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CV:渕上舞


概要編集

四葉財閥のお嬢様。第1話でマナたちが訪れた「東京クローバータワー」のオーナーでもある。妖精ランスの力を借り、キュアロゼッタに変身して戦う。

誕生日は5月28日のふたご座(シリーズ構成・山口亮太ツイッターより)。


容姿編集

髪色は茶色。先端から髪を垂らした二段のお団子を側頭部の左右に作り、そのお団子の下の段の側面に四ツ葉のクローバーを模した緑色のアクセサリーをいくつか付けるという特徴的な髪型をしている。

変身の亜久里を除くと4人の中では一番身長が低い。

髪を下ろした時は、両の肘まで届く長髪で、普段お団子にしているせいか先の方はウエーブがかかっている。

ありす嬢

ちなみにお団子が一段になっているイラストもあるが、これは小学生時代の髪型である。

センシティブな作品


服装編集

春秋冬服

首にクローバーが施されたチョーカーを巻き、オレンジ色のリボンが付いた黄色いジャケットを羽織っている。下には白いワンピースを着て、刈安色のタイツと黒のストラップシューズを履いている。


夏服

首にオレンジ色のチョーカーを巻き、クローバーが施されたパフスリーブのジャケットを羽織り、フリルの少ないワンピースを着ている。夏でも同じタイツだが、靴はリボンが付いたオレンジ色のストラップシューズを履いている。

5/28


スペック編集

ピンク色の高級車で送迎され、外出時には日傘を差し、お付きの執事セバスチャンを常時従えている。


まだ中学2年生の身でありながら、四葉財閥の会議で経営方針の決定を任される地位にある。


特技はバレエ、バイオリン、ピアノ、料理、水泳、乗馬、習字と多彩である。

さらに祖父の勧めで空手、柔道、剣道、合気道なども嗜んでいるらしく、どれもプロ級らしい。武道の方は、稽古を後述の小学生時代での一件で止めてしまい、キュアエースの出現まで再開することはなかった。稽古時の道着姿で黒帯をしているのが確認でき、段位を持っているようである(一緒にいた相田マナ達は白帯だった)。作中描写や設定から、運動神経はマナについで2番目に高いと考えられる。学校では園芸部に所属しているらしい。


性格編集

おっとりとした性格で、暴れまわるジコチューを見て「ウチで飼ってもいいかしら?」と発言するなど、世間知らずなご令嬢らしくかなりズレた感性を持つ。

友人であるマナ六花がプリキュアである事実を知っても全く驚かない、目の前で起こっている超常現象を微笑ましく見守るなど、多少の物事には一切動じない。基本的に誰に対しても、上品且つ物腰柔らかく接する。


ありすの夢は「みんなを笑顔にしたい」という微笑ましいものだが、ありすは四葉財閥の絶大な力を使えば、皆が笑顔でいられる世界を「作り出す」ことができると信じている。中学生にして財閥の経営に携わっているのも親の意向というより自分の意志に基づくものである。

プリキュアとしての活動においても四葉財閥の力をつぎ込むことに躊躇しない。そのため四葉財閥はシリーズ初の「一般人由来のプリキュアのサポート組織」として機能している。


人間関係編集

ありすにとってマナと六花の二人は幼馴染であり、小学校は同じだったが、中学校は彼女たちの通う大貝第一中学校ではなく、名門私立学校「七ツ橋学園」に通っている。そのため物語作中ではありす1人が別行動である事が多い。

しかし学校が別になって1年以上経ってからも、2人とは月に一度のお茶会を通じて交流があり、3人がプリキュアになったことに伴って一緒にいる時間も増えている。


一方、彼女の学校生活は未描写であり、プリキュアシリーズの中学校に通っているメンバーの中で回想を含めて、学校生活が全く描かれていないのは現時点で彼女のみである。因みにありすの制服姿はプリキュア関連の雑誌と後述の49話のエピローグやプリキュアつながるぱずるんに登場していて、前者は青・白、後者は黒・白・赤を基調としたカラーリングとなっている(他にも幼年誌やグッズ絵などバリエーションあり)。


マナと六花との友情はありすにとってはかけがえのないものであり、後のありすの人格形成のきっかけになる程に大きな影響を与えている。


ありすは6歳の頃まで病弱で家の外に出るのを親から禁じられていた箱入り娘だったが、ある日、幼き日のマナと六花が蝶を追って四葉邸の庭園に不法侵入し、その時から三人の友情が始まった。

以後はマナたちに連れられて親には内緒で外で遊ぶようになり、自然の中で一緒に遊ぶ内に元気な体になっていった。

後に父である星児の意向でもっと環境がいい外国に引っ越しさせられそうになるが、マナ達と一緒にいたいために生まれて初めて父に逆らい、家出騒ぎを起こした。この騒動はありすが芯の強い人格に成長していく大きなきっかけになった。


この時も背中を押してくれたのはマナであり、これ以降、ありすは「マナのような、みんなに笑顔を与えられる人間になりたい」と強い憧れを抱くようになる。

上述した「みんなを笑顔にしたい」というありすの夢もここが出発点である。


小学生時代のありすはマナや六花と同じ学校に通っていたが、中学になってからのありすは別のお嬢様学校に通うことになったため、遊びや勉強を一緒に楽しむ時間は大幅に減ってしまった。

現在のありすは、マナと六花を少し離れたところから見守るような距離感であり、冷淡に見えることさえある。

しかし、ありすにとっての二人の幼馴染への憧憬は信念や信仰に近い内面的なものとして根付いており、遊びや勉強を一緒に楽しむことで友情を確認するような行為をそれほど必要としていない。月に一度のお茶会だけで皆の心が強く繋がっていることがわかるのである。

この点は、六花がマナを常に傍で支えようとしていることとは好対照となっている。


ありすにとってはマナと六花は他の誰よりも特別な友人であるのだが、真琴亜久里、さらにはレジーナなど、マナや六花が仲間と認めた者に対しては同じくらいに「大切な友人」として扱っている。

マナと六花のどちらがより親密かを比べることは野暮ではあるが、マナの方がありすにとっての影響力が高いことは窺える。


このように友情が神聖視されている反面、その友達を傷つけられると怒りで見境がなくなってしまうという一面もある。


小学生時代のある時、ありすをからかいマナと六花に叱られたいじめっ子が、中学生の不良の兄を連れて仕返しに来た。その際彼らがマナを侮辱して泣かせたために、ありすは怒りで我を忘れ、不良兄弟を全員叩きのめしてしまった経験があった。

しかし親友のためとはいえ、暴走して他人を傷つけてしまったことに悩み、それまでにやっていた武道の習い事を全て止め、あまり自分を押し出さないようになっていた。

そして、プリキュアという規格外の力を手に入れるきっかけを得たとき、怒りで我を忘れた自分がその力で取り返しのつかないことをしでかすのではないのかと恐れてしまった。

当初は「プリキュアのプロデューサー」になることで、自分自身は変身するのを断ったのにはそんな理由があったのである。

セバスチャンの後押しやランスの必死な説得に心を最終的に動かされて、友達であるマナや六花を守りたいという気持ちが勝ち、プリキュアという「力」を手にすることを決意した。


ありすの過去を知る幼馴染の五星麗奈が、ローズレディコンテストでマナ達に嫌がらせをしてありすをキレさせて失格させようという妨害工作をしたことがあるが、彼女は全く動じず「友達の為」と言って怒りを爆発させることは無かった。この事から彼女の現在の成長を垣間見ることが出来る(これは、マナや六花が「自分たちのことでありすにキレて欲しくない」と願っていた状況だからであり、友達の為に怒ることをしない冷たい性格になったという意味ではない)。


力とは己の愛する者を守るためのもの。それを忘れなければ二度と力に飲まれることはない」という祖父・一郎の言葉はキュアロゼッタに変身することを決意するきっかけとなっており、その教えを守って自らの心を高めるための精神的修練も欠かしていない。精神的な成熟度は他の仲間たちより数段上で、愛の自覚を促すキュアエースの試練においては、仲間たちの中で唯一、エースの導きを受けずにステージを上昇させている。


家族構成編集

父:四葉星児

母:四葉祥子

祖父:四葉一郎 ※故人


作中に登場するのは以上の3名であるが、山口亮太によれば「四葉ヒロミチ」という兄が設定されていた。元大貝第一中学校生徒会長で、家業を継ぐのを嫌い、年がら年中旅に出ている放蕩息子だが、マナにも影響を与えた人物とのこと(『オフィシャルコンプリートブック』)。

妹が「ありす」で兄が「ヒロミチ」が違和感あるかも知れないが、本作ではプリキュアの両親には『おかあさんといっしょ』の歌や体操のお兄さん・お姉さんから取られるという法則があるので、ヒロミチお兄さんの元ネタは佐藤弘道と思われる。


余談編集

声優について編集

ありす役の渕上舞氏は3年前のハートキャッチプリキュアに端役の生徒会員役で出演していた。今回はレギュラーとしての再登板となる。また九州出身のプリキュア声優は渕上氏が初となる。

また、本編終了の4年後にソロデビューを果たしたため、ランティスをレーベルに持つ初のプリキュア声優となった(ユニット単位ならば達も該当する)。


余談だが、某海洋アクションアニメで共演し、そのEDも歌唱している声優ユニット同僚2作後黄キュアを演じたので、プリキュア声優としての心得を色々教えたとの事。




各話ネタ編集

テレビ本編編集

  • 1話

自分がオーナーであるクローバータワーで、並ばなくてもいいのにわざわざ行列に並ぶ。

それは「並んだ分だけ感動が待っていると、マナちゃんならそう言う」という理由によるもの。

かと思うと、暴れ回るジコチューを「ウチで飼ってもいいかしら」と尋ね、セバスチャンに「いけません」と窘められた。


  • 2話〜3話

出番無し。


  • 4話

プリキュアの正体を既に知っていたことが判明。真実を知って驚くどころか、友人のマナと六花のため、外部にばれないように既に証拠映像をクシャポイしていたという。

怒りゆえに我を忘れて暴力を振るってしまった過去があるため、プリキュアになることを当初は断り、プロデュースという形でサポートしていた。キュアハートキュアダイヤモンドが戦う側で、のんびり紅茶を嗜むという相変わらずのズレっぷりを見せつつ、ジコチューの弱点を見抜き「既に勝負はついています」と言い切るなど観察眼の鋭さも披露した。

だが、セバスチャンの「マナ達といる時が一番楽しそう」との声や、ランスの説得により祖父の教えを思い出す。「大切な人を守りたい」という気持ちからプリキュアに変身することを決意、キュアロゼッタに変身する。

【ネタ】むしろ彼女のが(クレイジー)ダイヤモンド【同案多数】ドキドキ残酷無残変身少女絵巻


  • 5話

クローバータワーの入場者記録から、剣崎真琴がキュアソードかもしれないという見事な推理を披露。同時に、芸能人の指紋やDNA情報を簡単に入手できる四葉財閥の驚異の情報網も明らかに。父が所有するヨツバテレビには、当然のごとく顔パスで入場した。

ただし、潜入してからその先はマナ頼りで何も考えておらず、六花を困惑させてしまった。


  • 6話

マナの家の壁を食べるブタ型ジコチューを見て「まあ、お行儀が悪い」というのみ。怒るべき点が若干おかしい。

そして、ピンチの場面なのに、食べて巨大化するジコチューに対し「よく食べるとよく育つって本当ですわね」と暢気な発言。六花から「感心するところじゃないから」とツッコまれる。

  • 8話

赤ちゃんが卵から産まれるという異常事態にも、やはり動じず、それどころか「アイちゃん」と命名する。マナが子守歌を歌おうとするのを見て、珍しく><顔で耳をふさぐ。

  • 9話

キュアハート、キュアダイヤモンドが戦っているところにキュアソードとともに遅れて登場し、2人のピンチを救いそのまま参戦するが、ジコチューの消える魔球にロゼッタウォールが攻略されソードとともに返り討ちにされてしまう。

  • 13話

ローズレディコンテストに4人でで出場。ソシアルダンスにピアノにテニスとお嬢様の嗜みをそつなくこなす。

テニスの御嬢様

幼馴染でライバルの五星麗奈による「キレさせてありすを失格させる」目的での妨害に、いつキレるか周囲はハラハラしていたものの、全く動じなかった。

戦闘ではマーモに「技がバリアしかないから手を出せない」弱点を突かれるも、得意の武術でダメージを与える戦法を取って意表を突かせた。

そして言われていたバリア(ロゼッタリフレクション)を弾にしてぶつけるという攻撃手段をとり、ほぼ一人でマーモビーストを圧倒。

ドキプリ13話 ロゼッタさん

  • 14話

六花の競技かるたのトレーニングに参加し、真琴と対戦してガッツポーズを取っていたり、皆がジョギングしている中で一人自転車で走っていたりと終始楽しんでいた。また、他の3人と通っている学校が違うため、彼女だけジャージが異なっている。

  • 17話

戦闘でジコチューにロゼッタリフレクションを破壊された上、石化されてしまう。


  • 19話

「プリキュアの正しい落ち方」を実践。

重なり合ってる仲間のそばで、なぜか無事に済む黄キュアの伝統を受け継ぐ。

落ち方違いこれぞ正しいプリキュアの落ち方


  • 21話

ロイヤルクリスタルの力で再度トランプ王国へ。砂漠に頭から突っ込んでしまった六花の代わりに全員の安全を確認。戦闘ではタコ型ジコチューの北斗百裂拳ばりの攻撃をことごとく防御。


  • 22話

氷漬けのマリー・アンジュ王女を元に戻すために、「王子様のキスで目覚めるのでは」という六花の提案で、ジョー岡田がキスすることに。各人がそれぞれのリアクションで見守る中、ありすだけはセバスチャンに目隠しされていた。


  • 23話

前回からの続きでレジーナがキングジコチューに再洗脳され危機に陥るも、突如出現したキュアエースの加勢でピンチを脱する。直後、初対面であるにもかかわらずマナを厳しく叱咤するキュアエースに対し「どこのどなたかは存じませんが、マナちゃんの気持ちを蔑ろにするのは許せません!」と非難。


  • 24話

突然の円亜久里の来訪で他のメンバーが驚く中、ありすとセバスチャンだけは動じず。

真琴の引退を引き留めようと「歌いやすい雰囲気」を作るためにオーケストラ楽団を大貝第一中学校に招集し、余計に歌いにくい雰囲気にしてしまった。

そしてマイク型ジコチューの「貯金どれくらいあるの?」という質問に「数えたことが無い」と答える。


  • 25話

主役回。キャビンアテンダント型ジコチューの阻止に失敗し、力不足を感じて武道の修行を数年ぶりに再開する。

もう一本!四葉の星

修行用ロボット相手に苦闘するありすを案じて、セバスチャンが人工コミューンを開発。これが今回の話の騒動の元になる。

キューティーマダムの話題の時、普段は動揺しないありすが珍しく汗を流して苦笑している姿が見られた。

自分が仲間を守らなくてはと視野が狭くなっていたありすが、自分もまた大切な誰かに守られていたのだと自覚したことに対し、キュアエースは新たな愛に目覚めた証として「5つの誓い」の一つ「愛することは守り合うこと」の言葉を捧げた。


  • 第30話

ドラゴンへと変身したメランを見て「ステキな恐竜さん!」と目を輝かせ、その後セバスチャンにまだ何も言ってないうちから「いけません」と言われる。やはり飼うつもりだったのか……。

戦闘ではハート、ダイヤモンド、ソードの力を結集したラブリーフォースリフレクションでメランのバリアを相殺する活躍を見せる。


  • 第31話

マジカルラブリーパッドの使い方を模索する中で、「摂氏千度の耐火実験」「深海での耐久実験」を提案してボタンを押そうとするが六花に止められる。


  • 第32話

病み上がりにもかかわらず文化祭の運営に当たろうとするマナを休養に専念させるべく、亜久里の依頼で他校の生徒にもかかわらずマナの監視役に。平熱に下がったのを知って現場復帰しようとするマナを力ずく(と言っても描写は優しかったが)でベッドに寝かせる。

事故で崩れたキャンプファイヤー用櫓を生徒ごと吹き飛ばそうと突進するコーヒーカップ型ジコチューの前に飛び込み、久々のロゼッタウォールでカット。ダイヤモンドとソードのダブルキック、ハートとエースのダブルストレートパンチにつなげた。


  • 第33話

概要の項目で先述した、二人の幼馴染(マナと六花)との出会いが回想シーンとして描かれた。

本話でのジコチューは父が載っていたヘリコプターのパイロットがターゲットにされる。墜落するヘリコプターから父(とパイロット)を救出したありすは、自らの正体は明かさずに「キュアロゼッタ」として自分の戦いを話した。

父が危険にさらされたことに対する静かな怒りが爆発したのか武神っぷりが炸裂。ロゼッタウォールを足場に空中戦を展開したり、ロゼッタリフレクションを半分に割って鉄扇状の武装に転用し、さらには新必殺技ロゼッタバルーンを初めて発動するなど、ブラッドリングで強化されたヘリ型ジコチューをも圧倒した。

高機動ロゼッタ右手に盾を左手にも盾をドキプリ33話 ロゼッタ無双


  • 第40話

学校で居眠りが増え、様子がおかしい真琴に何があったのか、「その道のプロ」に聞いてみることにした六花。

その次のシーンで、真琴の近況を報告するありすが登場。

どうやら「情報収集のプロ」らしい。

その道のプロ

そのくらい本人に聞いたらいいのにとか言ってはいけない。


  • 第41話

小さい頃はお花屋さんになりたかったという夢があったことを語り、それを聞いたマナがありすの夢を叶えるためにフリーマーケットでありすのお花屋さんを開店する。

そこにありすに対抗して高級花をそろえた五星麗奈が店を出し、ありすの店の客を奪っていくが、それに対しありすは全く動じなかった。それどころかジコチューにより花を枯らされて悲しんだ麗奈の花を応急処置をすることで励まし、自分は麗奈の友達だと告げた。

地球全土の花を枯らす計画を実行するべく成層圏に陣取っているジコチューとレジーナを止めるため、一人四葉財閥制の飛行機で超高度空域まで向かい、花の命で愛を語り、レジーナの説得を試みた。

ジコチューが花を枯らすジャネジーの塊を地球に射出するが、ロゼッタリフレクションでそれを生命力を削ってまでも必死で受け止め続ける。そんなありすにレジーナは「守るばかりじゃ何もできない」と嘲笑する。しかしありすは「花はそこにいるだけで人々を笑顔にする。私にできることは全力でそれを守り抜くだけ。そしてレジーナも私が守りたい花の一つだ」と、命が削られながらも必死で語った。

ありすの再度の説得により、レジーナの黒く染まった心が少しだけ浄化されかかった描写があり、レジーナが愛を取り戻せる可能性がまた強くなった。

地球へ帰還後「か弱くても、そこにいるだけで人々を笑顔にする花のような存在を、大いなる愛の力で守り抜く、そのために四葉財閥をさらに大きく育てていく」という、新たな夢を語った。


  • 第42話

亜久里の誕生日パーティー開催を亜久里の祖母である円茉里に告げ、「亜久里ちゃんには内密に」と言うが、ちょうど帰宅した亜久里に対し「何が内密にですの?」と聞かれ、セバスチャンに無茶振りする(セバスチャンは親父ギャグで誤魔化した)。


  • 第43話

祖母である茉里に正体を知られ、しかも衝撃の出自を語られて、ショックで家を飛び出し、時間を撒き戻したがっていた亜久里から「ここはひとつ、四葉財閥の力で!」と、時間を撒き戻す装置を懇願される。


  • 第47話

キングジコチュー率いるジコチュー大軍団が大貝町に攻め込み、最終決戦が開始される。プリキュア達の前に登場しいかにも大物悪役なセリフを喋るベールにロゼッタリフレクションをぶつけ、ベールのシリアスキャラ化を粉砕。

キュアハートとキュアエースに道を開くためにマーモの足止めを引き受ける。一対一の戦いになるが珍しく苦戦。

マーモは、キングジコチューが復活した今となっては、自分と戦ったからって戦況は変わらないと宣告。ありすは「がんばれば必ず道は開ける。そんな気がする」と反論。

「気がする」だけで戦ってるのかとマーモから嘲笑されるが、ありすは「それだけで十分。それがわたしたちのカッチカチの絆なんです」と笑顔で答え、ロゼッタウォールを発動。さらに「そのうえ、今日のわたしはガッチガチです」と宣言し、ついに怒りの表情を見せる。だが、成長した今では理性は保ったまま。その怒りは愛の力へと昇華され、両手のロゼッタウォールをロゼッタリフレクション級のサイズまで巨大化させた。

その後、キングジコチューの強力なエネルギー波をプリキュアラブリーフォースリフレクションで防ぐも、その威力の大きさから逸らすのが精一杯。しかも逸らした先には不運にもクローバータワーがあり、結果タワーは倒壊してしまう。

なお、この回で母親がようやく初登場。

今日のありすお嬢様(?) #47


  • 第48話

レジーナを始末しようとするマーモとベールに対し、またもやロゼッタリフレクションをぶつけ、今度はお星様になるまで吹っ飛ばした。

キングジコチューの体内に侵入し、そのコアとなっているトランプ国王を救出しようとするキュアハートのために陽動役を買い、久しぶりのロゼッタバルーンを発動。超巨大な風船の中からなんと1000M級の超巨大ランスを召喚し、プリキュアと妖精達(と視聴者)の度肝を抜く。そしてその巨大ランスを操り、キングジコチューと巨大怪獣戦を繰り広げた。

大決戦。

巨大ランスはリーチの短さや武器のなさから終始押されっぱなしだったが、積極的な攻めの姿勢を見せてキングジコチューの意識が体内のハート達だけに向くのを許さず、巨体でキングジコチューのエネルギー波から町を防衛。最後には頭突きでキングジコチューを転倒させ、侵入したハート達の勝利につなげた。しかしロゼッタ=ありす自身は巨大ランスの頭突きが決まると同時に力尽き、変身解除とともに落下。セバスチャンら四葉家の使用人達が用意したクッションに着地した。


  • 第49話(最終話)

平和になった後の世界では、トランプ王国は共和国制に移行し人間界との交流が盛んになった。

そのトランプ共和国で、真琴がかつて言っていた「全自動クリーナー」を気に入り、百万個購入しようとしていた。今更ながら金銭感覚は一般人とは桁外れのようだ。

トランプ共和国では四葉財閥のマークが付いた飛行船が飛んでおり、四葉財閥がトランプ共和国の経済交流を率先して行っているようであった。

麗奈ちゃんっ!

そして最終回にして初めて制服姿を麗奈と共に披露した。

しかしこの制服姿、実は上北ふたごによるコミカライズ版ドキドキ!プリキュア第一話(つまりアニメ放映開始当初)にてしっかりと描かれている。

ネクタイの柄や袖の色等わずかに異なる箇所はあるものの、アニメの制服がこのコミック版を基にしていることはほぼ間違いないだろう(アニメスタッフが事前に用意していた制服デザインを上北ふたごに提供していた可能性はあるが)。


特別出演編集

ただし、55人で敵に向かうシーンで作画ミスからか映っていない

映画編集



関連イラスト編集

四葉ありすありす&ランス!無題


関連タグ編集

ドキドキ!プリキュア ランス(プリキュア) セバスチャン

相田マナ 菱川六花 剣崎真琴 円亜久里

武神ありす 四刃ありす 上城ありす

怒りのプリキュア

プリキュアお断り

クシャポイ

黄キュア お嬢様キュア


カップリングタグ編集

ブキあり アコあり ありゆう ありえれ


ヒロインキュア3号キュア」タグ編集

黄瀬やよい四葉ありす大森ゆうこ


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黄瀬やよい四葉ありす大森ゆうこ

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