概要
タートルズ最初のアニメ化作品。
今の作品の基礎となっている設定はだいたいこのアニメで固まった。例としてはタートルズの鉢巻の色等。
日本版のタイトルロゴには、「ティーンエイジ」がついていない(またコナミからリリースされた初のゲーム作品のタイトルも「激亀忍者伝」となっている)。タートルズのアニメOPとシリーズの最初のシーズンは、80年代に当時の日本のアニメーターによって作られた。リンクテキスト
また、日本ではBS版、地上波版、ビデオ版と3種類の吹き替えがあり非常に豪勢だった。特に地上波版は色々な意味で有名で、タートルズと言えば真っ先にこの地上波版を思い浮かべる人も多い。
全10シーズン193話が制作され、日本では種類によって異なるが、一番長い地上波版で193話中102話程度が放送さた。現在も人気は高く、新亀のタートルズやニック亀のタートルズとも共演を果たし、特にニック亀の吹き替えでは当時の地上波のキャストがタートルズを担当しており、クランゲも声質は変わったが当時の梅津秀行が担当している。
作風は殺伐としていた原作から子供たちに受け入れてもらえるようにと基本明るくコミカルになっているが、シーズンによってはよりコメディ要素が増えたりシリアス寄りになったりする。
日本では未放映となるシーズン7中盤以降はコメディ要素が薄れてアクション重視の作風になり、シーズン8以降通称「レッドスカイシーズン」ではコメディ要素が完全に消えたシリアスなストーリーへ変貌する。レッドスカイシーズンの由来は、常に空の色が暗い赤色で描写されていたところから。
OPや主題歌、ロゴも変更され、キャラデザインも当時の実写映画に近いものになり、更にシーズン9以降はシュレッダーらも登場しなくなってこれまでとは全く違う敵が現れ、タートルズが怪物に変身したりする等、シーズン7までとは事実上別物となっている(この大幅な路線変更は「バットマン」や「X-MEN」の影響を強く受けたためと言われている)。
あまりにも雰囲気が変わりすぎたためか海外でも半ば黒歴史扱いされており、後のクロスオーバーでもいずれもこのシーズン8以降の設定やストーリーに触れられることは無い。
本作と次回の新亀は日本で一切DVD等のディスク媒体化はされていない(新亀は日本吹き替え版DVDが2010年に発売予定だったが中止になっている)。
ニック亀のみ日本で放映されたシーズン1がDVD化されているほか、Amazonビデオ等で視聴可能となっている。
ファンは旧亀と新亀のディスク媒体化はまだかまだかと今日も枕をミュータンジェンで濡らしている。
実写映画化もされているが、アニメとは全く別のストーリーとなっている。
他シリーズとの違い
まずタートルズの主な違いは
- 全員黒目
- 丸っこい
- 腰にイニシャルの入ったバックルをしている
等といった箇所があげられる。
その他キャラクターについては
- スプリンターはヨシ・ハマト(ヨシハマ・タケシ)本人
- エイプリルはチャンネル6のリポーター
- シュレッダーはフット団アメリカ支部長、そしてサワキちゃん
等と言った箇所がある。
キャスト
キャラ名 | 地上波版 | ビデオ版 | BS2版 | 実写映画版 |
---|---|---|---|---|
レオナルド | 中村大樹 | 大塚芳忠 | 堀内賢雄 | 堀内賢雄 |
ラファエロ | 柴本浩行 | 塩沢兼人&塩屋翼(13巻以降) | 亀山助清 | 中尾隆聖 |
ミケランジェロ | 桜井敏治 | 吉村よう&三ツ矢雄二(13巻以降) | 高宮俊介 | 龍田直樹 |
ドナテロ | 宇垣秀成 | 東富士郎&島田敏(13巻以降) | 古田信幸 | 草尾毅 |
スプリンター先生 | 梅津秀行 | 小林清志 | 藤本譲 | 八奈見乗児 |
シュレッダー | 梁田清之(サワキちゃん) | 千田光男 | 内海賢二 | 柴田秀勝 |
エイプリル・オニール | 篠原恵美 | 土井美加 | 冨永みーな | 勝生真沙子 |