石原裕次郎
4
いしはらゆうじろう
日本の俳優・歌手・実業家、そして嵐を呼ぶ男。
1934年12月28日、兵庫県神戸市生。北海道小樽市、神奈川県逗子市で育つ。
1956年、兄・慎太郎の小説『太陽の季節』を原作とした映画で俳優としてデビュー。
以降、日活の看板スターとして映画『嵐を呼ぶ男』『狂った果実』、TV『太陽にほえろ!』『大都会』『西部警察』など代表作多数。
1963年、石原プロを設立。(所属俳優には渡哲也、舘ひろし、神田正輝等)
1981年に解離性大動脈瘤を発症し、手術を受けた。手術の成功率、つまり裕次郎の生還率は3%だったが、奇跡的に生還を果たした。が、1984年に癌を患う。
1987年7月17日、肝細胞癌にて死去。満52歳没(はからずも、18年前の同じ日に市川雷蔵も癌で死去している)。
コメント
コメントが未記入です
pixivに投稿されたイラスト
すべて見るpixivに投稿された小説
すべて見る1986年4月 山村刑事殉職
滅茶苦茶今更ですが新年あけましておめでとうございます。 ブックマークやいいねにフォロー、閲覧等、皆様にはいつも大変お世話になっています。 今年もどうぞよろしくお願いします。 昭和の刑事ドラマの金字塔、太陽にほえろ! 戦後の大スター石原裕次郎演じる七曲署藤堂ボスの下、個性豊かな多くの刑事達が躍動したこのドラマ。 その七曲署において番組開始当初から不動のナンバー2で「落としの山さん」の異名を持ち、ある意味ボス以上に若手刑事達へ現場の刑事としての存在感を発揮し続けた露口茂演じる山村精一刑事。 萩原健一や松田優作といった多くのスターを輩出しながら、その交代劇が殉職として代名詞と化したこのドラマにおいて、その役回りは番組の長期化につれ新人刑事のみならず、次第に番組開始当初からのオリジナルメンバー、ベテラン刑事達にも回り始め。 殿下、ゴリさん。そして遂には山さんまで。 十五年近く毎週毎週続き、総勢11名ものレギュラー刑事の殉職者を出したこのドラマで、最後の殉職者こそがボスに次いで番組の顔だった山さん。 第691話「さらば!山村刑事」より 以下が当時のメンバー 藤堂俊介(ボス)……石原裕次郎 西條昭(ドック)……神田正輝 島津公一(デューク)……金田賢一 澤村誠(ブルース)……又野誠治 水木悠(マイコン)……石原良純 岩城令子(マミー)……長谷直美 井川利三(トシさん)……地井武男 山村精一(山さん)……露口茂 黄昏が街を包む時、去りゆく者への悲しみを込めた風が舞う。 昭和の末、一人の偉大な刑事が死んだ――。12,552文字pixiv小説作品