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大原大次郎

おおはらだいじろう

こちら葛飾区亀有公園前派出所の登場人物。
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人物


漫画こちら葛飾区亀有公園前派出所』のメイン人物の1人。両津勘吉上司にして、厳しくも温かく見守るお目付役
作中にほとんど名前が出てこないため、タグとしては「大原部長」が多い。

実は初登場したのは第4話からであり、1話と2話に出てくる巡査部長は実は別人である。

千葉県の時空ヶ原という田舎に一軒家を構えており、大学時代に知り合った妻・良子と暮らしていた(なお、172巻で時空ヶ原は都市化が進み、以降さらに田舎に引っ越している)。初期は娘のひろみと共に市川に家を構えていたが、後にひろみは結婚し、孫が生まれている。なおひろみは初期の頃は学生だった。
一人娘だったせいか、ひろみを溺愛している節があり、初期の頃、両津に「あの年になるまで、変な虫がつかぬように手塩にかけてきた……」と明言している(結婚後も気にかけている)。
一度しか出てきてないが大原家の法事の際、兄が登場している。

基本的には警察官及び社会人としての責任感と道徳を重んじる性格。それゆえに頑固で少々怒りっぽく、態度の悪い若者や覇気のない者に対しては年長者らしく毅然と叱りつけ、人生とは何かを諭したり、原作において自分が恥をかくオチでは武装して両津はどこだ!と怒鳴ったりもするが(→大原部長オチ)、変人の多い葛飾署の中では真面目で常識的な人物とも言える(この気質は、初期は元軍人であったために、軍人気質が残っているからと理由付けがされていた)。

アニメ版でコンビニの治安強化を頼まれた際にはそれを活かして若い買い物客の身だしなみ指導や迷子の保護などを行い、客足や評判を改善させたこともある(お下劣雑誌の強制撤去などの無茶もしたが)。

ただし、壊れるときは普段の反動なのか、両津すら引くレベルで壊れる。特に酔った時の暴れっぷりは連載初期から後期まで変化することはなかった。
近年はあまり警官としてよくないような行為をしてしまうケースも散見され、磯鷲早矢にときめき、妻に嘘をついてまで京都に行ってしまったり(完全に浮気旅行である)、両津に貯金の大切さを教えるために彼のネットバンキングを管理するも、貯金を横領して買った物を没収されたこともある(両津曰く「全部ゴミ」とのことで処分された)。更にその後の話でも両津のお金を横領して骨董品を買ってしまった(しかも偽物だった)。署長とタッグを組み無茶苦茶な命令を両津にさせたり中川も困るほどのワガママを言い出す老害っぷりを見せるところもあり、以前よりもはっちゃける事が多い。

他にも両津の鉄人レースの賞金を勝手に寄付したり、ノーベル賞で受賞した両津の特許権を贈与し、賞金を0にしており、両津の金遣いの荒さを理解していたかもしれないが、前者は熱を出して、精神も肉体もボロボロになっているも関わらず、心配しておらず(その後の鉄人レースも会社が倒産したことで賞金がなかったことになった)、後者はそもそも、商品開発に励んだのは、部長が「お前は人より5倍だから人より5倍努力しないと追いつかない」と馬鹿にされたのがきっかけでここまで来たのである。

これは連載後期の特徴と言われがちだが、連載初期も派出所で飲酒した挙句両津にも手がつけられないほど泥酔したこともあり、この時期の部長はわりとフランクだった。また堅物キャラが定着していた中盤でも、両津が競馬で当てた大金を目の前にして理性が吹っ飛び、1億3000万円を2人で一晩で使ってしまったこともある。拳銃を抜くことも結構あり、おそらく発砲回数は両津・中川に次ぐと思われる。ほぼ私怨で発砲したこともある。

また、困ったことは両津に頼めば(または両津一人の責任にすれば)なんとかなる(両津が嫌がったら金をちらつかせるor減給や解雇などの脅迫すれば)と思いこんでるフシもある。(その結果上記の大原部長オチになる話も多い)。
若い頃、中学生だった両津達が勝鬨橋を勝手に上げた時に昇開部で交通整理をしており、開き始めた橋から待避する間もなく、隅田川へ転落し、その時の事を根に持っている。

近年両津が多少なりともまともになり、超神田寿司を営む擬宝珠家で働きだしたため知識面のアドバンテージが以前ほど無くなり、両津に知識で遅れを取った事がある。マグロの種類を中川と当たり前に話す両津に怒り、「お前にマグロがわかるはずはない!!」と以前と同じ調子で怒鳴るが、中川と麗子に「先輩(両ちゃん)は老舗寿司店の板前ですよ」と窘められ、それに気づいた時は大いに落ち込み(両津もその直前にから教えられたばかりだったが)両津に知識のアドバンテージを保とうと躍起になる子供じみた面もある(両津も同様だが。これも後半期と言われがちだが以前からあった)。知識面に限らず両津に対抗心を燃やすことは初期にも見られた。問題児の両津に劣る面があるのは自身のプライドが許さないのだろう。

両津達以外の若い部下と組んだ時は、ジェネレーションギャップもあり意思疎通はあまりできてないこともあり、当初若い部下から舐められてもいたが、そこへ現れた両津を部長が叱りつけ、「あの両津さんを叱れるなんて」と(破天荒な)両津を尊敬する若い部下からの見る目も180度変わった。また、真面目な警官たちのいる派出所に配属された際にはそこでの生活の影響で非常に寛容になったものの、結局は無能な班長の下で働いた影響で真面目になった両津との絡みによって両者共元に戻った。

遅刻や居眠り、パトロール中の寄り道など問題行動の常習犯である両津を怒鳴りつけたり、何かにつけて喧嘩になることも多いが、配属当時からの長い付き合いからか罠に掛けて真面目に仕事をさせたり、金儲けに走ってしまった際に自制を促す意味で制裁を加えることもある。両津自身に落ち度がなかったり、婦警たちの勘違いであった場合にも関わらず、日頃の素行不良を理由に彼に責任を押し付けたり、厳罰を課したりすることも少なくない。
一方で手柄を立てたり、職務を成し遂げた時などは心から褒め(ただし見返りを一切抜きにした場合に限る)、彼が警官として働けるように上層部に頼み込んだり(もっとも両津の項目にあるように、野放しにすると何をするか分からないという理由もあるだろうが)、両津の技術を信頼して頼みごとをしたり、異動先に様子を見に行くなど気遣うこともあり、両津からも穴のない仕事ぶりと人柄を尊敬されるなど、それなりに良好な関係を築いている。
ただし手柄や頼みごとが絡まない時は基本両津を見下しているようであり、嫌味を言ったりスティックで頭を叩いてバカにしたりすることが多い。「○○しなければクビだ」といった理不尽な対応もしばしば見られる。その一方で両津の手柄ははまるで自分の手柄のようにひけらかす等、ある意味かなりのお調子者である。そのため、良くも悪くも派出所メンバー(特に両津)のもう一人の父親のような存在と言える。
作中においても、両津の暴走に歯止めをかけることができる数少ない人物として描写されている。

剣道の達人であり、まともに戦えば両津でも歯が立たない。両津が部長に勝つために動きを計算し尽くした時はさすがに負けたが、我を失うほどの「怒り」で両津を追い詰めた。しかし、やり過ぎたため剣道勝負を捨てた両津に卑劣な手で制圧された。アニメ版では両津を倒した佐殺気小一郎を剣道で破るという活躍を見せた。柔道においても有段者であり、今でも素振りなどで鍛えていることから両津と互角にケンカできる人物である。

ただし「警官はどんな理由があっても暴力に訴えてはいけない」という考えから、一般人には手を挙げないようにしており、TVスペシャル版では加害者に怪我をさせてしまった両津にそのことを理解させるため、無期限の謹慎を言い渡したこともある(これは警察官になったばかりの頃、大原が追いかけた容疑者に怪我をさせそうになった時、タイムスリップした現代の両津が容疑者を心配して諭した言葉だった)。纏が逆上した男性によって怪我を負わされて激怒した両津が男性をボコボコにした際にも、監督不行き届きとして両津と共に署長室に謝罪に行った。
ただし連載初期にはいきなり殴ってきたチーマーを柔道の技で投げ飛ばしたこともあるので、制圧行為自体はする。
将棋も強く、連載の長期化に伴い盆栽書道などいろんなものを嗜んでおり、基本的に中年っぽい趣味にはあらかた手を出している。ボウリングやカラオケもたしなむ。中でも園芸の才能はピカイチで、手間のかかる薔薇を始めた時は「大原ローズガーデン」を築いた。テレビゲームについては長年拒否反応を示していたが、時代の変化により、将棋ソフトや歴史系ソフトに手を出すようにもなり、孫の為にポケモンではほとんどのポケモンを集めたことがある(当初、両津に金で頼もうとしたが、両津は部長にゲームをやらせる為に断った)。
直属の上司だった署長の屯田五目須とは、若い頃にはコンビを組んでおり、下手すれば懲戒免職になってもおかしくない操作の仕方で犯人を逮捕している。階級(関連タグにあるように大原は巡査部長。一方の屯田は警視正)は開いてしまったが仲が良く、共に行動することが多い。武装おしおきを二人でしたことも。

また、愛車は若き日に憧れた品を探して乗る傾向があり、初期は日野・ルノー→いすゞ・ベレル→トヨタ・コロナを、中期頃には中川のツテを便り、青年期に憧れていたスポーツカーであるトヨタ2000GTのレストア車を購入。そこから約20年ほど愛用していたが、近年に老朽化で手放した。以後は作中のオリジナル車へ乗り換えているが、基本的に青年期以前に羨望していたカーライフを追い求める傾向である(ちなみに2000GTの生産終了は1970年でありこち亀連載開始より6年前である)。

長期連載ものの宿命として性格や設定が大幅に変わるのは、他の作品でもよくある話だが、「誕生日は毎年変わる」という設定になっており、連載時に「今年の誕生日は○月○日になりました」と書かれる。極初期は元大日本帝国陸軍軍人で、軍解体後に警察官に転じた設定であったが、80年代以後は欲しがりません勝つまでは世代へと変遷した。ちなみに若き日の両津が一時期刑事課に異動した頃は巡査長だった。最近では東京オリンピックの際は若手警官だった彼が登場している。

アニメ版

【こち亀】大原部長


↑こういう感じの絵柄で「バッカモ~ン!!」と両津を一喝するのがお約束。原作にあった武装オチも1回しか見られない代わりに激怒して両津を追いかけ回したり、監視下において後始末をさせる場面に差し替えられている。
一方で、劇場版第1作では爆弾を道連れに敵の飛行機に突っ込んだ両津が死んだと思った際に誰よりも悲しんで絶叫したり、銀座の派出所に転勤した彼の様子見に訪ねた際、事故を解決しようとして歌舞伎座前派出所の部長に罵られた両津を見て異国の王子と友情を育んだ点を挙げて諭すなど(原作では両津に責任を押し付けて逃げた)両津たちを気にかけたり、一緒に騒動を起こす時もあるなど、彼との信頼関係がより強調されて描かれている。また両津たちと同じく、みだりに拳銃を発砲する場面も別の場面に差し替えられた。

演じた人物

  • ゲーム『バンビーノ・レースンカーチェイス』CM 富田耕生(アニメで初めて大原の声を担当した声優)
  • ジャンプ・スペシャルアニメ・大行進イベント 北村弘一
  • ラジオドラマ版 高木均
  • TVアニメ版 菱谷紘二(1話~15話 ※病気療養により降板)→佐山陽規(16話以降、その他TVアニメ版関連作全般)
  • ドラマ版 伊武雅刀




関連タグ

こちら葛飾区亀有公園前派出所 大原部長 大原部長オチ
警察/警察官 巡査部長 頑固親父 チョビ髭 バカモーン‼︎

両津勘吉 中川圭一 秋本・カトリーヌ・麗子

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