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両津勘吉

りょうつかんきち

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(こち亀)の主人公。おそらく日本で最も有名かつ愛されているであろうおまわりさん。
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「人間!つまずくのは恥ずかしい事じゃない!
 立ち上がらない事が…恥ずかしいんだぞ!」
「親も教師も見はなしたこいつらを誰が目を覚まさせるんだ!」

概要

警視庁新葛飾署地域課(亀有公園前派出所勤務)巡査長。
実家は台東区浅草千束の佃煮屋「よろづや」。3月3日生まれ。
家族は父の銀次、母よね、弟の金次郎 祖父の勘兵衛がいる。また、又従兄妹擬宝珠纏檸檬ら4兄妹がいる。(勘兵衛と夏春都が兄妹。その他家族・親戚関係については後述)

愛称は「両さん」。麗子(と賢坊)からは「両ちゃん」と呼ばれている。他は主に名字呼び(「さん」付などをされることもある)であり、実家はもちろん纏ら親戚や幼なじみからは「勘吉」と呼ばれている。

外見はずんぐりとした短腕・短足の筋肉質で剛毛な身体、角刈りの髪に無精ひげ、そして一目で印象に残るM字状に繋がった太眉が特徴。この眉毛は両津及びこち亀のトレードマークとなっている。
普段は警察官の制服を着用しているが、袖を捲り靴もサンダル履きで制帽をかぶっていないなど、警察官にしてはだらしのない格好をしている。非番の日も制服でブラブラしていることが多いため、しょっちゅう部長たちに叱られている。なお、1994年に警察官の制服が一新されたが、両津は様々な事情で新しい冬服を全てダメにしてしまい、現在も冬服は旧式のものを着用している。

人物

性格は良くも悪くも豪快で破天荒。金にがめつく欲張りで強情、時として目的のためなら卑怯な行為も平然と行い、そして遊ぶのが大好きというダメ男を絵に描いたような人物。掃除も苦手で、寮の部屋は物で溢れ返っている。
新人の頃、配属されると同時に不祥事を起こして始末書を提出し、その後も3万枚以上に及ぶ始末書を書いているため、「始末書の両さん」と呼ばれている。後に、保管されていた始末書をどさくさに紛れて焼き捨てようとしたことさえある。

当初は喫煙していたが、34巻で強制的に禁煙をすることになった際、禁断症状からその辺に生えていた雑草で作った手製タバコを吸って死にかけたため、それ以降は完全に吸わなくなった。ただし、現在でも商売で大儲けした際に葉巻やパイプを持って登場することがある。

普段は遅刻に昼寝、職務怠慢の常習犯で、勤務中でもプラモ作りや小遣い稼ぎの内職を持ちこんだりラジオで競馬中継を聴いたりとダラダラしては大原部長に叱られるのが日常茶飯事となっている(原作第1話の初登場シーンも物凄い形相で競馬中継を聴いている最中である)。
それでもクビにされないのは、いざという時に発揮する警察官としての正義感と国際的な凶悪犯でさえ取り押さえる驚異的な犯人検挙力ゆえ、もしくはクビや謹慎にして野放しにするよりは警察の管理下に置いておく方がマシだろうという上層部の判断と思われる。実際、警察を辞めた両津の暴走が尋常ではなかったために、止むを得ず警察に復職させた回もあった。

若い頃は刑事課に所属していた時期もあり、刑事ドラマの影響から犯人の検挙に拘っていた。晴れて刑事課に異動となった後は交番勤務を見下すかのような言動も見られたが、刑事の理想と現実の違いを目の当たりにし、尊敬していた先輩刑事・南部の殉職を機に自分の至らなさを痛感。自ら志願して交番勤務に戻っている。南部の死は彼にとって苦い思い出の一つになっているが、復帰後は交番での仕事に対しても誇りを持ったり命日には欠かさず墓参りに訪れるなど今でも尊敬している。

階級は巡査長であるが、大原部長が不在の場合は巡査部長並の職務をこなすことができる。と言うか、その場合は大原部長をコピーしたかのような仕事っぷりで、両津が日頃勤務中にサボっていられるのも、真面目な大原部長がしっかり派出所を管理しているからこそである。
また、その面倒見の良さと行動力の高さゆえに管理職に就いた場合は非常に頼もしい存在であり、134巻で交通課の課長になった時は交通課の成績をアップさせたことがある。ただ、この人事は手違いであり、その後経費を使い込んだことがバレて派出所に戻された。

両津家の血筋ゆえにかなりの道楽者で、とにかく金遣いが荒い。給料やボーナスが出たらすぐに全額引き出して趣味やギャンブルに注ぎ込み、翌日にはもう無一文になっていることも珍しくない。
しかしながら商売に関しては天才的な才能を持っており、儲け話となれば強烈なバイタリティと頭脳を発揮し、あの手この手で頂点まで上り詰める。そしてもっと儲けようとして失敗し、却って大損をするのが恒例のオチ(アニメでは「○○なんて懲り懲りだぁ〜‼︎」という台詞で締めくくられることが多かった)。
その金遣いの荒さゆえに以前は生活費に困っている描写が多かったが、最近では擬宝珠家で板前として働いている関係で特に問題はなくなっており、預金額まであるほど(それらのお金でこれまでの借金を僅かでも返そうという気持ちはないらしい…)。
器物損壊や悪徳商法などで不祥事を起こして逮捕されたこともかなり多く、部下の中川や商店街の人々に多額の借金をしているが、返済しようという気持ちがこれっぽっちもなく、毎年ボーナスの時期には借金取りに追われている(アニメでは「ボーナス争奪戦」と名付けられ、何度かシリーズ化した)。また、旅行の積立金や日暮の貯金など他人から預かったお金をギャンブルに注ぎ込んで全部パーにしては誤魔化そうとして墓穴を掘ることも多い。

趣味・特技

趣味は競馬やパチンコなどのギャンブルに麻雀、ゲームやプラモデル作りなど多岐にわたり、ゲームやプラモデル作りはプロ級の腕前。手先も器用で何でもこなす。これは両津家に親類を含めて職人気質が多い為と思われる。趣味の広さは祖父譲りで、その趣味の広さゆえに交友関係も幅広い。流行にも敏感であり、パソコンや携帯電話、最新の家電事情などにも精通している(ただし、連載初期は流行りの芸人を知らなかったり若者文化に否定的だったりと、むしろ流行には疎い頑固者として描かれていた時代もあった)。
絵心もそれなりに高く、183-1によると当時の幼稚園の先生が優しくて気に入っており、それゆえに絵を描くのが好きになったとのこと。その一方で、一時期乙姫菜々と同じ少女漫画誌で「両津・パトリシア・勘子」というペンネームで連載していた漫画「ロボ刑事番長」の作画はかなり雑だった。

戦車戦艦の模型やサバイバルゲームといったミリタリーものに関する造詣が深く、誕生日に爆竜大佐から本物の戦車(M551シェリダン)をプレゼントされたこともある。サバイバルゲームでは「チーム・ギャリソン・ゴリラ」というチームを率いており、サバゲー界隈では強豪チームとして知られている。
また、美少女とミリタリーを融合させたガールズ&パンツァー艦隊これくしょんについても詳しく、特に前者とは「V.S.こち亀」で正式にコラボし、あんこうチームと対決した。

ベーゴマやメンコなど下町の子供たちの遊びも得意で、4歳の頃にはベーゴマで年上の男子を負かした経緯を持つ。更に小学校3年時代では上記の賢坊を両津と同等のベーゴマ達人にさせた経緯を持つ。ただし、それらは纏には敵わず、賢坊をコーチした両津が逆に纏に教えられそうになることになった。
将棋も強いが大原部長よりはやや劣り(目隠し将棋など特殊ルールなら勝てる)、纏ら擬宝珠家には手も足も出ない(特に檸檬には歩兵と王将のみのハンデでも勝てない)。
また、そんな性格ながらも幼い頃から家の手伝いや様々なバイトを経験してきたため料理も得意であり、麗子の指導でケーキの作り方をマスターし、纏の実家で働いたことで寿司を完璧に作れるようになるなど随所でその才能を発揮していく。

人間離れした身体能力と生命力の持ち主であり、自転車で自動車を追いかけ回したり、常人だったら普通に死んでいそうな目に遭っても絶対に死なない死亡フラグもなんのその。まぁギャグ漫画だから仕方ない。また、かなりの酒豪かつ悪食で「人間ポリバケツ」の異名を持ち、中川に「濃硫酸をブランデーで割って飲んでも大丈夫」と言われるほど頑丈な胃袋を持つ。
その豪快な体力から剣道柔道などのスポーツでも引っ張りだこにされており、大抵好成績を収める。特に賞金がかかった時の執念と底力は凄まじいの一言に尽きる。ただ、警視庁のメンツを守るためという名目で部長たちに無茶な企画に無理矢理参加させられることも多い。
しかし、過去に一度だけ天国側の不手際により死んだことがあるが、次の回までには生き返った。また、死んでいる間も様々な悪さをしており、その暴虐ぶりには神や閻魔大王ですら頭を抱えるほど(しかも前述の不手際から生き返る際に寿命を数百年伸ばそうとも言われていた上に、2016年のアニメスペシャルではとうとう天国からも地獄からも受け入れを拒否されている)。このような経験からか、以後は生きているにもかかわらず天国や地獄に平然と入れるようになった。

常人離れした体力を持つ反面、勉強が大の苦手で、かなりの悪筆(自分でも読めない、ただし後に檸檬の指導で纏たちとは別ベクトルに書道の才能を開花させた)であり、知識こそ豊富だがかなり偏っている。例えば、日米和親条約締結の中心人物であるペリーの経歴や家庭環境などの雑学は豊富だったが、肝心のペリーが来日した目的については覚えておらず、観光に来たと思っていた。
しかしながら、その気になれば驚異的な頭脳と記憶力を発揮し、気象予報士や危険物取扱者など多数の資格を取得している。

ちなみに、骨格は現代人よりも55万年以上前の原人に近いらしく、30半ばになってようやく乳歯から永久歯に生え変わるなど体質も常人離れしている。
また、普段は右脳だけしか活動しておらず、眠っている左脳が覚醒すると東大の入試問題で満点をとれるほどの天才となる。しかし、左脳が起きていられる期間は短い上に、左脳が眠りに就くと元の知能まで低下してしまう。

リョーツGPX

両津勘吉の体内にのみ存在する最強の抗体。
その免疫力たるや、あらゆる病原菌やウイルスを即座に駆逐し、さらにはガン細胞までやっつけてしまう
元々は普通の抗体だったが、両津のメチャクチャな生活習慣に適応するために進化を繰り返した結果、まるで漫画のバイ菌みたいな姿をした最強の抗体になった。
発見された直後は万病に効く夢の新薬の誕生が期待されたが、後に強力すぎて一般人に投与したら体が耐えられないという致命的な欠陥が見つかり、見向きもされなくなった。
また、両津の劣悪な生活環境に適応するために生まれた抗体のため、両津が規則正しい生活を送ると弱体化するという弱点を持つ。

浅草一郎

両津が擬宝珠纏の実家である超神田寿司でアルバイトする事になった際、纏が両津の名前を覚えておらず、「浅草出身の男」ということで彼女が適当につけた名前。
最初はこの時限りの名前だったが、後に超神田寿司で正式に働くために「浅草一郎」名義で新たに戸籍を取得している(当然違法だが、本人曰く「親戚から買ったから合法」)。
半ば源氏名のような扱いであり、従業員からは「イチロー」と呼ばれている。

ゴムゴムの実

アニメオリジナルストーリー『ゴムゴムの両さん』
東京湾釣りをしていた両津が偶然ゴムゴムの実を見つけて食べてしまい、次の日にゴム人間になってしまう。日本からブラジルまで体を伸ばすことが出来る。
その能力を使って大活躍をするが、体を伸ばせることで段々と出不精になり、メタボになった。
もちろんカナヅチになっている。

りょーつっぽいど

189-1では、まさか両津がボカロ化する事態が発生した。サンプリング元はもちろん両津だが、リアルで考えたら声優であるラサール石井となるのだろうか…。作中でボカロ化されたキャラ第2号(第1号はまた別のキャラ)。
当初は怒鳴り声専門ソフトだが、190-1であるPが目を付けたのをきっかけに本物のボカロソフトとして発展していくこととなり、両津の得意とする演歌を始めとした様々なオリジナル曲が出来る状況となっていた。
勘兵衛を監修としたライブツアーが行われたが機材トラブルとなり、代わりにまさかの両津本人がステージデビューすることが発生し、見事ライブツアーを成功させてみせた。
(ただしそのことを知っているのは勘兵衛とその他スタッフしかいない)

人間関係

連載当初はかなり短気かつ自分勝手で横暴な問題警官であり、ちょっとしたことでキレては民間人や動物相手に発砲することも珍しくなかった(それゆえか、単行本では重版の際に修正されるか消されていることがある)。しかし、連載が進むにつれて人情が人一倍厚く、後輩や子供の面倒をよく見たり、迷惑な発明家たちに嫌々ながら協力したりと、「頼れるおっさん」というキャラクターになっていった(アニメでは原作に比べて真面目に仕事をしたり子供や住民にも優しく接する場面などが多く目立っている)。
夏春都からは、両津が彼自身の超神田寿司でのボーナスを使って従業員全員に振る舞う様子を見て「面倒見がよくてさ、自分より人のことを考えていたね」と旦那(擬宝珠貴一廊)のことを想起していたシーンも見られる。
特に、姪の京子が産まれた時は本気で喜び、義妹の景子はとても嬉しがっていた。また、檸檬に対しては半ば親バカと化しており、彼女も非常に両津に懐いている上に「纏が勘吉と結婚しないのなら自分がする」という旨のセリフを言ったこともある。

少年時代

少年時代は昭和30年代から40年代の高度経済成長期を経験しており、少年時代当時を振り返る際はそういった話題が多い。
幼なじみの戸田豚平や千田珍吉と組んで「トンチンカンの3バカトリオ」と呼ばれていた経緯を持ち、よく悪戯や様々な昔ながらの遊びをこなしていた。また、賢坊や橘琴音、白鳥純など両津にとって思い出深い幼なじみや同級生も数多い。
実は、上記の183-1で夏春都は両津が4歳の頃には又甥の彼を知っていた(兄妹仲が悪いはずだが、その時点で夏春都からは勘兵衛へのわだかまりが溶けていたのか、下記のみの吉から勘吉のことを聞いていたのか…)。

実は割とモテモテ?

作中の女性キャラの評価はまっぷたつで、長年署内の「結婚したくない男性ナンバーワン」のトップであり、特に早乙女リカ(アニメでは小野小町・清正奈緒子コンビ)をはじめかなり嫌われているが、一方で麻里愛など両津を真剣に好きな女性(すべて美人ぞろい)もおり、纏とは結婚寸前まで行っている。また、小学生時代の幼なじみで相思相愛であった琴音へは、小学生時代にわざわざ自転車で京都まで会いに行ったり、大人になってから有給を使って自腹で会いに行っていたりしていた。
好意を持たれるきっかけの場合は大体は男気溢れる顔を目の当たりにした場合が多い。カップリング候補で同僚(麗子)・親戚(纏)・幼なじみ(琴音)などそれぞれの個性もバラけているのが特徴。正妻戦争起こりやすいキャラと言えよう。実際、120-4での纏との結婚騒動では、左近寺が「ライバルが結構いたんだな」と驚くシーンが見られた。

むしろ、嫌われ者になったのは早乙女リカが登場した時に一方的についた設定としての性格が強いが、両津も両津で自分を酷い目に遭わせた婦警たちに過激な報復を行うことも多い。ただし、本当は両津からはリカのことは嫌っておらず、最近ではリカと仲良く接しているシーンも見られるようになっている。リカが近年は悲惨な目にあったり、年月の経過で、両津が女性心理を理解した事もあり、近年は以前のような対立関係は鳴りを潜めた。

女性に暴力を振るう男や弱い者いじめを決して許さない面を持っており、纏が駐車違反した男から顔面にライターを投げつけられて頬に怪我を負った際、「女の顔に傷を付けるんじゃない!」とライターを投げた男を殴り飛ばした上に「てめぇの顔をボコボコにしてやるぞ、コラァ!」と署内であるにもかかわらず、拳骨で32発も殴ったほど激怒していた。
また、普段は敵対している早乙女リカと京香(アニメでは小町と奈緒子)が車をレッカー移動された腹いせに大勢の暴走族に絡まれ集団強姦されそうになった際には左近寺(アニメでは本田)と共に駆けつけ、あっという間にその暴走族を倒してしまった。

また、かなり変則的かつ擬似的な女性との同居生活の経験もあり、女性化する前の麻里愛との男子寮での同棲や超神田寿司での纏(と檸檬)の擬似夫婦・擬似親子といった擬似的家族がある。

不良少年に対しては更生の有無に関わらず良く思っておらず、更生し、就職活動の相談に訪れた青年を擁護する派出所の面々の中で過去の悪事を理由に厳しい発言を取っていた。
こんな人柄ながら(むしろそのおかげ?)、物語内の人物からもファンからも大いに愛されている。

両津家

宮大工や植木職人、刀鍛冶に左官屋など職人が多いが、同時に道楽者も多い。勘吉の大叔母の夏春都によれば「両津家の男はラテン系のいい加減な性格ばかりだが、女はドイツ系のしっかりした性格の人が多い」とのことで、趣味の広さや職人気質の性格は勘吉にもしっかりと受け継がれている。

勘吉の実家である「よろず屋」は162-3(2008年)での台詞からで300年以上続いているらしく、江戸時代の1700年前後から経営されているとのこと。

狭義では勘吉・金次郎・よね・銀次・勘兵衛の5人家族を指し、広義では夏春都の嫁ぎ先である擬宝珠家、よねの実家の緒形家、景子の実家の霧ヶ谷家も含まれている。

公式ガイドブック「カメダス2」では、その擬宝珠家や緒形家を含んだ「完全版両津家」と言える家系図が登場した。
また、168巻では簡易的に、義理の遠い親戚となる中川(と、勘吉の嫁候補として例外的に載せられている麗子)を含めた勘吉の家族・親戚の大半が紹介されていた。
(載っていないのは元五郎や本編未登場の秋冬・とめ・どら吉、夏春都や纏ら擬宝珠家。ただし勘兵衛の顔がなぜか花山理香の顔に誤植されている)

ちなみに家紋が見事にバラバラであり、112巻で勘吉によって両津家はタイガー戦車の家紋に統一されたが、どこからも文句は出なかったという(みんな家紋などどうでもいいらしい)。
また、下記のキャラ以外にも他に勘吉の親戚がいるとされている。(その場合、元五郎は既婚者で子供や孫を持っているか、銀次&元五郎兄弟や勘兵衛&夏春都&みの吉兄妹、登場時期にもよるが擬宝珠家や緒形家には他に兄弟姉妹がいると思われる)

  • 両津銀次
勘吉と金次郎の父で、浅草で佃煮屋「よろず屋」を経営している。息子や父の勘兵衛と違って眉毛が繋がっていない。だが、息子の顔立ちは父親譲り。
父や息子と同様にギャンブルや酒、金が大好きで女遊びも激しく、勘吉が幼い頃から彼をいろんな所に連れて行っているため、勘吉の性格を構成させた大本だと言える。長男の勘吉とは昔から喧嘩が絶えないが、二人で一緒に過ごしているシーンも多い。初めて登場した時は勘吉を勘当していた(ただし現代日本の法律上は絶対に勘当は認められないので、絶交の方が近いが、出演回数が増えるうちに親子仲は修復されたようだ)。
なお、初期は明治生まれとされていた。
また、元五郎という兄がいる(勘吉の父方の伯父)。両津家の人間らしく金にがめつい。こちらは銀次とはあまり似ておらず、どちらかと言うと勘兵衛寄り。
  • 両津よね
勘吉と金次郎の母で、旧姓:緒形。
勘吉や銀次に比べるとしっかりもの。ただし収集癖があり、とんでもない物まで集めたこともある。また宣伝にもひっかかりやすく、その日のうちに7kgやせると謳った健康器具のCMの怪しさを勘吉に指摘されて「テレビはうそをつかない」と擁護発言をしたこともある。
倫理観にもおおらかすぎるところがあり賞味期限切れの食材の期限偽装もやらかそうとしたことがある。
実家は柴又の惣菜屋であり、彼女の弟(勘吉の母方の叔父)の緒形米吉と妻のさくら、彼の子供(勘吉の母方の従姉弟)である京子一男がいる。ただし、同じ親戚キャラの纏らに比べて何かと影が薄く(むしろ纏たちが目立ちすぎている影響か)、66-7しか登場していないが、上記の168巻表紙にはしっかりと登場している。
  • 両津金次郎
勘吉の弟。両津家の男性では極めて珍しい真面目な性格のしっかりもの。
東京大学卒の弁護士。兄とは対照的に頭はいいが運動音痴。今では兄とそっくりだが幼いころは眉毛はつながっておらず髪の毛もそこそこ伸びていた。兄にはよくいじめられており、反面教師としていたが、同時に逞しく行動力のある兄を尊敬している。
趣味に関してはやはり両津家の血筋を受け継いでいるようで少年時代は鳩の飼育、何故か実家にあった無線機に触れた事をキッカケとして大人になった今でもアマチュア無線にこだわっている。勘吉曰く「携帯電話がこれだけ普及してるってのにまだアマチュア無線やってるのかよ」
妻の景子(旧姓「霧ヶ谷」)、娘(勘吉の姪)の京子と一緒に暮らしている。また、アニメでは彼の末裔である両津実直が登場している。
  • 両津勘兵衛
勘吉の父方の祖父にして夏春都の兄。佃島に住んでいる。
生粋の遊び人で、若い頃はモボ(モダンボーイの略)と呼ばれたプレイボーイだった。
商才にも長け、ゲーム会社をはじめ様々な会社を経営しており、裕福な暮らしを送っている。
なお、初登場時は孫の名を間違えるなどの歳相応の少しばかり耄碌している様子すら伺わせたが、次に登場した時には、壮年期までの覇気を取り戻したようで、以後はそのキャラクターで定着した。なお、
初期は明治初期生まれだったが、現在は中後期の生まれに変更されている。
100年以上生きてきたゆえか洞察力や計算力が高く、勘吉の行動原理まで簡単に分かるとされている(ただし最近では手に負えなくなって諦めるパターンも出てきた)。
若い頃に妹と一緒に実家の佃煮屋の支店を任されたことがあるが、店のことを妹に全部押し付けて遊んでばかりいた挙句、妹が擬宝珠家に嫁いだ途端に支店を潰したことがあり、80年以上経った現在もなお続く確執の原因となっている。ただ、食料難の時代に腹を空かせている妹のために芋を盗んでくるなど根は妹のことを大切に思っているようだ(設定から考えると、1900年代か)。その後は食い扶持を軍隊に求めたようで、大日本帝国海軍に入隊。日露戦争の日本海海戦(90年代頃の設定)から太平洋戦争終戦まで海軍軍人であった。開戦時は空母の艦載機整備員だったが、ミッドウェー海戦で乗艦の最期を迎えてからは、この戦争は負ける!!と悟ったようだ。彼の海軍軍人としての最終階級は設定されていないが、少なくとも戦間期からの20年以上在籍していた事から、士官であった場合中佐以上には確実になっており、兵卒出身の場合特務士官には至らずとも上等兵曹程度にはなっていたと考えられる(海軍に二十年以上在籍することは士官の場合佐官以上に昇進していなければありえず、兵の場合現役延長が数回認められ下士官への任官を果たしていなければありえない)。
妻の秋冬(勘吉の父方の祖母。今は故人)は、幼いころの勘吉に三味線を教えていた。ちなみに義理の姉妹となる夏春都とは対照となる季節の漢字が使われている(それゆえか、名前のルビが「アキト」「ゲパルト」と揃ってカタカナとなっている)。
初期の頃は明治維新直後の生まれであったが、年月共に10数年前後スライドした。
勘兵衛の妹にして勘吉の父方の大叔母。纏たちの祖母。旧姓:両津。彼女本人、及び又従妹の檸檬については該当記事参照。
なお、上記の姪・京子と同じく生まれた時から両津家である(よねのように両津家に嫁いでいるわけではない)数少ない両津家女子となっている。
  • 両津みの吉
勘兵衛と夏春都の弟。勘吉や纏たちの大叔父。現在は故人。
兄同様生粋の遊び人。かなりの土地持ちでもあり、勘吉の実家の佃煮屋も元は彼のもの。
生前は多くの妾がいたが、生涯独身だった。その為、第二の擬宝珠家と言える勘吉の又従兄弟一家は登場していない。
  • 両津ため吉
勘兵衛、夏春都、みの吉の父。勘吉の父方・纏たちの父方の曽祖父。現在は故人。
とんでもない大酒のみで、天国で酒を禁止されたために、下界まで酒を飲みにやってきたことがある。
その際は、成長した孫の銀次との対話を果たした。1853年生まれのため幕末をリアルタイムで生きていた世代であり、坂本龍馬西郷隆盛森鴎外といった歴史上の偉人たちとも面識がある。妻にとめがおり、こちらも既に故人である。
  • 両津どら吉
ため吉の弟。勘吉&纏たちの曾祖叔父。現在は故人。
上海生まれのボルネオ育ち、帰国して17歳で社長になるが競馬で大敗して会社を潰す。その後はヤクザに弁護士、キャバレー経営、銀行員、住職、作曲家などなど職を転々とし、結婚は8回・離婚は7回という波乱万丈にもほどがある人生を送ったという。
あまりにも奇妙な一生から、ため吉&どら吉兄弟とその両親(勘吉&纏の高祖父母)はどのように生活していたのだろうか…?
  • RYO
原始時代の先祖。
家族の顔が派出所の面々とそっくり。
  • 勘吉
江戸時代の先祖で、麗子そっくりの妻お麗がいる。
大工であると同時に月光小僧という義賊だった。
  • リョウツ
勘吉の遠い未来の子孫。
顔が先祖そっくりで、宇宙警察に勤務している。上司が大原部長そっくり。
彼の存在から、最終的には勘吉は後に誰かと結婚すると思われる。

演者

声:ラサール石井(アニメ版&舞台版)※
演:せんだみつお(1977年映画版)
演:香取慎吾(2011年映画版&実写ドラマ版)
声:内海賢二:1985年開催のイベント『ジャンプ・スペシャルアニメ・大行進イベント』
声:高木渉ニンテンドーDSCM<ゲーム内のボイスはラサール石井が担当>
声:田中真弓:少年時代の両津<のちに少年時代の声も含めラサール石井が担当>
※ラサール石井は実写ドラマ版では勘吉の父・銀次役で出演している。

コラボ出演

2006年にこち亀連載30周年を記念した企画の一つ「両さんを探せ!」では、当時週刊少年ジャンプで連載されていた全作品に両津が何らかの形で出演した。
その中でも銀魂では両津本人だけでなく、感染した者の眉毛と行動パターンを両津と同じにしてしまうRYO-Ⅱ(リョウツー)というウイルスが登場し、お登勢志村妙など作中の人物が次々と感染していくというカオス極まりない話を2話にわたって展開した。
銀魂の主人公である坂田銀時は元々両津と共通点の多いダメ人間だったためウイルスに感染しなかった。
なお、このエピソードがアニメで放送された時は既に2007年だったため、松平片栗虎がことある毎にツッコミを入れていた。
さらに、アニメ版ではRYO-Ⅱウイルスに感染したモブキャラたちの声をラサール石井が担当しただけでなく、ED映像に後姿の両津が堂々と映っている

Jスターズビクトリーバーサスに出演。キャストはアニメ版同様ラサール石井。
Jアドベンチャーでは、ゴンとはぐれてやさぐれていたキルアを取っ組み合いの末に保護。
それからしばらくの間尸魂界(ソウル・ソサエティ)で職人、そしてキルアのおもちゃやゲームの師匠として同行する。
ちなみに、仮想敵として用意されたコピーが勝手に行動を起こして桐崎千棘を誘拐して騒ぎになっている…恐るべき物欲である。

戦闘前の掛け合いでは男鹿相手に珍しく職務熱心な面を見せたかと思ったら、ラオウの黒王号を競走馬にしようとしたり、ラッキーマンをカジノに連れて行こうとしたり…。
超こち亀で顔見知りになったフリーザからは寿司をおごってもらおうとしたり。

戦闘面では○や弱コンボの〆で出るロケット花火ランチャーの、

  • 回避が困難なほどのホーミング性能の高さ
  • ガードさせた時のスタミナの消耗能力の高さ
  • ヒット時にコンビネーション攻撃発生
…と言ったチート級のぶっ壊れ性能で、キャラランクでは上位陣に食い込んでいる。
それ以外でもR1+○の巨大ベーゴマや↑+○の追尾するラジコンヘリの嫌がらせ性能が高く、ランクマッチでは嫌われている。

2016年の40周年コラボにおいては、グルメ界の猛毒無効(おそらく前述の「リョーツGPX」によるもの)、奴良組初代の畏れ無効。魔界の化物からも「化物」と賞賛されている。

…ここまでの主人公補正なら、獅子目言彦も素手で殴れるよね?


関連イラスト

SAIを手に入れたので
職質



関連タグ

こちら葛飾区亀有公園前派出所 こち亀 両さん
大原大次郎 中川圭一 秋本・カトリーヌ・麗子(派出所の同僚)
擬宝珠纏 擬宝珠檸檬又従兄弟
警察官 おまわりさん こいつおまわりさんです

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