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曖昧さ回避

  1. 魔法つかいプリキュア!』の表記揺れ
  2. 上記作品に登場するプリキュアチーム。本項で解説。

概要

本作におけるプリキュアは伝説の戦士ではなく、伝説の魔法つかいである。

(本作では「魔法使い」のことを「魔法つかい」と漢字+ひらがな表記で記すことが徹底されているが、別に意味は変わらない)


魔法の箒で空を飛びステッキを振り回して可愛く魔法を使いながら、パンチやキックで雄々しく怪物を殴打するという「魔法(物理)」のスラングをド直球で表現しているプリキュアだ。

小さい女の子の夢と大きな男の子の憧れの奇跡的なコラボである。


作中では単に「プリキュア」としか呼ばれてないので、「魔法つかいプリキュア」がチーム名というわけではない(ただし変身後の2人での名乗りは「魔法つかいプリキュア」になっている)のだが、映画「プリキュアオールスターズ」では暫定的にこの名前をチーム名としてあつかっている。


2016年春のプリキュア映画公開当時では以下の二人が魔法つかいプリキュアとなっている。



本作のプリキュアは魔法界に伝わる伝説の存在とされている。

こちらの2人は、ナシマホウ界(人間界)の少女・朝日奈みらいと魔法界の少女・リコ(十六夜リコ)がリンクルストーンの力を解放した後手を繋ぐことで変身する。

変身にはモフルンがリンクルストーンの力を解放する必要があり、3人揃って手を繋がないと変身できない。

二人は第一話時点でそれぞれがダイヤのリンクルストーンがはめ込まれたペンダントを身につけていたのだが、それがプリキュアの変身アイテムであることなど全く知らなかった。そんな二人が第一話でたまたま出会ったことで二つのダイヤが共鳴し、ぬいぐるみだったモフルンに命が宿り妖精に生まれ変わった。そして、ふたりはプリキュアへと覚醒したのである。


注意しなくてはならないのは、今作で彼女たちにプリキュアになって欲しいと頼んできた存在がいないことがある。つまり、彼女たちにはプリキュアとしての使命が与えられていない

みらいとリコがプリキュアへ覚醒したのに何者かの意思が介在しているのかは全くの不明であり、現状のところ、伝説の魔法つかいの偉大な力をどのような目的で使うかはみらいとリコの自由意思に任されている。

みらいもリコも自分たちが「伝説の魔法つかい」の力を手にしたこと自体には誇りを持っており厄介事とは捉えていない。自分たちがプリキュアになった意味を知りたいとも考えていて、プリキュア伝説に関係がある何かに触れる機会があれば物怖じせずにそれを求める。

しかし、この大きな力をむやみに弄ぶことはせず基本的には闇の魔法つかいが襲ってきた時の撃退用にしか使っていない。二人ともプリキュアの力に頼らずとも魔法が使いこなせる一人前の魔法つかいになろうとしているのである。


魔法界ではプリキュアの伝説は誰もが知っているのだが、本作では魔法界の重鎮的存在である魔法学校校長を例外とし、基本的に他の魔法界の住人にも正体を秘密にしている。第7話では詳しく正体について言及されてはいないが一部の人魚族には目撃されていた。

これは伝説の魔法つかいプリキュアのイメージを守ると言うリコの提案によるもの。自分が周囲の人たちから「魔法つかいとしてはダメダメ」とみなされていることを痛感しているリコは、自分がプリキュアであると周囲に知られたら、自分が見直されるのでなく、プリキュアなんて大した魔法つかいではないと思われてしまうのではという懸念があるようだ。(第2話では嬉々として教頭にプリキュアになったことを報告していたりもしたが、全く信用されずに逆に心証を損なってしまっており、そこからの教訓もある)

それまでプリキュア発祥の異世界人側には正体を隠す必要が無かったプリキュアシリーズにおいて徹底した秘密主義を貫いているようにも見えるが、本作では魔法界も「日常生活の場」として設定されていると考えるとプリキュアシリーズのいつも通りの流れとも言えるだろう。


最大の特徴は、変身時に使用するリンクルストーンの種類によって変身後のコスチュームから戦闘スタイルまでガラリと変わること。

プリキュアのイメージカラーはキュアミラクルがピンク、キュアマジカルがなのだがこれはあくまでダイヤのリンクルストーンを使った時のカラーに過ぎない。別のリンクルストーンを使うと全く違う色の衣装になる。

一度変身した後に別の姿にフォームチェンジする二段変身ではなく、変身前にどのスタイルに変身するか選択するタイプのプリキュアは『ふたりはプリキュアSplash☆Star』以来である。

作中で判明しているスタイルは以下の通り。詳細は各スタイルの記事を参照。



これらのスタイルをまとめて「カラフルスタイル」とも呼ばれる。


追加戦士は?

3人目・キュアフェリーチェ

追加戦士の登場はプリキュアシリーズでは定番となっているが、「カラフルスタイルによって異なるタイプのプリキュアに変身できるのだから、本作に追加戦士はいないのではないか?」などと議論もあったのだが、6月1日になんと公式ページで、7月3日放送の第22話から、追加戦士としてキュアフェリーチェが登場することが発表された。


名乗りは「あまねく生命(いのち)に祝福を!キュアフェリーチェ!」。そして一部では予想されてはいたが、はーちゃんが更に成長した花海ことはが変身することも発表された。プリキュアシリーズで追加戦士の登場が変身前を含めて放送前に公式発表されるのは初めての例(次回予告やエンドカードで「○人目のプリキュアもうすぐ登場!」と追加戦士の登場が予告されることは歴代の幾つかの作品ではあった)」。

そして、放送当日キュアフェリーチェが登場し魔法つかいプリキュアは3人体制に移行。彼女は初期メンバーと大きく変身プロセスが異なり、フォームは一種類のみで使用する魔法も花魔法という名称となっている。詳細は彼女の項目を参照のこと。


特別枠・キュアモフルン

さらに秋季プリキュア映画においてモフルンキュアモフルンになることが決まった。詳細はキュアモフルンを参照。

映画本編では魔法つかいプリキュアの名乗りに加わり、4人で必殺技を放つなど、魔法つかいプリキュアの一員として戦っていた。

ただし、キュアモフルンは「100年に一度目覚める奇跡の石」によりモフルンが変身する力を得た映画限定のプリキュアであり、シリーズ本編には登場せず、正式なプリキュアオールスターズには今のところカウントされていない。


余談

テレビ版の担当声優である3人は、本作放映時の2016年冬アニメから2017年冬アニメにかけてプリキュア以外の作品にもキャストで関わっている

プリキュア声優が同時期の他作品にもキャスト出演すること自体はここ近年散見され、有名声優であればプリキュア放映時期でも各クール毎の作品に顔を出すケースもある。

だが、プリキュア声優全員がプリキュア放映中の全てのクールでプリキュア以外の作品に出演するケースは本作が初である。



プリキュアの起源

ネタバレ注意




















この世界における「プリキュア」の起源とは、マザー・ラパーパが「最後に残した魔法」の名前である。

かつて魔法界とナシマホウ界は、マザー・ラパーパが守護する一つの世界であった。マザー・ラパーパが拠り所にしていた大樹とそれを支えていた大地が終わりなき混沌との戦いの末分離し、大樹が魔法界に、大地がナシマホウ界に変化していった。(この事項に関する詳細はマザー・ラパーパ参照)


このマザー・ラパーパは消滅する寸前に「分かたれた二つの世界を繋げなおす」という大魔法をかけた。その大魔法の名前は「プリキュア」と云う。(世界が分かたれる前(pre)の状態に癒やす(cure)。世界をあるべき姿に戻すという意味合い)

ただし「大魔法プリキュア」の効果が発動するのは、悠久の時の果てなのだと言い残した。


その後、魔法界ではしばらくは「大魔法プリキュア」の伝説は語り継がれていたものの、数万年を超える年月の果てに、世界が二つに分かたれたという事自体が忘れられてしまった。当然、「二つの世界を結ぶ奇跡の魔法」のことも忘れられた。

しかし、「プリキュア」という言葉だけは魔法界の人々の記憶に残り、その意味は少しずつ変化していき、現代においては「過去に存在した偉大なる伝説の魔法つかい」を指す言葉となっていた。これが本作の第1話時点での状況である。

そして「伝説の魔法つかい・プリキュア」を名乗る少女たちが世界を救ってから数年後。「二つの世界を結ぶ奇跡の魔法」はついに発動したのである。


そのため、「魔法つかいプリキュア」では前作のように、過去の時代にプリキュアが存在していたわけではない(少なくとも先代プリキュアの存在は今のところ確認できない)。


関連項目

魔法つかいプリキュア!


魔法使いプリキュア - 表記ゆれ


プリンセスプリキュア魔法つかいプリキュア → キラキラプリキュアアラモード

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