ピクシブ百科事典

ジコチュー

じこちゅー

「ドキドキ!プリキュア」に登場する敵組織ならびにモンスター。
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概要

  1. ドキドキ!プリキュアに登場する敵組織の名前。
  2. ならびに、その敵組織の幹部が作り出すモンスターの総称。

敵組織

今作のプリキュアと敵対する勢力。
平和だったトランプ王国を滅ぼした後、地球にも潜入し、侵略を図っている。
確認できるだけでも4つの世界を滅ぼしており、その侵略範囲はかなり広い。そして最終的には宇宙すべてのジャネジーを独占することを目的としている。
ジャネジーとは人間の利己心が生み出す負の精神エネルギーであり、闇の力を持つ。
後述するように、人間の心(プシュケー)を「ジコチュー」という名の怪物に変えるとジャネジーが大量に生成される。
つまり彼らの最終目的は、全宇宙の心あるものたちをジコチュー化させることであると言い変えて差し支えがない。

現在の目的は封印されたキングジコチューの完全復活のためのジャネジ-収集と、その障害となるマリー・アンジュおよびプリキュアの打倒となっている。そのために幹部たちは地球で自己中心的な思考を抱いている人間を見付けては、ジコチューを生み出し、破壊活動を行わせている。

歴代の組織とは違い明確な組織名はついておらず、ただ単に彼らはジコチューと呼ばれている。
実際、キングジコチューおよび幹部達は全員そろって我が儘で自己中心的な性格のため、プリキュア達のようなチームワークの概念が薄く(仲がいい人物同士ではこの限りでない)、組織としては完全に成り立っていない。むしろ互いの足を引っ張り合って敗退の原因を作ることも少なくない。
キングジコチューを除けば彼らは互いにタメ口で喋っており、一応は対等な関係らしいが、それゆえに他の幹部よりも上位に立とうとする出世欲が強く、他の幹部を出し抜く謀略が行われている。

幹部の名前の由来は七つの大罪

メンバー

黒幕

王族

幹部


幹部同士の仲が悪いせいか、メイン格として動く幹部が頻繁に交代している。
1話〜14話→ジコチュートリオ
15話〜22話→レジーナ
23話〜31話→リーヴァ・グーラ
32話〜38話→ジコチュートリオ(首領格はベール)
39話〜45話→レジーナ(紫バージョン)
47話以降~→最終決戦

起源

ジコチューは元々、古代の地球を覆っていた「闇」を起源にする存在のようである。この「闇」はプロトジコチューとも呼ばれる。
プロトジコチューは1万年前の戦いで当時のプリキュア(キュアエンプレスとその仲間たち)によって一度倒されている。闇に覆われていた太古の地球はプリキュアたちによって光を取り戻し、そこから我々の知る人類の歴史が始まることになる。
倒されたプロトジコチューは肉体を失いジャネジーの塊のような状態になり、トランプ王国の地下に封印されることになった。浄化ではなく封印にとどめたのは、プリキュアの力をもってしても浄化することができなかったためである。
それから1万年の間はエターナルゴールデンクラウンによって封印は守られてきたが、死に瀕しているアン王女を救うためトランプ国王がゴールデンクラウンを持ち去り封印を解いてしまったため復活、トランプ国王の心と体を乗っ取り、「キングジコチュー」に変貌させた。
実はアン王女が瀕死の病を患った原因もこの闇であり、もともと封印が弱まっていた状態だったと推測される。

プロトジコチューとキングジコチューはあくまで別人格であり、プロトジコチューはジャネジーの塊としてキングジコチューの体内に潜んだまま、キングジコチューの心に愛への憎しみを埋め込むことで自分の思い通りに動かしていた。
そしてキングジコチューが倒されると、「闇」もほとんどが浄化され小さな欠片しか残らなくなっていた。しかし、今度はベールを依代とすることでついにプロトジコチューの姿で復活した。トランプ国王のときにプロトジコチューの姿に復活できなかったのは、国王の心の強さ故だと思われる。逆にベールは自ら闇を受け入れようとしていたため、あっけなく取り込まれた。
プロトジコチューは媒体となる体を変異・強化させる寄生生物のような存在なのかもしれない。

なお、ジコチュー達は基本的に不死の存在であり、プロトジコチューはすべてのジコチューの起源ではあるようだが、プロトジコチューが浄化されたからといって他のジコチュー幹部たちも巻き添えで消滅するということはない。
(逆に言うと、どんなに酷い目にあっても死ねない。

またプロトジコチューは、一度倒してもジャネジーが高まれば再び復活するという厄介な性質がある。これに関しては幹部も同様で、作中で消滅したリーヴァグーラおよびトランプ王国で倒されたゴーマ・ルストも、ジャネジーがあれば再び人間体で復活してしまうことがシリーズ構成の山口亮太氏がTwitterにて明かしている。

ジコチューとは人間が永遠に付き合っていく心の闇の象徴なのかもしれない。

モンスター

CV:岩崎征実

かに
星
今日のジコチュー
捕食者


ジコチュートリオをはじめとする幹部たちが生み出す怪物たち。

「暴れろ! お前の心の闇を解き放て!」

  • 「自分さえよければいい」と願う人間の心を黒く染めることで、その心「プシュケー」が抜き出され「ジコチュー」という名の怪物へと変貌する。その怪物は自らの欲望を暴走させるかのように暴れ、人間界に混乱をもたらす。
  • プリキュアたちはそのジコチューとのバトルを通じて「浄化」することで、元の人間の姿に戻すことができる。

ジコチューを暴れさせる目的

ジコチューが暴れている間に生じる「ジャネジー」というエネルギーをためることで、石化しているキングジコチューを復活させるのが目的である。

  • プリキュアとしては、そのジコチューを浄化することで、キングジコチューの復活を遅らせる。
  • 個々のジコチューは生み出されるだけで多少なりともキングジコチューの復活は進んでいくので、浄化は対処療法に過ぎない。キングジコチューの封印強化もしくは浄化を行うためにはミラクルドラゴングレイブの使い手であるマリー・アンジュの完全復活が必要であるとされていた。
  • キングジコチュー復活に必要なジャネジーの量は厳密には不明だが、劇中でプリキュアがジコチューを毎回浄化しているにも関わらず、それまでに暴れていた時間に生じたジャネジーの累積によって第21話ではキングジコチューが意識と魔力を取り戻すまでになっている。
  • 第31話では大貝町の住人全てを一度にジコチュー化させた場合、その瞬間にキングジコチューは完全復活したうえで十分なお釣りがくるという計算をリーヴァがたてている。
  • 効率面で言えばプリキュアと戦わずに逃げ回りながらジコチューを暴れさせるのが一番いいのだが、ジコチュー幹部にとってはプリキュア討伐も重要な任務かつ、仲間内で優位に立つ大きな手柄となる。なのでプリキュアが戦闘を挑んで来れば、喜んでジコチューをプリキュアと戦わせている。そもそも根本的に他人のために働くのが面倒なジコチューかつ、時間の制約とは無縁の不老不死の身なのであまり効率面は重要視されていない。また、プリキュア側も妖精の探知能力と四葉財閥のネットワークで逐一情報を集めており、野放しにしないよう警戒している。

発生メカニズム

人間なら誰しもがちょっとしたきっかけで自己中心的な欲望を抱くことはある。
その多くはほんの小さな我儘に過ぎず、大抵の人間はそれを理性で我慢することができる。
しかし、そのちょっとした邪心が芽生えた瞬間をジコチューの幹部たちは見逃さない。
幹部たちはその人間の背後に突如出現し、欲望を解放するよう耳元でささやく。
そうすることで、その人間のプシュケーは黒く染まり抜き出されてしまうのである。

抜き取られたプシュケーは両手で抱えられるくらいのハート型のオブジェの形をしていて、蝙蝠の羽が生えている。このプシュケーの幹部が魔力を注ぎ込むことで、ジコチューと呼ばれる怪物が生まれる。
プシュケーを抜き取られたあとの肉体は、胸にハート型の空洞がぽっかり空いて倒れてしまう。自我や精神はプシュケーに宿っているので、この状態の肉体には意識は当然ない。

  • 従来シリーズの怪物と違い、周りのものを媒体とせずゼロの状態から誕生する(ザケンナーホシイナーもそういう個体はあるが基本的には物体に憑依する)。
  • ジコチューの個体名は劇中では主に「○○ジコチュー」と呼ばれる(カニのジコチューならカニジコチュー、クモのジコチューならクモジコチューといった具合)。
    • 「ジコチュー!」と言う鳴き声を発するほか、普通に人間の言葉も発することもできる。
    • 人格は一応元の主と同一であるらしく、呼びかけに答えたり元の主の人格が抵抗したりすることもある。そしてイーラマーモなどの幹部達に使役されてプリキュア達と対峙することになるが、この点は無理やりらしく、必ずしもジコチューの本意ではないような描写がある。
    • 本質的には、生み出される元となった「身勝手な欲望」に基づく暴れ方をする。食欲から生まれたならば周囲のあらゆるものを喰らい尽くそうとし、人ごみを嫌う心から生まれたならば、所定空間における人間の排除を徹底する。
    • その名が示す通り基本的に自己中な性格なので、自分の欲望の表現を最優先して幹部達の命令に従わないことも多い。複数のジコチューが登場すると、ジコチュー同士で喧嘩になる事すらあるため、頭脳的な戦術の手足にするのは場合にもよるが難しい。
    • 人間の心から生まれ、言語能力も高い点ではデザトリアンに似ている。

デザトリアンとの相違点

人間の心の「負の側面」に起因するモンスターである等、デザトリアンとは共通点が多い。
しかし、根本的な相違点もある。
劇中、ジコチュー発生の元となり、プシュケーを抜き取られた人々が抱いた「自己中心的な欲望」というのは、実は余りにもバカバカしい、ちょっとした理性や常識的思考が働けば、幾らでも抑えられる下らない妄想が殆どであるが、実はそれらは誰しもが脳裏をよぎるものであり、ただ、それを実現、実行しようとしない、そこまでは誰も思わないだけなのである。
つまり、そういう些細な妄想を誰もが思い浮かべる以上、誰もがジコチューになりうる可能性を孕んでいるのである。
ここにジコチューの怖さと、デザトリアンとの大きな相違点がある。
余程の悩みやストレス、コンプレックス等で精神的に追い詰められない限り(デザトリアン化)されないデザトリアンは、される人間が限定される。
実際、プリキュア達でさえジコチューにされそうになっており、ただキュアラビーズに守られて、されなかっただけなのである。

外見

  • 素体とされた人間の欲望をどこか反映した風貌になる。例として、「横入り」→横に動くカニ、「信号無視」→信号機、「大きくなりたい」→大きい象など、
  • どの個体も必ずどこかに大きな眉がついた両目がある。眉や目の形は個体ごとに異なるが瞳の形状がほぼ共通している。また、素体となった人間の黒く染められたプシュケーが必ず埋め込まれている。
  • サイズについては個体差がある。小さいものなら人間大だが、全体的にはプリキュアたちの3倍くらいのものが良く出てくる。リーヴァとグーラがコンビで作り出す強化型ジコチューは従来の倍のサイズという設定なためかなり巨体。

浄化メカニズム

プリキュアがジコチューを倒すことによって、そのジコチューに浄化という現象が発生する。

  • ジコチューはただダメージを与え続けるだけでは弱らせることはできたとしても倒すことはできない様子。ある程度まで弱らせたジコチューに浄化の効果がある必殺技をクリーンヒットさせることで、浄化=倒すことができる。
  • プリキュアによって浄化技を受けたジコチューは目がハート型になって、「ラブ、ラブ、ラーブ!」と言いながら幸せそうな表情で消滅し、プシュケーが残される。浄化されたプシュケーは蝙蝠の羽ではなく白い鳥の羽根が生えており、自動的に元の主の肉体へと飛んで戻っていく。元の主にはジコチューになっていた時の記憶はない様子。またその際、ジコチューに破壊された物も元通りに復元される。

ジコチューの幹部

幹部たちは怪物たちとは違って、浄化技を受けると物理的なダメージに転換され、苦痛を感じる(7話のベール、23話のレジーナなど)。そのため、幹部たちは浄化技を受けるとすぐに撤退し、被害を最小限に抑えようとする。

  • ビーストモードで浄化技を受けた場合は素体となったプシュケーが先に浄化されるため、その隙に幹部たちが撤退するのが定番。
  • プリキュアたちも幹部たちが浄化技で苦しむことを十分理解しており、レジーナやイーラなど心を通わせたことがある幹部たちには浄化技を放つことを躊躇することもある。
  • この現象について、円亜久里は「ジコチューの幹部たちは心に一切の愛もたない存在であるため」と分析している。浄化した後に残る愛が存在しないので、浄化技が存在の消滅に直結するという考え方である。ただし、浄化技で幹部たちを倒し切ったことはまだないので、この仮説が正しいかどうかは不明である。
  • 浄化と同列には語れないかも知れないが、31話ではベールにジャネジーを吸収されつくされたリーヴァとグーラは消滅している。
  • キングジコチューとレジーナはそれぞれ、トランプ国王とアン王女から生まれた存在である。一方ジコチュートリオやリーヴァ&グーラといった幹部はキングジコチュー覚醒の直後、どこからともなく現れている。幹部たちはプロトジコチューとは別個体で存在するジャネジーの生命体で、プロトジコチューの目覚めに連動して活動するようである。プロトジコチューが消滅した後、ジコチュートリオはまた一万年の眠りにつくため、何処かへ行方をくらます。
  • ちなみにプロトジコチューと共に浄化技を受けたベールは、小さなネズミになっている。これがベールの元の姿なのかどうかは不明。

ジコチューを生み出す犠牲者たち

本作ではジコチューの素材としてプシュケーを抜き取られてしまう人間たちは我儘な悪人ではなく「同情すべき犠牲者」として扱われている。
どんな人間でも自己中心的な思いを持ってしまうこと自体は止められないが、どんな人間でも理性でそれを我慢することができる。
実際、作中でプシュケーを抜き取られる者たちは「こんな我儘が許されるわけがない」と理性で欲望を抑えようとする揺り戻しの描写が入ることが多い(例外として第18話、第32話は揺り戻しの描写がない)。しかし、ジコチュー幹部の魔力によって自分の気持ちとは無関係に欲望だけが増大してしまうのである。

悪いのは自己中心的な思いを持つこと自体ではなく、その心を操ることにある。
これは作品全体の重要なテーマとして貫かれている。

  • どんな人間でもジコチューを生み出す犠牲者になれる反面、邪心が芽生えても理性で抑え込まれてしまえばジコチューを生み出すタイミングは失われる。
  • ジコチュー幹部たちは近くにいる人間が邪心が芽生えた瞬間を感知することはできるようで、街中を実際に歩き回ってジコチューを生み出すターゲットを地道に探している。
    • 一方、プリキュアのパートナー妖精たちはジコチューが生み出された瞬間に発生する「闇の鼓動」をかなり広範囲に聞き取る能力があり、プリキュアの知らないところでジコチューを暴れさせる姑息な戦術ができない理由づけがなされている。
    • 但し、妖精たちが「闇の鼓動」を聞ける範囲には限界があり、少なくとも成層圏ぐらい離れた場所で生み出されたジコチューの鼓動は聞き取ることができない。最初からそのぐらい離れた場所でジコチューを生めばいいのではと思えるが、今度は四葉財閥の情報網に引っかかってしまうため結局は無駄となる。
  • 利己心を芽生えさせてない人間の心の奥から無理やり利己心を引き出すことでジコチューを作り出す手法もある。レジーナは1人をジコチューにするくらいならばこのようなことも可能なくらいにジャネジーの才能に恵まれているが、他の幹部は素の状態ではそのようなことはできない。ただし、自らの命(ジャネジー)を全て捧げる覚悟ならば、大量の人間たちに強制的に利己心を植え付け一度にジコチュー化させることも可能である。事実、街の住人全てがジコチュー化する一歩手前まで追い込まれたことがある(31話など)。
    • ジコチュー幹部たちは「身の安全を優先する」という傾向が共通してあるため、自らの身を危険に晒すことにつながる行為はよっぽど追いつめられない限りは避ける(ビーストモードが多用されないのもそのため)。ジコチュー幹部は自己中なので、使命達成のために自分の命を捧げるようなことは絶対にしない。上記のような命がけの行為は「任務に失敗すると処刑されてどっちにしろ死んでしまう」くらいまで追いつめられないと行わない。
  • キングジコチューが復活すれば世界の一つを滅ぼすくらいは簡単にできることが示唆されている。それはキングジコチューがその世界で暴れると現場は大災害時同様のパニックになり、その状況下の心理として「自分だけでも助かりたい」という自己中な心がその世界の住民に芽生え、それはパニックが続く限り消えることはない。そうなると幹部たちはジコチューを作り放題となる。そうして生まれた無数のジコチューの暴走によってパニックと混乱はさらに世界中に広がり、その恐怖は世界中の人間から理性を失わせ、ジコチュー化可能な状況に陥った人間をさらに増やすことになる。トランプ王国もこの連鎖で滅んだ。キングジコチューが目覚めるまで、幹部たちが「危険は出来る限り避けて、面倒でも地道にジコチューを生み出してジャネジーを集める」という戦術は正しかったと言える。

ジコチューの強化タイプ

ビーストモード

ジコチュートリオが闇のプシュケーを飲み込むことでなれる形態。第11話から第14話まで登場。
戦闘力は高くなるが、見栄えは必ずしも良いものではなく、プリキュアや視聴者のみならずジコチュートリオも戸惑うことがある。

  • 攻撃や浄化されるとジコチュートリオ自身もダメージを受けてしまうデメリットもある。
  • その上、この状態でもジコチューを完全には制御できないらしく、プシュケー側の意識が強い場合は動きが鈍ったり、最悪完全にコントロールを奪われ、ただのジコチューと変わらない状態になることもある。
  • これらのことからジコチュートリオもこの力は積極的に使おうとしない。これは彼らにとっての最後の手段に近い。これを使ってもプリキュアに勝てなかったことで、トリオは組織の中での地位をどんどん落としていくことになる(しばらくはレジーナの補佐役になり、リーヴァ登場後は仕事さえ与えられなくなった)。
  • ビーストモードに対応するためにアイちゃんが生み出した強化アイテムがラブハートアローであり、ビーストモードは全てハートアローの単独技「プリキュアハートシュート」で浄化されている、

レジーナのジコチュー

ジコチューの幹部たちのうち、レジーナのみは自己中心的な欲望を抱いていない状態の人間からジコチューを生み出すこともできる。第15話〜第18話、第40話以降に登場。
「あなたをステキなジコチューにしてあげる!」

  • これはどんな精神状態の人間からも自由にジコチューを生み出せることを意味する。
  • レジーナがジコチューを生み出すときは専用のバンクアニメーションが入り、エアブラシでプシュケーが黒く塗りつぶされるような演出がなされる。
  • レジーナ曰く「自己中心的な思考を一切持っていない人間などいない」ということなので、本人さえ自覚できないような無意識領域にアクセスしてジコチューを生み出しているのだと思われる。
  • さらにレジーナはジコチューにジャネジーを注ぎ込むことで強化することも可能。自分が生み出したジコチューでなくても強化は可能なようだ。
  • レジーナが作り出すジコチューはジコチュートリオのビーストモードよりもさらに強力でプリキュア単体の必殺技が通用しない。この状況に対応するためにアイちゃんが生み出したのが、合体必殺技「プリキュアラブリーフォースアロー」の発動ラビーズである。
  • レジーナが作り出すジコチューは彼女の精神状態によって力が左右されるという特性がある。レジーナの心が荒ぶっているときはジコチューもすさまじい力を発揮し、心に迷いが生じたときはジコチューは弱体化する。この特性は第40話以降にレジーナが再登場してから顕著に表れている。
  • 怪物としてのジコチューたちは自分の欲望に忠実なために、それを作り出した幹部たちさえ制御できないことがままあるのだが、レジーナは自分の思い通りの暴れ方をするジコチューを上手く作り出していた。
    • 悪墜ちして紫色になってからは、「人間たちが不幸になるような暴れ方」をするジコチューを好んで作り出すという危険人物に成り果てている。

強化型ジコチュー

番組後半からの新幹部であるリーヴァとグーラのコンビが、二人分のジャネジーを一度に注入することで生み出したもの。第27話から第29話まで登場。
通常のジコチューよりサイズは2倍、パワーは5倍、ジコチュー度は10倍であるらしい(2×5=10→ジコチューのシャレ?)。能力は確実に上がっており、キュアエースの必殺技にも耐え、逆に追いつめるほどである。

「あなたの望み、」 「倍にして叶えてやる!」

  • 同じタイミングでジャネジーを注入する必要があるためチームワークが重要。ジコチュートリオでは真似ができない技である。
  • 生み出すときはリーヴァとグーラが二人で手をつないで頬を合わせて頬笑みながらジャネジーを注入するという非常に濃いビジュアルが展開される。偶然なのか狙ってるのかプリキュア・パッショナート・ハーモニーの発動アクションとあまりにそっくりだったりする。
  • 強化型ジコチューが投入された時期は、ちょうどプリキュア5つの誓いによりプリキュア全員がパワーアップした時期と被るため、それまでのような追加アイテムなどなくても対応できている。むしろプリキュアの成長度合いを描くかませ犬になってしまった印象がある。

ブラッドリングジコチュー

ベールが作成した「ブラッドリング」を使って生み出されるジコチュー。リングが与えられたイーラとマーモのみが生み出すことができる。第32話から第37話まで登場。
通常のジコチューよりスピードは5倍、パワー10倍、態度は100倍となる。

  • 前述の強化型ジコチューより大幅にパワーアップされているが、「サイズは2倍」の要素はなくなった。
  • ブラッドリングジコチューはその身体が黒いオーラに包まれるようになる。黒く染まったプシュケーも今までのデザインとは異なる。
  • ブラッドリングは、この組織では珍しいチームワークに優れたリーヴァ&グーラのタッグを消滅させて生み出しており、本来ならばそんな優秀な人材を捨てることは自滅行為にも見えるのだが、ジコチューのスペックがほぼ上位互換になっていることを考えると、このようなものを生み出せるのであれば2人を切り捨てたベールの判断は確かに間違いではない。
  • ビーストモード敗北からプリキュアとの真正面からの戦いについていけなくなっていたジコチュートリオが、ようやく最前線に復帰するきっかけになった
  • ブラッドリングはプリキュアの二つ目の強化アイテム「マジカルラブリーパッド」を入手した時期からの登場。やはりプリキュア側もパワーアップしており、今回も双方の戦力は拮抗した。

アイちゃんによるチート

ジコチューに対抗するための切り札であるアイちゃんだが、そのアイちゃんが自己中心的な心に傾いたとき、ジコチューにすさまじい強化が施される。
この現象は第34話からあかるみになった。

  • アイちゃんはジャネジ-の闇の力を抑え込むシールドとして存在しており、つまりは作中でのジコチューの基本スペックはアイちゃんによって「弱められた」状態なのである。
  • しかし、アイちゃんが精神的なストレスが原因で泣きだしてしまうと、自分のことだけに精いっぱいになってシールドを維持する意識が薄れる。すると、あらゆるジコチューは信じられないくらいにパワーアップする。
  • この状態でのジコチューはいわば無敵モードで、基本的にプリキュアは勝てない。なので、まずはアイちゃんを落ち着かせて無敵モードを解除する必要がある。
  • この弱点はアイちゃんが「イヤイヤ期」(第一次反抗期)に入って情緒が不安定になったことにより発生しており、アイちゃんが心を健全に成長させれば収まることが判明している。しかし、もしもアイちゃんが我儘で自己中心的な心に成長してしまえばシールドは完全に消え去り、ジコチューの無敵モードが永続的なものになってしまう。

各話のジコチュー

話数モチーフ召喚者概要浄化技
1ゴリライカハゲタカ不明トランプ王国崩壊の回想に登場。その正体はトランプ王国の住民であり、崩壊したトランプ王国はジコチューに変えられた住民しか存在しなくなっている。その後もトランプ王国を舞台にしたストーリーではザコキャラ扱いで登場している。なし
1カニイーラ展望台の順番待ちをしていた男性の「横入りしたい」という心から誕生。横歩きで高速で移動し、巨大なハサミを武器とする。ホーリーソード
1〜2カニマーモ上述の男性の近くで同じように順番待ちしていた女性から誕生。1体目を倒し油断した隙をついて奇襲し、マナを庇ったキュアソードを捕える。何故か関西弁マイスイートハート
2信号機イーラ信号待ちをしていた男子生徒の「信号を好きに変えられたら」と言う心から誕生。頭部の信号機から赤い光線を発し、浴びた者の動きを停止させる。しかしお尻に押しボタンがついており、これを押して時間が経つと信号が青になって能力が解除されてしまうという致命的な弱点があり、六花にそのボタンを押されて逆転される。マイスイートハート
3ヤギ+ポストイーラ郵便ポストの前でラブレターを出していた女子・・・を見ていた男性の「俺なんて女子から年賀状ももらったことないのに」という心から誕生。ポストを破壊し、ポストの中の手紙を食べる。攻撃方法は突進のみで特別な力は持っていないが、キュアハートの性格が災いして苦戦を強いられることになる。トゥインクルダイヤモンド
4携帯プレイヤーイーラヘッドホンをつけた少年の心から誕生。欲望の内容は不明だが、「音漏れ〜!」と叫んでいたことから、音漏れを咎められた事に関わると推測される。音波砲で攻撃するが、充電切れになると攻撃不能になってしまう。マイスイートハート
4ラジカセイーラDJ風の若者の心から誕生。欲望の内容は不明。ラップ調の口調で喋る。コンセントから電源が供給されているため、電池切れの心配は無く、音波砲の破壊力も増大している。テープ状の触手で相手を拘束することも可能。マイスイートハート
5マーモ剣崎真琴の人気に嫉妬するアイドル森ハルナの心から誕生。高速回転を加えた体当たり攻撃や閃光を発しての目晦まし攻撃を得意とする。キュアハート達を新人アイドルユニットと勘違いしており、双子某毒舌家のようなオネエ言葉で芸能界の厳しさを叫びながら襲い掛かった。ホーリーソード
6ブタイーラ真琴の手作りオムライスを食べたがっていた取材スタッフの心から誕生。途轍もなく大食で、生の食材やフライパン、あげくの果てには店の壁まで何でも食べてどんどん巨大化する。ホーリーソード
7カエル不明マナ達がトランプ王国に転送された時に登場。第1話で登場した鳥・イカ・ゴリラと同じく、ジコチューに変えられてしまったトランプ王国の住民。かなりたくさん存在するが、やはり自己中な性格のために連帯性はなく、他の個体を押しのけて我先に行こうとする。なし
8マーモ公園で昼寝をしていたサラリーマンの心から誕生。攻撃としては体当たりするのみだが、分身能力のほか、柵を出現させて羊カウントをすることで強力な眠気をもたらすという能力がある。プリキュア達だけでなく主人であるマーモをも眠らせてしまったが、なぜかアイちゃんには通じなかった。カウント中に大きな数字を言われると混乱して数が数えられなくなってしまうことと、柵を壊されると攻撃ができなくなるという弱点がある。21話にて、別個体が複数再登場した。マイスイートハート
9野球ボール&サッカーボールイーラ朝練におけるグラウンドの優先権をめぐっていがみ合う野球部とサッカー部のキャプテンの心から誕生。マナの仲裁で一度は和解していたが、アイちゃんのイタズラにより対立が再燃し、そこをイーラにつけ込まれた。ジコチュー化しても争ってばかりいる。それぞれのルールで点を取られると激しく落ち込むメンタルの弱さが弱点。マイスイートハート
10応援団長(?)マーモアイドル真琴の親衛隊の隊長さんが、プライベートでの真琴がマナと仲良くしてる場面を目撃したときに誕生。二人の仲に対してやきもちを焼き、「自分も真琴とプライベートで仲良くなりたい」と思っていたところをジコチュー化された。ただしキュアソードが真琴だということには気づかなかった。嫉妬の炎を使って攻撃してくる。マイスイートハート
11携帯電話ベール(ビーストモード)ベールが携帯電話を操作しながら運転していたトラックドライバーから奪ったプシュケーを体内に取り込んで変化したベールビーストと呼ばれる状態。「微妙」と呼ばれるほど見た目はアレだが、通常状態の4人を圧倒するなど戦闘力は高い。プリキュアハートシュート
12イーラ(ビーストモード)イーラが「マナのような器の大きな人間になりたい」と願う早乙女純から奪ったプシュケーを体内に取り込んで変化した状態。大きなというイメージにひっぱられて象の姿になった様子。可愛い(イーラはそれを否定)見た目と裏腹に鼻から放つ水鉄砲をはじめとする強力な攻撃手段を有する。プリキュアハートシュート
13薔薇マーモ(ビーストモード)マーモがありすとマナ達の友情の力に嫉妬する五星麗奈から奪ったプシュケーを体内に取り込んで変化した状態。ビオランテのような姿で、上の2人に比べれば比較的まとも。ツタで相手を拘束したり、鞭のように使って攻撃してくる。場所が薔薇園であったことや、友達をバラバラにするという麗奈の深層心理から薔薇の姿になった。プリキュア達を分断させてバラバラにする作戦を取る。プリキュアハートシュート
14カルタイーラ(ビーストモード)イーラが「自分に見合う相手が見つからない」と嘆くかるたクイーンから奪ったプシュケーを体内に取り込んで変化した状態。遊園地の顔出し看板のような状態になってしまった。プシュケー側の自我が強く、星ジコチューのようなオネエ口調でプリキュア達と勝手に百人一首勝負を始めた。イーラはほとんど何もしてないが、壁やカルタに顔面直撃されたり散々な目に遭ってしまった。プリキュアハートシュート
15レジーナ大女優・おおとり環のプシュケーをレジーナが強制的に黒く染めたことで誕生。鏡がモチーフなのはそのときに環が白雪姫の魔女役を演じていたから。役に完全になりきれる女優なので、本人の心というより役柄の心から生まれたジコチューと言えるかも知れない。熱線を発射して小道具や台本を焼き尽くすだけでなく、ハートシュートを弾き返すパワーを持つ。プリキュアラブリーフォースアロー
16差し入れ缶ジュースレジーナ差し入れを持ってきたスタッフのプシュケーをレジーナが強制的に黒く染めたことで誕生。見た目は缶ジュースのジコチューがレジーナのコスプレをしているようなシュールな外見だが、頭から缶型ミサイルを発射し、パワーも桁違い。プリキュアラブリーフォースアロー
17鑿&ハンマーレジーナ著名な彫刻家・人見のプシュケーをレジーナが強制的に黒く染めたことで誕生。「芸術は破壊だ!」と叫びながら、手当たり次第に彫刻を破壊する。目から放つ光線でハート以外の3人を彫刻に変えてしまい、大ピンチに追い込んだ。ちなみにハートからは「愛を忘れた悲しい彫刻さん」と呼ばれた。プリキュアラブリーフォースアロー
18汽車レジーナ汽車の運転席に勝手に忍び込んだ少年のプシュケーをレジーナが強制的に黒く染めたことで誕生。「汽車を運転したい」と言う欲望にしたがって、本物の汽車を牽引して暴走。線路がなくても走る! それを指摘されても走る! 菜の花を踏み倒して走る!…が走ることしか能がなく、汽車との連結部をキュアソードに破壊されたことでパワーがガタ落ちし、あっさり浄化されてしまった。因みに素体が少年だったためか、ジコチュー誕生前に欲望を抑える描写がなかった。プリキュアラブリーフォースアロー
19がま口レジーナレジーナがロイヤルクリスタルをかけたゲームをするために作り出したジコチュー。口の中に異空間への入り口があり、そこへプリキュアたちを吸いこむ。ゲーム終了後に異空間内に現れ、口の中からマトリョーシカのように小さいがま口を次々とのばしてロイヤルクリスタルを奪おうとするがプリキュア4人に受け止められてしまい、浄化された。プシュケーの持ち主は不明。プリキュアラブリーフォースアロー
19サッカーボール、サッカーゴール、ボウリングのピン、ドッジボールレジーナロイヤルクリスタルをかけたゲーム内に現れたジコチュー。いずれもゲームがジコチュー側に有利になるように妨害工作を働く。プシュケーから作り出したものではなく、ゲームの空間限定のジコチューである様子。なし
20雪だるまジコチュートリオの誰か頂上まで登ることを禁止されている山を、真っ先に登頂したいと考える登山客の男の心から誕生。氷の中で眠るマリー・アンジュ王女の元へ駆けつけようとしたキュアソード達の前に立ちはだかった。プリキュアラブリーフォースアロー
21蜘蛛不明トランプ王国にて登場。尻から出る蜘蛛の糸は1人分の重量しか支えられず、地上へ戻ろうとするキュアハートとレジーナに決断を迫らせるのだが…なし(レジーナに投げ飛ばされた)
22登場なしレジーナ(紫)との対決回なので、怪物としてのジコチューは登場しないなし
23サインペン色紙リーヴァ(サインペン)グーラ(色紙)フリーマーケットで売り子をしていた真琴のファンの少年二人の「まこぴーのサインが欲しい」という心から誕生。マナのいないプリキュアチーム三人を追い詰めるほどの圧倒的なパワーを持ち、サインペンジコチューのペンキと色紙ジコチューの色紙で見事な魚拓…ならぬキュア拓を作ってしまった。が、復活したハートとエースの参戦で形勢は逆転。一気に浄化された。プリキュアハートシュート(サインペン)、エースショット(色紙)
24マイクリーヴァ真琴の楽屋へ突撃取材を行おうとしたレポーターの心から誕生。リーヴァと共にステージに乱入するも観客に引かれてしまう。駆けつけたプリキュア達にプライベートな事を聞き出そうとした事も。プリキュアスパークルソード
25ジャンボジェットリーヴァ空港で働くCAのストレスが溜まった心から誕生。両肩のエンジン部分からビームを発射し、その威力はロゼッタのロゼッタリフレクションを砕くほど強力。エースショット
25爪楊枝グーラデパートの中年オヤジのお客の「試食コーナーで腹いっぱい食べたい」という心から誕生。「まいうー!」とどこかで聞いたようなセリフを言いながらデパートの試食コーナーで手当たり次第に食べまくっていた。一応巨大化能力もあるが、攻撃は紙コップを投げる程度と正直ショボく、ダイヤモンドからも呆れられていた。プリキュアラブリーフォースアロー
27自転車グーラ自転車を違法駐車した人間(宿主は不明)の願望から誕生。自称・チャーリー。ただ走ることしか能がなく、スパークルソードで前輪をパンクさせられてしまった。プリキュアハートシュート
27コンロリーヴァ&グーラ(強化型)禁止エリアでバーベキューを行おうとした若者の心から誕生。初めて登場した強化型ジコチュー。予告に違わず実力は相当なもので、コンロからは高熱を発し、食材を模したミサイルを発射する。プリキュアラブリーフォースアロー
28夏祭りリーヴァ&グーラ(強化型)花火大会の席を独占しようと考えた少年の心から誕生。射的のコルク鉄砲、型抜きの型、ヨーヨー、輪投げなどの夏祭りに欠かせない要素を駆使して攻撃。体は水風船で出来ているため、弾力も高い。エースショット
29バレーボールのトレーニングマシンリーヴァ&グーラ(強化型)卑怯な手を使ってでも勝ちたいと願う他校のバレー部員の心から誕生。顔が裏表にあり、片面が浄化されても面が切り替わって戦い続けることが可能。その間にもう片面が復活する。エースショット&プリキュアラブリーフォースアロー
30登場なしメランの試練を受ける回なので、怪物としてのジコチューは登場しないなし
31登場なしリーヴァ&グーラとの決戦回なので、怪物としてのジコチューは登場しないラブリーストレートフラッシュ
32コーヒーカップイーラ(ブラッド)文化祭の喫茶店で大声で会話していたのを注意された態度の悪い客の心から誕生。初のブラッドリングジコチューで、単体でプリキュア5人と張り合う格闘能力に加え、遊園地のコーヒーカップの乗り物の様にプリキュア達を乗せて高速回転する技を持つ。第18話の少年以来、素体の客が欲望を抑える描写がなかった。ラブリーストレートフラッシュ
33ヘリコプターマーモ(ブラッド)四葉財閥専属のヘリ操縦士の「自由に空を飛びたい」という心から誕生。屋敷内に様々なギミックを持つ四葉財閥の影響なのか、ミサイルやビームを放つなどかなり多機能なジコチュー。父との再会で、人を守りたいという気持ちを新たにしたロゼッタに一蹴された。ラブリーストレートフラッシュ
34ゴミ箱イーラorマーモ(ブラッド)冒頭に登場したジコチュー(宿主は不明だが、「ポイ捨て〜」と叫んでおり、ポイ捨てした人間の心から誕生したらしい)。ゴミを吐き出す攻撃をするが、エースショットであっさり浄化された。エースショット
34バイクイーラ(ブラッド)テストで悪い点を取ってしまい、「バイクに乗ってどこか行きたい」と思っていた学生(無免許)の心から誕生。かなりの巨体で、かつ速い動きをする。アイちゃんが泣いたためパワーアップしていたが、キュアダイヤモンドによりアイちゃんが泣き止み、パワーアップ解除されて浄化。ラブリーストレートフラッシュ
35虫歯マーモ(ブラッド)患者が来なくなり暇になった歯医者の「虫歯の人がもっと増えれば・・・」という心から誕生。歯にちなんだ単語や諺を喋りながら暴れる。ドリルなど歯医者の有する装備を備え、ドリルの音がトラウマになっていた真琴を怯えさせて戦闘参加を遅れさせた。アイちゃんが泣いたこともあり優勢に立っていたが恐怖を克服した真琴が参戦したため形勢が逆転し敗北したラブリーストレートフラッシュ
36おまるマーモ(ブラッド)公園がデート中のカップルで賑わっていることにイラついていた女子学生の心から誕生。この公園の池の名物であったスワンボートがモチーフ……とみせかけて、実はあひる型のおまるをイメージした能力を持つ。さらに口から汚染毒液を吐くという少しシャレにならない攻撃をする。プリキュアたちもスワンボートだと思い込んでいたのでドン引きしてしまった。一体、これを生み出した少女はどういう心の持ち主だったのだろうか……。なお、この少女はジコチューを生み出す一瞬しか出番がないのに妙な存在感があるため人気があったりする。
モブ子さん
モブ子さん
ラブリーストレートフラッシュ
37お菓子の家イーラ(ブラッド)ニンジン畑にて、ニンジン嫌いで帰ってケーキを食べたがっていた少年の心から誕生。その姿は亜久里が思わずよだれが出る程おいしそうだった。アイちゃんをお菓子で釣って、助けようとしたエースとともに家の中に閉じ込め、両者が嫌いなニンジンの幻影をみせて怯えさせる。アイちゃんが泣いたことによりパワーアップし巨大化するも、エースがニンジン嫌いを克服したことでアイちゃんが泣き止み、脱出を許してしまい浄化される。ラブリーストレートフラッシュ
38登場なしジコチュートリオとの対決回なため、怪物としてのジコチューは登場しないラブリーストレートフラッシュ(ブラッドリングのみ浄化)
39タコベールトランプ王国のミラクルドラゴングレイブが封印されている地下にて、作戦が頓挫したベールが切り札として投入。宿主は不明。何の強化もなされていないのでこの時点では弱く、レジーナ登場という展開の横でキュアエースにこっそりと浄化される寸前までいった。レジーナのジャネジ―をうけて一旦パワーアップするも、「ハートダイナマイト」を受けて動きを止められてしまい浄化されるラブリーストレートフラッシュ
40CDレジーナ(紫)真琴の新曲発表会にて、これで会社がまた大きくなると邪な気持ちを抱いたヨツバミュージックの社長の心を、レジーナがジコチューにした。CDをブレードのように投げるほか「握手券」らしい爆発するチケットで攻撃してくる。「CD買ってよ!初回特典付けるから」「握手券もつけるから!」という、どこかで見たことあるような社長のCD販売戦略らしきセリフを吐露していた。呼び出したレジーナの精神が揺らぐと弱体化する描写があるロイヤルラブリーストレートフラッシュ
41枯れ木+ラジコン飛行機レジーナ(紫)公園がフリーマーケットの会場にされてラジコンが飛ばせなかった少年の心から誕生。そのフリマで一番人気だった五星麗奈の花屋を見て「花なんか枯れてしまえばいいのに」と愚痴ったタイミングをレジーナに利用された。「人間に活力を与える花は嫌い」というレジーナの意向で、花を枯らすジャネジーの種を成層圏から大量に散布して公園どころか地球全土の花を枯らそうとしたエンジェルモードまで到達したこの時点のプリキュアと対等に張り合える紫レジーナのジコチューは、実はそれまでより相当強力な存在であることを図らずも証明した形になる。活動領域が成層圏なため、距離がありすぎて地上にいる妖精の「闇の鼓動」感知能力にも引っかからなかった。ロイヤルラブリーストレートフラッシュ
42アリレジーナ(紫)マナの実家の洋食家「ぶたのしっぽ亭」が亜久里の誕生日パーティーで貸切になり、それを不満に思った常連客の心から誕生。アリがモチーフなのは、バースデイケーキに対する天敵というイメージからだと思われる。口から人を石化させる液体を飛ばす。ロイヤルラブリーストレートフラッシュ
43長靴マーモ冒頭で登場。宿主や欲望の内容は不明だが、キュアエースに「水たまり遊びは人の迷惑にならないようにしなさい!」と咎められていたので、それに関することだと思われる。主に踏みつけ攻撃をしてくるが、必ず水たまりを踏みつけて水しぶきを上げる。マーモが何の強化もなく召喚したものなので、あっけなくエースショットで瞬殺された。エースショット
43消しゴムレジーナ(紫)亜久里の通う小学校の女教師の心から誕生。材質がなんであろうと両手の消しゴムで絵を消しまくる。誕生の瞬間が描かれなかったためジコチューの元になった欲望の内容は不明だが、召喚者がレジーナなのでプシュケーを強制的に黒く染められた可能性もある。ロイヤルラブリーストレートフラッシュ
44クリスマスツリーレジーナ(紫)クリスマスの最中働いている女性店員の、「クリスマスなんてなくなってしまえばいいのに」という心から誕生。飾りは全て爆発物になっており、それを投げつけて攻撃する。決め台詞は「めいり苦しみます!」レジーナの影響もあってか、彼女のジコチューの中では特に弱く、特にキュアロゼッタ一人に苦戦した(もちろんレジーナベール一行キュアエース一行に苦戦した)。ロイヤルラブリーストレートフラッシュ
45蜘蛛不明ベールがキュアエースとレジーナを他のジコチューで襲う間、キュアソードとジョナサン(とアイちゃん)を足止めさせた。恐らく第21話の個体と同一と思われる。初登場から24話(約半年)も放置されて浄化された。ロイヤルラブリーストレートフラッシュ
46登場なし過去の出来事の回想のみの話で、戦闘が発生しないなし
47~48ゴリラ、イカ、ハゲタカ不明トランプ王国に跋扈していた連中が大貝町に攻め込んでくる。とにかく数が多く、この二話でプリキュアたちは今まで登場した必殺技のほぼ全てを出しきって何百匹を無双するという最終決戦に相応しい戦いを魅せたいろいろ
48白血球プロトジコチューキングジコチューの体内には、紛れ込んできた異物を排除するジコチュー細胞が無数に活動している。心臓に封じられたトランプ国王を救出しようと体内に侵入したプリキュアたちを攻撃する。プシュケーから作り出されたものではなく、ジャネジーそのものが凝縮したような存在。群体だが一つの意志の元に動いている。作中の描写からするとジコチュー細胞を統括しているのはキングジコチューの意志ではなく、その黒幕である「1万年前の闇(プロトジコチュー)」の意志であるようだマイスイートハート&アルティマソード
49登場なしプロトジコチューとの対決回なため、怪物としてのジコチューは登場しないマイスイートハート


プリキュアショーでのジコチュー

布団ジコチュー、ベールが出したジコチューで布団の形をしており、キュアハートとキュアロゼッタを眠らせる。キュアダイヤモンドとキュアソードも苦戦し、助けに現れたキュアエースもベールとのコンビ攻撃に為す術がなく返り討ちにされ、3人ともやられてしまう。その後、先に復活したハートとロゼッタが登場し形勢逆転した。

残された謎

敵組織としてのジコチューに背景については、放映終了後も「残された謎」がいくつかある。
(ストーリーの本筋にはほとんど関係ない部分ではあるが)

トランプ王国と人間界とのトンネル

本作では、キングジコチューが人間界に侵略するために開けた時空に穴が最終回後も残り続け、二つの世界で交流が始まって双方の社会に革新が起こる、というそれまでのシリーズでは異なる終わり方をした。
しかし、本作では「ジコチューの消滅に伴い、ジコチューが行った破壊の爪痕は復元される」という法則があるため、キングジコチューが開けた時空の穴だけがなぜ復元されなかったのかは謎のままである。
後日談では二つの世界の交流は肯定的に描かれていて、そのおかげでプリキュアたちは妖精やレジーナとも離れることもなく一緒に過ごせることができているので、二つの世界との繋がりを絶ちたくないというプリキュアたちに思いによって成し遂げた奇跡……なのかもしれない。
また46話で時空の穴を開けたのは「レジーナのミラクルドラゴングレイブによる攻撃」がそもそも原因のため、レジーナが消滅していない&穴を開けたのがジコチューではなく「プリキュア三種の神器」によることから、「ジコチューの消滅に伴い、ジコチューが行った破壊の爪痕は復元される」の法則を満たしておらず修復されなかったとする説も存在する。
(まあ、プリキュアシリースで破壊されたものが復活することについては、どの作品も適当な扱いなので、あまり気にしてもしょうがない部分なのだが)

ボウリング場のアジト

ジコチューの人間界での拠点となる「gogo! jikochu(ゴーゴー・ジコチュー)」という、無人のボウリング場。第2話から第38話までジコチュートリオやリーヴァ&グーラの拠点になるが、第39話よりトランプ王国の「マリー王女の部屋」に拠点を移している。
このアジトは最後までプリキュアたちに気付かれることはなかったため、逆に作中でどこにあるのかなどということが描かれなかった。また、作中ではこのボウリング場の中の様子しか描かれなかったため、外観なども不明である。
問題は「無人のボウリング場」がどういう設定なのかという点であり、ファンたちの間では仮説として「すでに閉鎖されていたボウリング場をジコチュートリオが占拠した」「営業していたボウリング場を乗っ取った」などと議論されている。また「gogo! jikochu」という名前も「占拠する前は別の名前だった」という説もあるが、公式には言及されていないため詳細は不明である。

残された2人の幹部

第46話の回想シーンでシルエットにて登場した、トランプ王国侵攻時に登場した2人の幹部。
顔も声も出てこないシルエットにすぎなかったこともあって本編では別段解説はなかった。
これについては2014年3月15日発売の『ドキドキ!プリキュア オフィシャルコンプリートブック』で残りの2人の幹部の名前が、色欲のルストと傲慢のゴーマである事が判明。ジコチュー軍団がトランプ王国に侵攻した際、キュアソードの先輩であるプリキュアたちとの戦いの末に刺し違えになって封印されたということ。しかしながら、彼女たちが相打ちに持ち込まなければならないほどの強敵であった事も事実であり、本編にも登場していたら更に恐ろしい存在となっていたことは想像に難くない。
初期の構想では、ルスト・ゴーマの二人と刺し違えになった王国プリキュアたちにフォーカスをあてる予定があったらしく、おそらくはトランプ王国滅亡の回想編あたりの話でルストとゴーマも登場させるつもりだったのだろう。
キュアソードこと剣崎真琴は他の王国プリキュアと特に面識があったわけではないのだが、ベテランの先輩たちが散っていき新人の自分だけが残されたことは、真琴に「自分が無力だったから何も守れなかった」というトラウマとなっている。当初の構想ではこの真琴のトラウマを半年くらいかけてマナが解きほぐしていき、3クール目くらいになってようやく真琴が仲間になるという展開にする予定だったのだが、キュアソードを春のオールスターズ映画に登場させることが決定したため急遽路線変更。第6話という早期に真琴はマナの仲間になり、彼女のトラウマをことさら描く必要がなくなった。それならば先輩プリキュアたちの末路をいちいち回想で描いても冗長になるだけということで割愛されたのだそうだ。先輩達の最後の戦いを描かないならばルストとゴーマを回想で登場させる意味はなく、結局この2人は名前さえ本編で言及されることはなかった。
なお、山口氏は後にTwitterにて王国プリキュアたちが復活したことを明かしている。また、後に「刺し違える」という表現は誤解を招くとして「プリキュアのパワーで封印した」と改めてネット上で述べている。(キュアソードの項目参照
簡単な説明しかなかったトランプ王国の過去編だが、『ドキドキ!プリキュア回顧録』によると描こうと思えば確実にOVA4話分ぐらいの話はできるらしい。

ネズミ化したベール

ジコチューの幹部の説でも触れたが、ジコチュー幹部はジャネジーの生命体であり、浄化技を受ければ元の姿は存在せずに消滅に直結すると思われていた。事実、ベールにジャネジーを吸い尽くされたリーヴァとグーラは消滅している。
しかし、最終話ではプロトジコチューと共に浄化技を受けた媒体のベールが消滅せずに、小さなネズミの姿になっていた。上述のリーヴァとグーラは浄化で倒されたわけではないので、浄化技を受けるとベールマウスのようになるという見解もある。しかし当の本人は「1万年眠って力を蓄える」と言っているので、一万年経てばまた元に戻ると思われる。スーパーベールの時はベールは浄化されなかった代わりにブラッドリングが消滅したので、今回もプロトジコチューが浄化された代わりに媒体のベールはネズミにはなったが一命は取り留めたという見方が妥当と考えられるが、真相は不明のままである。
また、ベールが一万年の眠りを余議なくされたというのは、一万年前の戦いでプロトジコチューの闇があまりに強すぎるがゆえにキュアエンプレスが浄化しきれずに弱体化させて封印するにとどめたのと同じ結果と見ることができる。
つまり、ベールは最強モードになったプリキュアでさえ浄化しきれないほどにジコチューな心の持ち主だったと考えることがある意味では一番綺麗な解釈ではある。
最後の最後でベールは真の意味でジコチューのナンバー1に到達したのかもしれない。

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