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  • ボクの妹は空を飛べない。~父さんが拾ってきたのは“人間”の子どもでした~

    十一、明時。(四)

     「今日から、この子はお前の妹だ」  鳥人族の少年、ハヤブサ。長く里を離れていた彼の父、鳥人の族長が拾ってきたのは人の子。森でさまよっていたとかで、ボッロボロのガッリガリの幼い女の子。  「人の子が、ボクの妹!?」  「この子の世話は、お前にまかせた」  父親に、無理やり人の子を押し付けられたハヤブサ。  「なんで、ボクがお世話しなくちゃいけないんだ!」  それも、よりにもよって、人の子なんて!  鳥人と人は仲が悪い。森は鳥人のもの。野は人のもの。そう太古の昔に神々が定めたのに。人は自分たちを神の末裔だとか言って、世界を自分たちのものへと作り替えていく。鳥人の森を奪っていく。  そんな、憎くて、大っきらいな人の子の世話。  イヤでイヤでしょうがないのに、人の子はハヤブサにとっても懐いて……?  「……少しだけだからな。ちゃんとお世話しないと、父さんに怒られるからな」  しぶしぶ、人の子の世話をするハヤブサ。  鳥人の兄と人の子の妹。どんだけ嫌っても、ずっと自分を慕って懐いてくる人の子。ハヤブサたちに出会う前、心を砕かれ声を失うような目に遭った人族の少女。  「メドリは、ちょっと翼をなくしただけの女の子だ」  少女に「メドリ」と名付けたハヤブサ。彼と、彼の仲間、そして他の鳥人たちも、メドリを受け入れ始めた。――けれど。  彼女が手にする薄桃色の勾玉。森に突き立てられた剣。彼女を求める人の皇子。  メドリには、なにか秘密があるようで――!?  はるか昔、神々の時代が終わり、人の時代が始まる少し前の世界の物語。 ―――――――  第十一話です。  友だちがいのあるヤツらだな、ノスリとカリガネ。  もともとノスリは、「女の子を人ってだけでイジメる鳥人」って設定だったのですが、あまりにハヤブサが冷たいので、これでノスリまでイジメたらかわいそすぎるってことでやめました。最初は、木の枝から突き落とすとかもあったんだけどな。女の子に惚れたからイジメちゃうってやつ。なんかね、途中でCVが山口勝平さんになってきて。『あたしんち』の藤野っぽくなってきたな~って思ったら、もうイジメなんてさせられなくなってきちゃって。(カリガネがナスオになって、ハヤブサがユズヒコになった……わけではないけど)   小説を書いてると、時折、声が想像できちゃうキャラが生まれます。(まったく生まれない時もあるけど) 生まれると性格づけとか楽になるけど、逆にイメージできたキャラに引きずられるので、注意が必要になる。声の魔力。恐ろしや。  これからも、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
  • スコウキャッタ・ターミナル

    第34章 スコウキャッタ・ターミナル再び【終】

    友達の前で優勝杯に吐いた妹のくまのぬいぐるみを、エレンは捨ててしまう。すると妹は猫に変身! しかも謎の二人組に追われてーー 空飛ぶトラムで不思議な世界にやってきたエレンは、ピーターパン症候群の王子とわがまま王女を仲間に加え、果たして妹を人間に戻せるのでしょうか? ●これまでのお話 太陽が戻ってくる前に、家に帰ることにしたエレンとレネ猫。二人を乗せた列車は、かつて空飛ぶトラムが乗り入れた「スコウキャッタ・ターミナル」へ向かう。出口もなく、どこまでも平行なプラットホーム群から帰る方法とはーー  長かったきょうだいの物語がついに完結です。
  • ボクの妹は空を飛べない。~父さんが拾ってきたのは“人間”の子どもでした~

    四十一、風早。(六)

     「今日から、この子はお前の妹だ」  鳥人族の少年、ハヤブサ。長く里を離れていた彼の父、鳥人の族長が拾ってきたのは人の子。森でさまよっていたとかで、ボッロボロのガッリガリの幼い女の子。  「人の子が、ボクの妹!?」  「この子の世話は、お前にまかせた」  父親に、無理やり人の子を押し付けられたハヤブサ。  「なんで、ボクがお世話しなくちゃいけないんだ!」  それも、よりにもよって、人の子なんて!  鳥人と人は仲が悪い。森は鳥人のもの。野は人のもの。そう太古の昔に神々が定めたのに。人は自分たちを神の末裔だとか言って、世界を自分たちのものへと作り替えていく。鳥人の森を奪っていく。  そんな、憎くて、大っきらいな人の子の世話。  イヤでイヤでしょうがないのに、人の子はハヤブサにとっても懐いて……?  「……少しだけだからな。ちゃんとお世話しないと、父さんに怒られるからな」  しぶしぶ、人の子の世話をするハヤブサ。  鳥人の兄と人の子の妹。どんだけ嫌っても、ずっと自分を慕って懐いてくる人の子。ハヤブサたちに出会う前、心を砕かれ声を失うような目に遭った人族の少女。  「メドリは、ちょっと翼をなくしただけの女の子だ」  少女に「メドリ」と名付けたハヤブサ。彼と、彼の仲間、そして他の鳥人たちも、メドリを受け入れ始めた。――けれど。  彼女が手にする薄桃色の勾玉。森に突き立てられた剣。彼女を求める人の皇子。  メドリには、なにか秘密があるようで――!?  はるか昔、神々の時代が終わり、人の時代が始まる少し前の世界の物語。 ―――――――  第四十一話です。  おおーっと。ここで恋愛が大進展しましたよ。降って湧いたような恋愛ステージ。  「雲雀は 天に翔ける 高行くや速総 吾が手取らさね」  これは、『古事記』で女鳥王が隼別皇子に仁徳天皇を倒すように決起を促したとされる、「雲雀は 天に翔ける 高行くや 速総別 鷦鷯取らさね」(ヒバリは空を翔ける。それより高い所を飛ぶハヤブサよ、早くミソサザイ(仁徳天皇の名前は大鷦鷯命)を獲って(倒して)おしまいなさい)から。ちょっとだけ変更しました。フフ。  こうしてみると、ホント、『古事記』にベッタリ寄りかかりながら書いてるな、自分。  金色に輝くススキの原での追いかけっこ。絵にはなりますが……なりますが、実際にはやりたくない。ススキの切れ味、なめんな。そんなことしたら、あちこち切り傷だらけですよ。おっそろしい。  でもまあ、絵にはなるので書きました。この後、メドリやハヤブサがお湯屋で「ピャッ!」ってなっても、だんごは知りません。お風呂、辛いだろうなあ。(他人事)  これからも、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
  • ばけもの子供の物語 人工

    人工的に生み出されたばけものの話。(※重複投稿作品)リィズ・ブランディシュカ 感想に返信できませんが、いただいたものは全て読ませてもらっています。ありがとうございます。執筆の励みになります。
  • 百年後も読まれる名作 オペラ座の怪人  感想

    子ども向けのオペラ座の怪人、児童書を買ってしまいました。 どんな内容なのと思ったら、原作、舞台、ミュージカルの色々名部分を混ぜてアレンジしたような内容でした。 斬新だなあと思いつつ、これはこれてせおもしろい。 新しいオペラ座を書きたくなってしまいました。
  • ボクの妹は空を飛べない。~父さんが拾ってきたのは“人間”の子どもでした~

    三十六、風早。(一)

     「今日から、この子はお前の妹だ」  鳥人族の少年、ハヤブサ。長く里を離れていた彼の父、鳥人の族長が拾ってきたのは人の子。森でさまよっていたとかで、ボッロボロのガッリガリの幼い女の子。  「人の子が、ボクの妹!?」  「この子の世話は、お前にまかせた」  父親に、無理やり人の子を押し付けられたハヤブサ。  「なんで、ボクがお世話しなくちゃいけないんだ!」  それも、よりにもよって、人の子なんて!  鳥人と人は仲が悪い。森は鳥人のもの。野は人のもの。そう太古の昔に神々が定めたのに。人は自分たちを神の末裔だとか言って、世界を自分たちのものへと作り替えていく。鳥人の森を奪っていく。  そんな、憎くて、大っきらいな人の子の世話。  イヤでイヤでしょうがないのに、人の子はハヤブサにとっても懐いて……?  「……少しだけだからな。ちゃんとお世話しないと、父さんに怒られるからな」  しぶしぶ、人の子の世話をするハヤブサ。  鳥人の兄と人の子の妹。どんだけ嫌っても、ずっと自分を慕って懐いてくる人の子。ハヤブサたちに出会う前、心を砕かれ声を失うような目に遭った人族の少女。  「メドリは、ちょっと翼をなくしただけの女の子だ」  少女に「メドリ」と名付けたハヤブサ。彼と、彼の仲間、そして他の鳥人たちも、メドリを受け入れ始めた。――けれど。  彼女が手にする薄桃色の勾玉。森に突き立てられた剣。彼女を求める人の皇子。  メドリには、なにか秘密があるようで――!?  はるか昔、神々の時代が終わり、人の時代が始まる少し前の世界の物語。 ―――――――  第三十六話です。  風早=かざはや。風が強く吹くこと。風の激しい土地。  素珥山(そにやま)は現在の曽爾山。ススキで有名な曽爾高原がある、奈良県の山(っていうか、その一帯)でございます。  『古事記』において、隼別皇子と女鳥王が仁徳天皇の軍によって殺された所。彼らは、難波高津宮(難波宮、大阪城の近く)から伊勢に向かって逃げて、明日香村の東、倉橋山を越えて宇陀、さらに東、曽爾山で追手に捕まるという、逃走経路。おそらく、竹内街道(丹比道)から横大路からの倉橋山、その先の伊勢本街道を通って伊勢に行こうとしたのかな、と。これだと、西から東、伊勢までズバーンとまっすぐ一直線ですが……。山、すごいよ? 身を隠すには最適だけど、山すごいよ?(何度でも言う) それぐらいなら、津(古名は安濃津)の方に出る初瀬街道のがマシ。そっちも山多いけど。  『日本書紀』だと二人は、伊勢国まで逃げて、「コモシロノ」で殺され、「イオキ川」のほとりに埋葬されたとあるんだけど、それ、ドコ? そんな地名、三重県民だけど知らんのだよ。誰か教えてくだされ。  これからも、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
  • みかんちゃんの魔法日和

    不思議な夜の おひなさま4(完)

    この世界と似ているけれど、神様の存在も知られていて、 神の使いである魔法使いも、普通の人を助けながら一緒に暮らす、平和な世界。 普通の人と同じ学校に通っている 10歳の魔法使い、みかんちゃんの日常物語です。 時系列で並べているため、番外編を先にしています。 ☆不思議な夜の おひなさま(全4回) (ひな祭り) 朝に見ると、毎日のように、ひな人形が動いた跡があると、同じ学校の1年生から相談されます。 一体何が起きているのか、みかんちゃんは泊まり込みで調査します。 14歳の時から、個人的に書いている作品。 特に起点もなく、主人公さえいれば成り立つ話なこともあり、最長です。 他の作品よりも設定に凝りまくっていたり、クラスメートなどのキャラクター数が多かったりと、わかりにくいところがあります。 私の代表作なので載せておきます。 ファンタジー要素の他に、友情とか、親子愛とか、物を大切に思う気持ちとか、 いろんな愛情を盛り込みたいと考えました。
  • 恐怖の物語

    恐怖の物語 第三章 幽霊の物語

    幽霊たちの物語。(※重複投稿作品)枯谷落葉 感想に返信できませんが、いただいたものは全て読ませてもらっています。ありがとうございます。執筆の励みになります。 2023.11.24簡易チェック
    14,776文字pixiv小説作品
  • 花を作る

    お花を買うお金がなかったから、お見舞いの花を折り紙でつくる。そんな話。(※重複投稿作品)リィズ・ブランディシュカ 感想に返信できませんが、いただいたものは全て読ませてもらっています。ありがとうございます。執筆の励みになります。
  • ボクの妹は空を飛べない。~父さんが拾ってきたのは“人間”の子どもでした~

    二十四、風巻。(三)

     「今日から、この子はお前の妹だ」  鳥人族の少年、ハヤブサ。長く里を離れていた彼の父、鳥人の族長が拾ってきたのは人の子。森でさまよっていたとかで、ボッロボロのガッリガリの幼い女の子。  「人の子が、ボクの妹!?」  「この子の世話は、お前にまかせた」  父親に、無理やり人の子を押し付けられたハヤブサ。  「なんで、ボクがお世話しなくちゃいけないんだ!」  それも、よりにもよって、人の子なんて!  鳥人と人は仲が悪い。森は鳥人のもの。野は人のもの。そう太古の昔に神々が定めたのに。人は自分たちを神の末裔だとか言って、世界を自分たちのものへと作り替えていく。鳥人の森を奪っていく。  そんな、憎くて、大っきらいな人の子の世話。  イヤでイヤでしょうがないのに、人の子はハヤブサにとっても懐いて……?  「……少しだけだからな。ちゃんとお世話しないと、父さんに怒られるからな」  しぶしぶ、人の子の世話をするハヤブサ。  鳥人の兄と人の子の妹。どんだけ嫌っても、ずっと自分を慕って懐いてくる人の子。ハヤブサたちに出会う前、心を砕かれ声を失うような目に遭った人族の少女。  「メドリは、ちょっと翼をなくしただけの女の子だ」  少女に「メドリ」と名付けたハヤブサ。彼と、彼の仲間、そして他の鳥人たちも、メドリを受け入れ始めた。――けれど。  彼女が手にする薄桃色の勾玉。森に突き立てられた剣。彼女を求める人の皇子。  メドリには、なにか秘密があるようで――!?  はるか昔、神々の時代が終わり、人の時代が始まる少し前の世界の物語。 ―――――――  第二十四話です。  物語、ガシガシ動かします。ノンビリ兄妹物語はここで終わりです。  これからも、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
  • ボクの妹は空を飛べない。~父さんが拾ってきたのは“人間”の子どもでした~

    七、野分。(七)

     「今日から、この子はお前の妹だ」  鳥人族の少年、ハヤブサ。長く里を離れていた彼の父、鳥人の族長が拾ってきたのは人の子。森でさまよっていたとかで、ボッロボロのガッリガリの幼い女の子。  「人の子が、ボクの妹!?」  「この子の世話は、お前にまかせた」  父親に、無理やり人の子を押し付けられたハヤブサ。  「なんで、ボクがお世話しなくちゃいけないんだ!」  それも、よりにもよって、人の子なんて!  鳥人と人は仲が悪い。森は鳥人のもの。野は人のもの。そう太古の昔に神々が定めたのに。人は自分たちを神の末裔だとか言って、世界を自分たちのものへと作り替えていく。鳥人の森を奪っていく。  そんな、憎くて、大っきらいな人の子の世話。  イヤでイヤでしょうがないのに、人の子はハヤブサにとっても懐いて……?  「……少しだけだからな。ちゃんとお世話しないと、父さんに怒られるからな」  しぶしぶ、人の子の世話をするハヤブサ。  鳥人の兄と人の子の妹。どんだけ嫌っても、ずっと自分を慕って懐いてくる人の子。ハヤブサたちに出会う前、心を砕かれ声を失うような目に遭った人族の少女。  「メドリは、ちょっと翼をなくしただけの女の子だ」  少女に「メドリ」と名付けたハヤブサ。彼と、彼の仲間、そして他の鳥人たちも、メドリを受け入れ始めた。――けれど。  彼女が手にする薄桃色の勾玉。森に突き立てられた剣。彼女を求める人の皇子。  メドリには、なにか秘密があるようで――!?  はるか昔、神々の時代が終わり、人の時代が始まる少し前の世界の物語。 ―――――――  第七話です。  イヒトヨ。フクロウの古語。森の賢者としてふさわしい名前かなと。なんか、年齢不詳のババさまになっちゃったけど。(なんか、ねるねるねるねとかしてそうなイメージ) 『古事記』に出てくる飯豊青皇女とは、まったくの無関係。なんだけど。仁徳天皇(大鷦鷯尊)、武烈天皇(小長谷若雀尊)、崇峻天皇(長谷部若雀尊)と、古墳~飛鳥あたりの皇族は鳥の名前率高いんだよな。そして雀率高し(笑)  倭健命の魂も白鳥になるし。おそらく、「鳥」というものに、なんらかの畏敬の念みたいなものを持ってたんでしょうね。しらんけど。  これからも、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
  • みかんちゃんの魔法日和

    不思議な夜の おひなさま3

    この世界と似ているけれど、神様の存在も知られていて、 神の使いである魔法使いも、普通の人を助けながら一緒に暮らす、平和な世界。 普通の人と同じ学校に通っている 10歳の魔法使い、みかんちゃんの日常物語です。 時系列で並べているため、番外編を先にしています。 ☆不思議な夜の おひなさま(全4回) (ひな祭り) 朝に見ると、毎日のように、ひな人形が動いた跡があると、同じ学校の1年生から相談されます。 一体何が起きているのか、みかんちゃんは泊まり込みで調査します。 14歳の時から、個人的に書いている作品。 特に起点もなく、主人公さえいれば成り立つ話なこともあり、最長です。 他の作品よりも設定に凝りまくっていたり、クラスメートなどのキャラクター数が多かったりと、わかりにくいところがあります。 私の代表作なので載せておきます。 ファンタジー要素の他に、友情とか、親子愛とか、物を大切に思う気持ちとか、 いろんな愛情を盛り込みたいと考えました。
  • ボクの妹は空を飛べない。~父さんが拾ってきたのは“人間”の子どもでした~

    十五、陽炎。(一)

     「今日から、この子はお前の妹だ」  鳥人族の少年、ハヤブサ。長く里を離れていた彼の父、鳥人の族長が拾ってきたのは人の子。森でさまよっていたとかで、ボッロボロのガッリガリの幼い女の子。  「人の子が、ボクの妹!?」  「この子の世話は、お前にまかせた」  父親に、無理やり人の子を押し付けられたハヤブサ。  「なんで、ボクがお世話しなくちゃいけないんだ!」  それも、よりにもよって、人の子なんて!  鳥人と人は仲が悪い。森は鳥人のもの。野は人のもの。そう太古の昔に神々が定めたのに。人は自分たちを神の末裔だとか言って、世界を自分たちのものへと作り替えていく。鳥人の森を奪っていく。  そんな、憎くて、大っきらいな人の子の世話。  イヤでイヤでしょうがないのに、人の子はハヤブサにとっても懐いて……?  「……少しだけだからな。ちゃんとお世話しないと、父さんに怒られるからな」  しぶしぶ、人の子の世話をするハヤブサ。  鳥人の兄と人の子の妹。どんだけ嫌っても、ずっと自分を慕って懐いてくる人の子。ハヤブサたちに出会う前、心を砕かれ声を失うような目に遭った人族の少女。  「メドリは、ちょっと翼をなくしただけの女の子だ」  少女に「メドリ」と名付けたハヤブサ。彼と、彼の仲間、そして他の鳥人たちも、メドリを受け入れ始めた。――けれど。  彼女が手にする薄桃色の勾玉。森に突き立てられた剣。彼女を求める人の皇子。  メドリには、なにか秘密があるようで――!?  はるか昔、神々の時代が終わり、人の時代が始まる少し前の世界の物語。 ―――――――  第十五話です。  陽炎=かぎろひ。明け方、東方に見える光。  七年過ぎました。いつの間にやら七年過ぎました。  ハヤブサ=十五歳。メドリ=十二歳。  ここからの話、八歳のままでは進められないエピソードだらけだったので、一気に年齢引き上げです。一話進んだら一気に歳取る荒技発動です。  これからも、よろよろしくお願いいたしますm(_ _)m
  • 恨み言

    アップするの忘れてた。以前twitterでお世話になっているめめこさんとオフ会したときに差し上げたもの。 三巻ラスト後のキティさん。
  • スコウキャッタ・ターミナル

    第30章 ゾフィの秘密

    友達の前で優勝杯に吐いた妹のくまのぬいぐるみを、エレンは捨ててしまう。すると妹は猫に変身! しかも謎の二人組に追われてーー 空飛ぶトラムで不思議な世界にやってきたエレンは、ピーターパン症候群の王子とわがまま王女を仲間に加え、果たして妹を人間に戻せるのでしょうか? ●これまでのお話 極夜と太古のものたちがやってきて、王都は大混乱。エレンやリンたちとはぐれた、アルフォンス&ガストン、アルベルトとゾフィーの前に、太古のものたちが迫ってきてーー
  • Degerini bil

    3巻ラスト後捏造。ヌーダとの戦いで記憶喪失し、精神的に幼児退行してしまったナサニエルとキティさんのお話。 嫌な予感した方は逃げてください。
  • スコウキャッタ・ターミナル

    第27章 極夜

    友達の前で優勝杯に吐いた妹のくまのぬいぐるみを、エレンは捨ててしまう。すると妹は猫に変身! しかも謎の二人組に追われてーー 空飛ぶトラムで不思議な世界にやってきたエレンは、ピーターパン症候群の王子とわがまま王女を仲間に加え、果たして妹を人間に戻せるのでしょうか? ●これまでのお話 ランプ星と燃料を求めて、氷の民をたずねたエレンたちは例の二人組と遭遇する。 猫を追う彼らは、なんと、ランプ星を盗んだアルベルトの知り合いだった。 移動手段を手に入れるも、依然猫もランプ星も行方不明のまま、極夜がやってきてーー

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