リボンと喧嘩してお腹をすかせたひめと遭遇。ひめは空腹のあまり必死の表情でハニーキャンディをせがむが持ち合わせがなく、その結果誠司に牙をむいたひめに「家にくればもっといいのをあげるよ」といってひめを腕一本で引きずって実家へ連れて帰る。結構な力持ちである。
- ひめから喧嘩の理由を聞く。「リボンはわたしの気持ちなんて無視してる」という理由だったが、ひめを叱るようなことはせず、「良かったらお店を手伝ってくれない?」と頼む。
- 月に一度の「ハッピーもりもりデー」で大繁盛のおおもりご飯。プリカードでコック衣装に着替えて大活躍しようとしたひめだが、与えられた仕事はジャガイモの皮むきという地味すぎるものだった。
- 不満気なひめとともにゆうこも皮むき。「料理って思っていたよりずっと面倒臭いね」とひめが嘆息。しかしゆうこは「わたしは美味しいものを食べるのと同じくらい作るのも大好き」「お料理を作るときは誰だって、食べてくれる人たちに少しでも幸せな気分になってほしいと考えてる、そうでなきゃこんな大変なことはやれない」と語りかける。
- ひめは「料理はやったことないけれど、楽しいだけのものなのだろう」とある意味素直に憧れていたため、リボンが昼食の作り直しをしなかったことを嫌がらせだと感じてしまっていたのだ。ただのワガママに見えたひめだが実は悪意が全くない事を察していたゆうこは、ひめに言葉でなく体験で料理を作る人の立場を理解させたわけである。
- 「愛情あふれる料理が放つ幸せそうな香り」を嫌って、おおもりご飯をカビだらけにすべく襲ってきたナマケルダとサイアーク。ゆうこは勇敢にも店を守るためにサイアークの前に立ちふさがる。
- この時、いつもは朗らかで優しいゆうこが初めてきりっとした表情を披露した。
- 「逃げた方が身のため」とナマケルダがゆうこに問いかけるが、ゆうこは「逃げるもんですか!」と引く様子を見せない。
- そしてナマケルダがゆうこもろとも店を破壊しようとするが、変身完了したキュアラブリーとキュアプリンセスが登場し、サイアークを浄化してナマケルダは撤退。店は救われた。
- ゆうこはこの時点でキュアハニーに変身できたにもかかわらず変身していないが、この時は家族が目の前にいたため「プリキュアの掟」からキュアハニーに変身できなかったものと思われる。また、この時点でめぐみとひめがプリキュアだと知っていたのなら、彼女たちを信頼してこの場を任せたとも考えられる。
■第7話
- ひめに大使館から追い出されて河原で落ち込んでいるめぐみに声を掛ける。その後、おおもりご飯まで荷物の一部を持ってもらった。
■第8話
- ぴかりヶ丘祭りで、「特製ジャンボソースせんべい」の売り子をする。
■第9話
- いつものようにジョギングをしていたところで、同じくジョギングを始めためぐみとひめに遭遇。「ジョギングはロング・スロー・ディスタンス」とジョギングのコツを教えるが、2人は全く聞かずにペースを考えないで走っていく。そして案の定2人がバテた後も、息一つ切らさずに悠然と走り去っていった。
- その後は弁当屋の配達に戻ったようだが、その途中で2人が空手道場に入ったのを見たため、夕方にハニーキャンディを差し入れにやってくる。ひめからは猫のごとき反射神経で奪い取られていた。
- オレスキーの空手家サイアークに苦戦するラブリーとプリンセスを助けるためにキュアハニーとして登場。これがTV本編でのキュアハニーのデビューとなる。
- 「しあわせごはん愛の歌」によりサイアークたちを魅了状態にし、その間にラブリーとプリンセスに「修行を思い出して、防御、防御!」とアドバイス。その直後のサイアークは魅了状態から解けたが、アドバイスによって防御の大切さを知った二人は敵の攻撃を防ぐことができ、戦いに勝利した。戦闘には直接手を出さずにあくまで助言者としてのデビューであったが、その貢献は大きかった。
- 去り際にラブリーとプリンセスに自己紹介。「パンチやキックもすごいけど、歌ってみんながなごむよね! 私はキュアハニー。おなかいっぱい、しあわせいっぱいがモットーだよ!」
■第10話
- 前話でのキュアハニーの登場はニュースで中継されており、キュアハニーの歌が学校中で大流行していた。しかし、ひめがこの歌を「へんちくりんな歌」と言ったことに対してゆうこがちょっぴり凹む。
- 今回の話はホッシーワとキュアハニーの壮絶な歌合戦。聞くものを苦しめるホッシーワの歌を自身の歌で打ち消し、更にそのホッシーワまでも歌で魅了させたキュアハニーの勝利という結果に。そのあとのサイアークとの戦いではトリプルダンスハニーバトンを駆使して華麗にいなしたあと、ラブリーとプリンセスにバトンタッチして浄化を任せた。
- 今回はキュアラブリーとキュアプリンセスは完全に観客ポジションで、最後の浄化技以外は一撃も敵に打撃を与えていない。キュアハニーも敵に一切触れることなく、歌とリボンの妙技のみで翻弄したので、プリキュアシリーズでは非常にレアな「誰も最後までパンチやキックを使わない」という戦闘シーンが展開された。前話の自己紹介のときに語った言葉を完全な形で実践したのである。
- この戦闘後、「あなた達とはいずれ会うことになる」とラブリーとプリンセスに言い残して去って行った。この台詞から、正体を明かすのはまだ先になるのかと視聴者のだれもが思ったことだろう。しかし、ゆうことして戻ってきた後、ひめがハニーの歌を「ああして聞いてみるとハニーの歌もいいかもしれない」と褒めたのを聞いた途端に目を輝かせ、「やっと私が作った歌を褒めてくれた!」と大喜びする。それで全てを察した二人が「(ハニーの正体がゆうこなんて)そんなのあり!?」とうろたえたのに対して「フッ…。大ありです!」と返す。そして、満面のドヤ顔を浮かべながら………
「そうです!私がキュアハニーなのです!!」
- …と、謎のポーズと共に大暴露。めぐみ、ひめ、リボンは当然驚くが、直前の予想を完全にぶち壊す発言に、視聴者も別の意味で驚いたと思われる。
- 「すぐにバラすならあの場で教えてもよかったのでは?」と思った人もいると思うが、プリキュアの戦いの映像は全国に流れており、あの場で正体を明かすと一般人にも正体を知られてしまう恐れがあるので、それを避けるための措置だったと考えられる。わざわざ思わせぶりなセリフ回しにしたのは…多分なにかと「ミステリアス」に拘る彼女の性格ゆえだろう。
■第11話
- アバン(おめでとうメッセージの前)に先週の謎のポーズをして自己紹介。めぐみとひめが驚くシーンが挿入された。
- リボンのパンケーキを一口食べ、材料にメレンゲが入ってることを一発で当てると、料理に対するこだわりから意気投合。そしてアカシアの蜂蜜でパンケーキをもっと美味しくしていた。
- 海外出張に出かけていたブルーに、本場インドのカレー粉のお土産を依頼していた。
- その翌日、めぐみ達を祖父母が稲作をやっている棚田に呼び出し、めぐみ達も田植えを手伝うことになった。
- 転んだひめのために絆創膏を取りに行っていた間にナマケルダが襲来し、祖父母がサイアークに変えられてしまう。ひめとめぐみが応戦するも劣勢になったところで、「争いなんてやめようよ。あめはいかが?」とハニーキャンディを渡そうとする。
- ナマケルダが「平和にご飯を食べたい」というゆうこの信条を否定し、ハニーキャンディの受け取りを拒否。そこで「争い事は嫌いだけど、食べ物を粗末にしたり、踏みつけたり、何より私の友達を傷つける人は見過ごせない」と、戦う姿勢を見せた。
- 変身バンク初披露。歌を披露するが、彼やそのサイアークには歯が立たない。2人に救い出される。そして「今日から三人チーム」とハピネスチャージプリキュアに加入することになり、三人でのポーズを即興で披露した。
- ポップコーンチア初披露。そのフォームの必殺技である「リボンハートエクスプロージョン」でチョイアークを一掃した。
- 田植えの手伝いが終わった後、祖父母の田んぼから採れたお米でつくった塩おむすびを振舞う。めぐみ達に自分がプリキュアとして戦う理由は「ごはんを作る人や食べる人の笑顔」を守るためであることを告げる。
- そしてひめが知りたがっていた肝心の「今まで隠していた理由」について、最初は一人で戦っていこうと思っていたが、めぐみやひめがプリキュアとして戦っていたことを知り、嬉しくて毎日どう打ち明けようか考えていたが恥ずかしくてなかなか言い出せなかったと告白。「それが理由かい!」というひめのツッコミもごもっともである。
■第12話
- テストで学年最下位になり、追試になってしまっためぐみの勉強に、差し入れを持ってくるなどして付き合う。
- ゆうこは学年で何位であったか明らかではないが、追試にはなっていないのでめぐみよりは学力があると思われる。ただし「ドイツの首都は(正解:ベルリン)」に対して「フランクフルト」とか「(ハンバーグの語源である)ハンブルグ」と食べ物関連の都市を答えるなど若干不安なところもあった。
- 戦闘でポップコーンチアにチェンジし必殺技を出す。普段ならすぐ基本フォームに戻るはずが、今回のハニーは戦闘が終わるまでずっとポップコーンチアの衣装のままであった。それは、この後の話の流れでシリーズ恒例の野球対決となり、バッターボックスに立ったラブリーをチアガールとして応援するためであった。
■第13話
- 冒頭ブルースカイ王国大使館でおやつを食べながらひめの見てる恋愛ドラマのTV番組の王子様に「王子様じゃお腹はふくれないんだなー」と一言。
■第14話
- 世界各地でプリキュアがプリキュアハンターに倒されると言うニュースを見て、めぐみからもその強さを聞かされる。ゆうこはそんな強敵との戦いからめぐみが無事に帰ってこれたことを安堵する。
- プリキュアに漂う暗い雰囲気を打破すべく、気分転換に潮干狩りに行くことに決定。そこに誠司からめぐみにキュアラインで潮干狩りに行くという連絡が入る。
- 浜辺につき「一番たくさん獲った人にはおおもりご飯特製焼きおにぎり」と子供たちをやる気にさせる。ハマグリを掘りながら「これはおいしいハマグリのパワーを感じますわ~」とリボンとシンクロしていた。
- えりと真央と一緒に蛤を取る卓真を手伝おうとするめぐみに、「めぐみマンはもっと好きとか嫌いとか興味持ったほうがいいよ」と忠告する。それは卓真たちがいい雰囲気になっていたことに気を使ったのである。
- 戦闘では連携攻撃を初披露。ハニーバトンクリスタルソング、ハニーテレポートのほかに光をマシンガンのように発射する技「ハニースーパーソニックスパーク」も披露する。
- ラブリーがチェリーフラメンコにフォームチェンジし必殺技で焼き蛤を作ったので、「後は美味しくいただくだけね」とスパークリングバトンアタックで焼き蛤となったハマグリサイアークを浄化する。
- 戦闘終了後オレスキーを食事会に招待するが、「その手は桑名の焼き蛤」と断られてしまう。
- その後はみんなに焼き蛤と焼きおにぎりを提供していた。
■第15話
- ひめが母の日用に作ったカップケーキを「どうせお母様には会えない」と、めぐみとゆうこにあげようとするのをみて、めぐみと一緒にケーキをラッピングし「ブルースカイ王国に渡しに行こう」と言う。
- ブルースカイ王国に潜入し、幻影帝国の構成員に見つからずに行動するため「忍者」のプリカードを使い、忍者に変身。
- 忍法を使ってサイアークの目を誤魔化そうとする。めぐみの変身が解けたので隠れ蓑の術を使い、芝生に隠れたが、お腹を鳴らしてしまい見つかってしまった。
- また、チョイアークの大群から逃れようとするため、ゆうこがローラースケーターに変装するシーンがあった。(この変装は最初で最後)
- プリキュアの力が百万分の一(オレスキー談)に下がるという状況下でスパークリングバトンアタックを放つも、サイアークを浄化することができなかった。幻影帝国の本拠地で戦うことがいかに不利かを印象付けたシーンだった。
- 母を助け出すことの困難さを思い知って落ち込むひめに対し、「私たちが強くなろう」と元気づける。
■第16話
- ニュース番組『プリキュアウィークリー』の増子美代がハピネスチャージプリキュアの正体を探るためにぴかりが丘にやってきた。めぐみたちが見た目や雰囲気が似てると目をつけて学校内で付きまとう。
- 正体がバレてしまって取材責めにあっているというシチュエーションを妄想するゆうこ。その中でレポーターから「大食い選手権のオファーが来たという話がありますが!?」と質問されたとき、ゆうこは「わたし、ごはんはじっくり食べたい派なんです…。」と断っていた。
- さらに、お昼に給食を食べてる時に美代から取材攻勢を受けたとき、「あの~。わたし、ごはんは落ち着いて食べたいんです…。」とやんわりと断っていた。
- これらのことから見るに、どうもゆうこは自分が大食いキャラだと周囲に見られるのは心外と感じているようだ。複雑な乙女心というところか。まあ確かに、ゆうこは「美味しくごはんを食べたい」というけれど、それは美食であって大食いとは異なるものだろう。
- 今回のサイアークは増子美代が素体。今までのプリキュアの技を知り尽くした彼女の知識を利用できるようでなかなか手強かったが、「本邦初公開」の技であるココナッツサンバの「マラカスリズムスパーク」で動きを止めることで、ラブリーとプリンセスにツインミラクルパワーシュートを放つ隙を与えて浄化に成功した。
■第17話
- 空手の大会に出場する誠司の応援のため、めぐみと一緒に学ラン姿で応援しようとする。
- ひめが「お弁当を作ろう」という提案に「おおもりご飯秘伝の技を披露しちゃおうかな」と乗り気。そして弁当作りの練習ではひめに出し巻き卵の作り方を教えていた。
- めぐみと一緒に、サイアークたちと戦っているひめと誠司のもとに駆けつけ、ココナッツサンバの技でオレスキーにサンバを踊らせた。
- 犬好きらしく、犬をモチーフにしたプリカードが出た時に喜んだ。
■第18話
- 今週から夏服に衣替え
- 「結婚することになったの」と主語抜きで言ったため、ゆうこが誰かと結婚するのかと勘違いされた。
- おおもりご飯の常連客が、おおもりご飯の店で結婚式をあげるため、めぐみ達にも手伝ってもらうことになった。
- ちなみにその結婚式では、ウェディングケーキの代わりに「唐揚げタワー」なる、おそらく前代未聞の品物を出すことに。
- ウェディングドレスの話題になった時、「炊き立てのご飯のような真っ白なドレスがいい」と述べた。結婚に対する憧れはあるようである。
- 想像の姿ではあるが、ウェディングドレス姿を披露
- 戦闘ではおおもりご飯での結婚式に乱入し、ひめの手作りのブーケを奪い取ったチョイアークからブーケを奪取する。そしてこの時駆けつけてきたキュアフォーチュンと初めて顔を合わせる。
- マカダミアフラダンスの技で、めぐみとひめと一緒に「あ~え~」となる。ゆうこもひめに必殺技を促されるまで踊り続けたので効果てきめんだったようだ。
- 結婚式を再開。からあげタワーを来場者みんなで食べた。
■第19話
- 大いなる願いは「世界中の人が美味しくご飯を食べられるようになること」であると告げた。
- あまりに漠然とした内容であるが、食糧不足の解消を含んでいるのであればスケールのでかい願いでもある。
- 誠司からの要請で、ゴン隊長の率いるサッカーチームの助っ人となる。
- 団子屋のゴン隊長と饅頭屋の相手チームの監督が激しくにらみ合った際は、「お団子も饅頭もどっちも好きなんだけどな~」と熱戦ムードでもマイペース。
- 試合終了後、同じく助っ人に来ていた氷川いおなからキュアフォーチュンであることを告げられ、めぐみと一緒に自分とチームを組まないかと勧誘される。今まで接点らしい接点がなかったゆうこといおなであるが、プリキュアとして信頼するに足ると認められたようだ。
■第20話
- いおなから「攻防兼ね備えた見事なバトンさばき」とキュアハニーの戦い方を評価される。支援特化型のハニーはチームを組まないとなかなか力を発揮できないところもあると思えるのだが、これが逆に一人で戦ってきたキュアフォーチュンには新鮮に映ったのかもしれない。
- 引き抜きを巡っていおなと口論するひめにたいし、ハニーキャンディを出して宥めるがキャンディの入った袋を引っ手繰られた。
- いおながひめの秘密(アクシアの箱の開封)を暴露したことで逃げ出したひめを、探偵のプリカードを使用し、ハニーキャンディの包み紙から推測して探し出す。
- 重大なことを今まで隠していたことでめぐみとゆうこに嫌われると思い泣き出すひめに対し「わたしだってキュアハニーだってこと隠してたけど、ひめちゃんはわたしを嫌いにならないでくれたでしょ? だから、わたしもめぐみちゃんもひめちゃんが隠しごとをしていたことを気にしない」「めぐみちゃんは何があってもあなたと友達でいることをやめない」「もちろん、わたしもあなたの事が大好きだよ」と説得し、落ち着かせる。
- なおこの話でのめぐみは、自分がひめの友達をやめるという発想がないゆえに、「ひめが何を不安に考えているか」について全く理解が及んでいない。一方ゆうこは、ひめの不安を推測できていたうえで、めぐみが病的なまでの前向き思考だからひめを嫌うわけがないと信じることもできており、二人のそれぞれの立場と考え方を正しく理解できている。本作メンバーの中ではゆうこのメンタルが突出して成熟していることが窺える。
- ゆうこの励ましのおかげで、ひめは逃げることはやめてもう一度みんなと向き合いたいという気持ちになれた。
- 街の人たちから商店街にサイアークが出現したと聞いてひめと一緒に駆けつけようとするが、到着していた時にはラブリーとフォーチュンによって撃退されており、13話と同じく変身なし。
- この時、実家のおおもりご飯がまた襲撃を受けて付近が戦場になった。
- ひめがラブリーとフォーチュンの息ピッタリで仲もいい光景を見て再びネガティブモードに入り、ラブリーの「大事な話」を「ハピプリ解散、新チーム結成」ととらえる被害妄想を抱いて、またまた逃亡してしまう。先ほどのゆうこの説得が無駄になってしまい、あまりのバッドタイミングにさすがのゆうこもちょっと顔を曇らせていた。
■第21話
- 大使館で自分の部屋に引きこもってしまったひめを説得するが、ハニーキャンディにも釣られないひめに難航。
- 黄キュアの伝統うらポジをさりげなく継承していた
- ハニーキャンディに「リンゴ」「オレンジ」味があると判明。
- ひめを誘い出すため、美味しいものを作って匂いをかがせようという「美味しいごはん最強作戦」を実行。
- 忍者カードで逃げ出したひめを追ってめぐみが犬カードで追跡。ゆうこも二人を追いかけようとするのだが、なぜかひよこカードを使用。
- めぐみとひめが二人で泣きながら仲直りしているところにようやく追いつく。「あらあら」と優しい傍観者ポジションで空気を読む
- 犬めぐみよりも全然スピードが遅かったのに見失わずに合流できているので、もしかしたらひよこカードのお助け能力は「親鳥についていく」という雛鳥の習性を模したものだったのかも知れない。もしそうならば、ゆうこがひよこカードを使ったのは一応考えてのことだったのかも?
- CM明けの後半はハピネスチャージプリキュア三人と、ファントムが召喚した大量のサイアークとの戦闘。この話ではひめとめぐみの濃厚な告白合戦があったりしたが、やはり空気を読める子のゆうこは二人の世界に割り込まなかった。
- ひめとめぐみの二人のいざこざが解消されて愛の思いが高まり、二人はこの戦闘ではいつもよりパワーアップする。だがなんと最も強化されたのはキュアハニーで、支援特化の普段とは別人のように攻撃的な技が決まりだし、トドメのスパークリングバトンアタックでは数十体のサイアークをまとめて一斉浄化という驚異的な能力を見せ、ラブリーとプリンセスの二人も大はしゃぎだった。
- 愛の思いの高まりでプリキュアのパワーが強化されるというなら、めぐみとひめが仲直りしたのが本人たち以上にうれしかったということだろうか。どこまでもお母さんキャラである。
■第22話
- 前回に引き続き、ぴかりが丘に現れた大量のサイアークに対応。主にトドメを担当し、スパークリングバトンアタックでサイアーク数体をまとめて浄化。
- あと少しでプリカードが全部集まるところまできたが、めぐみと一緒にひめの願いを優先し、自分の願いは辞退した。
- プリキュア墓場に連れて行かれたフォーチュンを助けるべく、ひめとめぐみと一緒に駆けつけ、ファントムと対峙。ぴかりが丘をサイアークでいっぱいにしたファントムに対し「いっぱいなのはご飯だけで十分よ」
■第23話
- いおなを含めてみんなでパーティーをするため、プリカードでめぐみと一緒にパティシエに変身。しかし材料がなかったので、手の空いているひめといおなに買い出しに行ってもらうことにした。
- いおなとぐらさんにちゃっかりしっかりとハニーキャンディを渡していたようだ。
- 今回のサイアークはいおなとひめの二人が倒してしまい、めぐみとゆうこが到着した時には先頭は終了していた。おかげで名乗りだけで終わるという出落ちをやってしまった。
- ラストシーンでいおなも加わった新生ハピネスチャージプリキュアの4人の人形がケーキに飾られていたが、ハニーだけおにぎりをもっており、ブレないグルメキャラぶりが表れていた。
■第24話
- 海での合宿の宿泊地であるコテージに向かう際、電車で駅弁を満喫。リボンはクロスミラールームを使用すればすぐ行けるから電車に乗る必要なかったのにと言っていたが、ゆうこは駅弁は電車に乗りながら食べるのが美味しいとして反論していた、ゆうこから駅弁を食べさせられたリボンもその意見に納得して黙ってしまった
- 合宿では、いおなから新体操のリボンを渡され、「ハニーリボンスパイラル」を強化するための特訓を課される。
- 戦闘では、特訓の成果を発揮し、ハニーリボンスパイラルでチョイアークをなぎ倒し、「ハニーリボンハートウォール」というバリア技を披露した。
■第25話
- 熱を出しためぐみのためにお粥を作り、突然来訪したクラスメイト達のために人数分の昼食を用意する
- ひめから「誠司って好きな子いるの?」という質問を受けるが「秘密~♪」と言い、「あの二人のことは見守っていきたいのです」と、その二人の保護者的ポジションであることを告げる。そしてどや顔を決めながら「ひめちゃんもそのうち気付くと思うよ、そのうちに」と言った。
- 戦闘で、過去に何かあったらしく珍しくやる気になって恋愛を否定するナマケルダに対し、「それでも私はこのダンスで恋を応援したいのです!」と、ポップコーンチアにチェンジしてリボンハートエクスプロージョンを放つ。この時のハートの弾がサイアークのみならずナマケルダにも命中。
- りんが誠司に告白する場面を、ひめと一緒に陰から眺める。シリアスな雰囲気に緊張するひめと対照的にゆうこは「おぉ~」と軽く嘆息するだけだった。というのは、誠司にはすでに意中の人がいるのをゆうこは知っているためだった。
- ひめから再び誠司の好きな人はだれか聞かれ、「そんなのめぐみちゃんに決まってるじゃない」と、先ほど自分が秘密にしたことをあっさりとばらした。
- ひめといおなには、「誠司がめぐみを好きな事」をめぐみに秘密にするように告げた。
■第26話
- 合宿から帰るための電車内で、疲れたのかいおなと肩を寄せ合って眠る。
- 眠っている最中に電車からいなくなったひめと誠司を捜索。足を怪我していたひめをマラカスヒーリングリズムで治療し、戦えるようにした。
- 今度こそ電車で帰路につく際、駅弁をひめに渡すが、誠司を見て動揺するひめの姿をみて何かを察したような顔をした。
■第27話
- ひめが誠司のことを意識してテンパっている様子を興味ありげに観察。
- ひめと一緒に食事の準備をしている最中、ひめの「めぐみに好きな人がいるんじゃないか」という疑問を「う~ん、いるだろうねぇ」とあっさり肯定。更にその相手がブルーであることや、「まだ」恋ではないかもしれないというところまで見抜いていた。
- 「もしめぐみと神様がカップルになったら誠司がかわいそう」と戸惑うひめに対し、ゆうこは「たとえ2人がカップルになったとしても、相楽君はめぐみちゃんの幸せを願って見守ると思う」と自分の考えを述べる。その考えは、かつて失恋した自分がそうだったからという経験に基づくものだった。
- その後、誠司がサイアークに変えられ、プリンセス一人で戦っていたところにラブリーたちと共に合流。前話に続きプリンセスの傷を癒し、ポップコーンチアでチョイアークを一掃する。
- 戦闘後、「めぐみと誠司の相性は抜群だよ」と二人が相思相愛になれば誠司も幸せになれると無邪気に語るひめに、ゆうこは少し真剣な表情で問う。
「それでいいの?」
- しかしひめはそれで二人が幸せならそれでいいと言い、そう考えてしまった自分の気持ちに対して納得いく答えがみつけられない。そこでゆうこは吊り橋効果の話をひめに説明する。ひめはその説明に納得し、誠司に対する恋愛感情は勘違いだったのかもしれないとして、「これで、これからも仲良くなっていける」と安心する。
- ゆうこは、そのひめの解釈に対して「そうかも知れないね」と微笑むのみで、肯定も否定もしなかった。
■第28話
- 『プリキュアウィークリー』にて、世界のプリキュアたちのサポート活動を続けるキュアハニーの様子が特集される。ほかの仲間たちはハニーがこんなことをやっていたなんて知らされておらず、翌日に大使館にて質問責め。
- 各地のプリキュアを手助けする活動は、ブルーがゆうこに頼んでいたようだ。「神様のお手伝いをさせてもらうとたくさんのプリキュアをお友達になれるし、世界中のごちそうを食べることができるの!」
- そこにハワイのアロ~ハプリキュアのサポート妖精アロアロが鏡から転移してきて、ブルーに救援を求めてきた。ゆうこは詳しい事情も聞く前に、ハワイが大変だというなら自分が助けに行くと宣言。仲間たちも「世界のキュアハニー」の活躍をみてみたいと一緒についていくことに。
- 「アロ~ハプリキュアのために! そして、ハワイ名物ロコモコを食べるために!!」
- ハワイはマダム・モメールの侵略によってすでに半分が氷の世界に変えられており、かなり悲惨な状況になっていた。連敗続きのアロ~ハプリキュアに協力を申し出るハピネスチャージプリキュアだが、アロ~ハプリキュアのオハナとオリナの姉妹は喧嘩ばかり。それを止めようとするハピネスチャージプリキュアにもよそ者は黙っててと噛みつく始末。
- ゆうこはその二人にハニーキャンディを強引に口に含ませて黙らせる。そのうえで『おおもりご飯・なかよしスペシャル』をみんなで食べようと提案。全員がそのおいしさに舌鼓を打つ。「おいしいごはんを食べると喧嘩なんて忘れて、笑顔になっちゃうよね? おなか一杯になったら、とりあえずハワイのお話、聞かせてくれる?」 こうなると先ほどまでの姉妹喧嘩も馬鹿らしくなったようで、オハナオリナ姉妹もゆうこの言う通りにした。
- 二人の話を聞くと、太陽と海が輝く大好きなハワイが自分たちの力が及ばないことで氷の世界に変えられていき、その口惜しさから喧嘩も多くなり、よけいにチームワークが乱れてさらなる連敗を続けているという状況なようだ。
- ゆうこは「大切なものが一緒なら、もう一度力を合わせられると思わない?」とたしなめた。二人との会話のときは終始優しい笑顔のゆうこだったが、このセリフだけは真剣な表情で語る。姉妹喧嘩の原因をたどれば本質的には故郷への強い思いゆえともいえるわけで、姉妹もゆうこの言葉には思うところがあったようだ。(この時のゆうこのセリフは、前話のひめとめぐみの「大切な人が一緒であること」に対する思いの顛末と対比させたものと言えるかも知れない)
- そこにマダム・モメールがサイアークを二体引き連れて襲ってくる。そのうちの一体をハピネスチャージプリキュアが撃退。アロ~ハプリキュアももう一体と果敢に戦う。ゆうこの言葉に触発されたオリナは、攻撃を受けかけた姉を守るため勇気を出してその攻撃を受け止めようとしたが、力及ばす吹っ飛ばされて倒れ伏す。その無様な姿をもって「だからダメな妹なんて切り捨てろと言った」とオハナを煽るモメールだが、オハナは妹の気持ちを馬鹿にしたモメールに怒りを燃やす。今ここに姉妹の心が完全に一つになったのだ。「キュアハニーが教えてくれたの。私たちが守りたいものは一緒なんだって」「そのためにも、二人で力を合わせるって決めたの」
- 姉妹の絆が強くなったことにイラつきをみせるモメール。その様子にハニーは珍しく怒りを込めた口調で言い放つ。「わたしはもめ事は嫌いよ! あなたは多くのものを凍らせるうちに、自分自身の心も冷たくしてしまったのね……」
- ハニーはヒーリングリズムで二人を回復させ、姉妹の絆を取り戻したアロ~ハプリキュアはついにモメールのサイアークを浄化させた。
- 戦い終わって、念願のロコモコをゆうこも堪能することができた。
- オリハとオリナと友情を結び、「世界のキュアハニー」としての役目を果たす。その一方、今回度々「ゆうこのハピプリ離脱」を危惧していたひめに対し、「自分はいつまでもハピネスチャージプリキュア」と宣言して安心させる。
■第29話
- アクシアの真の力を解放すればクイーンミラージュを倒せるかもと冒頭でブルーが皆に伝える。いおなとひめは是非そうしようと賛成するが、めぐみは「ミラージュを傷つけるとブルーが悲しむ」として反対。めぐみの甘い考え方に不快感を示したいおなは、つい厳しいことを言ってしまう。ゆうこはこの件では何も発言せず見守る立場だった。
- めぐみを傷つけたんじゃないかと川辺で落ち込んでいるいおなに、ゆうこが「しょうがないよ、お姉ちゃんのこともあるし」といって励ます。
- 「私はいおなちゃんがああ言ってくれて、よかったと思ってるよ」「私じゃ、めぐみちゃんに強く言えなかったから」
- なんとも意外な本音を吐露するゆうこ。戦うことが好きではないゆうこだが、ただ安易に平和や和解を口にすることがいかに無責任かということを十分に理解しているようだ。
- そして同時に、ゆうこはめぐみのことを大切に思うあまり、本音でぶつかっていけてないようなところがあることも窺える。
- ミラージュをどうすべきかについて「わからないけど、みんなで答えをみつけよう」といい、いおなと握手。
- アクシア解放のための儀式の途中でオレスキートリオが乱入。手の離せないひめを守るべく戦闘になり、ホッシーワと対峙する。
■第30話
- 「シャイニングメイクドレッサーはすごい奇跡を起こせる」と言われ、その奇跡の例として「毎日お米が食べ放題」を予想する。
- めぐみがファントムの変身した姿アンラブリーと交戦中に急いで現場に駆けつける。そして現場にいたアンラブリーの正体がファントムだと知り攻撃を仕掛けたフォーチュンを援護する。
- めぐみがアンラブリーの口撃に心を折られているところを、他のメンバーと一緒に励ます。
- 「私たちは頑張ってるラブリーにいつも引っ張ってもらってるんだよ」
- 立ち直ったラブリーと一緒にアンラブリーを追い4人で交戦。ハニーはハニーテレポートでラブリーをアンラブリーの懐まで潜り込ませる。
■第31話
- 前回の戦いで傷ついたファントムは大使館にいた。これは、ゆうこが倒れているファントムを放っておけなかったために大使館に連れてきたためだったそうだ。
- ファントムがいつ起き出して暴れるかもしれないと不安がるひめ達を尻目に、プリカードでナースに変身し、彼の看病を自ら志願した。献身的に看病する姿がひめの目には抱き合っているように見えたり、額同士を合わせて熱を測る姿がいおなの目にはキスしているように見えたりしていた。
- ファントムからは、敵対している者を助けることの異常さから「何を企んでいる」と警戒されたが、ゆうこは「何も企んでない」とお粥を振る舞う。
- ファントムを助ける理由として、かつて「好きだった子」の思い出話を始める。「ずっと一緒にいたい」「両親に二人の仲を認めさせた」など、思わせぶりな言葉を連発し、しかも「二年前病気で亡くなった」など悲劇性も含めたエピソードが語られた。
- しかしその相手とは、実は犬であり、ゆうこが語っていたのは恋バナではなく捨て犬を拾った話だった。
- しかしその愛犬デビッドのためにごはんを作り、喜んでもらえたことで、『ごはんを作る喜び、食べる喜び、食べてもらえる喜び』に気づいたのだという。2年前に病死してしまったが、一緒に過ごした日々はかけがえのないものであった。「早く治さないと会いたい人にも会えない」というゆうこの言葉に、ファントムはミラージュの姿を思い浮かべる。
- ただし、第27話の件との関係は不明(「好きな子=恋をした相手」とは限らないし、相手の幸せを思って身を引いた、という話とはこの情報だけではつながってないこともある)。
- オレスキーのサイアークが暴れる隙に、ファントムは大使館を抜け出して帰ろうとするが、「ミラージュに『もうすぐ会いに行く』と伝えてほしい」というブルーには怒りを隠せず攻撃しようとする。しかしその前に立ちはだかり、「大切な人のところに帰るといい」というゆうこには手を出せず、おとなしく帰って行った。去り際にファントムは何事かをつぶやき、それを聞いたゆうこの口元がうれしそうにほころぶ。
- その幸せな気持ちを抱いたままキュアハニーに変身。ごはんの歌を歌いながら仲間たちがサイアークと戦っている現場に飛んでいき、歌の効果でみんなの力を高めて戦いを決着に導いた。
- 戦いが終わって大使館に戻ったゆうこは、看病のお粥をファントムが残らず平らげてくれたことを知って、満面の笑顔を浮かべる。先程の帰り際に彼は「ごちそうさま」と言い残していたのだった。
■第32話
- めぐみ、ひめとともにシャイニングメイクドレッサーにイノセントな気持ちを込めようとする
- 裕哉からの告白に「恋愛なんてしたことない」と戸惑ういおなにたいし、「恋はするものじゃなくて落ちるもの」という大人な意見をする。
■第33話
- めぐみが焼いたロケットクッキーを「バターの香ばしい香り~」と食通らしく褒める。そしてひめと全く同じノリで味見を敢行。
■第34話
- 文化祭の準備のため、料理の下ごしらえを担当。
- 「私の理想は白馬の王子様」と、高い理想を語るひめに対し「きっと現れるよ」と応援。
- 文化祭当日では「ぴかり茶房」での料理を担当。コックのプリカードを使い、「なんでも作るよ!」と意気込み、たこ焼きや焼きそばを作った
■第35話
- 冒頭でハニーキャンディの作り方をついに公開。長く謎だった「隠し味の愛」とは、出来上がった後にメイド喫茶のように愛を込めること。
- おおもりご飯のお弁当配達の仕事ぶりも一般公開。配達先は漫画家の仕事場や一般家庭、トップモデルなど様々で、そのほとんどがおおもりご飯のお弁当のファンだった。
- 弁当箱を回収。空箱を振ったときに聞こえてくる「ごちそうさまの音」が好き。
- どうやって入手したか不明だが、ホッシーワ配下のチョイアークの一人もおおもりご飯の弁当を仕事中にこっそりと食べていた。(ちなみに一口食べたチョイアークは幸せになって浄化されかかった。実はシャイニングメイクドレッサーよりも幻影帝国の脅威なんじゃ……)
- たくさんの客に好評のなか、最後の配達先となった三ツ谷のぶこだけはゆうこに厳しく、「配達が遅い」「味付けが濃い」といって怒鳴りつけてきた。
- ただし、それでものぶこは弁当を全部食べていたことを知っているゆうこはのぶこを嫌ったりはしなかった。
- 翌日、ゆうこによる弁当の配達を内心楽しみに待っていたのぶこの下にホッシーワが来訪。「人を幸せにするごはんなんて必要ない」と語るホッシーワによって鳥型サイアークにされたので、少し遅れて訪れたゆうこ達と戦闘になる。
- 「ごはんが無くなっちゃったらお腹がすいたときみんなが困っちゃうでしょ!」とのハニーの言葉に「お菓子を食べればいいじゃない」とホッシーワが即答。どこかで聞いたことのあるやり取りをする
- 「ごはんもお菓子も同じ、どっちも食べ物でどっちもおいしい」と、食べ物への愛をこめて「ごはんの歌」を熱唱。歌が最高潮のテンションになると同時にイノセントフォームへの覚醒を果たした
- 「美味しいものを食べれば、誰でも幸せになれる。美味しいものが好きなあなたならわかるはずよ」と、ホッシーワのお菓子好きを否定せず語り掛ける。
- ちなみにこの回でキュアハニーは、35話にして初めてパンチで敵を吹っ飛ばした。
- 解放されたのぶこに弁当を配達するが、また怒鳴られる。しかしその後、のぶこのオウムが「配達を心待ちにしていたときのセリフ」を声真似したことから、のぶこの本心を知りハピネスな気持ちが高まった
- このとき登場したドレスのプリカードは来週公開予定の劇場版にて使用するドレスと同一の物。
- のぶこをおおもりご飯本店に誘いみんなで食事。「みんなで楽しく美味しくごはん」がゆうこの幸せである。
■第36話
- めぐみの誕生日パーティーの準備で料理を担当し、七面鳥を焼いたりケーキを用意。ケーキにはハニーキャンディをつくるときのように愛を込めたらしい。
- 戦闘では、ハニーリボンスパイラルでのサイアークの攻撃を捌いたが捌ききれず吹き飛ばされる。ただし、そのちょっと後のシーンで何事もなかったかのようにみんなと一緒に走っていた。
■第37話
- ぴかりが丘ハロウィン祭りにて、魔女の衣装になり、お菓子をもらいに来た子供にハニーキャンディを配る。
- かぼちゃのケーキを半分こしたものをひめから渡され、一緒に食べる。
- その他、祭りで売り出されているチュロスなどのお菓子を満喫。いおなからお小遣いの事を指摘されたが、この日のために一年間貯金していたらしく、抜け目がないところが垣間見えた。
- ブルーに関するめぐみの気持ちの話題になったとき「いろんな好きがあるからねえ」と達観したセリフを残す。
- オレスキーが職場でピンチに陥っていることをほのめかしたとき、戦闘中にもかかわらず敵に対し「相談に乗る」と、オレスキーの悩みを聞こうとする。めぐみもこの姿勢に乗った。
■第38話
- 前話からの続き。封印されていたはずのキュアテンダーが突如あらわれて、オレスキーに浴びせかけていたハピネスビッグバーンの効果を闇の波動でキャンセルする。そしてテンダーはいきなりフォーチュンを闇の波動で攻撃。何が起こったのか理解できていないがゆえにフォーチュンも含めてとっさの反応できなかった中で、ハニーだけはすばやくうごいてフォーチュンを突き飛ばして攻撃からかばった。冷静な判断力が他の仲間よりも高い点がうかがる。
- 激戦の果てにイノセントプリフィケーションを発動させたプリキュアたち。その力で洗脳が解けた氷川まりあといおなが抱き合う姿に、「幸せ満腹 ごちそうさまでした」
■第39話
- まりあに引っ付きすぎていおなに怒られたひめをハニーキャンディで手なずける。ゆうこは家族構成で言えば妹であるが、このチーム内では姉のようであった。
- 戦闘では、サイアークの目が光るのをエネルギーが充電したと分析する高い分析力を見せる。
- 戦闘終了後、ブルースカイ大使館に大きめのお弁当を持参し、みんなで食べた。
■第40話
- 調理実習において、どこから持ってきたのか不明だが大量の三段重ねハンバーグランチを作成。おおもりご飯の味を学校で振る舞うゆうこの眩しい笑顔にみんながほっこりし、家庭科室が光に包まれる。
- 休日、家に届けられた段ボール一杯分の食料をおすそ分けしに大使館を訪れ、なりゆきでピクニックをすることになった。
■第41話
- クイーンミラージュがついに自ら動き出し、世界中にサイアークが溢れる。ブルーとハピネスチャージプリキュアはミラージュを止めるためについに幻影帝国に突撃。シャイニングメイクドレッサーの加護を受けたプリキュアたちは帝国内でも全く力が減衰せず、キュアハニーはハニーリボンで三体のサイアークを一度に拘束していた。
- 王城に向かう途中で不思議な霧に紛れてしまい離れ離れに。しかしキュアハニー一人だけは何とか迷わず城の入り口までたどり着く。そこにはファントムが待ち構えていた。
- 剣で猛攻を加えるファントムをハニーリボンで受け止めながら、「傷はすっかり治ったみたいね」と無理に笑顔を作ってまで31話でのファントムの怪我を案じていた。やはり、一度情けをかけた相手とは戦いにくいのかしばらくは防戦一方のキュアハニーだったが…
- 「あなたとは戦いたくない。でも、私たちには先に進む理由がある。あなたが立ちふさがるというのなら、全力で通らせてもらいます!」
- 宣言とともに攻撃に転じるハニー。ファントムの剣を白刃取りし、さらにはハニーバトンのマラカスモードを二刀流の打撃武器として使うというラブリー並の荒ぶりっぷりを見せた。
- 上空から超巨大なハニースタンプで押しつぶそうとするが、ファントムはミラージュを思う力でその大重量を支え、ボロボロになりながらもハニースタンプを逆に押し上げてキュアハニーを撃墜した。不幸や憎しみを根源にする敵にプリキュアは負けることはないが、ファントムは歪んでいようが「ミラージュへの愛」のために戦う戦士だ。この戦いはどちらがより強く愛に執着してるかで決着がつくのである。
- 落下していくハニーを魔力の枷で拘束し、封印すべくエターナルケージを放つが、そこにブルーが乱入してハニーの盾になる。ブルーの登場で怒りを爆発させたファントムはハニーを放っておいて全力でブルーを攻撃する。その攻撃でブルーは倒れ気絶するが、ファントムもまた力を使い果たして立ってるのがやっとの状態となる。一方、ブルーも倒れる直前に最後の力でハニーの拘束を解いていた。
- ブルーにとどめを刺そうとするファントムの前にハニーが立ちふさがる。ファントムがミラージュをこれ以上闇に染めないためにあえて悪鬼羅刹の罪を背負っていたことを知り、「やっぱりわたし、あなたとは戦えない。あなたのことも救いたい」と本心を述べる。そして、その思いを声に乗せてクリスタルソングを放った。これは敵を浄化するほどの力はないが癒すことができる技だ。ファントムは光に飲まれ、剣は光の粒子に分解され、傷が癒されていく。
- その光の中でファントムの手を優しく握り、ミラージュを救いたいというならば自分たちも思いは同じだと説得。「あなたもミラージュさんの笑顔のために頑張っていたんだよね」
- しかしそこにディープミラーが闇の力で干渉し、ファントムの中から怒りと憎悪を無理やり引き出し暴走状態にさせる。だが、駆け付けてきたキュアフォーチュンがエメラルドイリュージョンでファントムを足止めし、全員そろってのイノセントプリフィケーションを放つ。怒りと憎悪から解放されていく中、ファントムは過去の思い出を反芻し、自分が戦う決意を固めた原点を見つめなおす。そして、自分が本当に望んでいたことは、ミラージュの笑顔を取り戻したかったことだと自覚したファントムは、自身の本当の姿を取り戻した。
- 「あなたの願い、やっと聞けたね」
■第42話
- クイーンミラージュの居城に突入。ミラージュのいる謁見室に向かう中でオレスキートリオにたちふさがれ、プリンセス、ハニー、フォーチュンの三人がトリオを足止めする役目を担い、ラブリーとブルーと妖精たちは先に進む。
- 三幹部と戦いの中で三人は分断され、ハニーはホッシーワと一対一で決闘する構図に。
- 美味しいものを好きな人に悪い人はいないという思いで、戦いながらも説得を続けるハニーだが、ホッシーワはそういうハニーの姿が偽善臭くて耐えられずに罵倒する。「特にあの歌! みんな一緒に食べれば幸せ~なんて、バッカみたい!」
- 誰も自分の痛みや悲しみを分かち合ってくれなかったのだから、好きなものを分かち合うことは絶対にしてやらないと自身の根底にある哲学を述べるホッシーワだが、ハニーは楽しいことはみんなで分け合えば何倍にも楽しくなるとこれまた自身の根底にある哲学で反論し、イノセントフォームに変身する。
- 「わたしはね。みんなの幸せはお腹だけじゃなくて心も満たしてくれると思うの。だからわたしは、みんなと幸せにご飯を食べたいの」
- 初登場時から揺るがぬ食への信念。彼女にとってのご飯とは「幸福という概念」の具現化である。ご飯は形あるものなので誰とでも分かち合うことができる。ゆえに、ハニーにとっては幸福とは他者と分かち合える概念なのだ。幸福でも悲しみでも、形なき自分の思いを他人と共有することはできないと考えるホッシーワとは対極にいる。その心からのイノセントな思いは、イノセントフォームの力を無限に高める。
- その力に脅威を感じたホッシーワは「ごはんごはんうるさいのよ、このごはん娘がァッ!!」とみんなが心の中でちょっと思っていたことを叫び、必死に反撃するが、ハニーの思いの強さに押されるばかりで、ハニーの放ったハニーテンプテーションを受け入れ、潔く浄化されることになった。
- 「ホッシーワさん。あなたにも大切な人と一緒に大好きなものを食べられる時が来るわ……」
■第43話
- この回はラブリーとミラージュの戦いがメインであり、他三人のメンバーは途中駆けつけてイノセントプリフィケーションを発動するまで大きな出番は無し。
- しかしハニーは、イノセントプリフィケーション時に頬にキスという行動に出て美味しいところを持って行った。
■第44話
- 冒頭では平和が戻ったブルースカイ王国で、何処から出したのかハニーキャンディを住民たちに配っていた。
- パジャマパーティにてブルーへの不満をぶちまける話題になったが、ゆうこは「なんであんなに胸元あけてるの?」と、若干ポイントがズレていた。
■第45話
- おおもりご飯で仲間たちとクリスマスランチ会。…なのだが、その前に仲間たちにクリスマス特製チキンの売り子をやらせる。働かざる者くうべからずか。ちなみに一個300円。
- そのあと、ブルミラや妖精たちへのプレゼントを買いに町へ。ひめがリボンの、いおながぐらさんのプレゼントを物色してるなか、ゆうこはファンファンへのプレゼントを探していた。
■第46話
- ピンチにかけつけてきた世界のプリキュアたちのうち、ハニーはキュアウェーブとコンビネーションを組んで攻撃していた。
■第47話
- ラブリーがダーク誠司のバリアを破壊するための隙をつくってあげるため、他の3人とともに誠司の足止めを行う。ハニーはリボンをフェイントに使うというかなり高度な技で誠司を翻弄。
■第48話
- 本作のラスボスであるレッドと対峙するが、イノセントフォームでの攻撃も通じず、チームで最初に倒され封印されてしまう。
■第49話(最終話)
- フォーエバーラブリーが世界中を照らした光を「炊き立てのご飯のように暖かい」と評し、最後までごはんキャラを貫いた。
- ブルーとミラージュが惑星レッドの復興のために地球を離れることになるが、ファンファンは地球に残ることになる。
- 平和になった後の世界で、ファンファンと一緒に生活。なんとファンファンがおおもりご飯で人間体となって料理の修行をしている回想が流れた。ファンファンの存在は大森家でも受け入れられているようだ。
- 地球を去ったブルーが残していった「愛の結晶」を投げるという話題になり、ゆうこは「これが当たった人とご飯を食べに行こうかな」と、新たなごはん仲間を探すために使うことになった。
特別出演
■HUGっと!プリキュア第36・37話
- 第36話ではドクター・トラウムの発明により街中が時間停止状態になり、めぐみたちともども動けなくなってしまう。
- 続く第37話ではキュアリズムとともにキュアホイップの攻撃に拍手を送った。同話でキュアホイップを含むキュアフェリーチェからキュアアムールまでの12人の後輩と初共演。
映画
■NS3
- 物語冒頭でつむぎの導きで仲間と共にドール王国に向かう。
- そこでもサイアークとの戦いがあった後、ドール王国内で歓迎を受ける。城でのパーティでは元気のないいおなを励ましたり、出されたケーキを平らげていた。
- 後半のブラックファングとの戦いではキュアフォーチュンと続いて倒されてしまうが、キュアラブリーがスーパーハピネスラブリーにパワーアップし、ラブリーたちとの合体技でブラックファングを倒す。
- ラストではめぐみたちと共につむぎのバレエを見に来ていた。
- 春野はるか達プリンセスプリキュアとの初顔合わせの時、はるか達が「ごきげんよう」とあいさつしてきたのに戸惑いつつも、いおなと共に「ごきげんよう」と返す。
- 出番が近づき不安になるはるかをめぐみたちと励ますが、その時のセリフが「カレーにから揚げをトッピングするようなものだよ」というもので相変わらず食べ物にちなむのが好きというか…。しかもはるかには「それって最強ってこと?!」と通じていた。
- 終盤では正体を現したオドレンとウタエンによって仲間ともども地下に落とされてしまうが、はるか達プリンセスプリキュア3人が「イマココカラ」を歌ったことで復活。その直後の戦いではプリンセスたちと共に国王たちが監禁されている牢屋の探索に向かい、手分けして手掛かりを探している最中に厨房に入って鍋の中を覗いていた。その後プリンセスが牢屋への入り口を見つけた時、何故か顔にご飯粒がついていた。
- 国王たちを救出した時ハニーキャンディを勧めていたが、ハルモニアの守り神であるドラゴンが覚醒したことにより、急いでラブリーたちの元へ駆けつける。キュアフローラ達プリンセスプリキュアがドラゴンの放つ火球に飲み込まれる寸前にラブリーたちと共に彼女たちを助ける。その際キュアトゥインクルが落としたドレスアップキーを拾い渡している。
- そして仲間や歴代プリキュアと共にモードエレガント・プリマヴェーラにフォームチェンジしたプリンセスプリキュアに助力。ドラゴンの怒りを鎮めた後はプリンセスプリキュアの歌とダンスを見ることになった(描写はなかったがめぐみやひめが見ているシーンがあるので共に見ていたのは間違いないだろう)。
- キュアハニーとして仲間と共に登場。ノイズの複製体に狙われ続けるキュアミラクルを援護し、4人の合体攻撃を仕掛ける。
- しかしノイズの複製体を倒しきることができずミラクルを先行させるも、仲間共々捕まり自爆攻撃で囚われる。幽閉先の牢獄では流石にしょげ返っていた。
- しかし終盤においてミラクル達魔法つかいプリキュアがミラクルライトを振ったおかげで仲間や歴代プリキュアと共に解放され、ともに闇の王・トラウーマに立ち向かいソルシエールの魔法でパワーアップした魔法つかいプリキュアに助力し、トラウーマ打倒に一役買う。
- 戦いのあとで行われたお花見では春野はるかの一言で朝日奈みらいとリコが魔法使いと知り、仲間達と共に二人を取り囲んだ。
- ミデンによって仲間や歴代プリキュアともども小さい子供にされてしまうが、終盤で元に戻り多数のちびミデンとの戦いではハニークリスタルソングを披露。
- 今映画ではカメオ出演でセリフなし。終盤において仲間や歴代プリキュアとともにミラクルライトを振ってキュアスター達を応援。
- 『スター☆トゥインクルプリキュア』のユニ(キュアコスモ)以降の19人(ユニから『ひろがるスカイ!プリキュア』のプリンセス・エルちゃん(キュアマジェスティ)までの19人。)19人と初共演。
関連イラスト
変身前の姿と変身後の姿のタグの使い分けに関する注意と配慮について
プリキュアに変身する前の姿しか描かれていないイラストに対して、変身後の姿である『キュアハニー』のタグを付ける行為は、変身後の姿のイラストだけを見たい人にとっては検索妨害になってしまうので、そのような行為は避けるべきである。
また、変身後の姿しか描かれていないイラストに対して、『大森ゆうこ』等の変身前の姿のタグを付ける行為に関しても同様に避けるべきである。
中にはもちろん、変身前後の姿の両方のタグが付けられている事を気にしない人もいるだろうが、検索の際に気になるという人もいるため、そのような人への配慮としてタグの使い分けをしっかりと行う事が推奨される。
関連タグ
ハピネスチャージプリキュア! 愛乃めぐみ 白雪ひめ 氷川いおな 相楽誠司
そうです!私がキュアハニーなのです!のポーズ 変なプリキュア
Go!プリンセスゆうゆう 魔法つかいゆうゆう キラキラ☆ゆうゆうアラモード
カップリングタグ
さきゆう うらゆう つぼゆう いつゆう かなゆう エレゆう あかゆう はるゆう