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概要編集

コンパクトカセットテープレコーダーにラジオチューナーを内蔵した音響機器「ラジオカセットレコーダー」の略称。アンプと電源スピーカーを備え単体でオーディオ再生が可能である。ラジオ放送からコンパクトカセットへの録音ができ、ダブルカセットのラジカセはダビングができる。多くは持ち運びが出来ることを念頭に置いているため、乾電池駆動が可能で、上部に折りたたみ式の把っ手がついている。


1980年代後半にCDラジカセも登場(1984年11月CD普及に一躍を担ったポータブルCD再生機をラジカセに外部入力する事でCDのお気に入り楽曲をダビングする人が出始めた)、1990年代以降はMD搭載の機種が登場し(1994年から普及)、2000年にはCD-RW再生対応機が登場し21世紀以降はMP3プレーヤーやUSBメモリなどと連携した機種も登場している。カセットテープ再生機能を持たない機種も「○○(メディア名)ラジカセ(正確には「ラジオ」)」と呼ばれることがある。


愛称編集

各社 使い方(シーン)に応じた愛称がつけられた。 代表的なものを示す。 消滅メーカー含む。

AIWA:1968年3月TPR-101を発売、ラジオ付きカセットテープレコーダとした。見た目ラジカセの1号機。(ラジカセとは当初呼ばなかった) NATIONALが数か月早かったがピアノボタン操作ではなかった。

HITACHI:PADISCO

MITSUBISHI:JEAGAM(ラジオ愛称と同じ)

NATIONAL:MAC LOVE_CALL(U4対抗品) ラジオ付きの1号機だがフィリップスのカセットメカニズムをつけた製品だった(フィリップスとは真空管時代から良好な状態)。

PIONEER:RUNAWAY ラジカセの商標を登録しようとしたが却下された逸話がある。

SONY:entry studio ZILBAP DoDeCaHORN 他 VICTORの録介と同じころVHFターレット式のラジカセ(CF-1950)を出すもUHFは省かれた。下イラストのようなことをしなくてもテレビ録音ができた。

昭和の一場面

ラジオ付きのテープコーダーはオープンリールの(TC-362)にさかのぼる。AMのみ、ラジオ部前段がトランジスタ、録音、スピーカ出力は真空管のハイブリッド構成。

SANYO:REC おしゃれなテレコ(U4) 若い層にヒットしたため各社対抗品が作られた

SHARP:THE_SEARCHER (曲飛ばし(APSS)機能付きのものから)

TOSHIBA:ACTAS SUGAR(U4対抗品) BOMBEAT 最近はCUTEBEATを愛称にしている。東芝はカセットもしばらくの間オープンリールの操作メカを採用して縦置きにできなかった。

VICTOR:ラジオカセッター、録介(RC-505) TVSound機能付き(VHFはテレビと同じターレット式、UHFはラジオと異なるチューニングつまみで同調 特にVHFに激しいゴーストがあるためにUHF中継に移行した地域のマニア(このような地域はFMも激しいマルチパスがあったため)には喜ばれた)

流通系

ダイエー:BUBU (CROWNのOEM) プライベートブランド(ちなみにテレビも同じ愛称)の先鞭。

日本クラウン自体はアタッシュケース形ラジカセなど他とは差別化したラジカセで有名。


ラジカセをモチーフにしたキャラクター編集

アニメ編集

漫画編集

随時募集中


関連タグ編集

ラジオ カセットテープ

ヘッドフォン ステレオ アンプ 楽器

コンポ ミニコンポ

CD MD MP3

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