CV:竹本英史
概要
丸刈りで、顔には大きな傷、背中には刺青と、およそ警察官とは思えない風貌をしている。
外見通り任侠映画好きで、寝る時は囚人服のようなガラのパジャマを着ている。
その性格の悪さから両津の相棒的存在であり(ただし両津をバカにしたりすることも多い)、連載初期の頃はよく両津とつるんでいた。もっとも両津よりいくらか良識は持ち合わせているようで、彼の悪事に呆れることもあった。しかし元々両津とキャラが被っていた(両津が作中で言及している)こともあり、本田やボルボといったアクの強い新キャラに押され連載が進むにつれて出番が激減。それでも寺井洋一と共に夜勤をメインとして登場していたが、単行本が90巻を超える頃(1990年代中盤以降)には全くと言っていいほど登場しなくなった。しかし、連載末期には時々思い出したかのように登場していた。
初期のレギュラーキャラのため古参のファンからは現在も根強い人気があり、連載30周年を記念して行われた読者投票では「復活して欲しいキャラクター」部門の第1位に輝き、両津と対談するが、二人とも「特に話す事がない」とアッサリ終了した。
ジャンプ掲載版の最終話では最後の1ページに登場した。
警察官になる前は10年に渡りトラックの運転手をしていたらしい。つまり30歳以上。
アニメ版では「かつて派出所に居た警官」という扱いになっており、両津が佐々木洋子の過去を語るエピソードで一話だけ登場している。またEDテーマ「ナイスな心意気」のラストや「THE FINAL 両津勘吉最後の日」のオープニングにも登場しており両津と相変わらず仲は良い様で共にボルボを弄る場面が描かれた。
アニメ版で声を演じる竹本氏は放送当時はまだ若手の声優だった。作中で戸塚以外にも様々なキャラクターの声を当てている(なんと原作者の声も担当していたりする)。