概要
演:木南晴夏
ヨシヒコを父親の仇と思い込んでいる「素人の女」。一行の中では2番目に仲間に加わった。
「目元がわりとパッチリ」という情報だけを頼りに、ヨシヒコに襲いかかったが、素人であったために簡単に取り押さえられる。
武器として短剣を持っていたが、安全のため「刀身を押すと引っ込むおもちゃ」にすり替えられた(とはいえ痛い事は痛いため、ヨシヒコは迷惑がっている)。
ヨシヒコを父親の仇かどうか見極めるべく旅に同行したが、いつの間にか本来の目的を忘れ、ヨシヒコに好意を寄せるようになっていった。
得意料理はレトルトカレーとチルド餃子。
性格は良くも悪くも今どきのギャルで、口が悪く粗暴。貧乳を気にしており、たびたびメレブや仏にその事をからかわれて激怒している(ただし、演じる木南の実際のバストサイズはDカップであり、決して人様が貧乳と判断していい数値ではない。実際、撮影時には「胸の膨らみが強調されない下着」を着用して「貧乳感」を出していたため、本編においてはヨシヒコ達男性陣の「彼らにおける『巨乳の基準』が最低でも『F以上』である」というのが正しい認識であると思われる)。
また、メレブが新しく覚えた呪文を披露する際、最初に実験台にされるのはいつもムラサキである。
物語中盤でダーマ神社を訪れた際に転職し、魔法使いになるのが定番。
本性はパーティー全員が可愛いというほどのぶりっこ(魂を抜かれると、その人物の本性が表れる。その間の事は本人は覚えていない)。あまりの可愛さにヨシヒコが思わずムラサキのお尻に手を伸ばしそうになりメレブに制止されるほど。結局ムラサキの魂で作られた剣を用いて化け物を退治し、ムラサキの性格は戦いの後にあっさり元に戻った。
ちなみに、左肩に乗せている黄色い鳥は単なる飾りではなく、「キロ」という名前の付いたペット。
使用する特技・魔法
冒険の中で覚えていった特技と、転職以降に覚えた魔法。
約一つを除けばいずれもメレブの魔法に比べれば有用。
大きな目
目を見開いて敵を威嚇し、隙を作り出す特技。
敵を「おどろき すくみあがっている」状態にするような特技と思われ、何度か敵にも使用された。
酔っぱらいの目
敵を油断させて隙を作り、その隙に攻撃する特技。
ヨシヒコがこの餌食となった他、仲間との連携にも使用可能と思われる。
地獄のディスコ
奇妙な踊りで敵のMPを奪いつつ、つられて躍らせるという特技。敵が使ってきた技を真似る形で覚えた特技で、命名したのはメレブ。
マホトラおどりとさそうおどりを合わせたような効果で、複数の敵に有効。
また、奪ったMPは当然自身が使用することができるため、劇中ではこの特技でメレブからMPを吸収して後述のザオリクに充てるという使い方もなされた。
ザオリク
魔法使いになって初めて覚えた魔法。死亡した味方を完全に生き返らせる。
魔法の効きやすいヨシヒコにも効果がなかったため、当初はどんな魔法か謎に包まれていたが、魔王の秘書ゴードンとの戦いでムラサキを残して味方が全滅した時に初めて効果が明かされた。
MPが足りない状態で使用すると、その味方は中途半端な状態(魂を抜かれて本性がむき出しになる)で生き返る。
かなり有用な呪文であり、魔王ガリアスもこの呪文を警戒して真っ先にムラサキを倒した。
勇者ヨシヒコと悪霊の鍵で新たに覚えた特技・魔法
パルプンテ
何が起こるかわからない魔法。
以前行った事のある村へワープする効果のほか、家庭内暴力の問題を抱える夫婦を見事に仲直りさせるなど、原典以上に何が起こるかわからない。
ただし作中では何故かほとんどパーティにとって都合の良い効果ばかり発動しており、ラスボスの第一形態を一撃で仕留めてしまったことすらあるほど。
アヒル口
アヒル口で男をイチコロにする特技。
メレブ曰く「ハシビロコウ」で、威力は23コロくらいらしい。
本人の自信とは裏腹に彼女の技としては珍しく実用性がほとんどない特技。
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