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両津勘吉

りょうつかんきち

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(こち亀)の主人公。おそらく日本で最も有名かつ愛されているであろうおまわりさん。
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プロフィール?わしのことか!

生年月日3月3日(魚座)
出身地東京都台東区浅草
身長
  • 167cm(公式ガイドブック「カメダス」他
  • 152cm(133巻「おしえて両津先生 派出所七ふしぎの巻」
  • 161cm(「超こち亀」)
体重71㎏
スリーサイズ
  • B95cm W85cm H90cm (130巻見開き)
  • B105cm W80cm H81cm (164巻8話「キャラに一文字の巻」より)
血液型B型
主な親族
  • 父親:両津銀次
  • 母親:両津よね
  • 弟:両津金次郎
  • 祖父:両津勘兵衛
  • 大叔母:擬宝珠夏春都
  • 又従兄妹:擬宝珠憂鬱&纏&檸檬&蜜柑
座右の銘幸福は金で買える
演者ラサール石井(アニメ版や舞台版等)

わしの概要だ!

警視庁新葛飾署地域課(亀有公園前派出所勤務)巡査長。実家は台東区浅草千束の佃煮屋「よろづや」。


愛称は「両さん」。麗子と幼馴染の村瀬賢治からは「両ちゃん」と呼ばれ(アニメ版では村瀬やコン太などのゲストキャラクターである旧友のみ『勘ちゃん』で統一されている)他は主に名字呼び(「さん」付などをされることもある)であり、実家はもちろん纏ら親戚や幼なじみからは「勘吉」と呼ばれている。また麻里愛からは「両様」と呼ばれている。


一人称は基本的には「ワシ」だが、素が出た時や少年〜青年期は「俺」、大原部長屯田署長などの上司・先輩に対しては「私」、弱気になった際に「僕ちゃん」になる事もある。初期は「本官」という一人称も使用していた。


外見はずんぐりとした短腕・短足の筋肉質で剛毛な身体、角刈りの髪に無精ひげ、そして一目で印象に残るM字状に繋がった太眉が特徴。この眉毛は両津及びこち亀のトレードマークとなっている。

普段は警察官の制服を着用しているが、袖を捲り靴もサンダル履きで制帽をかぶっていないなど、警察官にしてはだらしのない格好をしている。サンダルは警察官になりたての頃に当時は巡査長兼自身の教育係だった大原部長とパトロールの最中に靴擦れが頻繁に起きてしまったので、部長に奢ってもらった物であることが原作では「思い出写真の巻」、アニメ版では「新米刑事!両津」で部長の回想で明かされている。しかし弟の金次郎や友人の結婚式に出席した際や諸事情で性格や素行が改まった際には、革靴を履くこともあった。

非番の日も制服姿でブラブラしていることが多いため、しょっちゅう部長たちに叱られている。なお、1994年に警察官の制服が一新されたが、両津は様々な事情で新しい冬服を全てダメにしてしまい、現在も冬服は旧式のものを着用している。


出生年は連載当初1943年生まれ(32~33歳)とされ、初期のうちは時間の経過とともに加齢していき、「19歳で警察官になって20年以上働いている」ということがたびたび説明されていたが、連載の長期化により設定を一貫させることが困難になり、ほかのキャラクターと同じく時代が変遷しても歳をとらなくなっていった。そのため「19歳の時に警察官になって15年以上働いている」に変更された。


人物像?基本的に金だ!

性格は良くも悪くも豪快で破天荒。貧乏な幼少期を過ごしたことから「大人になったら金持ちになってやる」と考えていたと語る。

金にがめつく欲張りで強情、時として目的のためなら卑怯な行為も平然と行い、そして遊ぶのが大好きというダメ男を絵に描いたような人物。

掃除も苦手で寮の部屋は物で溢れ返っており、洗濯はせず風呂にもあまり入らないため度々不潔だと指摘されている。そのためかゴキブリがよく部屋に出ている。その他にゴキブリ並みの生命力と言われたりと、何かと因縁がある。


我が強く、自分の考えを改めることは少ないが、都合の良い時(悪い時)や自分の非を本気で自覚した時には途端に改める。


新人の頃、配属されると同時に不祥事を起こして始末書を提出し、その後も3万枚以上に及ぶ始末書を書いているため、「始末書の両さん」・「警視庁の悪魔(大原部長談)」と呼ばれている。後に保管されていた始末書をどさくさに紛れて焼き捨てようとしたことさえある。

また部下の中川から、人の弱みにつけ込むのが得意と言われている。弱みを握ったら脅しをかけてお金を貸してもらう(返済する気はない)ということを早乙女リカにやったことがある。連載後期になると合成で作った麗子のエロ写真をネットでバラまくと脅したこともあり「世界一の卑怯者ね」と本気で軽蔑された。だが子供のころから聞きなれているため両津は平然としていた。


部長や中川、麗子に対抗心を燃やすことも多く、負けず嫌いと取れる描写もある。中川と麗子に関しては金持ちということもあり、しばしば引き合いに出す。盆栽を育てるゲームで部長に負けた時は「ビデオの予約もできない部長にゲームで負けるなんて一生の恥だ!絶対に勝つ!」と本気で取り組み始めたほど。


とにかく破天荒ぶりが強調されがちだが、かといって全くの非常識というわけでもなく、むしろ知識としての常識は普通に持ち合わせており、時折一般庶民とはかけ離れた価値観で物を言う中川や麗子、両津をも上回る変人、奇人、狂人であることも珍しくない他のサブキャラクターらに対して至極真っ当なツッコミを入れる場合も多かったりする。

彼を慕う人も少なからず存在しており、器用で多彩な彼を隊長と呼ぶ人や、面倒見の良い性格から信頼している人も数多い。


当初は喫煙していたが、34巻で強制的に禁煙をすることになった際、禁断症状からその辺に生えていた雑草で作った手製タバコを吸って死にかけたため、それ以降は完全に吸わなくなった。ただし、現在でも商売で大儲けした際に葉巻やパイプを持って登場することがある。


普段は遅刻に昼寝居眠りなど職務怠慢の常習犯で、勤務中でもパトロール中の寄り道(主にパチスロ店や競馬場などの趣味)プラモデル作りや小遣い稼ぎの内職を持ちこんだりラジオで競馬中継を聴いたりとダラダラしては大原部長に叱られるのが日常茶飯事となっている(原作第1話の初登場シーンも物凄い形相で競馬中継を聴いている最中である)。

それでもクビにされないのは、いざという時に発揮する警察官としての正義感と国際的な凶悪犯でさえ取り押さえる驚異的な犯人検挙力や警視庁主催のスポーツ大会でも好成績を獲得できる身体能力ゆえ、もしくは老若男女問わない住民達からの揉め事に対する対応の広さが理由に挙げられる。そのため亀有周辺の危険な任務は必ずといっていいほど押し付けられたり、ドーピングしまくってスポーツ大会に優勝させられたこともある。またそれ以前に野放しにして他所で問題を起こされるよりは警察の管理下に置いておく方がマシだろうという上層部の判断による。

アニメ版では、本庁の幹部達は両津の事をクビにしようとした事もあったが屯田署長の尽力もあってことなきを得た(この時は事態を重く見た麗子の系列会社による24時間体制の素行矯正プログラムを強引に受講させられて渋々ながらも真面目にやり通した。復職してしばらくは勤務態度等で一定の改善が見られたが、過酷な訓練の反動で弱気になりすぎてしまい、人命救助も渋るほどだったが、本来の人情や勇敢さを失ったことに怒った麻里愛に投げ飛ばされて本来の自分を取り戻し、麗子のサポートもあって事件を解決させた)。


実際、警察を辞めた両津の暴走が尋常ではなかったために、止むを得ず警察に復職させた回もあった。自ら辞職届けを出すこと等で警察官を辞めた時も例外ではないようだ。

それでも素行に問題が大いにあるのは確かであり、(特に大原部長や婦警から)いない方がいいと思われたり、見下されることも多々ある(アニメ版最終回では、素行の問題が原因で邪魔者扱いされた怒りから、制帽以外の身だしなみを正して仕事も真面目にこなすなど品行方正な振る舞いを続けて信用回復に成功した。その後、「本庁への異動」という嘘をついた事から大騒動へと発展したが、警視総監からの電話により、嘘だと判った瞬間、周囲から尋常ではない特大の大激怒を食らった)。

それもあってか特に貧乏人、不潔、無教養、短絡的思考(=バカ)、自堕落等に絡めた(人権を否定されるレベルの)理不尽な台詞を吐かれることが多い(人間扱いされなかったり、死ねと言われた回数も数知れず)。後述のスポーツや多数の資格に関しても「優勝しなければクビ」「こういう時しか役に立たない」と言われることが半ばお約束となっている。


若い頃は刑事課に所属していた時期もあり、刑事ドラマの影響から犯人の検挙に拘っていた。晴れて刑事課に異動となった後は交番勤務を見下すかのような言動も見られたが、刑事の理想と現実の違いを目の当たりにし、尊敬していた先輩刑事・南部の殉職を機に自分の至らなさを痛感。

自ら志願して交番勤務に戻っている。南部の死は彼にとって苦い思い出の一つになっているが、復帰後は交番での仕事に対しても誇りを持ったり、命日には欠かさず墓参りに訪れるなど今でも尊敬している。


また、こち亀の名エピソードの一つである「浅草物語」では偶然の形で再会する事となった旧友とのかつての理想と現実の対比「悪ガキだった両津が警察官」・「秀才だった旧友がヤクザ者に転落」も描かれている。


階級は巡査長であるが、大原部長が不在の場合は巡査部長並の職務をこなすことができる。と言うか、その場合は大原部長をコピーしたかのような仕事っぷりで、両津が日頃勤務中にサボっていられるのも、真面目な大原部長がしっかり派出所を管理しているからこそである。実際、臨時で他の派出所に出向することになった大原部長の代理としてやってきた班長があまりにも優柔不断かつ無能なせいでサボる暇がなかった両津が大原部長の有難さを痛感するエピソードがある。


また、その面倒見の良さと行動力の高さゆえにリーダーに就いた場合は非常に頼もしい存在であり、134巻で交通課の課長になった時は交通課の成績をアップさせたことがある。ただ、少しでも権力を伴う役職だとすぐ欲に流されてしまい、その時は経費をパチンコに使い込んだことがバレて派出所に戻された。


両津家の血筋ゆえにかなりの道楽者で、とにかく金遣いが荒い。給料やボーナスが出たらすぐに全額引き出して趣味やギャンブルに注ぎ込み、翌日にはもう無一文になっていることも珍しくない。

しかしながら商売に関しては天才的な才能を持っており、儲け話となれば強烈なバイタリティと頭脳を発揮し、あの手この手で頂点まで上り詰める(ちなみに、美少女フィギュアを扱う店「両津美少女堂」と言った具合に「両津○○堂」と言った名前の店舗を開いている事が多い)。

そしてもっと儲けようとして失敗し、却って大損をするのが恒例のオチ。ただし成功率は全くの0%ではなく、うまく儲けたまま切り抜けたり、大成功した事も何度かはある。最終的に新しい産業を開拓するなどこの世界全体の必要悪ともいえる。当然ながらタダ働きが嫌いだが、結果的にそれをさせられていることもしばしば。


その金遣いの荒さゆえに以前は生活費に困っている描写が多かったが、最近では擬宝珠家で板前として働いている関係等で特に問題はなくなっており、預金額まであるほど。

ただ、やはり借金の総額はとんでもないことになっており、「こち亀展」で発表された「こち亀不信用金庫残高報告」では、預入の総額が41兆5276億4218万5400円、引出の総額が1704兆8205億122万4250円で、しめてマイナス1663兆2928億5903万8850円と、日本の借金をも上回っていた。


器物損壊や悪徳商法などで不祥事を起こして逮捕されたこともかなり多く、中川や商店街の人々等に多額の借金をしており、毎年ボーナスの時期には借金取りに追われている。原作でもアニメでも「ボーナス争奪戦」と名付けられ、定例行事になっていた。

但し全く返そうという気がないわけでもない。一度中川グループを傾けて損害を出した(ただし、これは一方的な中川の態度に両津がキレた確信犯でありいつもの金儲けではない)際は、持ち逃げした現金を海外で運用して損害額を返そうとしていた。また、商店街からの借金も返そうとしていたこともあるのだが、皮肉にもその意図を知らなかった商店街の人々のせいでパーになってしまった(商店街の人々も両津が借金をちゃんと返そうとしていたことを知ると大いに反省し、以降作中ではボーナス争奪戦を行う事は無くなった)。


また、旅行の積立金や日暮の貯金など他人から預かったお金をギャンブルに注ぎ込んで全部パーにしては誤魔化そうとして墓穴を掘ることも多い。しかし広い人脈のお陰で乗り切ってしまうこともまた多い。米空母『カールヴィンソン』に超神田寿司一同で相乗りさせてもらったりとか


以上のように、世の中は金と言い切ったこともあり、愛や希望といった形の無いものを快く思っていないかのように振る舞って居るように見える。しかし、恋愛を完全に否定していないし、人情エピソード・シリアスエピソードで解る通り、悪人になりきれないところがあり、情を重んじる性格である。

そもそも、希望がなければ金銭欲など湧かない

両津のポリシーを表現するなら「行動せずに言葉だけで無形のものが利益になったように思うな」ということだろう。麗子や部長の行動に感銘を受けて行動に移せる人間である。


誕生日が雛祭りと同じ日ということをよくからかわれるのが悩みの種、文字を並べれば33(散々)なためか誕生日には碌な事が無いと不貞腐れた回も。血液型占いでB型だというだけで散々に言われたりと、当てこすりのような目にもたびたび遭っている。


またとにかく運が悪く、ギャンブルや事業に失敗したり、賞金・賞品目当てで大会に出て優勝しても何も得られなかったり、犯人を逮捕したにもかかわらず予期せぬトラブルに見舞われて顰蹙を買うなど両津本人にとっていいことが起きても悪いことに転じて責任を負わされるなど貧乏くじを引かされることが多い(日頃のだらしなさも祟って信用も薄く自業自得な場合もあるが)。酷い時には犬や猫などの動物にすら軽くあしらわれ、粗雑に扱われていることもある。152-3ではそれが「疫病神」のせいと判明した。


容姿

主に同僚の異性からブ男の代表格扱いされがちだが、その評価はどちらかというと素行を含めたものであることが多い。

確かに中川のような優男の美男子ではないが、黙っていれば渋い中年男性にも見える部分があり、実際、中川と取り違えられたことでブランド衣装のモデルをこなしてしまったこともある。(撮影スタッフも、両津を「実際に客が買って着用した時のことを想定した実用型のモデル」と勘違いして特に気にしなかった)

また写真集などのオファーを貰ったりしたこともある他、麻里愛などのように優男系よりガッチリした男性の方が好みという女性からの評価は決して低くない。


変遷

「こち亀」は作者のデビュー作である事もあり、連載初期の両さんは短期間のうちにかなり容姿が変わっている。初期の頃はまさにゴリラ類人猿といったあだ名に相応しい容姿をしており、中川から「凶悪犯」と密かに言われたことがある。またかなりのガニ股でもあった。

その後、時を経るごとに輪郭が丸くなって厳つさが和らいでいき、だいたい40巻ぐらいで現在の容姿になる。ガニ股も解消されたが、その分短足になってしまった感もある。

また特徴的なつながり眉毛も初期の頃は細く控えめで、連載が進むにつれて太く濃くなっていった。

性格についても大分異なり、中川や部長がシリアスムードで捜査をしている時も両津だけは遊び惚けていたこともある。

身長も長い間167㎝とされていたが、後に読者から「中川や麗子と比べて背が低すぎる」と指摘を受け、133巻で「167㎝は作者である秋本治の身長で、それをそのまま両津の身長にしていた」と明かされ、152㎝に訂正された。しかし、これだと警察官として小柄すぎたためか再び訂正され、最終的に161㎝となっている。(200巻付属の「こち亀超書」参照)


趣味・特技

趣味は競馬やパチンコなどのギャンブルに麻雀、ゲームやプラモデル作りなど多岐にわたり、ゲームやプラモデル作りはプロ級の腕前。特撮やアニメなどのサブカル知識も豊富であり、手先も器用で何でもこなす。これは両津家に親類を含めて職人気質が多い為と思われる。


ただし、初期の両津はアニメに無関心であった(GIジョーの話のときに、美少女フィギュア成形が趣味の人物に仲間呼ばわりされ、お前とは住む世界が違うと逃げまとっていた。また、アニメもさほど詳しくなく、どちらかというと映画の方が趣味となっていた。だが、自作のアニメ化や声優の横山智佐がジャンプ放送局のゲスト局員だった縁で作者本人が『サクラ大戦』に没頭したあたりで両津の嗜好性が変わる。劇中後半(100巻以降)の両津は本田が漫画家の彼女の影響で漫画アニメ好きになったことや、左近寺などの硬派に見えて二次元キャラ好きという新キャラクターと意気投合していったことなどで、その世界に詳しくなっている)。


趣味の広さは祖父譲りで、その趣味の広さゆえに交友関係も幅広い。流行にも敏感であり、パソコンや携帯電話、最新の家電事情などにも精通している(ただし、連載初期は流行りの芸人を知らなかったり若者文化に否定的だったりと、むしろ流行には疎い頑固者として描かれていた時代もあった)。ただ、連載中期からはこうした面(+短気な性格)が「子供っぽい」と否定的に描かれてしまうことも増えている。

こうしたオタク知識への造詣の深さがわかるエピソードとして『がんばれ麗子の巻』『あこがれライダーの巻』、『両さんの超合金講座の巻』が挙げられる。


大原部長はこれらの趣味を子供っぽいと批判していたが、帆船模型の回ではそのノウハウだけでなく、歴史的背景なども知らされ、彼に膝を打っていた。


絵心もそれなりに高く、183-1によると当時の幼稚園の先生が優しくて気に入っており、それゆえに絵を描くのが好きになったとのこと。その一方で、一時期乙姫菜々と同じ少女漫画誌で「両津・パトリシア・勘子」というペンネームで連載していた漫画ロボ刑事番長の作画はかなり雑だった。

とはいえ、その多趣味だけあって少年漫画や少女漫画などの作り方の基礎はきちんと理解しており、漫画塾を立ち上げて講師となったことも(一方で、青年漫画「男の身勝手な願望を叶えるような話にすれば読者は食い付く」ファンタジー漫画を「要はなんでもありの世界でありの世界だが、話が混沌としてきたら第1部完でごまかせばいい」推理漫画「トリックが基本だが、話を犯人の悲しい過去に割り振ってトリックを強引に誤魔化す」と皮肉とも受け取れる口調で生徒に描き方を教えている)。


戦車戦艦の模型やサバイバルゲームといったミリタリーものに関する造詣が深く、誕生日に爆竜大佐から本物の戦車(M551シェリダン)をプレゼントされたこともある。サバイバルゲームでは「チーム・ギャリソン・ゴリラ」というチームを率いており、サバゲー界隈では強豪チームとして知られている。


また、美少女とミリタリーを融合させたガールズ&パンツァー艦隊これくしょんについても詳しく、特に前者とは「V.S.こち亀」で正式にコラボし、あんこうチームと対決した→両津&パンツァー



ちなみに、あまり知られていないが射撃の能力が非常に高いという一面もあり、警察署の射撃テストでも、99.9という記録を叩き出し(アニメ版では的の心臓部や眉間といった急所を的確に狙っている)、更に早撃ち0.009秒と超越した記録を有しており、現時点における記録がある人物(キャラ)の中では最速記録保持者という事態にまで発展している。


ベーゴマやメンコなど下町の子供たちの遊びも得意で、4歳の頃にはベーゴマで年上の男子を負かした経緯を持つ。更に小学校3年時代では上記の村瀬を両津と同等のベーゴマ達人にさせた経緯を持つ。ただし、それらは纏には敵わず、村瀬をコーチした両津が逆に纏に教えられそうになることになった。

将棋も強いがアマチュア五段の大原部長より劣り(目隠し将棋など特殊ルールなら勝てる)、纏ら擬宝珠家には手も足も出ない(特に檸檬には歩兵と王将のみのハンデでも勝てない)。


また、そんな性格ながらも幼い頃から家の手伝いや様々なバイトを経験してきたためか、料理も得意という一面もあり、麗子の指導でケーキの作り方をマスターし、纏の実家で働いたことで寿司を完璧に作れるようになるなど随所でその才能を発揮していく。

様々な免許や資格を持っており、ありとあらゆる車を乗りこなし(自動車免許がフルビットとなっている。ただし一度失効してしまい、その後再び全種再取得している)、一人で様々な工事ができるとされているという。


人間離れした身体能力と生命力の持ち主であり、自転車で自動車を追いかけ回したり、悪食であるが故に汚物や賞味期限切れの食物を食べてもへっちゃら、常人だったら普通に死んでいそうな目に遭っても絶対に死なない(しかし、超こち亀の「こちらナメック星ドラゴン公園前派出所」では転勤先のナメック星フリーザの攻撃を何度も受けても死ななかった)。それだけに作中で度々見られる人生訓には妙な説得力がある。

それ故に大原部長や麗子、婦警が過度の制裁を加えることも多い。死亡フラグもなんのその。まぁギャグ漫画だから仕方ない。

その豪快な体力から剣道柔道などのスポーツでも引っ張りだこにされており、大抵好成績を収める。特に賞金がかかった時の執念と底力は凄まじいの一言に尽きる。ただ、警視庁のメンツを守るためという名目で部長たちに無茶な企画に無理矢理参加させられることも多い。また、連載が進むにつれ両津並みの身体能力や行動力を持つキャラ(特に女性)が増えたことで、そうしたキャラに後れを取る描写も散見された。


また、かなりの酒豪かつ悪食で「人間ポリバケツ」の異名を持ち、中川に濃硫酸ブランデーで割って飲んでも大丈夫」と言われるほど頑丈な胃袋を持つ。

その酒豪さは作中では「ウィキペディアで酔っ払いを検索したり項目を表示すると一番上に両津の名前が出てくる」や「Twitterで世界中の酔っ払い10億人をフォローしている」とされている。ただし、酒には特別強いわけではなく、何度も酔ってトラブルを起こしている。


過去に一度だけ天国側の不手際により死んだことがあるが、次の回までには生き返った。また、死んでいる間も様々な悪さをしており、その暴虐ぶりには神や閻魔大王ですら頭を抱えるほど(しかも前述の不手際から生き返る際に寿命を数百年伸ばそうとも言われていた上に、2016年のアニメスペシャルではとうとう天国からも地獄からも受け入れを拒否されている)。このような経験からか、以後は生きているにもかかわらず天国や地獄にも平然と入れるようになった。


常人離れした体力を持つ反面、勉強が大の苦手でバカ呼ばわりされることが非常に多い(学習漫画『満点ゲットシリーズ』でも立場は読者側)。

またかなりの悪筆(自分でも読めない、ただし後に檸檬の指導で纏たちとは別ベクトルに書道の才能を開花させた)であり、知識こそ豊富だがかなり偏っている。例えば、日米和親条約締結の中心人物であるペリーの経歴や家庭環境などの雑学は豊富だったが、肝心のペリーが来日した目的については覚えておらず、観光に来たと思っていた(警察官の採用試験にはどうやって合格したのだろうか、と思うだろうが、これは連載開始当時の世情を調べれば解る。戦後の高度経済成長期からバブル期にかけて、民間企業は社員に気前よく給料を与えていたため、公務員はとにかくなり手がいなかった特別区ですら、三次募集をかけても定員割れという年があったほどなのだ。特に警察官は危険な現場に晒される可能性もあるため、輪をかけてなり手がいなかった。「トラック運転歴10年」の上に背中に刺青を背負った戸塚金次のようなヤクザ崩れを中途採用していたのも事実である。つまり、名前を書ければ入れたのだ)。

浅はかな考えを持つこともしばしばあり、大原をはじめとする人々にバカにされたり、中川や麗子に見抜かれたり、冷静に返されてたりしている。


しかしながら単なる脳筋ではなく、その気になれば驚異的な頭脳と記憶力を発揮し、気象予報士や危険物取扱者など多数の資格(難関国家資格も含まれる)を取得しており、転職にも困らないと自他ともに認めている。

社会問題や商売に関しても鋭い発言をすることがあり、掲載時は少々ズレた考えや邪道に見える考え方が、現代になって意外と的を得たものになっている事が多い。先見の明もあり、例えば80年代の頃に掲載された話で「21世紀はすべてがコンピューターの時代になる。ボーリングのような娯楽でもプロがいるから、ゲームでプロになって稼ぐ時代も来る」とちゃんとした理由を付け、仕事そっちのけでゲームの練習をする場面があるが、21世紀になって本当に実現している

また、2005年に掲載された話では10年後へのタイムカプセルを準備する際、遊戯王OCGのカードは10年後には値上がりすると予測し入れる一方で、本田が用意した甲虫王者ムシキングのカードは微妙と予想しており、実際に前者は価値が高騰する一方、後者は筐体の撤去が進むなど衰退の一途を辿っている。

そのせいか現代では両津は非常に頭がいいと感じている読者も多い。


話術も巧みであり、啖呵売が得意。前述の偏った知識もそこで生かされることが多い。一方で言葉を選ばない節もあり、失言が部長達の耳に届いた結果痛い目に遭うことも多い(そのような場合背後で話を聞かれていることがほとんど)。


ちなみに、骨格は現代人よりも55万年以上前の原人に近いらしく、30半ばになってようやく乳歯から永久歯に生え変わるなど体質も常人離れしている。

また、普段は右脳だけしか活動しておらず、眠っている左脳が覚醒すると東大の入試問題で満点をとれるほどの天才となり、アニメ版では性格も生真面目で勉強熱心に変わる。しかし、左脳が起きていられる期間は短い上に、左脳が眠りに就くと元の知能まで低下してしまう。


上記のように技術面や体力面において非常に優れているため、それを生かす仕事をすることも多い、ただし前述の素行の悪さから、使い捨ての駒のような扱いをされたり蜥蜴の尻尾切りに遭うこともしばしばある。


リョーツGPX

両津勘吉の体内にのみ存在する最強の抗体。

詳しくは当該記事を参照。

浅草一郎

両津が後述の理由で擬宝珠纏の実家である超神田寿司でアルバイトする事になった際、纏が両津の名前を覚えておらず、「浅草出身の男」ということで彼女が適当につけた名前。

最初はこの時限りの名前だったが、後に超神田寿司で正式に働くために「浅草一郎」名義で新たに戸籍を取得している。(当然違法だが、本人曰く「親戚から買ったから合法」)

半ば源氏名のような扱いであり、従業員からは「イチロー」と呼ばれている。

アニメ版では謹慎解除後も実際の公務員の服務規定に沿って繁忙期限定でアルバイトを続けている形に変更された。

ゴムゴムの実

アニメオリジナルストーリー「ゴムゴムの両さん」

東京湾釣りをしていた両津が偶然ゴムゴムの実を見つけて食べてしまい、次の日にゴム人間になってしまう。日本からブラジルまで体を伸ばすことが出来る。

その能力を使って大活躍をするが、体を伸ばせることで段々と出不精になり、メタボになった。

もちろんカナヅチになっている。

りょーつっぽいど

189-1では、まさか両津がボカロ化する事態が発生した。サンプリング元はもちろん両津だが、リアルで考えたら声優であるラサール石井となるのだろうか…。作中でボカロ化されたキャラ第2号。(第1号はまた別のキャラ

当初は怒鳴り声専門ソフトだが、190-1であるPが目を付けたのをきっかけに本物のボカロソフトとして発展していくこととなり、両津の得意とする演歌を始めとした様々なオリジナル曲が出来る状況となっていた。

勘兵衛を監修としたライブツアーが行われたが機材トラブルとなり、代わりにまさかの両津本人がステージデビューすることが発生し、見事ライブツアーを成功させてみせた。(ただしそのことを知っているのは勘兵衛とその他スタッフしかいない)


人間関係?いっぱいるぞ!

連載当初はかなり短気かつ自分勝手で横暴な警官であり、ちょっとしたことでキレては民間人や動物相手に発砲することも珍しくなかった。(それゆえか、単行本では重版の際に修正されるか消されていることがある)

しかし、連載が進むにつれて人情が人一倍厚く、後輩や子供の面倒をよく見たり、迷惑な発明家たちに嫌々ながら協力したりと、「頼れるおっさんというキャラクターになっていった。これは連載序盤と中期以降では両津の年齢設定が異なり、年を重ねて性格が丸くなったためともとれる。


夏春都からは、両津が彼自身の超神田寿司でのボーナスを使って従業員全員に振る舞う様子を見て「面倒見がよくてさ、自分より人のことを考えていたね」と旦那(擬宝珠貴一廊)のことを想起していたシーンも見られる。

特に、姪の京子(アニメ版ではちよ子)が産まれた時は本気で喜び、義妹の景子はとても嬉しがっていた。また、檸檬に対しては半ば親バカと化しており、彼女も非常に両津に懐いている上に時には淡々と痛いところを突きながら説得し彼の悪事を思いとどまらせることも多い。アニメ版では父親参観日に代理で出席し、芸人姿で出席した父親の悪口を言うクラスメイトを改心させた両津を見て「纏が勘吉と結婚しないのなら自分がする」という旨のセリフを言ったこともある。


派出所メンバーとの関係

直属の上司である大原部長とは自身が警察官として採用されて以来の付き合いであり、前述した金銭欲に流される面や勤務(および私生活)態度など、社会人としての自覚不足を毎日のように叱られることが多く、アニメ版では自身の怠慢行為が原因なのにも関わらず「中川達は少し仕事をさぼったとしても怒られないのに怒られるのはいつもワシだけ」「部長はワシのことが嫌いなんだ」と不貞腐れたことがある。しかし終盤で麗子達から部長が陰で両津のために尽力していたことを聞かされ、考えを改めている。

更には前述どおり手柄を立てたり自身に非がないにもかかわらず不慮の事態に見舞われても「日頃からきちんとしとらんから、こういう結果を産むんだ!」などと責任を取らされることもある(例として原作ではゲーム機、アニメ版ではラジコンを不注意で壊されてしまった際に、「職場に私物を持ち込んだのが悪い!」と逆に論破されてしまったなど)。

一方で些細なことで意地を張ったり形は違えども調子に乗って失敗するなど似ている場面も目立つ。私生活でも一緒に行動する機会が多い他、出向や異動などでお互い離れると憎まれ口を言いながらも内心では寂しがってわざわざ訪ねに赴くこともある。

部長自身も事あるごとに厳しく指導をしているが、両津が精通している分野で困りごとがあると助力を依頼したり、見合い話を持ちかけたり、葛飾署に残れるよう陰で上層部に頼み込むなど、彼の能力や性格を署内でもっとも理解・信頼しているお目付役と言える。両津も小言の多さや融通のきかなさをうっとおしく思うことも多いが、長年の付き合いから穴のない仕事ぶりや厳しさの中にある優しさを理解・尊敬しているために頭が上がらず、彼の気遣いに応えようとする場面も多い。

中川、麗子、寺井などの同僚からも金銭面に関して呆れられたり非難や仕返しを受けることも少なくないが、部長と揉めた際には仲裁をしたり義理堅い長所も理解しているので互いに信頼しあっている。前述したアニメ版などで一時的に人格が変化すると、喜ぶ一方で本来の長所を失ったことを嘆き元に戻ると呆れつつも安堵していた。


ちなみに中川グループが作り上げたIFの人生をシミュレートするゲームをプレイした際には大原部長、屯田署長、本田速人、左近寺、銀次、白浜カトリーヌ(寮母さん)、尾崎網彦、犬の面々がもし、両津に出会っていなかった場合は出世が約束されていたらしいことが判明している。特に大原部長は署長に、屯田所長は警視総監に昇進するという結末になっており、「人生をやり直せ!の巻」は彼らの優秀さを裏付けるエピソードにもなっている。


少年時代

少年時代は昭和30年代から40年代の高度経済成長期を経験しており、少年時代当時を振り返る際はそういった話題が多い。

幼なじみの戸田豚平や千田珍吉と組んで「トンチンカンの3バカトリオ」と呼ばれていた経緯を持ち、よく悪戯や様々な昔ながらの遊びをこなしていた。また、村瀬賢治や橘琴音、白鳥純など両津にとって思い出深い幼なじみや同級生も数多い。

実は、上記の183-1で夏春都は両津が4歳の頃には又甥の彼を知っていた。(兄妹仲が悪いはずだが、その時点で夏春都からは勘兵衛へのわだかまりが溶けていたのか、下記のみの吉から勘吉のことを聞いていたのか…)


実は割とモテモテ?

作中の女性キャラの評価はまっぷたつで、長年署内の「結婚したくない男性ナンバーワン」のトップであり、婦警、特に早乙女リカ(アニメでは小野小町清正奈緒子コンビ)をはじめかなり嫌われている(その点が中川と対比されるように描かれることが多い他、集団で過激な制裁を受けることもしばしば。しかも大抵の場合婦警が咎められる様子が無い)。

一方で麻里愛など両津を真剣に好きな女性(すべて美人ぞろい)もおり、纏とは結婚寸前まで行っている。また、小学生時代の幼なじみで相思相愛であった琴音へは、小学生時代にわざわざ自転車で京都まで会いに行ったり、大人になってから有給を使って自腹で会いに行っていたりしていた。

好意を持たれるきっかけの場合は大体は男気溢れる顔を目の当たりにした場合が多い。


両津自体困ってる女性に弱く麗子や洋子などの男性トラブルや盗撮犯、ストーカー、セクハラ親父などには体を張って守っている。

カップリング候補で同僚(麗子)・親戚(纒)・幼なじみ(琴音)、お見合い相手の真琴(アニメ第293話)などそれぞれの個性もバラけているのが特徴。


正妻戦争が起こりやすいキャラと言えよう。実際、120-4での纏との結婚騒動では、左近寺が「ライバルが結構いたんだな」と驚くシーンが見られた。ちなみにアニメ第293話でお見合い相手と付き合っていた時に麗子は、ため息をついて少し寂しそうな様子を見せていた。


特に麻里愛と磯鷲早矢は公式に両津を巡る三角関係を構築している。ただ、マリアと早矢はどちらも彼に似ている男性の影響で好意を抱いている為、両津の方から一歩引いている形である。

更には両津を高く評価している檸檬も「纏にその気がないなら……」と、将来の候補として考える発言をしている。彼女の場合、逆に両津に自覚がない檸檬を巡る三角関係(電極+が檸檬に好意を持っている)を構築している。


むしろ嫌われ者になったのは早乙女リカが登場した時に一方的についた設定としての性格が強い……と、アニメ化辺りからの読者・視聴者には思われているが、元々最も両津に過激な態度をとることが多かったのは麗子であり初期は女性を武器にして反撃を許さなかったが、徐々に両津のほうが慣れてしまい、更に麗子が武芸百般であることもあって麗子に対してだけは過激に振る舞うようになったため、新たに投入されたのが早乙女リカであるという面が大きい。

一方、両津も両津で自分を酷い目に遭わせた婦警たちに過激な報復を行うことも多い。ただし、本当は両津からはリカのことは嫌っておらず、連載を重ねる毎にリカと仲良く接しているシーンも見られるようになっている。リカが近年は悲惨な目にあったり、年月の経過で両津が女性心理を理解した事もあり、近年は以前のような対立関係は鳴りを潜めた。


女性に暴力を振るう男や弱い者いじめを決して許さない面を持っており、纏が駐車違反した男から顔面にライターを投げつけられて頬に怪我を負った際、「女の顔に傷を付けるんじゃない!」とライターを投げた男を殴り飛ばした上に「てめぇの顔をボコボコ(アニメ版ではメチャクチャ)にしてやるぞ、コラァ!」と署内であるにもかかわらず、拳骨で32発も殴ったほど激怒していた(新聞沙汰になったが相手も反省したのでクビは免れた)。このエピソードを機に纏も両津を見直し、関係性が改善されていった。だが、両津自体も麗子の髪をひっぱたり、蹴っているので暴力自体はしている。

また、普段は敵対している早乙女リカと京香(アニメでは小町と奈緒子)が車をレッカー移動された腹いせに大勢の暴走族に絡まれ集団強姦されそうになった際には、左近寺(アニメでは本田)と共に駆けつけ、一人であっという間に暴走族を倒してしまった。


まかなり変則的かつ擬似的な女性との同居生活の経験もあり、女性化する前の麻里愛との男子寮での同棲や超神田寿司での纏(と檸檬)の擬似夫婦・擬似親子といった擬似的家族がある。


不良少年に対しては更生の有無にかかわらず良く思っておらず、更生して就職活動の相談に訪れた青年を擁護する派出所の面々の中で過去の悪事を理由に厳しい発言を取っていた。基本的に暴力に対しては暴力で対抗して従わせるという方針であり、特に檸檬の幼稚園に侵入した学校荒らしの不良学生が檸檬や園児達の可愛がったハムスターを惨殺した事件では、檸檬や園児達の心に癒えない傷を負わせた不良学生に本気で激昂し、「手続きをしないと逆告訴になる」という纏の言葉にも耳を貸さず、自身の警察手帳を捨て、懲戒免職も覚悟の上で「親も教師も見はなしたこいつらをだれが目を覚まさせるんだ!」と痛烈な鉄拳制裁を下し、そのまま犯人達を檸檬の元へ引きずり出して謝罪させている。

しかし面倒見が良く真剣に更生する気がある者には世話も焼いてくれるため、不良たちに尊敬され、改心させたこともある。


こんな人柄ながら(むしろそのおかげ?)、物語内の人物からもファンからも大いに愛されている。


単行本80巻のとあるエピソードでは、良心が全く無いことが神の手により明らかになったが、それだと強い正義感と子供に優しいのが全て演技ということになり矛盾してしまうためか、それ以降は無かったことになっていると考えられる。


両津家はロクな奴がいねぇな...

宮大工や植木職人、刀鍛冶に左官屋など職人が多いが、同時に道楽者も多い。勘吉の大叔母の夏春都によれば「両津家の男はラテン系のいい加減な性格ばかりだが、女はドイツ系のしっかりした性格の人が多い」とのことで、趣味の広さや職人気質の性格は勘吉にもしっかりと受け継がれている。


意外にも「両津」という苗字は現実には存在せず、地名ぐらいでしか使われていない。(2004年まで佐渡ヶ島に存在した両津市など。ちなみに名字の由来がその両津市であるらしい)


勘吉の実家である「よろず屋」は162-3(2008年)での台詞からで300年以上続いているらしく、江戸時代の1700年前後(元禄時代)から経営されているとのこと。


狭義では勘吉・金次郎・よね・銀次・勘兵衛の5人家族を指し、広義では夏春都の嫁ぎ先である擬宝珠家、よねの実家の緒形家、景子の実家の霧ヶ谷家(中川家遠戚)も含まれている。


公式ガイドブック「カメダス2」では、その擬宝珠家や緒形家を含んだ「完全版両津家」と言える家系図が登場した。

また、168巻では簡易的に、義理の遠い親戚となる中川(と、勘吉の嫁候補として例外的に載せられている麗子)を含めた勘吉の家族・親戚の大半が紹介されていた(載っていないのは元五郎や本編未登場の秋冬・とめ・どら吉、夏春都や纏ら擬宝珠家。ただし勘兵衛の顔がなぜか花山理香の顔に誤植されている)。


ちなみに家紋が見事にバラバラであり、112巻で勘吉によって両津家はタイガー戦車の家紋に統一されたが、どこからも文句は出なかったという。(みんな家紋などどうでも良いらしい)

また、下記のキャラ以外にも他に勘吉の親戚がいるとされている。(その場合、元五郎は既婚者で子供や孫を持っているか、銀次&元五郎兄弟や勘兵衛&夏春都&みの吉兄妹、登場時期にもよるが擬宝珠家や緒形家には他に兄弟姉妹がいると思われる)


勘吉と金次郎の父で、浅草で佃煮屋「よろず屋」を経営している。息子や父の勘兵衛と違って眉毛が繋がっていない。だが、息子の顔立ちは父親譲り。

父や息子と同様にギャンブルや酒、金が大好きで女遊びも激しく、勘吉が幼い頃から彼をいろんな所に連れて行っているため、勘吉の性格を構成させた大本だと言える。


長男の勘吉とは昔から喧嘩が絶えないが、なんだかんだで息子たちのことは大切に思っているようで、二人で一緒に過ごしているシーンも多い。アニメスペシャル版では大金に目が眩んで花やしきを廃業させようとした勘吉を「赤ん坊の頃にここに来れば必ず泣き止み、俺に叱られると逃げてきた思い出の場所を潰しちまっていいのか?」と人情に訴えて思いとどまらせたこともある。実は初期は勘吉とは絶縁状態だったが(勘吉に店を継ぐようしつこく求めたところ喧嘩になり飛び出した)、12巻で麗子と中川の取り成しで和解しているため、ほとんど忘れられた設定である。

なお、初期は明治生まれとされていた。

また、元五郎という兄がいる(勘吉の父方の伯父)。両津家の人間らしく金にがめつい。こちらは銀次とはあまり似ておらず、どちらかと言うと勘兵衛寄り。


  • 両津よね

勘吉と金次郎の母で、旧姓:緒形。

勘吉や銀次に比べるとしっかりもので、2人の喧嘩に呆れて説教をすることもある。ただし収集癖があり、とんでもない物まで集めたこともある。また宣伝にもひっかかりやすく、その日のうちに7kgやせると謳った健康器具のCMの怪しさを勘吉に指摘されて「テレビはうそをつかない」と擁護発言をしたこともある。

倫理観にもおおらかすぎるところがあり、賞味期限切れの食材の期限偽装もやらかそうとしたことがある。

実家は柴又の惣菜屋であり、彼女の弟(勘吉の母方の叔父)の緒形米吉と妻のさくら、彼の子供(勘吉の母方の従姉弟)である京子一男がいる。ただし、同じ親戚キャラの纏らに比べて何かと影が薄く(むしろ纏たちが目立ちすぎている影響か)、66-7しか登場していないが、上記の168巻表紙にはしっかりと登場している。


勘吉の弟。両津家の男性では極めて珍しい真面目な性格のしっかりもの。

東京大学卒の弁護士。兄とは対照的に頭はいいが運動音痴。今では兄とそっくりだが幼いころは眉毛はつながっておらず髪の毛もそこそこ伸びていた。兄にはよくいじめられており、反面教師としていたが、同時に逞しく行動力のある兄を今でも「兄さん」と呼び、とても尊敬している。


中学受験の際、路面電車がアクシデントにより停まってしまい、諦めかけた金次郎。しかし、ニュースを見た兄である勘吉は真っ先に金次郎のもとへ自転車を走らせる。渡し損ねたという合格祈願のお守りを金次郎へ渡し、受験会場へと急ぐ二人。途中、金次郎が誤って、受験票を川に落としてしまった時には、勘吉が迷わず川へと飛び込み受験票を取り戻した。試験開始ギリギリになったが、間に合い金次郎は試験を受けられた。その甲斐あって見事、金次郎は第一志望の中学校に合格を果たし、弁護士への道の第一歩を踏み出した。つまり、兄がいなければ今の金次郎は存在しなかったのだ。また、その時の合格祈願のお守りは金次郎にとって、とても大事な宝物となっている。


趣味に関してはやはり両津家の血筋を受け継いでいるようで少年時代は鳩の飼育、何故か実家にあった無線機に触れた事をキッカケとして大人になった今でもアマチュア無線にこだわっている。勘吉曰く「携帯電話がこれだけ普及してるってのにまだアマチュア無線やってるのかよ」

妻の景子(旧姓「霧ヶ谷」)、その間に産まれた娘(勘吉の姪)の京子と一緒に暮らしている。妻の実家である霧ヶ谷家は中川家の遠い親戚であり、金次郎と景子の結婚を機に勘吉は親戚という立場を利用して本格的に中川家の事業に介入するようになる(なお、実際の民法に当てはめた場合、中川家と霧ヶ谷家は遠縁すぎて親戚とは呼べない)。


また、アニメSPでは彼の約300年後の子孫である両津実直が登場し、上述のリョーツGPXを求めて24世紀の地球からタイムマシンで現代までやってくる。


勘吉の父方の祖父にして夏春都の兄。佃島に住んでいる。

詳細は該当記事参照。


勘兵衛の妹にして勘吉の父方の大叔母。纏たちの祖母。旧姓:両津。彼女本人、及び又従妹の檸檬については該当記事参照。

なお、上記の姪・京子と同じく生まれた時から両津家である(よねのように両津家に嫁いでいるわけではない)数少ない両津家女子となっている。

アニメ版では両津家の男性に不快感を持っているため、原作以上に何かしでかした両津を制裁しようとする場面が多く描写されている。一方で原作・アニメ版ともに板前としての技量は認めている。

  • 両津みの吉

勘兵衛と夏春都の弟。勘吉や纏たちの大叔父。現在は故人。

兄同様生粋の遊び人。かなりの土地持ちでもあり、勘吉の実家の佃煮屋も元は彼のもの。

生前は多くの妾がいたが、生涯独身だった。その為、第二の擬宝珠家と言える勘吉の又従兄弟一家は登場していない。


  • 両津ため吉

勘兵衛、夏春都、みの吉の父。勘吉の父方・纏たちの父方の曽祖父。現在は故人。

とんでもない大酒のみで、天国で酒を禁止されたために、下界まで酒を飲みにやってきたことがある。

その際は、成長した孫の銀次との対話を果たした。1853年生まれのため幕末をリアルタイムで生きていた世代であり、坂本龍馬西郷隆盛森鴎外といった歴史上の偉人たちとも面識がある。妻にとめがおり、こちらも既に故人である。

アニメ版では末期のエピソード「ご先祖様こんにちわ」で登場。酔った勢いで天国から下界へと落下したことで生き返る。町で騒動を起こしていた所へ曾孫である勘吉と出会う。原作以上の酒豪で顔色一つ変えずに多くの酒を飲み干すほど。最後は両津と花山の協力で一時的に現代に蘇った坂本龍馬を始めとするかつての友人や知り合いと再会できたことに満足し、「来年の盆にも必ず帰ってくる」と勘吉と約束を交わし満足して天国へと帰って行った(しかしラストでは再び脱走してしまうという台無しにもほどがあるオチで終わっている)。勘吉はとめ吉が送還される前に花山に30秒だけ時間をもらってとめ吉に別れを言ったり「おかげで楽しい盆を過ごせた」と言っていたことから振り回されたとはいえ曽祖父に会うことができて嬉しかったようである。


  • 両津どら吉

ため吉の弟。勘吉&纏たちの曾祖叔父。現在は故人。

上海生まれのボルネオ育ち、帰国して17歳で社長になるが競馬で大敗して会社を潰す。その後はヤクザに弁護士、キャバレー経営、銀行員、住職、作曲家などなど職を転々とし、結婚は8回・離婚は7回という波乱万丈にもほどがある人生を送ったという。

あまりにも奇妙な一生だが、ため吉&どら吉兄弟とその両親(勘吉&纏の高祖父母)はどのように生活していたのだろうか…?


  • RYO

原始時代の先祖。

家族の顔が派出所の面々とそっくり。


  • 勘吉

江戸時代の先祖で、麗子そっくりの妻お麗がいる。

大工であると同時に月光小僧という義賊だった。


  • リョウツ

勘吉の遠い未来の子孫。顔が先祖そっくりで、宇宙警察に勤務している。上司が大原部長そっくり。彼の存在からすると、最終的には勘吉は後に(実子をもうけるかどうかは不明だが)誰かと結婚すると思われる。


  • 両津実直

アニメ版のみ登場した両津家の末裔。金次郎の孫の孫の孫の孫の孫で金次郎から11代目の子孫。宇宙人の侵略で荒廃した未来の地球を救うため勘吉の体内にある抗体を入手するために頓田の机の引き出しの中から現代へとやってきた。見た目は勘吉そっくりで声もラサール石井が担当しているが性格は名前の通り金次郎の直系故に真面目で実直。


おもちゃ化

昨今のアニメフィギアの魁的にフィギア化、超合金化されている。その名もアクションドールの「GI.RYO」。原作でも宣伝された。


この企画会議で「ヒーローでもない中年男の人形を作ってどうするだ」「なんで公務員を超合金化にしないといけないんだ」と玩具会社の幹部から突っ込まれたらしい。



アニメ版でも大活躍だぞ!

金銭欲に走って激怒した部長や夏春都から喝や制裁を受ける通例のパターンが強調される一方で、原作に比べて(絵崎コロ助などの開発品による効果なども含まれるが)警察官として真面目に仕事をしたり、子供や住民に対して優しく接して彼らから慕われる場面なども目立つ様になった。『両津の体力株式会社』など、友人、知人のために尽力するエピソードに変更された回も多い。

初期の相棒だった戸塚金次が1話限りのゲストキャラクターだった代わりに、本田、ボルボ、左近次と4人で騒動を起こして散々な目にあっては「○○なんて懲り懲り(大っ嫌い)だぁ~!!」という台詞で締めくくられることが多かった。原作初期にあった拳銃を無闇に発砲する場面も別の場面に差し替えられ、部長を含めた派出所メンバーとの信頼関係も多く描写されている。


演者...わしはラサール推しだ!

メイン:ラサール石井(アニメ版&舞台版)※

演:せんだみつお(1977年映画版)

演:香取慎吾(2011年映画版&実写ドラマ版)

演:今井悠貴(2011年映画版&実写ドラマ版、少年時代)

声:永井一郎(1978年 少年ジャンプイメージLP)

声:角川博(1979年TVバラエティ)

声:内海賢二:(1985年開催のイベント『ジャンプ・スペシャルアニメ・大行進イベント』)

声:肝付兼太:(1980年「レースンチェイス」CM)

声:玄田哲章:(ラジオドラマ版)

声:水谷誠伺:(98年 PC「幻のお宝を追え!」)

声:高木渉:(ニンテンドーDSCM)<ゲーム内のボイスはラサール石井が担当>

声:田中真弓:少年時代の両津<のちに少年時代の声も含めラサール石井が担当>

※ラサール石井は実写ドラマ版では勘吉の父・銀次役で出演している。


また、厳密には両さん本人ではないが、映画『宇宙怪獣ガメラ』に「亀有公園のお巡りさん(演:桂小益(現・九代目 桂文楽))」という両津によく似た風貌の人物が登場。

ただし、こちらは作中でも言及があるようにあくまで漫画の両津と似ているだけの人という設定であり、作中で「一緒にしないで」と子ども達に断りを入れていた。


コラボ出演...色々出てるぞ!

2006年にこち亀連載30周年を記念した企画の一つ「両さんを探せ!」では、当時週刊少年ジャンプで連載されていた全作品に両津が何らかの形で出演した。

その中でも銀魂では両津本人だけでなく、感染した者の眉毛と行動パターンを両津と同じにしてしまうRYO-Ⅱ(リョウツー)というウイルスが登場し、お登勢志村妙など作中の人物が次々と感染していくというカオス極まりない話を2話にわたって展開した。

銀魂の主人公である坂田銀時は元々両津と共通点の多いダメ人間だったためウイルスに感染しなかった。

なお、このエピソードがアニメで放送された時は既に2007年だったため、松平片栗虎がことある毎にツッコミを入れていた。

さらに、アニメ版ではRYO-Ⅱウイルスに感染したモブキャラたちの声をラサール石井が担当しただけでなく、ED映像に後姿の両津が堂々と映っている。さらに同話の次回予告では両津がこち亀の次回予告をしようとして銀時に突っ込まれている


Jスターズビクトリーバーサスに出演。キャストはアニメ版同様ラサール石井。

Jアドベンチャーでは、ゴンとはぐれたことでやさぐれていたキルアを取っ組み合いの末に保護。

それからしばらくの間尸魂界(ソウル・ソサエティ)で職人、そしてキルアのゲームやおもちゃの師匠として同行する。

ちなみに、仮想敵として用意されたコピーが勝手に行動を起こして桐崎千棘を誘拐して騒ぎになっている……恐るべき物欲である。


戦闘前の掛け合いでは男鹿相手に珍しく職務熱心な面を見せたかと思ったら、ラオウの黒王号を競走馬にしようとしたり、ラッキーマンをカジノに連れて行こうとしたり…。

超こち亀で顔見知りになったフリーザからは寿司をおごってもらおうとしたり。


戦闘面では○や弱コンボの〆で出るロケット花火ランチャーの、

  • 回避が困難なほどのホーミング性能の高さ
  • ガードさせた時のスタミナの消耗能力の高さ
  • ヒット時にコンビネーション攻撃発生

…と言ったチート級のぶっ壊れ性能で、キャラランクでは上位陣に食い込んでいる。

それ以外でもR1+○の巨大ベーゴマや↑+○の追尾するラジコンヘリの嫌がらせ性能が高く、ランクマッチでは嫌われている。


2016年の40周年コラボにおいては、グルメ界の猛毒無効(おそらく前述の「リョーツGPX」によるもの)、奴良組初代の畏れ無効。魔界の化物からも「化物」と賞賛されている。


……ここまでの主人公補正なら、獅子目言彦も素手で殴れるよね??


ワシの愛称だ!

呼び名キャラクター
両さん寺井、尾崎(と商店街の連中)、純平勝平ジョディーリサミーナ
両津部長日暮署長ボルボ左近寺特殊刑事課警視総監麻里晩爆竜大佐、ダンディ、早乙女リカを含む一部の婦警、(稀に)
勘吉勘兵衛親父お袋檸檬夏春都竜平豚平珍吉などの幼馴染、御曲を始めとする小学生時代の先生
両津勘吉小町奈緒子真田遥(アニメ)、白鳥麗次、早乙女リカなどの婦警、花山理香
両ちゃん麗子、本口リカ(原作交機時代のみ)、村瀬賢治(原作、ドラマのみ)、小学生の頃の同級生、マックス
両様麻里愛
先輩中川本田(通常時)、残念、板池、恵比須、ボルボ(初期)を始めとする後輩
両津の旦那本田(バイク乗車時)
勘ちゃん村瀬賢治(アニメ版のみ)、白鳥純、町内会の人々
両津さん乙姫菜々麻里今日子、ボルボ(原作初期)、龍一郎(アニメ初登場時)、本口リカ、竜千士(アニメ版のみ)、法条(アニメ版のみ)、電極+(アニメ末期)、早矢、本田伊歩、本田門樹、川崎瀬刃、桔梗、上条サクラ(アニメ)
両津君絵崎コロ助(原作のみ)、大原・屯田(稀に)、中学時代の同級生、泉、電極スパーク(アニメ版のみ)、竜千士(原作のみ)、龍一郎
兄ちゃん→兄さん金次郎
原始人小町、奈緒子
(超)スーパー貧乏人白鳥
ポール両津アイスホッケーチーム
神様ダメ太郎
不良警官炎の介
聖羅太郎月光刑事美茄子刑事(原作のみ)
チュウ太革命刑事〆宮庵水
バカ津短吉、岩鉄もどき麻里晩、門下生など
トーキョーモン春、通天閣署署長など
Mr.両津龍一郎、ジョディー(アニメ版のみ)、爆竜大佐(稀に)
ゴリラ君江崎教授(アニメ版のみ)

関連イラスト...ただ(無料)では描かせんぞ!(¥)

SAIを手に入れたので両さーーーーん!

アニメこち亀25周年!なに わし


関連タグもよろしくな!

こちら葛飾区亀有公園前派出所 こち亀 両さん

大原大次郎 中川圭一 秋本・カトリーヌ・麗子(派出所の同僚)

擬宝珠纏 擬宝珠檸檬(又従兄弟)

警察官 おまわりさん こいつおまわりさんです チートキャラ やる時はやる男

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