概要
米国ではフォックス放送内の4KIDSTV(旧:Fox Box)にて、シーズン7からCWテレビジョンネットワークで放送。旧亀とは作風やキャラクターデザインが大幅に異なり(デザインや設定は比較的原作に忠実:キャラクターの頭身が上がり、筋肉モリモリマッチョマンになり、タートルズは鉢巻きをしている間瞳から黒目がなくなり、スプリンターは老齢)、サワキちゃんも冷徹な悪役となっている。
日本では2007年4月2日~2008年3月31日にかけてテレビ東京系にて毎週月曜夕方6:00(アニメ530枠後半)から放送していた。放送開始当初はフィギュアグッズなどを発売していたが、人気があまり出なかったのか番組は話数を残したままヒーローマンのような打ち切りの形で終わってしまいDVD化もされていない。実質的な制作は韓国の同友アニメーションが担当している。
米国ではシーズン7まで放送され、日本はその2シーズンまでが放送された。
シーズン5は「Ninja Tribunal」というサブタイトルが付けられたが、このシーズンのみ制作会社の意向で放送されず、DVDで発売されたのみとなっている。
シーズン6は「FAST FOWARD」というサブタイトルが付けられ、99年後にタイムスリップしたタートルズ達の活躍が描かれる。このシーズンからカートゥーン調の強い絵柄になり、色彩も明るく華やかになっているほか、タートルズ4人の体格差が生じるようになっている。
シーズン7は「BACK TO THE SEWER」というタイトルが付けられ、この作品のみタートルズは全員ハチマキをした状態でも黒目が見えていた。またシーズン6からよりカートゥーン色が強められ、タイトルロゴのデザインも変わっている。
また【Turtles Forever】という1987年版と2003年版が共演するスピンオフ映画作品もあるが、他の作品同様日本では未放送である。
余談
日本語版は1987年版と同じテレ東放映の為か、脚色による独自のギャグやアドリブが多い。また、放映局によっては週ごとの本編終了後にレオナルドが「ガレッジセールのお2人、この後はよろしく!」と言った後に次番組「ガレッジ×ビレッジ」の司会・ガレッジセールのゴリが「はいはーい、任せとけ!」と受け答えるジャンクションが使用されている。テレビ東京版ではポケモンショックの問題で残像処理などのさまざまな修正を見られたが、日本国外版ではそのままである。
また、諸般の事情で製作中止となった未放映エピソードが複数存在している。
他シリーズとの違い
- 全員鉢巻上からは白目(外すと瞳が見える)
- 頭身が高くやや角ばった筋肉質
- 体色や鉢巻を外した時の瞳の色に差がある
- エイプリルのデザインは前作だとレポーターだったが、今作は科学者になっている。
等といった箇所があげられる。
キャスト
- レオナルド:柿原徹也
- ラファエロ:宮下栄治
- ドナテロ:うえだゆうじ
- ミケランジェロ:勝杏里
- スプリンター先生:樫井笙人
- エイプリル・オニール:加藤優子
- ケイシー・ジョーンズ:川島得愛
- シュレッダー:宇垣秀成
- バクスター・ストックマン:山脇〆紀
- ハン:小伏伸之
- カライ:魏涼子
- ドラゴン・フェイス:四宮豪
主題歌
オープニングテーマ
- 「情熱の風」 歌・演奏:THEイナズマ戦隊、レーベル:日本クラウン 作詞:上中丈弥、作曲:THEイナズマ戦隊、編曲:白井良明&THEイナズマ戦隊
- 「PERMANENT VACATION」 歌・演奏:UNDER THE COUNTER、レーベル:日本クラウン 作詞:関谷謙太郎、作曲:大隅知宇、編曲:大隅知宇+板倉真一
- 「Everybody」 歌・演奏:タートルズ4 feat.Metis,SPEECH,WISE,JAMIL、レーベル:日本クラウン 作詞:Metis/SPEECH/WISE/JAMIL 作曲:Koma2 Kaz/Jeff Miyahara
エンディングテーマ
- 「サマーファイター」 歌・演奏:鴨川、レーベル:日本クラウン 作詞:目崎清虎、作曲:目崎清虎
- 「夏の終わりがまだここにある」 歌・演奏:THE LOCAL ART、レーベル:日本クラウン 作詞/作曲:岡田悟志、編曲:岡田悟志+松岡モトキ
- 「Fighting Spirit」歌・演奏:ミライ・ドライヴ、レーベル:日本クラウン 作詞:園田凌士、作曲:松井望/園田凌士、編曲:松井望
- 「恋してキメル!」 歌・演奏:Kimeru、レーベル:日本クラウン 作詞:ROLLY、作曲:ROLLY、編曲:ROLLY
その他付け足しの特徴
・エイプリルは上記にもある通り科学者だが、腹の無い上着を着ている。
・スプリンターはヨシ・ハマトに飼われていた年老いたネズミ。
・ハンはシュレッダーの右腕となっている彼の部下。