CV:宮澤正
概要
植木流翻堕羅(ほんだら)拳法総帥。
家族構成は、妻「今日子」 息子(後に長女)愛と娘(後に次女)稟の四人構成。
翻堕羅拳の継承者にするために麻里愛にキックボクシングを始めさせるが、息子はニューハーフになってしまった。
力強い両津を勝手に自分の弟子にしている。
おかっぱ頭とちょび髭がトレードマークで、髭を剃ると不幸なことが連発で起きる。妻の今日子とは修行中に暴漢に絡まれた彼女を助けたのをきっかけに出会い、後に海外へ駆け落ちをした。作中で年齢は明言されていないが、少なくとも一回り以上離れた年の差婚である。
今日子とは年甲斐もなく今でもラブラブであるが、パブロフの犬の原理で声にすぐ反応する程頭が上がらない状態で、実は護身のために格闘技を教えたら自分より強くなってしまったとのこと。浮気を疑われるとボコボコにされてしまう。
意外と女好きで、女の姿になった愛を自分の息子とは気づかずに口説いてしまったこともあり、今日子が嫉妬深いのは彼のこういう性格が原因である。
自身の流派に関しては『男を磨く翻堕羅拳っ』と言っているが、実際には珍妙な動きをする恥ずかしい拳法である。彼が翻堕羅拳として見せた物は子供っぽい(相手に砂をかけて目を眩ます「砂かけ婆さん」、唾をひたすらかけ続ける「唾の舞」、相手の股間を勢いよく蹴る「金ちゃん蹴り」など)下らないものばかりだが、なぜか彼自身の拳法の腕は非常に高く、弟子もしっかりしている。
初登場時はブチキレた両津に敗れたものの、以降は両津よりも腕が立つという面が強調されている。
外見がおそ松くんのイヤミとそっくりなことをネタにされたことがある。
原作では中期の頃は両津のライバルキャラクターとして活躍していたが後期から末期にかけては全く登場しなくなった。
アニメ版では出番が水増しされており放送末期の頃まで長らく登場した。末期では主にSP回での登場が多かった。