デイン
2
でいん
主に『デルトラクエスト』の登場人物の一人。
デインとは、
CV:斎賀みつき
影の大王に対抗する組織レジスタンスの少年。弓矢の扱いに長ける。父はデル族、母はトーラ族。家が強盗(アニメでは影の憲兵団)に襲われ、両親は連れ去られたが、彼はジョーカーに救われてレジスタンスに加わる。両親は依然行方不明であるが、万一のときはトーラで落ち合うという約束を信じ、しきりにトーラへ行きたがっている。
性格はおとなしいが、時折大胆な行動をとることもある。アニメでは変装したジャスミンにペンダントをプレゼントしていた。
物語中盤で、一時的にリーフたちと共に行動することとなる。
※ネタバレ注意
容姿と立ち振る舞いから、リーフたち(と読者)は彼こそがエンドン王の息子たるデルトラの世継ぎではないかと思っていた。
が、その正体は、人間ではなくAオルで影の大王のスパイ。オルの中でも一番見分けのつかないオルであったため、ジョーカーも気が付かなかった。
上記の大人しく優しい性格は全て演技であり、本性は冷酷で陰険な自惚れ屋。自分を「影の大王のとっておき」と自称しており、リーフたちを始末した暁には自分がデルトラを支配させてもらえるよう約束していたらしい。
影の王国での地位もそこそこ高いようで、作中では他のオルや憲兵に命令する姿が描かれていた。
正体が明らかになったのは「七つの宝石編」終盤だが、行動を一つずつ読み解いていけば
・「デルトラで最も安全な場所にいる」筈の世継ぎが、レジスタンスという危険な活動に身を投じている=彼自身は世継ぎでも何でもないから
・農家の息子と名乗っている割に、リーフよりもデルトラ年鑑を読み慣れている=影の大王にあらかじめ知識を与えられていたから
・トーラに着いた途端体調を崩す=「邪悪な存在を裁く」トーラの加護のおかげ
と伏線は多く用意されていたことが分かる。
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