概要
演:ムロツヨシ
魔法使いで、勇者ヨシヒコの3番目の仲間。
ある村で教祖として崇められていたが、村人の前で起こした"奇跡"がトリックによるものだとヨシヒコに見抜かれたのを機に、村を出て一行に加わった。
魔法を使う事もできるが、「相手を豚鼻にする"ハナブー"」「甘いものが食べたい気分になる"スイーツ"」など、しょぼいものばかり。だが、彼の魔法や機転が意外な活躍を見せる事もある。
パーティの中ではもっともノリが軽い。メタ発言を頻繁に行い、ドラ○エ的要素について解説する事もある。ちなみに本性は掛け値無しのバカ。
作中ではムラサキとよく絡むほか、『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』以降はヨシヒコの保護者的なポジションに回る事も多い。
『悪霊の鍵』の冒頭で蘇生された際、他の仲間3人は年老いた姿だったが、彼はとある事情から若い姿のままで生き返る事ができた。
使用する魔法
冒険の中で覚えていった魔法。日常生活ではそこそこ役に立つものもあるが、どれも戦闘に使用するには不向き。
魔法にかかりやすいヨシヒコには、特に大きな効果を発揮する事が多い。
ハナブー
鼻の穴を上に向ける魔法。一日に一度しか使えない。
特に使い道があるとは言えない魔法だが、『魔王の城』第4話ではこの魔法が重要な役割を果たした。
スイーツ
甘いものを食べたくさせる魔法。
甘いものを食べるかわからない魔物には通じないものの、時間稼ぎなどに使えない事もない。
魔王バルザスとの対決ではなんととどめの呪文になった。
チョイキルト
仲間の攻撃力を1.2倍にする補助魔法。
メレブの使用する魔法の中では珍しくデメリットのない戦闘用魔法だが、魔法にかかりやすいヨシヒコは力が入り過ぎたせいで動きが硬くなり弱体化している。
また、後にDQXにおいて同じ効果を持つ「バイシオン」が登場した。
ホイミネ
体力の7割を回復する回復魔法。
ただし、呪文を唱えた直後に牛の睾丸、鹿の角、ハブの肝、ローヤルゼリーを食べなければ効果がない。
プリマズン
体内のプリン体を増やし、痛風を誘発して大ダメージを与える魔法。
相手が痛風になるまでかなりの時間を要する。
ナマガワー
相手の着ている服を臭くする魔法。部屋干しの洗濯物の1.6倍臭くなる。
直接的なダメージを負わせるわけではなく、そもそも服を着ていない魔物には効果がなかったりと、戦闘向きではない。
ポリコズン
相手の体内にぶどう4房分のポリフェノールとトマト3個半分のリコピンを注入して守備力を上げる補助魔法。
長期間使い続ける事で効果が現れるという「プリマズン」と似た性質を持つ。
ゲラ
かけられた相手はどんな寒いギャグにも爆笑するようになり、そのまま笑い死にしてしまうという魔法。
魔物に使用された事はなかったが、『魔王の城』第10話で重要な役割を果たした。
カワゴエタツヤー
どんなにまずい料理でもおいしく感じさせる魔法。
顔が良くて話術もあればなお有効。
チョヒャド
相手の体感温度を下げる攻撃魔法。
攻撃に使うには何度も重ね掛けしなければならず、魔王ガリアスとの最終決戦では重ね掛けしている隙を突かれてメレブ自身が倒されてしまった。
『悪霊の鍵』において、老人には特に有効だという事が明らかとなっている。
メラチン
冷めた食べ物を温めなおす魔法。食べ物にしか効かない。
魔王ガリアスとの最終決戦では重ね掛けする事で攻撃に使用されたが、魔王ガリアス自身の力によって防がれている。
勇者ヨシヒコと悪霊の鍵で新たに覚えた魔法
ヨシズミ
相手の眉毛を太くする魔法。目の中に汗が入るのを食い止める効果がある。
シャクレナ
相手の顎をしゃくれさせる魔法。
あまり役に立たないと思われていたが、噛みつき攻撃を使う相手には有効で、噛み合わせを悪くして攻撃力を下げる事ができる。
ヘイミ
相手のグループ全体にオナラを誘発させる魔法。
ヘイミ→ベヘイミ→ベヘマ→ベヘマラー→ベヘマズンと5段階存在するが、ヨシヒコに使った際にはベヘマズンに匹敵する効果が表れた。
ヒャダコリ
相手の口の中に氷を一つ生み出す魔法。
ダンジョー曰く涼しいらしく、戦闘には不向きだが、「チョヒャド」と同じく夏場に役立つ魔法。
ベンルーラ(本編未収録)
どこかのトイレに一瞬でワープする魔法。
5秒間だけしかワープできないため、あまり意味がない。
ハツコイン
相手に初恋の人の名前を叫ばせ、恥ずかしい思いをさせる魔法。
ただし、初恋が遠い日の思い出と化しているような相手にはあまり効果がない。
トラウム
相手の悪い思い出を引き出す魔法。
相手に左右される部分が大きいものの、相手次第でシャレにならない精神的ダメージを与える事も可能と思われる、メレブらしからぬ凶悪な魔法。
ナマルト
相手の口調を方言に変える魔法。
方言になった相手を見た敵は「田舎の人だからいじめちゃいけない」という気持ちになり、攻撃をためらうとメレブは言うが……。
メラチャッカ
どこかの家のかまどに火をともす魔法。
ナギ
前髪が一瞬揺れる程度の微風を発生させる風系魔法。
タケシズン
相手に「たけし」のモノマネをさせ、行動を封じる魔法。
ダイベイン
相手の便意を誘発させる魔法。
イヌゴラム
味方の声を小型犬のものに変えて敵を威嚇させる魔法。
ダンジョーのような顔や雰囲気が恐い相手に使うと逆効果になる。
ケアブレス
相手の息をミントの香りにして口臭をなくす魔法。
メレブ自身は「レベルが上がって習得した魔法の中で最強」と言っている。
マタカヨ
ダンジョンから別のダンジョンにワープする魔法。
勇者ヨシヒコと導かれし七人で新たに覚えた魔法
スモーデ
気に入らない事があると相撲で決着をつけたくなる性格にする魔法。
「デースモ」の呪文で解除できる。
ワキガンテ
相手の脇からとてつもない臭いを発生させる魔法。
確かにメレブにしては強力な補助魔法だが味方にとっても大迷惑。しかも重ね掛け可能。
ワキガンテ→ワキガインにランクアップする。
試し撃ちでヨシヒコにかけた際はあまりの臭いにヨシヒコが倒れてしまった。
ブラズーレ
ブラジャーを着けていなくてもブラがずれたような気にさせ、戦闘に集中できなくする魔法。
チョイデイン
まさかの「チョイ」シリーズ第3弾。
ピップエレキバン並の磁気を発して相手の血行を促進させ、肩こりや腰痛を癒やす電気系魔法。
もちろん戦闘では全く役に立たず、むしろ敵の体力を回復させてしまう。
チアーズ
地元の女子大生を呼び出して応援させる事で、味方全員の攻撃力と守備力を同時に上げる魔法(?)らしい。
実際には、パーティのテンションが少し上がる程度の効果しか見込めない上に、呼び出した女子大生が好みでなかった場合には効果がない。
ヨシヒコやメレブには効果てきめんだったが、ダンジョーには効果がなかった。
イマサーラ
旬が過ぎたネタをやらせる魔法。「ラーサマイ」の呪文で解除でき、その際に襲ってくる謎の恥ずかしさで敵がもぞもぞしている隙に攻撃する。
相手の精神に多大なダメージを与える強力な魔法だが、やらせたネタが相手の世代に合っていないと効果がない。
フタメガンテ
テコでも開かないビン詰めのフタを、開ける事ができるようになる魔法。ただし、この魔法の効果でフタを開けた者は死ぬ。
ちなみに、どのモンスターにも効く。だからどうしたという話ではあるが。
サバーハ
相手にちょっとサバを読ませる魔法。サバを読ませた後、その事を煽って精神的なダメ―ジを与える。
ムラサキは年齢と胸囲にサバを読み、ダンジョーは中の人の離婚をネタにされた。
ヒャダ…
作詞・作曲ができるようになる魔法。やがてアイドルに楽曲を提供したり、漫画家のおばさんと深夜番組をやったりするようになる。
氷系の強力な呪文と同じ名前だが、劇中では元ネタに配慮してピー音がかけられた。
また、この魔法にかかった者は頭に黒い帽子が現れる。
カオパス
飲食店で、クーポン券1枚分のサービスを受ける事ができるようになる魔法。クーポン券を持っていないと効果がない。
入る店が美味しい店かどうか判別できるようになる効果もある。
モスキテ
耳元で蚊の羽音が聴こえる気がしてたまらなくなる魔法。
「ブラズーレ」同様、相手の集中力を削ぐ効果がある。
アサダ
以下順次追加おねがいします。