概要
シャンデリア(chandelier)とは、照明器具の一種である。ガラスや金属などで華やかに装飾した室内灯。通常、天井からつり下げて用いる。
フランス語ではシャンドリエと読み、「chandelle(ろうそく)を立てて使うもの」という意味である。
chandelleの語源はラテン語の「カンデレ(candere … 輝く、明るくする)」に発しており、キャンディレブラム(多枝灯)やカンテラ(手提灯)と同種の派生語。
広く「ろうそくを立てて使う燭台」を意味するが、日本では「シャンデリア=天井より吊り下げて使う多灯型照明具」を指している。
日本では近年、ろうそくを模した電球を取り付けた小型のシャンデリアが、インテリア照明として人気である。
14世紀ごろに登場した初期のシャンデリアは、教会や修道院などの大きなホールを効果的に照らすために、多くのろうそくを天井に吊り下げて置くための道具だった。
やがて17~18世紀ごろから美術的にデザインされ、富裕層の家や宮殿などに欠かせぬ装飾照明具となっていった。
なお、ゲームやサスペンスでは凶器として用いられることが多いが、これはおそらく「オペラ座の怪人」から派生したネタであると思われる。この影響からやたらトラップ扱いされることも少なくない。
pixivでは主に背景として描かれる。ろうそくを立てるクラシックタイプ、電球を取り付けるモダンタイプの両方が使われている。
関連イラスト
関連タグ
家具 照明 / 照明器具 インテリア
ろうそく 燭台 電球 ガラス
洋館 城 / お城 教会 修道院 舞踏会
ゴージャス きらびやか
ベッドメリー
カンデラ カンテラ キャンドル チャンドラー チャンドラ … 同語源の言葉
シャンデラ … シャンデリアをモチーフとしたポケモン
『エースコンバット6』におけるシャンデリア
エースコンバット6に登場する架空兵器。
ストーンヘンジ同様に小惑星ユリシーズの迎撃用に開発されたが砲身旋回機構などの技術的困難から間に合わず、砲身の一部を建造した段階で開発は放棄されていた。
このような兵器は戦後の軍事転用が危惧されており、世界的な開発差し止めの動きもあった。
その後、内戦中期に東部軍閥により開発は再開、完成したものの大量の電力を消費する事と放熱に問題を抱えており、エメリア・エストバキア戦争末期の最終手段として使用されるまでまで実際に使用されることは無かった。
砲身の巨大化による照準の為の砲身旋回の問題は巨大な氷塊を基礎とし、HMD(Magneto-Hydro-Dynamics - 電磁誘導型磁気流体力学)推進により巨大な氷塊ごと旋回させることで解決。
スタウロス(苦しみの杭)と呼ばれる複数の巡航ミサイルを格納したミサイルコンテナ弾頭をレールガンにより投射する。
これは小惑星片迎撃を目的とした頃から変わっていない。
目標付近までは噴射炎も無く超音速巡航を行うため発見は困難となっている。
アネア大陸の北極海のラーズグリーズ海峡に建造された。
多くの冷却装置を搭載しており、これらが作動しない際の非常用の冷却機構として砲身が上下に展開して内部が露出して放熱を行う機構も搭載されている。
エストバキアの占領下にあったエメリア共和国首都グレースメリアの奪還が行なわれた後、エストバキアによるグレースメリアへの無差別攻撃に使用される。
エメリア空軍の航空戦力による破壊作戦中に構造上の弱点含めたデータをエストバキアのヴォイチェク中佐より入手したことで効率的に破壊された。
グレースメリア側の兵の発言からボルツマン条約(詳細不明。ストーンヘンジ同様の長射程砲の制限、もしくは大量破壊兵器禁止条約や弾道ミサイル制限条約の類だろうか?)回避の構造となっているようだ。