概要
よく知られているものは、航海中の船舶が暗闇や霧の中で障害物に当たったり航路を見失ったりしないよう、道しるべとして光を送り出しているものである。
ほとんどは岬や半島の先端など海沿いに見られる。
周囲にほかの建造物が無いことが多く、ぽつんと建っている灯台は旅愁を誘うのか、よく観光ガイドに取り上げられていたり絵の題材になったりする。
また諺(ことわざ)に「灯台下暗し」(身近な事にはかえって気が付きにくいこと)とあるが、こちらの灯台は平安時代に室内照明として使われていた道具のことである。
長い脚の上に油を入れた皿を載せ、芯を入れて火をともすものであった。