概要
漫画・アニメ・ゲーム・小説などフィクションの登場人物が、本来作者や読者・視聴者・プレイヤーにしか知り得ない知識(舞台裏、観客席、製作環境、現実とフィクションの違いなど)について発言をすること。
要するに、「これは本やテレビの中の作り話である」ことを意識させる発言のことを指す。
「メタ」とは「高次」と言う意味で、劇中人物にとっての高次世界=我々視聴者が居る世界の事である。
古くはかの手塚治虫もよく使っていた、由緒正しきギャグ表現でもあるが、使いどころを間違えるとその世界観を台無しにしてしまったり、逆にしらけさせてしまったりするので、注意が必要。
例
- 「メタ発言に注意しなければ」
- 「そこが漫画の良い所よ」
- 「今週のハイライトだよぉ」・「今週のビックリドッキリメカ」
- 「ルパーンッ、来週こそは必ず捕まえてやる!」
- 「今週のおれは、スーパーだぜ!」
- 「テレビの前のみんなも一緒に考えて!」
- 「開けるときにはドアの前でAボタンを押してね」(プレイヤーに操作を説明するために頻出する台詞の例)
- 「残念ながらもうページがないんだよ」
- 「作者が描きにくいと言ってたからな!」
- 「勝ったッ!第3部完!」(ジョジョの奇妙な冒険における、希少なメタ発言)
- 「次回からこの作品どうするんだ!」
- 「どうすんだよ、あと20分も放送時間残ってるぞ!」
- 「はっはっは!アニメだからね!」
- 「まるで掌の中の玩具だな、だがその玩具もお払い箱だ!」
- 「ムサシが急に番組に出られなくなった」
- 「プリキュアのために、ミラクルライトを振ってほしいココ~」
- 「まだ宿題をやってない子供たちよ!今度はお前たちの所へ行くぞぉ!!」
- 「今年も決まったっしゅ!」
- 「これは今使う物じゃなかったであります!」
- 「もうちょっとだけ続くんじゃ」
- 「ザンギャ、映画ではスマン!!!!」
- 「よい子のみんな、よぉ~く見ておけ…… この制御装置を、カカロットにつけてやる!」
- 「本名は俺も作者も知らない」
- 「だーってそれで困るのはオイラじゃなくて作者だもーん」
- 「最終回だからか」
- 「あたしはこうなると思ってたで。スペシャルやしな」
- 「私にとってはつい昨日の出来事だが、君達にとっては多分、明日の出来事だ」
- 「ンナワキャネーダロ」「読みづらい しゃべんな」
- 「それなら心肺ゴム用!」「変換おかしくなってるぞ」
- 「『少年ジャンプ』の敵役は一度負けたら味方にならなきゃいけないのよ!」
- 「マガジンじゃ死んだら生き返れないんだぞ」
- 「こりゃあどないな設定やねん?」
- 「俺たちの記憶を49のエピソードに分けてデータ化するんだよ」
- 「この番組だって、声優が声を当てているんだ」
- 「ビュティ、このタコに誰が主人公か言ってやれ」「ボーボボ」
- 「タイトルコールしたのかな?」
- 「シンプル・イズ・ザ・ベスト。最近の怪獣はごちゃごちゃし過ぎていていかん」
- 「ここから先はまだみなさんにとっては未来の出来事…でしたね」
- 「漫画(orアニメor小説orそれらの用語)じゃああるまいし」(読者・視聴者にとってはシリアス展開への警告になる)
- 「こちとら原作と中の人が同じなんだぞ!!」
- 「んどら、阿呆うども!!! ワシのエンディングにオチなどないわ!!」
- 「この歌は前作のEDではないか」
- 「このマンガ6ページしかないから。いそがなくちゃ」
- 「ぼくがおとなになったら、このまんがおしまいじゃないか!」
- 「お説教なんておもしろいもんじゃないからね。長ながやると、このマンガの人気がおちる」「いいや、二ページほどやる!!」
- 「へへっ、番組が長ーく続くとよくある話よね」
- 「好きでやってる連中は給料安くてすむでゲスな」
- 「こういうアニメは安く作れるね」
- 「この映画子供がたくさん見てるんでちょっと口にできないなぁ」
- 「なんでオレが3位でたけしが1位なんだよ!!」
- 「のび太……、大長編になると、かっこいいことをいう」(映画では「のび太は映画になると、かっこいいこと言うんだから」)
- 「ここで終わるのは早すぎる」
- 「受験生の諸君。くれぐれも、裏口入学しないように。諸君の健闘を祈る!」
- 「たかがギャグ漫画に世界観なんてありませんよ」
- 「ギャグアニメじゃなかったら即死じゃったワイ!!」
- 「へそ曲がりのFROGMANだったらそんなベタな展開は避けるはずだ」
- 「本編と外伝ともう1つの外伝と劇場版の脚本とゲームの監修とドラマCDの台本 おまけに書き下ろし短編もいっぱいあってホントつらたんだわ」
- 「ここに階段があるのをなぜ○○○○が知っているのかは聞かないことにするわ……」
- 「思い出の背景、フリー素材!!」
- 「番組が終わる頃には、治ってるじゃない?」
- 「愚かな弟…私自らの手で引導を渡してくれよう…」
- 「自分が相手とは…難しい戦になるな…」
- 「へっへっへ、一度本気でやってみたかったのよ。どっちが強えのか」
- 「あたしが死んだってことは、ゲームオーバーってこと?なんてクソゲーなのかしら!」
- 「ズット 待チ続ケテ モウ ふぁいぶニ ナッテシマッタ!」
- 「無念だ!もう一度活躍させてくれい!3があるといいなぁー。」
- 「ウラワザなんてないわよ!」
- 「敗北条件を説明しまーす」
- 「カジュアルシナリオモードだから色んな能力が一度に使えるんだよ!」
- 「もう限界…テレビの前の皆さん、さようなら…」
- 「人気のゲゲゲの鬼太郎に代わって…陽気なビビビのネズミ男って所かなぁ〜」
- 「戦いは一人で勝てるものじゃない。落ち着いて全体を見渡すんだ」
- 「この程度もクリアできないのかね?それでは人を導くことなどできんよ……」
- 「このバカ野郎……!敗北条件、ちゃんと確認してないのか!?」
- 「勝てないのを他のヤツのせいにしてないか?だからあんたは何度も負けるんだ!」
- 「あなたは何やってんです?マニュアルはちゃんと読んだんですか?」
- 「ゲームオーバー!?なーにやってんの」
- 「クリアできないからって、諦めちゃダメさ!がんばれよ……ボクのニンジンあげるから」
- 「なんなんだよ、あんた!!偉そうなことばかり言って何もできないんじゃないか!!」
- 「お前は感情で行動し過ぎる。作戦ミスは死だ……もっと慎重にやれ」
- 「自分のプレイをしたんだろ?死ねば全部チャラになると思ったら大間違いだからな!」
- 「お前は優しすぎる!しかしそうでなければゲームを続ける資格はないということか……」
- 「この結果は不服かね?ならばもう少しガンダム無双のやり方を学んでくれたまえ」
- 「貴様か!イオリアの計画を歪めたのは!」
- 「残念だけど、キミの役目はここで終わりさ。さあ、電源を切ってもらってかまわないよ」
- 「さぁっ、みんなでストレッチだ!」
- 「次回は、3ヵ月後……ではございません!!」(煽り文)
- 「気付くよ。髪を切ったのか?あ……ヅラか。」
- 「……それにしても突然カツラをとって髪を切るなんて驚いたわ」
- 「そなたらにも扱えるよう天馬の手綱に青いボタンを付けておいた」
- 「そうだ!カルベローナの美人アイドルマスター!なんてのはどうかな!?」
- 「何だこの原稿は!!」
- 「日曜のお茶の間の笑いものにしてやるよ」
etc…
違うもの
※上二つの発言者はメタ世界に実体化したキャラクター(と言っても劇中劇のキャラなのでメタ世界と言っても劇中世界)なのでメタ発言のようでメタ発言ではない。
- 「マーティン・ジグマール 設定年齢19歳 蟹座のB型ッ!!!」
主題歌と本編の関係
キャラクターが劇中でその作品の主題歌を歌うというのも、単に作品世界の中でもその曲が存在しているだけと解すれば通るケースもある。
だが作中人物が決して知りえない(あるいは、知られてはならない)情報が歌詞に含まれている(ウルトラマンAの正体等。逆に所謂ワンダバは『TACの歌』として劇中でTAC隊員に歌われている(こちらも何故か歌詞に北斗と南の名が入っているが…まぁAとは関連付けられていないので。と言うか劇中ではそこまで歌う前に終わっている))」「作中世界では世間的に知られていないキャラなのに、そのキャラを大々的に歌っている>たわけた歌」ような場合は当の曲が作品世界に存在するとは考え難いため、メタ発言の一種としてとらえることができる。
メタ発言に対する作品内での扱い
メタ発言がその作品世界でどう扱われるかについては、いくつかパターンがある。
- なかったことになる
探偵物における「読者への挑戦」などがこれに当たる。
- 流される
この場合、作中人物はメタ発言と認識しておらず、視聴者だけがそうと気づく。
ひとつの発言がメタ発言と作中人物に対する発言の両方の意図に解釈できる内容で、作中人物には後者として受け止められるため問題にならないという場合もある。
「ヒーローを応援しよう!」などは表面上は作中人物への応援要請という形を取る場合があり、このパターンといえる。
- 戯言として扱われる
この場合、突っ込んだ側はメタ発言をメタと認識していない一方、発言者はメタだと認識しているケースが多いが、たまに発言者も自分が何を言っているのか理解できない場合(所謂「あれ、俺今何言った?」)もある。
- 作中でもメタと理解されている
突込みが入る場合でも「メタいなあ」とか「それいいの?」「漫画だからいいんだ」など、メタであることを前提としたやり取りとなる。
ギャグ作品に多い。
- 実は伏線である
例えば「発言者が視聴者の世界から来た人間だった」「最初から虚構として作られた世界だった」「メタ発言と見せかけて実は妄想だった」などの理由が存在し、終盤でそのことが明かされ、視聴者を驚かせる。
伏線が足りないと唐突な印象を与え、多すぎるとネタ晴らしの前にばれてしまうのでさじ加減が難しい。
また、「メタ発言と見せて実はこれから起こること、もしくはすでに起こった出来事」という変わったパターンも存在。タイムトラベルはメタ発言を正当化しやすい設定と言える。
メタ発言が頻発する作品、登場人物
※本編以外の予告や楽屋ネタ、ナレーションなどは含まないものとする。
個人・グループ
- 悪玉トリオ(タイムボカンシリーズ)
- 安心院なじみ(めだかボックス)
- デッドプール(X-MEN)
- アサギ(日本一ソフトウェア/魔界ウォーズ)
- ザ・ヴァーティゴ(ニンジャスレイヤー)
- ネプテューヌ(ネプテューヌシリーズ)無印やmk2はやや控えめだったが、V以降から顕著となってきた。
- 尺/峯岸みなみ(マジすか学園2)
- パウル(ファニーゲーム)
- 矢玉アナ(はれときどきぶた)
- 泉こなた(らき☆すた)
- 上杉達也(タッチ)特に原作でメタ発言を連発している。
- キュアリズム(スイートプリキュア)
- ゾロリ(かいけつゾロリ)
- ドラえもん&野比のび太(ドラえもん)
- おキヌちゃん/横島忠夫(GS美神)
- マイル(私、能力は平均値でって言ったよね!)
- ちょこ(ラストピリオド)アニメ版では際どい発言を連発し、主人公に「ちょこ、何言ってるの?」と尋ねられるのがお約束になっている。
- にゃ~たん(えとたま)
- 仏(勇者ヨシヒコと魔王の城)(勇者ヨシヒコシリーズ)
- アコール(ドラッグオンドラグーン3)
- キン肉スグル、七人の悪魔超人(キン肉マン)
- 三千院ナギ (ハヤテのごとく!)
- ばびっと(こどものおもちゃ)
- ブラックエクスプレス(電光超特急ヒカリアン)
- 斉木楠雄 (斉木楠雄のΨ難)
- エルトナム(アンダーナイトインヴァース)制作会社が同じ別のゲームの主人公と見た目が同じ。作中で本人もメタと認めながらの発言を連発する。
- 眠りの神カオルルウプテ(ソード・ワールド2.0)教義と背景がメタすぎる邪神。
- ラファエロ(ミュータント・タートルズ・1987年版)
- 高木義志(押忍!空手部)
- デビル三銃士(Bビーダマン爆外伝V)劇中でのポジションがほぼタイムボカンシリーズの三悪のオマージュ。
- マン(ウルトラ忍法帖シリーズ)
- ハレ(ジャングルはいつもハレのちグゥ)特にアニメでは原作以上にメタ発言が多い。
- 亜門丈(龍が如くシリーズ)
- ワイバースト(冒険遊記プラスターワールド)
- ルシフェル(エルシャダイ)
- ドクター・トラウム(HUGっと!プリキュア)タイムボカンシリーズのオマージュキャラ。
- 犯人(犯人たちの事件簿)
- 小牟(namco×CAPCOM)
- 松永久秀(戦国無双シリーズ)
- 佐倉双葉(ペルソナ5)
- アルエット(ロックマンゼロ)
- 日向おぼろ、サタラクラ(忍風戦隊ハリケンジャー)
- ハッピー(FAIRYTAIL)
- コレクション伯爵一味(六門天外モンコレナイト)こちらも三悪のオマージュキャラたち。
- ウッディ・プライド(トイ・ストーリー)
- 霞ヶ丘詩羽(冴えない彼女の育てかた)自身が主役のスピンオフにまで口をはさむ。
- 白銀ゴロー(超合体魔術ロボギンガイザー)
- ケフカ(ディシディアファイナルファンタジーシリーズ)
- 鈴木キヨシ(せいぜいがんばれ!魔法少女くるみ)
- リセットさん (どうぶつの森シリーズ)
- ガーフィールド(ガーフィールドシリーズ)
- フラン(家庭教師ヒットマンREBORN!)
- Dr.エッグマンなど(ソニックX)
- ガムボール・ワタソン (おかしなガムボール)
- 不破優月 (暗殺教室)
不特定多数
- 手塚治虫作品の皆様。
- 赤塚不二夫作品の皆さん、特におそ松さんや深夜!天才バカボンでは過去回を幾度も振り返ったり、しまいには放送局のテレビ東京を名指ししたうえでの自虐ネタまでやらかしてしまう。
- 永井豪作品の皆様、とくに不動明&兜甲児は、重要な場面で真面目な長台詞で読者に語り掛ける場面がある。
- レア社のキャラクターの皆さん(具体的に挙げればキリがなく、場合によってはその場にいる全員がメタ発言をしながら会話が成立する。一部、存在自体がメタなためにメタ発言しかしないキャラクターやあらすじがメタ発言になっている作品も)
- 物語シリーズの皆様
- てさぐれ!部活ものの面々(OPからすでにメタ発言全開)
- アニメガタリズの面々
- 帰宅部活動記録の面々
- えびてん公立海老栖川高校天悶部の面々
- ぶらどらぶの面々
- けんぷファーの面々(特に臓物アニマル達が中の人ネタを連発する。)
- じょしらくの面々
- ペーパーマリオシリーズの面々
- マリオ&ルイージRPGシリーズの面々(RPG系のマリオシリーズではメタ発言がかなり増える)
- 新・光神話パルテナの鏡の皆様
- TYPE-MOON作品の皆様(ナマモノを筆頭に色々)
- 戦闘メカザブングルの皆様
- こちら葛飾区亀有公園前派出所の皆さん(連載初期の頃は特にメタ発言が頻発していた。最終回もメタ100%だった)
- 銀魂の皆さん(主に作者の連載に関する裏話や楽屋ネタなど。アニメ版はさらにひどい。実写も実写で大概だった。)
- 封神演義(藤崎竜版)の皆様
- SKETDANCEの皆さん
- 蛙男商会作品の皆さん
- 久米田康治作品の皆さん
- ケロロ軍曹の皆さん
- でんぢゃらすじーさんシリーズの皆さん
- 妖怪ウォッチの面々
- ゆるゆりの人々
- トニカクカワイイの皆さん
- ドッとKONIちゃんの皆さん
- スナックワールドの面々
- 地獄先生ぬ~べ~の皆さん(アニメ版では控えめ)
- いぬまるだしっの皆さん
- 究極超人あ~るの皆さん(一話からカメラ目線で自己紹介を行っていた)
- ビーストウォーズ(CGアニメシリーズ)の皆さん(日本語版)
- スーパーマリオくんの皆さん(メタ発言による反則行為を行う事もしばしば)
- 星のカービィ(アニメ)の皆さん(このアニメそのものを劇中で扱った回が複数存在する)
- ヘボット!の皆さん(元々ひどかったが、最終回では公式が二次創作による続きを推奨するという、前代未聞の締め方を行った)
- ケシカスくんの皆さん
- ペンギンの問題の皆さん
- ポプテピピックの皆さん(出版元の竹書房を指定暴力団と揶揄したり、本社ビルを幾度と破壊するなど、他社では考えられないあるまじき行動を取っているが、アニメはもっとひどい)
- ボボボーボ・ボーボボの皆さん(首領パッチの主人公もといヒロイン宣言や、コマやページ数を気にするなどのマンガネタだけでなく、ボーボボ誕生秘話(作品的な意味で)を暴露させるなどやりたい放題)
- 勇者ヨシヒコシリーズの皆さん(仏絡み以外でもメタ発言が連発することあり。例としてパロディネタに突っ込み時のメレブ)
- フィニアスとファーブの皆さん(OPから「フィニアスとファーブがオープニング作っちゃってる!(Phineas and Ferb are making a title sequence!)」あと何回か「アニメですから」というのが)
- パズドラ(※テレビアニメ版)の皆さん(2年目に突入した辺りから発症。中の人繋がりネタが本編中に言及されただけでなく、前作コラボとも言えるようなカオス回も……)
- ぼくら野球探偵団の皆さん(主に多奈加監督と荒名刑事)
- 邪神ちゃんドロップキックの皆さん
- マンガで分かる心療内科の皆さん
- レジェンズ-甦る竜王伝説-の皆さん
- ルーニー・テューンズの皆さん
- ゆるキャン△の皆さん(へやキャン△と回想キャンプ編のみ)
特撮系統
- 激走戦隊カーレンジャーと敵軍団の皆さん
- 仮面ライダービルドの皆さん(アバンのあらすじ紹介はメタ発言の宝庫だが、そこでの台詞が何故か本編に反映されることもある。最終話でとんでもない秘密が・・・。)
- バイス(仮面ライダーリバイス)
- 愛染マコト/ウルトラマンオーブダーク(ウルトラマンR/B)
- イマジンあにめの皆さん(厳密には仮面ライダー電王の外伝アニメ)。
Youtubeで公開されている、Youtuberや歌い手達によるアニメ等
- きみゆめアニメの皆さん
- めろんぱん学園の皆さん(のうち3人はきみゆめアニメと出演者が共通している)
- Plott作品の皆さん(特に登録者争奪戦バトル回はメタ発言のオンパレード)
- 遠井さんシリーズの皆さん(他にも背景の裏に隠れたり、吹き出しを武器で使ったりもする)
不特定多数を超越しているであろうケース
メタ発言を活用した作品
- 『仮面ライダーディケイド』:歴代の人気を復活させることが目的の作品であり、内容をまともに作る気は最初からなかったと、制作関係者が最終回放送に合わせて明かしている。
- 『仮面ライダージオウ』:上記の後継作であり、同様に敵の動機や物語の根幹からしてメタ要素全開。
- 『仮面ライダーギーツ』:「作中に起きる戦いは(テレビ番組的な)ショーの一環として一部の登場人物達に楽しまれている」という設定なので、それを意識したメタな演出やセリフが入ることがある。また、ショーの視聴者には作中の登場人物達の他、『ギーツ』の視聴者も含まれるとされている。
- 『新約とある魔術の禁書目録』:主人公の活劇物語から、そのような創作物でありがちな展開を皮肉った作風へ変化した。最終巻はより露骨。
- 『古畑任三郎』:クライマックス(謎解き)直前で突然周囲がブラックアウト、直後に古畑にスポットライトが当たり、視聴者に語りかける演出。
- 『メタルギアシリーズ』:作戦司令部からの「周波数はパッケージの裏に書かれている」「タップコードは説明書に書かれている」等の通信は「マニュアルプロテクト」を兼ねている。
- 『めだかボックス』:中盤、打ち切り間近まで人気が落ちる事を見越した、ある意味博打的なストーリーが展開された。
- 『パペッティア』:劇場のお芝居であることが最初から言及されており、ナレーションとの会話も当たり前のように存在する。
- 『銀魂』:一部のギャグエピソードでは話の題材にまでメタ要素を持ち込んでいる。
- 『映画妖怪ウォッチ3作目』:"実写"と"アニメ"で良く比較される、作風やノリの違いを分かりやすく描写している。
- 『Dr.スランプ』:作者が頻繁に作中に介入し、登場人物と掛け合いや内輪ネタも披露している。
- 『落第忍者乱太郎』:枠線を破ってキャラが勝手に侵入してくるのはもはやお約束。作者が眠かったなどの発言や、歯を描き直すなどの漫画世界をどんどん主張する。
- 『プリキュアシリーズ』:映画の中でプリキュアがピンチになったときに入場者プレゼントを使わせるシーンはある意味お約束。
- 『アンパンマン』:みんなで歌って踊る劇場版作品では観客を踊りに誘うセリフがある。
- 『ポケモンの没プロット』:ざっくりいうと『少年時代のノスタルジー』的な展開である。
- 『秘密結社鷹の爪』低予算アニメな為か、劇場版では「予算メーター」なるものが存在。常にリアルタイムで予算の減り具合等が表示され、スポンサー会社の名前や広告等を頻繁に出してそれを補っている。
- 『無双OROCHI2』:プレイヤーのと同じ武将が敵として出現した時、専用のセリフを発する。
- 『キングダムハーツ4』:「"現実"を生きる者にとって"御伽噺"は虚構だが、その逆も然り」という思想がテーマの一つ。
- 『8時だョ!全員集合』:志村後ろ!
※以下はネタバレを避けて解説することは難しい。
- 漫画版『デビルマン』
- 『ブレイブリーセカンド』
- 『ドラッグオンドラグーン3』
- 『ニューダンガンロンパV3』
- 『君と彼女と彼女の恋。』
- 『ボクと魔王』
- 『アルノサージュ』
- 『月光条例』
- 『THEビッグオー』
- 『DokiDokiLiteratureClub!』
- 『Oneshot』
- 『Undertale / Deltarune』
- 『ICEY』
- 『勇者特急マイトガイン』
- 『MOTHER2』
- 『ドラゴンクエストユアストーリー』
- 『スーパーヒーロー戦記』
- 『アウギュステ・オブ・ザ・デッド』
メタ発言を活用する事が多いクリエイター
メタ発言を活用する事が多い企業
古典におけるメタ発言
関連イラスト
関連タグ
ストーリーテラー 案内人 カメラ目線
メタフィクション 第四の壁 中の人 大人の事情
台詞 楽屋ネタ