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概要編集

北海道根室市出身、住んでいるところは茨城県で通勤時間がかなりの時間を要していた。

家族構成は、妻、長男、次男の四人構成。

原作では連載第一話となる「下町の青年警察官の巻」から登場(読切作品である「始末書の両さんの巻」では派出所に貼られたポスターに寺井洋一と言う名の爆弾魔が描かれているが、復刻版などでは名前が削除されている)。

当時は両津戸塚らと同様にあまり勤務態度が良いとは言えず、オチで両津らと共に制裁を受けるなどしていた。

また、この時期はアグネス・ラムのファンであることを明言している。

しかし、彼の病欠時に赴任した麗子登場辺りから徐々にそう言った面は見られなくなり、次第に家族想いの普通の警察官になっていった。

改名君の巻で両津によって名前を改名され丸井ヤング館という名前になっている。

しかしそれによって運気が上昇し、宝くじが当たったりいいことが多くなった。


座右の銘は「人生送りバント」。


元々後述のアニメ版が始まるまで準レギュラーながら出番が多いとは言えなかったが、改名後の連載末期は滅多に登場しないキャラクターになってしまい、最終回にも直接登場しなかったばかりか最終回本編で仮にも初期から付き合いがあるはずだった派出所メンバーの誰からも言及すらされないという不遇っぷり(一応、最終回冒頭で登場するキャラクターパネルには彼の顔が描かれている)。


父としての一面編集

息子達が夏休みに入ってから、彼らの絵日記をとある経緯で目の当たりにしたことでクルーザーの免許を取得しクルーザーを購入した。 ※クルーザーは中川と麗子の両名のアドバイスを受けて購入。


妻子に良き思い出を作ることができたのだが・・・(その後は、お察しください


また、妻子と共にキャンプに行った事もあるが、(前日に予習したにもかかわらず)自身の運動神経の悪さと手先の不器用さが相まり、テント設営や料理などでことごとく大失敗をやらかしてしまい、子供達からは「もう二度と行きたくない」と夏休みの絵日記に書かれてしまうほど疎まれている(ボルボ曰く「アウトドアに全く向いていない」)。


テレビアニメ編集

1996年から2004年までフジテレビで放送されたアニメではレギュラーとして出番が多くなる。第1話から第98話までは茶風林が、それ以降は林家こぶ平(現:林家正蔵)が演じていた。声優が変更された理由は不明。「七色の声を持つ男」では両津が寺井の声を出した際に「僕ってそんなに林家こぶ平みたいな声かなあ?」と中の人ネタでコメントしたことも。


原作同様地味で平凡なキャラクターではあるものの、コツコツと物事をこなす性格を活かして周りをアシストする縁の下の力持ち的な存在となっており、派出所のメンバーや住民たちからも信頼されており主役エピソードも何話か作られている。

アニメ249話『走れ寺井!お父さんのためのスタンプラリー』では豪華景品をかけたスタンプラリーで卑怯な手を使うライバルと一着の座を争う。しかしライバルはこれまでの行いが祟ったのかラスト直前でスタンプカードを失ってしまった。しかし人一倍家族思いであった彼のスタンプラリーにかける思いを聞いた寺井はなんと自分のスタンプカードを差し出して彼を一着にし、まさに「人生送りバント」冥利に尽きる活躍を見せた。

今となってはレギュラー放送時代は彼の扱いが原作・アニメ共に一番良かった時期だったと言える。


ちなみにレギュラー放送終了後に改名させられたため、アニメでは「寺井洋一」のままである。

余談だが、二代目寺井役の林家こぶ平は原作の巻末コメントに二度載っているが、一回目は28巻(1983年発行)とTVアニメで寺井役を担当するずっと前であった(二度目はTVアニメ放送中かつ寺井を演じることになった後の1999年発行の116巻であり内容もアニメ内での寺井に関する事である)。

また、TVSP第27作では本編には登場しなかったがオープニングにはしっかり登場しており、OP最後のキャラクター集合シーンにも映っている。


かつてTBSで放送されたドラマ版には存在自体抹消されており登場しない。


関連タグ編集

こちら葛飾区亀有公園前派出所 こち亀 丸井ヤング館

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