これを原作とするアニメについては、「デルトラクエスト」のタグを参照。
概要
エミリー・ロッダによる小説。
原作の第1シリーズ『Deltora Quest』は全8巻、第2シリーズ『Deltora Shadowlands』は全3巻、第3シリーズ『Dragons of Deltora』は全4巻、岩崎書店から出版されている。
2005年より講談社の「コミックボンボン」で、にわのまことによるコミカライズもされた。
2007年から2008年までテレビ東京系でアニメが放送。元々は全52話の予定だったが、視聴率が良かったため全65話まで延長された。
2000年代の小学校の図書室に置かれる類の児童書としてはザ・サーガ・オブ・ダレン・シャンと人気を二分したとされる。
主な登場人物
リーフ(Lief)
この物語の主人公。16歳。幼少時から両親に教育され、デルトラの書を暗記するなど人一倍の教養を持つ。頭の回転が非常に速く、優しい心と強い正義感の持ち主である。
バルダ(Barda)
元デル城の衛兵。母が殺されたことを機に、城を脱出する。リーフの父・ジャードとの約束でリーフの援護を任せられる。年長ゆえ冷静な性格で戦闘能力に長けているのだが、影の王国の罠に対する耐性は低い。
pixivにおいてはネタキャラのポジションを占めており、パロディやネタ絵・ネタマンガにされがちである。
ジャスミン(Jasmine)
この物語のヒロイン。16歳。幼少時に両親を影の憲兵団に拉致され、たった一人、沈黙の森でカラスのクリーや毛むくじゃらの小動物のフィリとともに育つ。
自然や動物を愛し、鳥や木々と会話することができる能力を持つ。