亀有公園前派出所
亀有公園前派出所勤務の巡査長。人間の常識を遥かに超えた体力と生命力の持ち主。金儲けが大好きで、金が絡むと我を忘れて大暴走をすることが多いが、悉く失敗しては散々な目に遭っている。
アルコールにめっぽう強く手先が器用な無類の遊び人且つ趣味人で人脈も豊富。
一方で義理人情に厚く困っている人を放って置けない性格で、子供や町の人々に対しても優しく接する。通称「両さん」
両津の後輩で、世界的大企業「中川コンツェルン」の御曹司。自身も系列会社をいくつも経営している。容姿端麗で人格も優れ(ただし連載初期は両津より過激な性格だった)、多彩な特技を持っている。
両津の行動に巻き込まれて散々な目に合うこともあるが、誰にでも平等に接する彼の人柄を慕っている。
両津の後輩で、世界有数の企業「秋本貿易」の社長令嬢。美人でスタイルも良く気が強い性格で、時には両津も頭が上がらなくなるほどの行動力と腕っ節を発揮する。
中川と異なり両津を「両ちゃん」と呼んで対等に接しており、彼に気があるような描写も見受けられる。
亀有公園前派出所の班長で両津の上司。剣道と柔道の有段者でもある。通称「部長」
生真面目で自他共に厳しく、警察官らしからぬ騒動を起こす両津を事あるごとに怒鳴りつけ、名家の跡取りである麗子と中川に対しても1人の警察官として公平に接している。しかしそれも人一倍成長を願って親身に接している証拠であり、彼らをはじめとする部下達や町の人々からも尊敬されている。
- 丸井ヤング館(寺井洋一)
派出所メンバーの中では最も平凡な警官。気弱で温和な性格をしている。両津に勝手に改名させられてしまった。
葛飾署
- 屯田五目須(亀森鶴吉)
葛飾署の署長。両津の問題行為にはたびたび頭を抱え、大原と一緒になって説教や無茶な頼みごとをするときもある。住民達との社交性や身体能力の高さを評価している。
葛飾署課長。ボーナス争奪戦でお馴染みの人物。名前が明かされたのは100巻からだが、登場自体は最初期からしている。
交通課の巡査。元キックボクサーの元男性。愛称「マリア」
交通機動隊所属の巡査。普段は気弱で極度な臆病者で頼りないが、学生時代は不良グループの総長を務めていた過去がある。バイクに乗ると過激な性格に豹変し、凄まじい運転技術を披露する。
忍者の家系出身の武器マニア。かつてアメリカ合衆国でFBIの射撃術をマスターし傭兵・グリーンベレーとして5年間世界の戦場を渡り歩いた経験を持ち、ニューヨーク市警察に勤務していたこともある。常に全身にあらゆる武器を身につけているが実際はかなり臆病。
体育会系に属する人物で、あらゆる格闘技(特に柔道)に対して優れた技能を持つ。趣味はテレビゲームとフィギュア収集。
原作初期に登場していた勤務態度が不真面目な不良警官。両津に行動パターンが近く悪友のような関係。アニメ版ではかつて派出所に所属していたゲストキャラクターとして1話だけ登場した。
東京大学を卒業した超エリート警官だが非常にいかつい顔つきで、たとえ笑っていても他人からは笑っているようには見えない。
幅広い分野の雑学が豊富な新人巡査。本人は全く自覚がないが手先が非常に器用。
たいへん笑い上戸な性格で、ちょっとしたことで笑いが止まらなくなる。
超ものぐさ警官。4年に一度、夏季オリンピックの年にだけ目覚め、超能力で事件を解決する。4年に一度しか寝ない弟がいる。
気が強く、男っぽい性格で男性口調で話す。実家は神田で寿司屋「超神田寿司」を営んでおり両津とは親戚で又従兄弟同士。
京都の名門武道家の長女。弓道は全国大会で優勝するほどの腕前を持つ。
交通課の白バイ隊に所属し、本田の後輩で交際相手。「愛野 神女」のペンネームを持つ少女漫画家でもある
高圧的なまでに気が強く男性に対して厳しい。中でも両津を毛嫌いしており、常に攻撃的な態度で臨む。
アニメ版では後述の小町と奈緒子が彼女のポジションにおり彼女自身はほぼモブキャラ扱いである。
両津の顔馴染みのタバコ屋の娘。「小さい頃から両さんを見ていて警察官に憧れていた」という理由から婦警となり、葛飾署交通課に配属した。
見た目はスタイル抜群の金髪美女だが、その正体は暴力団「印手理組」の組長・一文字翔の内縁の妻。
少女漫画の主人公を絵にかいたような容姿と性格のイケメンで、婦警からの人気も高く、交通課の少女漫画ブームの火付け役でもある。
コスプレやゲームなどオタク的な趣味を数多く持ち、両津や本田とは一緒に写メールを撮影するなど、仲が良く気が合う
交通課の女性新人巡査。23歳。
かなりのアニメ声で初音ミクや女性ボカロの曲をそっくりに歌うことができる。表情の変化が全く無いため、両津から感情があるかと疑われたこともある。
交通課勤務の警官で自称「安全指導師範七段」「走る交通法規」。制服の代わりに武者鎧を着用し、拳銃の代わりに日本刀を装備する。
その名のとおり「ゴルゴ13」の主人公デューク・東郷がモデル。背が低いうえにカニ歩きで歩く。
彼が初登場当時の作者の持つ若者のイメージや周りで当時流行っていた少女漫画チックな少年漫画の要素詰め込んだキャラ。素行に非常に問題があり、更に持病の影響でタバコを見ると性格が豹変し暴れ回り誰も手に負えなくなってしまう。
- 板池
非常に気弱な性格で、路上販売やキャッチセールス、訪問販売、ダイレクトメールなどの勧誘を断ることができず、必要のないものを大量に買ってしまう。
- 無加月
葛飾署勤務の巡査で非常に運が悪い。運の悪い出来事が起きると激昂して周囲の物に当たり散らす。
- 股崎
葛飾署勤務の巡査で両津の友人。インスタントラーメンが大好きでそのまま食べたり、キュウリや玉ねぎを調理せず生で食べたりと、両津すらあきれるほどの無茶苦茶な食生活をしている。
- 根画手部不吉
IQ190の天才肌だが、物凄い心配性で他人を全く信用しておらず、自分だけ先に逃げるために普段から防災用品をバッグに詰めて持ち歩いている。
- 前田
通称「ホットロッドの前田」。
パトカーを私的に改造し、通称にもなっているホットロッドスタイルにしたりと暴走族よりもタチの悪い改造車に乗っている。
その上、性格もかなり楽観的で検挙対象である筈の暴走族とも仲が良い。
連載初期に登場していた白バイ隊員。青山署所属という事になっていたが現在重版されている単行本ではその部分は削除されている為ここに記述。本田登場までは彼が白バイ隊員枠の準レギュラーだった。
ホノルルから来たという日系三世の新米の婦警。連載初期の作者の趣味の全開さを象徴するキャラ。
故人、刑事課へ配属された時の両津の上司であり、彼が警察官として成長する上で大きな影響を与えた人物。
- 岩田部長
両津が警察官として採用され、派出所に配属された時の巡査部長。目尻の下がった穏やかな表情が特徴。
当時巡査長だった大原部長が「警察官の手本(アニメ版では鑑」と尊敬するほどの人格者で、両津の警察官としての可能性を高く評価していた。
アニメオリジナル
早乙女リカと同等の役回りで両津を毛嫌いし対立する婦警達のリーダー的存在であり、毎回両津と言い争いを繰り広げる。趣味はサッカー観戦。
小町の同僚にして相棒。両津を毛嫌いし対立する婦警の1人で小町とコンビで登場する。
警視庁
警視庁の最高階級。漫画とアニメで設定が異なる。
- 水戸光夫
警視庁第九方面本部長で、「警視庁の裏警視総監」とも呼ばれている。
- 佃
日本でただ一人という「名誉警視監」。非常に温厚な性格で、本人たっての希望で一時的に亀有公園前派出所勤務となる。
警視庁に勤務する刑事でハードボイルドにこだわりがある。禿げた辺りから出落ちキャラとして定着していく。
- 長谷川亜里衣
警視庁交通課勤務。ミリタリー課とロボット課と共同で「本庁女子プラモ部」を作った、主将で巡査長。
両津の友人の田宮不二実と結婚した。
ロボット課
警視庁が開発したロボット警官4号。温厚な性格で、両津のことは「神様」と呼んでいる。
警視庁が開発したロボット警官5号。燃料にガソリンを使用しているため、感情が高ぶると配線がショートして発火してしまう。
特殊刑事課の皆様
多すぎるので該当項目参照。
大阪府警 通天閣署
通天閣署の巡査。抜群の運動神経とヤンチャな言動が特徴。実家は千日前の串かつ屋「串かつやで」。
春の相棒でブレーキ役だが止められた回数は少ない。実家は日本橋の電気屋「芦原電気」。
通天閣署の署長。
- 酒井まゆみ
彼のみ通天閣署の所属ではなく単に「大阪府警」としか表記されていないがここに記述。
上述のキャラ達より遥かに前となる単行本9巻収録「ジャイアントまゆみ!?の巻」に登場した、事実上こち亀初の大阪府警の警察官で研修の為に警視庁の葛飾署へやって来た。
両津は名前から婦警だと考えていたが、実際は二つ名の「ジャイアント酒井」が示す様に2m越えの大男。
デタラメな関西弁を話す。
超神田寿司
纏の祖母。両津の大叔母で勘兵衛の妹。「超神田寿司」を経営している。
- 擬宝珠夜婁紫喰
纏の父。超神田寿司の店主だが、店の実権は母に握られている。
- 擬宝珠桔梗
纏の母。やたらと若々しい。纏の日本舞踊の元師匠でもある。
纏の妹で幼稚園児。味覚は「神の舌」の異名をとるほど優れており、作り手の精神状態を判断したり、一口食べただけで成分の細かい分析ができる。時代劇好きで大人びているのじゃロリ。
纏と檸檬の妹で擬宝珠家の三女。
纏の兄。京都の料亭「超雅」で修業をしている。
擬宝珠家で飼われている子犬。性別はオス。元は捨て犬だったが檸檬が拾ってきてそのまま飼われることになる。
- ソレイユ
擬宝珠家で飼われている子犬。性別はメス。
アメリカ軍
フルネームは【爆竜鬼虎】。ボルボの傭兵時代の上官で、アメリカ陸軍大佐。体中が戦争による傷だらけで、それら一つ一つがどこの戦争で付けられたものかを全て記憶している。訓練の厳しさから「鬼軍曹」とのあだ名もある。軍人版梅宮辰夫の異名を持つ料理の鉄人。
鬼虎の娘で、アメリカ海軍所属。巨乳のブロンド美女。ボルボの交際相手だが、女性に免疫のないボルボにとっては目に毒である。兄2人と弟がいる。
通称「爆乳大佐」。航空母艦エンタープライズに乗艦するアメリカ海兵隊の指導教官を務めるドSの女軍人。カール・ヴィンソンに乗艦していた頃、ジョディーの上官であった人物。なぜかアンサイクロペディアに個別項目がある。
- マクダネルカーマイケルモンゴメリー
日本文化をこよなく愛するカールヴィンソンの艦長。非常に酒癖が悪い。
両津の学生時代の友人
両津の子供の頃からの親友。かつては3人でたびたび問題行動を起こし、「トン・チン・カン」の「三バカトリオ」と呼ばれた。珍吉の実家は提灯屋、豚平の実家は寿司屋をそれぞれ経営していた。また、珍吉は鉄道マニアでもある。
両津の小学生時代の同級生。両津との久しぶりの再会は、逃亡中の暴力団員とそれを追う警官という複雑なものだった。
両津の小学生時代の恋人で初恋の相手。旅回りの役者一座の娘で、全国各地を巡業していた。
両津の元同級生。体が弱く療養のために北海道へ転校することが決まったため、三バカトリオは彼のために最後の思い出として、閉鎖された勝鬨橋を再び開けるという暴挙を決行した。
- 国井鉄男
少年時代に父の仕事の都合で大阪から来た両津の友人。あだ名は「国鉄」というほど鉄道ファン。
- 鮫島祭
縁日の屋台で商売をする娘。学校は違うが両津と同い年。
- 夏樹風乃
両津の同級生。クラスのアイドルで、美人で頭がよく金持ちだったらしい。
両津家
勘吉の祖父。老人ばかりを集めたテレビゲーム会社『R・G・C(リョウツ・ゲーム・カンパニー)』を経営している。
勘吉の父で浅草の佃煮屋「よろずや」を経営している。趣味は女遊びとアダルトビデオの鑑賞。背中に龍の目玉だけの刺青があり昔、極道を目指し全身に入れようとしたがあまりに痛くて逃げたとのこと。
- 両津よね
勘吉の母。気が強く口は悪いが良識的で包容力に溢れる。古い物を大切にし、何でも物を捨てずに溜め込んでおく癖がある。
勘吉の弟で弁護師。両津家の男の中で唯一真面目で几帳面な性格。
- 両津景子
金次郎の妻。霧ヶ谷建設の社長・霧ヶ谷英次郎の次女。
金次郎と景子の娘。銀次とよねの孫で、勘吉から見ると姪で、勘兵衛のひ孫である。
- 両津ため吉
勘吉の曽祖父。すでに故人で嘉永6年に生まれ、幕末の偉人たちと面識があり明治末期に亡くなったとされる。酒を飲むためだけに天国から脱走したことで現代に蘇る。
緒方家
- 緒方米吉
勘吉の母、よねの弟で柴又で惣菜屋を営んでいる。
- 緒方さくら
米吉の妻。
- 緒方京子
緒方家の長女。
- 緒方一男
緒方家の長男。
中川家
圭一の父で中川グループ各社の会長を務めている世界で一番忙しい男。1秒で1億円稼ぐというスーパービジネスマン。
- 中川小百合
圭一の母。美容総合会社の社長。
- 中川登志恵
圭一の妹。ファッションブランド社長兼デザイナー。
秋本家
麗子の父で秋本貿易の社長。
麗子の母。マリイ・ローランという別名を持つ有名なフランス人デザイナー。
麗子の妹。一時期アイドルとして活動していたが、替え玉と入れ替わる形で芸能界から引退。
- アニー・ルモアン
麗子の従妹。フランス王家の血筋を引いている。
大原家
- 大原良子
部長の妻。温厚だが、いざという時は強気な態度に出るため部長も頭が上がらない。
角田家
- 角田ひろみ
部長の長女。最初期の準レギュラー。
- 角田英男
ひろみの夫でコンピューター会社に勤めるサラリーマン。
- 角田大介
角田家の長男で部長の初孫。普段は厳しい部長も彼のことになると弱くなる。
- 角田桜
角田家の長女。
本田家
- 本田改造
速人の父で本田輪業の主人。気に入った客にしかバイクを売らない。
- 本田門樹
速人の弟。兄や父と違ってバイクが大嫌いで乗り物酔いしやすい。
川崎家
- 川崎伊歩
速人の妹。後に川崎家に嫁いだためファミリーネームが川崎になった。ゾウに乗ると性格が変わる(アニメ版のみ)。
- 川崎瀬刃
伊歩の夫。ホンダ製バイクを愛用している。
麻里家
愛の父で翻堕羅拳の頭目。最初は愛を継承者に選んでいたが・・・
- 麻里今日子
愛の母で晩の妻。やたらと若々しい料理研究家。しっかり者で、いい加減なことをする人間が嫌い。
愛の妹。現在は、香港で多くの業種を手掛ける大女優として活躍している。愛とそっくりな容姿をしているが、性格は母に似ている。
翻堕羅拳関係
- 茶プリン
翻堕羅拳四天王の1人。通称「悲劇王」
- ダン吉
翻堕羅拳四天王の1人。通称「暴拳王」。両津曰く「特殊刑事みたいな奴」
- 怒火弁
翻堕羅拳四天王の1人。通称「三冠王」。
- ライオン丸
翻堕羅拳四天王の1人で四天王最強の男。通称「百獣の王」。
飛鷹家
千葉の九十九里浜に住む漁師。性格は短気で熱血漢で読売ジャイアンツの熱烈なファン。
二徹の次女で早矢の親友。クールな姉と違い温和な性格である。愛馬の「琴姫」とは意思疎通できる。
- 飛鷹左京
二徹の長女で右京の双子の姉。クールな性格で早矢とは弓道大会でトップを争うライバルだった。
- 飛鷹日光 / 月光
二徹の三女・四女で、左京・右京の妹。
磯鷲家
早矢の父。最高位が八段とされる剣道界にあって十段の段位を持つ大剣豪。嘘を何よりも嫌い、門下の嘘には鉄拳制裁も辞さない峻厳な武人。
- 磯鷲穂之華
早矢の母。弓道範士七段の段位を持つ。京都四条の呉服屋の生まれで、平安時代から続く陰陽師の末裔を父に持つ。
- 磯鷲蘆嵐
早矢の長兄。名前は「せいらん」と読む。日本武道会会長・格闘奥義道総帥の肩書きを持つ。
- 磯鷲蘿虎
早矢の次兄。名前は「かげとら」と読む。古武道総大将・撃破拳王位の肩書きを持つ。
- 磯鷲飛竜
早矢の三兄。剣道八段・合気道極意の肩書きを持つ。
- 彦兵衛
磯鷲家の執事。両津からは「チョコベー」と呼ばれている。
電極家
ハイテク電化製品の開発・販売を行っている「スーパー電子工機」の社長。仕事の鬼で、製品開発のため3人の息子ですらモニターとして利用する。
- 電極冷
スパークの妻。夫が息子を新製品のモニターにすることに強く反発している。
スパークの長男。小学生ながらコンピューターに詳しく、また小学生の友人とゲーム会社「S・E・S(サイバー・エレメンタリー・スクール)」などソフト会社を既に3つ経営している。檸檬に一目惚れしてからは、感情を顔に出すことが多くなった。なお、檸檬とは友達として付き合っているが、擬宝珠家に盗聴器を仕掛けたり、檸檬の目的地に先回りするなど檸檬に迷惑されている。冷静な顔つきで話し方や行動はとても大人びているが、檸檬の前になると途端に気弱になる。
- 電極-
スパークの次男。+に比べて年相応の子供である。+曰く「文系」のため、コンピューターは苦手のよう
- 電極P
スパークの三男。V(ボルト)かA(アンペア)か迷った末、「子供らしい」パルスにしたらしい。
暴力団
御所河原組
俳句をこよなく愛する御所河原組の親分(アニメではヤクザではなく、大企業の社長)。ただし、自作のものはかなり意味不明。アニメ好きでセーラームーンカードを買い占めるために、コンビニに暴力団総出でやって来たこともある。コスプレ姿でバイクを乗り回したり、原宿で組員を募集したりもした。
- 政
御所河原の補佐的な立場にいる男性。規律に厳しく、極道として誇りを高く持っている。御所河原がオリジナル俳句を披露した際、聴衆から拍手がなかったり無言だったりした時は拳銃を乱射しながら「拍手しろ!」と怒鳴り散らす。
魔瑠貌組
- 魔瑠貌一
魔瑠貌組の組長。組員はほとんどが指名手配犯。大の野球好きで、組員に無理をさせてまで野球をやりたがる。広島東洋カープのファンらしい。
- 凸山 凹男
魔瑠貌の幹部。組長のわがままにいつも振り回されている。
印手理組
印手理組の組長で有栖川京華の内縁の夫。イケメンのインテリヤクザで京華からは「親分」と呼ばれている。
天国・地獄
天国警察下界課に勤める魔法使いの老人。両津を懲らしめるために天国からやってきた。
花山理香の孫娘。口うるさい祖父と天国での生活が嫌になり、下界に両津を頼って家出をした。
- 素本
花山の部下で天国警察の“下界課”に勤める。
黄金の大仏の様な容姿の神。花山理香によると、地球だけではなく全宇宙の神らしい。日頃の生活態度を改めさせるため、両津をニワトリの姿に変えた。
地獄の支配者。地獄に落ちた悪人の裁きを行なっている。両津により地獄を一時期乗っ取られたため、両津のことも恐れている。
- 死神
アニメ版第86話「両津死す!ナニィ!?」に登場。顔と声が大原にそっくりな死神(一応、髭の形が微妙に異なっている)。犯人逮捕の際に電車にはねられ幽体となった両津を地獄へ連れて行こうとした。
犯罪者関係
- つるの003号
寺井によって逮捕されたが、これが寺井にとって検挙第1号であった。寺井から逮捕記念として一緒に写真を撮られたり、サインをねだられたりした。アニメでは名前が鶴の007号に変更されている。
- 山田 イチロー
関西では有名なスリの老人。葛飾で逃走中に両津に取り押さえられ逮捕されたが、拘留中に新葛飾署員のカードを盗んでいた。
- 太田黒
賭博や殺人を繰り返していた凶悪犯。両津が刑事配属した時の上司である南部刑事の婚約者を殺害した犯人で彼に追い詰められた際に部下が南部刑事に重傷を負わせるが両津の決死の追跡により逮捕された。
近隣の学校を次々と荒らしては金品を奪ってまわっていた不良学生3人組。
偶然檸檬の幼稚園に侵入し、そこで檸檬たちのクラスで飼っていたハムスターを見つけて面白半分で惨殺した。すぐに捜査が行われるも親も学校も彼らを見放しており、頑として捜査に協力しなかったため捜査は難航したが、最後は両津による懲戒免職覚悟の鉄拳制裁を受け、逮捕された。
- 歩きタバコのチンピラ
仲間たちと屯していた際にタバコが蜜柑の顔に当たりそうになった際、檸檬に咎められるが逆ギレしてそれを注意した通行人を殴り倒し、蜜柑や檸檬を火傷させてやろうとしたが、纏が現れたことで不利になったと思ったのか蜜柑の乗ったベビーカーを車道に放り投げて逃走したが通行人からの目撃情報ですぐに追い詰められ、仲間たちとともに襲い掛かるが纏と早矢により倒されて逮捕された。
- どろぼう株式会社
アニメオリジナルでの登場。ひったくりや窃盗、強盗などの盗みを専門に行う犯罪集団で表向きは大手会社の下請けや運送業などを営むフロント企業として運営している。とある事情で両津が迷い込んだ場所がそこであり、彼らが窃盗団だという証拠を掴むために単独で潜入調査を行なった。そして大手銀行の大金庫破りの際に危うく正体がバレそうになったが、起点を効かせた中川と本田の活躍により一網打尽となり、全員逮捕された。
その他
- 吉原トメ
葛飾署の男子寮・ニコニコ寮の管理人。
中川の恩師で、ケンブリッジ大学の教授・科学者・発明家。自動車好きだが、運転が壊滅的にヘタクソ。
- 藤田尾出男
両津のエロ友達で、茶の販売店「藤田園」を経営する。アダルトビデオやおげれつ写真を多数所持し、両津からダビングを依頼されるほどである。
- 田宮不二実
両津の友人のモデラー。本職は軍事ライター。両津同様遊び人であるが、モデラーとしてもプロであるうえに軍事ライターとしても著書を何冊か出しており執筆業で十分生活できるらしい。第184巻で長谷川亜里衣と電撃結婚した。
秋本貿易の下請け会社「白鳥鉄工所」の御曹司で自称「スーパー金持ち」。よく会社の経営が傾くなどの理由でオチでスーパー貧乏人となって派出所に現れる。
ボルボの祖父で、忍者の末裔。鹿児島の実家では忍者資料館を営んでいる。毒ヘビ、サソリ、スズメバチなど危険な小動物を飼い、うっかり逃がしたりしてトラブルを引き起こす。
亀有商店街で尾崎模型店を経営している。商店街でツケで買い物をしまくる両津から、料金を支払わせるべく活動する商店街グループのリーダー。
両津と本田の友人である遊び人。正体は有栖川京香の父親で大学教授。通称「ジョニー」
大手バイク輸入会社「モトグチ・モータース」の社長令嬢。登場時は17歳の交通機動隊隊員で飼い犬の元五郎を愛車・モトグッチのサイドカーに乗せ、本田と肩を並べるほどのテクニックで交通違反を取り締まっていた。
- 本口総一郎
本口リカの父親で「モトグチ・モータース」の社長。元レーサー。自社製の大型バイクを売り出すことを夢見ている。
少女漫画雑誌「月刊サファイア」の編集者。愛野神女(乙姫)のデビュー当時からの担当者であり、強い信頼関係にあるが、両津や本田には厳しい。両津・パトリシア・勘子の担当でもある。
- インチョキ堂の主人
古美術品店「インチョキ堂」の主人。美術品に関する話に登場し、推定100万円以上の価値の小判を300円〜50万円で買い取ろうとしたり、贋作の壺を作ったり、オリジナルの作品が存在しない贋作の掛軸を扱っていたりとインチキな人物である。金になる美術品の情報を仕入れ、よく両津と探しに行く。
安全バンドというバンドと共に「チャーリー小林と安全バンド」として活動していた。紅白歌合戦に出場したり、レコード大賞を受賞したり、CMソングを大ヒットさせたり一躍人気歌手になるが、実際にはほとんど「一発屋」であり、しばらくして消えた。
- フータロー
亀有公園で暮らす自由人。
大阪で人気の女性芸人。新人のころ、お笑い事務所のバイトをしていた両津とコンビを組んでいた。
- 下素良平八
「バラエティーの鬼」の二つ名で呼ばれるバラエティ番組の脚本家兼テレビプロデューサー。中川や麗子に下ネタを強制させる。視聴率至上主義で、両津とは密かに意気投合する。
通称「インチキ不動産屋」。寺井が家探しをする際いつも現れる不動産屋の社員。だが紹介するほとんどの物件は全てがベニヤ板で作られている物件や、建坪が15坪しかなくて細長い二等辺三角形型の物件などインチキなものである。
ニューヨーク市警の警察官でアメリカ研修にやってきた両津の世話役を担当する。
父親を戦争で亡くしているため本当は日本人嫌いなのだが、きっとイヤイヤ引き受けたのだろう。
アニメではマックスという別のキャラクターが担っている。
ニューヨーク市警の警察官。アメリカ研修にやってきた両津の世話役を担っており、逆に葛飾署へ研修にやってきたこともあった。
- 犬
公園前派出所の周辺によく現れるオス犬。原作ではスマートな体型だが、アニメ版ではケンケンによく似た外見をしている。
両津が勝手に描いたマンガで登場した中川の嫁。
漫画『ドラゴンボール』からゲスト出演。単行本69巻収録「新たなる旅立ちの巻」ラストでこち亀世界から追い出され目の前に突然現れた両津を部下のザーボンとアプールと共に警戒していた。
- ピンカちゃん
1998年度のフジテレビのマスコットキャラクター。アニメ版でドルフィン刑事の助っ人として登場した。
実在の歌手。当時作者が大ファンだった事もあり原作最初期にアグネス・ラムと共によく名前が出ており、単行本3巻収録「亀有大合唱!?の巻」で本人がそのまま登場(原作こち亀で最初にゲスト登場した実在の人物)。他に単行本3巻で巻末コメントも寄せている。
実在人物。超合金両津勘吉や麗子ドールのバンダイ側企画担当者として登場。作中では両津のことを先生と呼んでいる。超合金関連で出演した他、ジョディーの兄が在籍するNHLチームとの試合に知り合いという理由で駆り出されたこともある。後に声優へ転職した。
アニメオリジナル
両津の見合い相手で美人でお淑やかな女性である。しかしその外見と裏腹に護身術を身につけており、合気道5段の腕前を持ち、その実力は麻里愛を投げ飛ばすほどである。
テレビスペシャル
ニューヨーク市警の警察官でアメリカ研修にやってきた両津の世話役を担当する。
当初は祖父を戦争で亡くしているため日本人嫌いだったが次第に打ち解けていき両津をリョーちゃん自身のことをマーちゃんと呼び合う間柄になった。
原作にもデイビッドという似たようなキャラクターが担っている。
父親が新聞記者をしていたことでドン・カスタニーニョを目をつけられ家族を殺された黒人の少年。
クローゼットに隠れて難を逃れドン・カスタニーニョを有罪にする証人として保護されていた。
家族を殺されたショックのあまり言葉を発せず気さくに話しかける両津にナイフを向けて威嚇していたが次第に打ち解けていくのだった。
両津の命を狙い、未来からやって来た女性型殺人サイボーグ。身体は自由自在に変形できる特殊な液体金属になっている。
女怪盗。
TVSP18作目に登場したブラジル人トレジャーハンター。声優は井上和香。
アッタカイーノ王国の王女。檸檬にそっくりで日本の文化や伝統に興味がある。