概要
1962年1月15日生まれ。小説家・政治家の石原慎太郎の次男。兄は政治家の石原伸晃、長弟は政治家の石原宏高、次弟は画家の石原延啓。
小学校から大学まで慶應義塾に通った(幼稚舎⇒普通部⇒高等学校を経て、慶應義塾大学経済学部経済学科卒)。
大学在学中の1982年、叔父の石原裕次郎の入院先に見舞いに行った際に映画関係者にスカウトされ、石原プロモーションに入所。同年の映画『凶弾』にて俳優としてデビュー。石原プロが関係する作品を中心に俳優活動を行う。1989年に石原プロを退所。以降も俳優として時代劇から現代を舞台とするサスペンスまでさまざまな作品に出演する。
1997年にウェザーマップの創業者である森田宏光に勧められて気象予報士試験に挑戦し、合格。資格を活かして、FNNスーパーニュースで10年以上にわたり関東ローカルの天気コーナーを担当した。
また、同年に俳優としてステップアップするべく若手に混じって★☆北区つかこうへい劇団に入団。この頃からタレント活動にも力を入れるようになる。
私生活では2002年に12歳下の皮膚科医と結婚。一男一女の父である。
人物
太眉の「濃い」顔立ちが特徴的で、愛称の一つに「まゆげ」がある。『中井正広のブラックバラエティ』でよく呼ばれていた。
兄曰く「うちの家計の中では一番IQが高いが、それゆえ何を考えているかよくわからないところがある」とのこと。
真面目でこだわりの強い人物であり、一見脈絡ない話が急につながったり、普通の人はスルーしてしまうようなことにムキになったりすると出演番組のプロデューサーからも言及されている。
短気でマイペース、感情豊かな人柄であり、すぐ笑い、すぐ怒り、すぐ泣く。何かと声を荒げる場面が多いが、これは半ば持ちネタのようなものであり、笑いに持っていけないようなシリアスな場面では冷静に淡々と自分の意見を話している。本人によれば「本気で怒っている時」にこのような話し方になるとのこと。
バラエティ番組ではその性格や華麗なる一族の出身であることをいじられまくっており、そのいじられっぷりから本職=お笑い芸人疑惑があるほど(なお、いじられるのは「番組の趣旨を無視して自分の好きなように行動しがち」という本人の自分勝手とも言える気ままさや、いじられた際に「うるせーなー!」とすぐさま反応するところも関係している)。
「天気予報が当たらない」とネタにされている。
地理マニアである。城やダム、鉄道(特に模型と路線)、灯台、山脈が好き。そのためか、クイズ番組では地理問題に滅法強く、時折Qさまですっかり二大王者と化しているカズレーザーや宇治原史規を食う程でもある。また、慶應義塾大学出身というのも決して伊達ではなく、インテリ芸能人として結果をしっかりと出している事も多い。
長嶋一茂とは「偉大なる父」を持つお坊ちゃんという共通点があり、仲も良く何かとコンビになることが多いが、一茂からは「(正式な)コンビじゃない」とコメントされている。二人で番組を持ったことがあるほか、ここに高嶋ちさ子を加えた『ザワつく!金曜日』でも共演している。
また、同年代の(奇しくも「二世タレント」同士でもある)佐藤浩市や中井貴一とは俳優としてほぼ同期にあたり、よきライバルとして活動を意識しているという。