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麻里愛

あさとあい

「こちら葛飾区亀有公園前派出所」に登場するヒロインの1人。通称「マリア」。
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「両様愛していますわ!」


プロフィール編集

生年月日
  • 5月5日(牡牛座)
  • 4月14日(牡羊座)(アニメ版第67話「追跡!名犬リョーツ」)
出身地
身長
  • 169cm (133巻8話「おしえて両津先生 派出所七ふしぎの巻」)
  • 170cm (アニメ版第67話「追跡!名犬リョーツ」以降)
体重
  • 48kg (133巻8話「おしえて両津先生 派出所七ふしぎの巻」)
  • 57kg (アニメ版第67話「追跡!名犬リョーツ」以降)
スリーサイズ
  • B93cm W58cm H88cm (カメダス2)
  • B93.5cm W58cm H88cm (164巻8話「キャラに一文字の巻」)
カップG
血液型O型
年齢
  • 19歳
  • 20歳(83巻4話)

解説ですわ!編集

CV.麻生かほ里

亀有公園前派出所に勤務する婦人警官

一見すると長い黒髪が美しい女性だが実は男性であり、後に魔法の力で女性となる。

過去にキックボクシングで頂点を極めたという過去を持ち、人間離れした強さを誇る両津勘吉でさえその実力を見て「勝負しなくてよかった」と言う程で、超能力者の日暮熟睡男を除けば作中屈指の戦闘能力の持ち主。キックボクサー時代は本名の「愛」では迫力が出ないということで「麻里竜二」というリングネームを使っていた。

名前を音読みすると「マリア」となることから、作中でもマリアと呼ばれる事が多い。「愛」と呼ぶのは両親くらいである。pixivでもこのタグが使われることはあるのだが、これだけだと被る対象があまりにも多すぎるので他のタグとの併用が必要になる。


性格は優しく女性的、料理をはじめ家事全般が得意。基本的に敬語で喋り、語尾に「ですわ」「ますわ」をつけることが多い。武術も精通しており、磯鷲早矢との勝負では剣道と弓道を披露した。

両津に本気で惚れており、彼を「両様」と呼び慕い、両津のためならどんな困難にも立ち向かう意志の強さを持つ。一方、両津の悪ノリを諫めもせず一緒に騒動を起こしたり、口より先に鉄拳を繰り出すなど、惚れた相手から悪影響を受けている節がある。これは登場初期から変わっておらず、両津に危害を加える者は犯罪者でも許さずボコボコにする。

また、早乙女リカをはじめとする交通課婦警の面々が両津一人にログハウスを建てさせる回では、全ての男性を見下す挙句利用するための道具としか考えていない早乙女達の発言や卑劣なやり方を良く思わず、彼女達に利用される両津を哀れんでいたが、ラストでは真実を知り激怒した両津が早乙女達に仕返しを仕掛けたことで「男も女も両方怖いわ」と語った。


麻里稟という双子がおり、香港で女優や実業家として活躍している。通称マリリン。愛と同様に武術の達人で、愛曰く「武器を持てば私でも敵わない」とのこと。

愛とは外見が瓜二つであり、どれだけよく似ているかというと、最新の警備システムでさえ判別が出来ない程である(女体化の際に妹を参照にしたため)。妹が言うには、愛の女装姿は「私のマネ」らしい。アニメでは麻生かほ里が兼任している。

ただ、こちらはお淑やかな愛と対照的に男勝りな性格で、基本的に両津を好ましく思っていない(この辺りは原作とアニメで異なる)。また妹はボルボ西郷に好意を抱いており、彼を巡ってジョディーと激しい女の争いを繰り広げたこともある。

欠点として運転が恐ろしく下手くそなことがある。

(ちなみにまるで本当の女性のように車に興味がないようである

と思いきや別な回ではパトカーを改造された際に「ロータリーエンジンが……」とも述懐している。ちなみにその後さらに

ゴム動力に改造された)


センシティブな作品センシティブな作品

後期になると麗子とコンビを組むことが多くなり、ミニパトの運転はもっぱら麗子が担当している。なお、麗子とは扉絵などで一緒に描かれることが多く、セクシーな格好とポージングを披露している。なお画像の衣装は、実際に単行本の表紙として使われたものである。


アニメ版では編集

初登場は39話「熱愛!両津とマリア」から。原作とは異なり登場後は交通課勤務となるが、たびたび公園前派出所を訪れる。一人称に「あたくし」を使うことがある。

性格面が変わっており、嫉妬に駆られて両津や彼に近づいた女性に襲い掛かるという凶暴な面が強調されている。外国人警官サンディが来日した時は、巻き添えで本田まで追いかけ回されたこともあった。一方で、両津のお見合い相手に(反射的に)投げ飛ばされて敗れた時は、落ち込みながらも引き下がるという潔さも見られた。アニメ版では最後まで男のままである


TVアニメスペシャル「両津VS忍者軍団!裏江戸城黄金伝説」では、両津が見知らぬ女(真田遥)と一緒にいることから疑惑と嫉妬を爆発させ、モーターボートで裏江戸城へと突撃。両津を襲っていた三好不清海入道を交通事故同然に吹っ飛ばして(轢いて)倒した。浮気については両津から弁明されてもすぐには信じず、近くにいた本田から「お金が絡むと他のことには興味のなくなる人」と言われてようやく誤解を解いた。そのまま両津たちに合流して同行し、忍者軍団の雑魚集団を圧倒的な力でやっつけた。その後、正体と本性を現した真田遥に襲われ、ブチ切れて襲って来る彼女になすすべもなく両津、本田と共に逃走。しかし両津が遥に斬られ掛けた時は財宝の入った箱をブン投げて阻止した。そのショックで箱が開いて中身があらわとなり、財宝などなかったことが判明する。


なお、演じた麻生かほ里は、自分と名前が似ているため「親近感が沸く」とコメントしている。


トランスジェンダー時代ですわ編集

ある日、両津と出会頭に自転車で衝突しそうになった際に一目惚れし、両津が警察官と知って自分も警察官となり、両津のいる亀有公園前派出所に配属された。当初は本気で女性だと思われ、ついに結婚相手が見つかったと両津本人も大原部長も大喜びだったが、その正体が歴とした男性であることが判明し、後にそれまで警察寮の2人部屋に1人で住んでいた両津と同室になった。しかし、外見は女にしか見えないせいで寮(特に風呂場)では驚かれてばかりいたため、寮長の判断で男性寮から女性寮へと移された。

ちなみに同室時代は傍から見ても女性と同棲しているようにしか見えない上に悪食な両津がマリアによるバランスのいい食生活を送っていた為に逆に両津の体調がおかしくなっていた事が判明。


作者の秋本治によれば当時のニューハーフブームに便乗したキャラで、今で言う男の娘MtFだった。初対面で男性と見抜ける者は1人もおらず、天界人で魔法使いでもある花山理香には「天が性別を間違えた」と言われたり、父の麻里晩でさえ気付かなかった程。しかも、後には作者自らマリアが男性であることを忘れそうになる等、彼の女性扱いは半ば公式とも言えるものであった。


厳密に言うと、彼女はニューハーフではなかった。いわゆる性別適合手術を一度も行った事がない為である。しかし、本気で考えた事はある。もしかしたら後天性のトランスジェンダーなのかも知れない。


警官制服が紺ではなく紫なのは今となってはその頃の名残。紫色はいわゆるユニセックスなカラーの意味合いがある。現実の警察官の制服は男女共に紺系統だが、中川を除く男性陣が青で麗子がピンクに設定されている為だと思われる。


女性への転身ですわ編集

その後ニューハーフブームの終焉、作者でさえ女と間違うなどの背景に加えて磯鷲早矢など両津に想いを寄せるライバルが登場したこともあり、前述の花山理香に頼んで魔法によって本物の女性へと生まれ変わった。本人は「これで両様と結婚できますわ」と大喜びだが、当の両津は男性時代のマリアとの付き合いが長かったせいもあって未だに煮え切らない態度でいる。また、件の回では本物の女性になった影響により、両津の下品さに対する拒否反応も出てきたと言うオチが付いてきている(以後は出てきてないが)。


実は女性への転身はこれが二度目である。過去に一度、魔法によって女性化したがすぐに戻された事があった為。この件を思い出して花山に頼みこんで二度目で正真正銘の女性としての人生を歩んでいく事となったのである。


ちなみに女性への転身の際に妹の稟をモデルにしているが、バストは93㎝のGカップと妹より一回り大きくなっている。性別が変わったことで本人曰くかなりパワーが落ちたとのことだが、それでも人間離れした力と技は健在であり、両津が擬宝珠纏と結婚すると聞いた時には壁を壊して出現したこともある。サッカーをやった際にはゴールネットをぶち抜き橋の上を通っていた車を横転させていた。なお、軽装の登山も難なくこなせる程の体力と知識を持っている。


なお、両津は本当にマリアが女性になったのか信じられず問題の部分を自分の目で確認しており「付いていた形跡が全くない」「最初から無かったとしか言い様がない」と絶句している。麗子も信じられず自分の目で確認している。

また、マリアはマリアで女性になった次の話から両津の部屋へ下着姿で夜這いを仕掛けた事がある。これは両津の拒否により未遂に終わったが。


各話のオチでは「中川に惚れる(両津好き)」「両津が財産目当てで纏と結婚しようとしたと知って見限る」など両津から心が離れるようなシーンがあるが、その場限りのオチで次の話からは愛情が戻っている(上述の夜這いも中川に惚れた次の話でやったことである)。


ちなみに女性になってからはインパクトが薄れたからか出番がだいぶ減ってしまっている。


ではそれ以前は?編集

初登場の際にキックボクシングで頂点を極めた過去を持っていたことを自ら明かしたのは前述の通りだが、これは父の晩が創始者であり自ら総帥を務める翻堕羅(ホンダラ)拳を継承させるために強い男が必要だという理由で仕込んだものである。だが、あまりにも下品幼稚な技ばかりのため、愛は父の拳法を嫌っている。

キックボクサー時代は愛という本名をはじめ顔も声も女性的なせいでガッチリした体格と非常にアンバランスであり、加えて母親の教育方針で習い事が女性より上手だっために周囲から嘲笑の対象となっていた。

さらには当時好意を寄せていた女性から「(顔が)女性よりも美しすぎてイヤミなのよ」といわれてしまい破局、「どうして俺はモテないんだ!」とすさんだ日々を送るようになる。

そんな彼の前に現れたのが、キックボクサー時代のコーチで両津そっくりな岩鉄岩男という人物だった。岩鉄の「君が女性だったら私はプロポーズしていたかもしれない」という一言で愛は彼のために女性になることを決意し、キックボクシングを引退。徹底的にシェイプアップしてMtFとなり、男性にモテるようになる。だが岩鉄は海外へと渡航してしまい、再会は果たせていない。マリアが両津に一目ぼれしたのも、彼が岩鉄に似ていたのが大きな要因である(ただし、決して両津を『岩鉄の代わり』として求めているわけではない)。

ちなみに、前述のホンダラ拳継承を回避するのもMtFになった動機の一つであり、さらに女性への転身をしたことで継承を避ける意思をより強く示すことになった。当然、妹の稟もホンダラ拳の継承を断固拒否している。


pixivでの傾向編集

その経緯からか本タグが付いているイラストは大部分がR-18作品であり、また現在の設定では女性に転身したにもかかわらず投稿されている作品は転身前のトランスジェンダー(MtF)・ニューハーフ・男の娘設定で描かれているものが多い。


余談ですわ!編集

ニンテンドーDSソフトのジャンプスーパースターズサンジの必殺技の「恋の構え」は下画面のパネルに女性キャラをセットすればするほど攻撃力が上がるという物だが、この作品での麻里愛は女性扱いでちゃんとサンジの攻撃力が上がる。


関連イラストですわ!編集

センシティブな作品センシティブな作品

♡両様のためにお弁当作ってきましたわ♡センシティブな作品


関連タグですわ!編集

こちら葛飾区亀有公園前派出所 両津勘吉

両マリ 麗マリ トランスジェンダー MtF ヤンデレ


Mr.Clice - 同作者が描いた性転換物。死んだ男性スパイが脳死した美女へと脳移植されて蘇ったと言うスパイコメディ。「繰巣陣(くりす・じん)→クリス」なのは「麻里愛→マリア」と同じノリ。コンビニコミックス版では両津から「容姿が似ている」ことを突っ込まれている。ただしこちらは男性の性格であり男に戻りたいと思っている。

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