概要
CV: 齋藤彩夏
※2003年の舞台版でも同役を演じた。
誕生日 | 12月11日 |
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血液型 | O型 |
身長 | 95cm |
体重 | 15kg |
両津勘吉が住込みで働く超神田寿司を経営する擬宝珠家の次女で、両津のはとこにあたる。
家族構成の詳細は姉の擬宝珠纏の記事を参照。
誕生日の12月11日は、作者の秋本治と同じ。
人物
登場当初はあまり感情を表に出さない無愛想な子供だったが、両津と接する内に段々と表情豊かになっていった。
祖母の夏春都の影響で『水戸黄門』や『鬼平犯科帳』等々の時代劇が大好きで、「~じゃ」や「~じゃのう」口調で話す。
幼稚園児とは思えない程落ち着いた性格で、しっかりした考え方を持つ反面、嘘は吐けない性質で、嘘を吐くと必ず目を逸らす為すぐにバレる。
兄の憂鬱からプレゼントされた熊のぬいぐるみをラッキーと名付け、大切にしている。
纏によれば「まだ檸檬が赤ん坊の頃に世話を手伝っていた時に、姉妹揃って顔が似ているのと歳が離れているせいで一時期、纏がヤンママと勘違いされやすかった」らしい。
〈神の舌〉の異名を持つほど優れた味覚を持ち、その筋では著名な存在である。一口で材料や細かい調理法を分析し、料理人のわずかな心の迷いまで見抜いてしまう。その為『超神田寿司』では女将の夏春都に次ぐ発言力を持ち、店の料理の味見も檸檬が一手に行っている。それ故に店の板前達は料理の味付けに関しても檸檬に頼り過ぎている所があり、一度、檸檬がダイエットを理由に「味見を辞める」と宣言した時は板前達がパニックに陥り、料理も常連の食通達が一口食べただけで「いつもと違う」と分かる程に質が落ちていた。
また、他の高級料亭でも絶大な影響力を持ち、彼女の一筆の紹介状だけで超高級店で最高の持て成しを無料で受けられるほど(作中では大原部長が軽い気持ちで「篤」という料亭を接待の場で使おうと頼んだ際、その店が常連優先で中川や麗子でも予約を断られることもある超高級店であると知らず、しかも店の前に訪れた時は首相が来店していたために委縮していたが、店のボディガードに檸檬の紹介状を見せた途端、店を挙げての歓待を受け、最上級の部屋にいた首相を別の部屋に移動させられ、店の女将と板長がわざわざ挨拶に来て1人100万円もする料金を無料にしてしまう程の影響力を見せた)。
基本的に食べ物の好き嫌いは無いのだが、実はパサパサとした独特の食感を持つ食パンが大嫌いであった。しかし、「妹の蜜柑の良きお姉さんであろう」との心がけで好き嫌いを克服した。
祖母の夏春都への誕生日プレゼントに、早矢と一緒に和菓子の金鍔を製作したエピソードがある。自身は食べた時のイメージをイラストで伝え、早矢はそれを読み取り製作した。
将棋が得意で、全国将棋大会の幼稚園の部での優勝経験があり、結構な指し手であるはずの両津に「自分は玉将と歩のみの十枚落ち&取った駒を使わない」物凄いハンデを付けても勝てる程の実力を持つ。
また、時代劇と同様に池波正太郎、司馬遼太郎、藤沢周平、柴田錬三郎、隆慶一郎etc……の時代小説を好み、檸檬自身も優れた文才を持つ。両津名義で『ケータイ小説大賞』に応募した際は入選を果たし、しかも大ヒットを飛ばした。
その反面、まだ幼稚園児なのもあり難しい漢字の読み書きが出来ず(時代劇を見ているので時代劇のタイトルなどは読み書きできる)、始めは自分の名前が書けなかった。先述の小説も朗読してもらっていたが、後に漢字辞典をもらってからは自分で読むようになり、苦手を克服したようである。
意外にも両津には非常に懐いており、理想の男性として彼の名前を挙げた際には檸檬に好意を抱いている電極+がショックを受けている。更に、アニメでは「両津のお嫁さんになってもいい」との旨の発言もしている。彼女曰く容姿と言動が鍾馗みたいで頼もしいとのこと。
両津も檸檬を自分の妹か娘のように可愛がり、日頃の彼からは想像できない程の過保護になったり、見返りを抜きにして持ち前の行動力を発揮するエピソードも非常に多い。その一方で、金儲け等よからぬ算段を企んだ際に彼女に看破され、子供らしい純粋な意見で淡々と痛い所を突かれて思い留まる等、大原部長並みに頭が上がらなくなってしまうエピソードもある。
こち亀の数あるシリアス回の中で、唯一かつ異例の最も後味の悪い終わりだった『檸檬が泣いた日…の巻』では、檸檬が幼稚園で可愛がっていたハムスターを近隣の学校を荒らし回る不良学生達に惨殺される無慈悲な事件に、怒りと悲しみで人前では絶対に泣かない檸檬が号泣し、両津が「犯人を捕らえても解決しない、わしにとってもいやな事件だった」と語る程の痛ましいエピソードが存在する。
両津もこの事件には激しい怒りを見せ、犯人達の親や学校は既に彼等を見放し、警察からの協力要請も断固として拒否した為、犯人である不良学生達に懲戒免職覚悟で鉄拳制裁を食らわせた上で身柄を引きずり、檸檬の前で自分達の罪を告白させた。
故に犯人達も人目をはばからず号泣する檸檬に戒められ、自分達の罪の重さを痛感するような顔を露わにし、僅かにも反省の色を見せる様子が描かれている。
犯人達が逮捕されたその後については一切描かれていないが、仮に彼らが更生を果たしたとしても、殺されたハムスター達が生き返る訳でも檸檬達の負った心の傷が完全に癒える訳がないが、これ以上彼らに罪を重ねさせない為にはそれでも更生させるしかない為、登場人物が誰も救われない後味の悪さが滲み出ている。 参考:法務省:社会を明るくする運動
このエピソードまでは両津の過去の苦い思い出や、時代の移り変わりで消えていった場所に想いを馳せる思い出が度々あったが、ここまで後味が悪い終わり方をしたのはこれが初めてである。
尚、ハムスター事件の後日談として、落ち込んでしまった檸檬に派出所のみんなから欲しがっていた自転車をプレゼントする回も存在する。上記のエピソードに続く形でコミックス123巻に収録。檸檬が元気を取り戻す様子が描かれているので、合わせての読書を推奨する(アニメ版では自転車をプレゼントする話は放送されているが、ハムスターの件はアニメ化されていないので無関係になっている)。
アニメ版では初登場から1クールに1話のペースで主役のエピソードが放送されたり、レギュラー放送終了後のSPや完結編のTHE FINALにもメインで登場したりと出番が多い。
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鋼鉄姫ユーミル:中の人&老人口調でしゃべるロリキャラ繋がり。但しユーミルは外見だけがロリで実年齢は70代である。