「兵士ってのはいざって時に仲間のためなら自分の命をためらいなく投げ出す…俺はそれが嫌なんだ…」(第5話)
プロフィール
本名 | 碧勇 |
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所属 | 陸上自衛隊特殊機甲群 |
階級 | 3等陸尉(少尉) |
コールサイン | ダイダラ5⇛ブレイブ1 |
年齢 | 24歳 |
身長 | 178cm |
性別 | 男 |
誕生日 | 8月31日 |
星座 | おとめ座 |
血液型 | A |
好きなもの | トレーニング |
嫌いなもの | 騒がしいイベント |
CV | 鈴木崚汰 |
「勇気爆発バーンブレイバーン」の主人公の一人。
冷静沈着、無愛想で感情をあまり表に出さない、真面目過ぎる堅物な一面もあるが、パイロットとしての腕は一流で、自衛隊のみならず他国軍からも一目置かれている。
(公式サイトより)
概要
本作主人公の一人。
「イサミ・アオ」はキャラクター設定での表記で、作中では「アオ・イサミ」と日本式で名乗っている。
漢字表記は「碧勇」。(PVで明らかになっている)
演習では指示された方針をガン無視して単機先行しており(結果として大戦果をもぎ取ったが)、紹介されている通りの真面目というよりは「熱心」とでも評する方が適切だろう。
この手の独断クールキャラには珍しくチームワークはそれなりに重んじており、警戒管制官からの情報はきっちり活用し、自身の腕前を称えられた際には謙遜して整備士に功績を譲り、同僚との酒の付き合いにも応じている。
反面、繊細なメンタルを持ち、訓練では優秀でも実戦経験には乏しい様子であり、謎の敵ゾルダートテラーに奇襲された際には、重圧に潰されてしまい、訓練での大胆さはすっかり鳴りを潜めて指示待ち人間と化していた。
そして2話の時点で大変に不幸な目に遭っている超が付く不幸体質。
- ブレイバーンから登場時点より粘着質な愛を向けられる。
- いきなりブレイバーンに乗せられた上に、コックピット内で意味不明なBGMが流れる中、戦闘に巻き込まれる。
- ブレイバーンと意思疎通が出来たせいでCIAに拷問され、ショックで幼児退行を起こす。
- やっと解放されたと思ったらスミスにブレイバーンの所に連れて行かれる。
- 覚悟を決めて戦い抜いたら何故か服が弾け飛び(恐らく必殺技発動の反動と思われる)、全裸になったせいでブレイバーンから出られなくなり、三角座りで凹む。女性陣からはキモがられる。
- 現状、ブレイバーンがデスドライヴスに対抗できる唯一の存在であり、一度は代替の存在から搭乗を申し出られるも、ブレイバーンが「生理的に無理だ」とトンデモナイ理由で拒否するなど、イサミ以外のパイロットを受け付けないため、否応なしにブレイバーンとの周りから共闘を求められる。視聴者曰く「ストーカーと被害者をくっつけようとしてる感じ」。
この畳み掛ける様な展開もあり、第2話にして日本のX(Twitter)トレンドに「イサミかわいそう」が出てくる程に話題と成ってしまう。
上記の件で精神が限界に達したのか、3話においては全裸のままブレイバーンの中に飲まず食わずで1日半も引きこもり、しかもその間も自分を置いてけぼりで話が進んでしまい、Bパートにてブレイバーンにとうとうマジギレ。
これで吹っ切れたのか、ヤケクソ気味ながら戦闘に積極的に参加するようになる。…も、水中戦特化のゾルダードテラーとの戦いで、ブレイバーンにコックピット内をLCLっぽい液体で満たされて溺れてしまい、危うく死にかける。液体自体が酸素を供給するので事なきを得たが、「気持ちよかったのに!」と叫んでいたあたり、マジで失神していたようだ。
上記の様な不憫さが目立つものの、覚悟を決めれば恐怖を堪えて同僚を助けようとしたり、自らブレイバーンに乗り込み窮地を救う活躍を見せている為、やる時はやる男である。
3話までの悲惨な境遇と、それにも負けず戦う姿勢を見せ続けたためか、4話の予告で初めての笑顔が出た時、Youtubeの公式予告動画のコメント欄で「イサミが笑った!」と驚きと感激の声が上がっていた。
……ここまで同情を誘う主人公って近年他にいたかな……?
またロボット物の主人公というと凄惨な幼少期がある傾向が多いが、イサミ本人の過去は現時点では明らかになってはいないが果たして…?
また、エンディング「双炎の肖像」ではルイス・スミスと共にデュエットで歌唱を担当しているのだが…。
活躍
1〜3話
上記のとおりである。⇒イサミかわいそう
4話
必殺技の反動に耐えられるよう、ヒビキらによって開発されたパイロットスーツを試着。
しかし自分は謎のスーパーロボットに執着された上に半ば巻き込まれる形で正体不明の敵との戦いに身を投じる羽目になった一方で、スミスは謎の美少女…ルルに懐かれイチャイチャしながら遊んでいるように見えてしまい、除々に前回までの様々な出来事で溜まっていた不満が爆発。
(一応スミスの名誉のために言っておくと、スミスも懐かれてほぼ片時も離してもらえず苦労している。視聴者の一説では自分に懐いたのは謎のロボで向こうは美少女という格差による私怨ではないかと見る向きもある)
声を掛けてきたスミスに思わずキツく当たって突き放してしまうが、それに怒ったルルに右ストレートをかまされ豪快にきりもみ回転して吹っ飛ばされてしまった(幸いスーツのエアバッグのお陰で怪我はルルの拳を食らった左頬ぐらいで済んだ)。
しかしスミスとの空気は徐々に険悪に。そこへ見かねたブレイバーンが(パイロットスーツを褒めちぎりつつ)仲裁に入る形で「夜通し必殺技について語り合おう」と話し掛けてきたため、不機嫌なままその場を後にした(萎んだエアバッグを引き摺りながら)。
その後はブレイバーンと2人(?)で海を見ていたが自分の中の感情を看破され「イサミ。君はまだ、人というものを分かっていないようだ」と説かれ、その夜「いい場所を知っている」と廃墟の中で営業されていたバー(パブ?)へブレイサンダーで連れて行ってもらう。
出迎えてくれたのは、1話でイサミとブレイバーンに助けられた人々であった。
沢山の客やマスターに礼を述べられ、温かい言葉を掛けられるうちに自然とイサミには笑顔が戻っていた。
余談
初期設定では17歳の少年兵であり顔つきもリュウジ・サタケに似ていたらしい。
関連イラスト
関連タグ
勇気爆発バーンブレイバーン 主人公 不幸体質 自衛隊 苦労性
熱田充瑠/キラメイレッド…中の人が同じ乗り物を操縦するキャラ繋がり。ただしこちらは
- 優れた画力と想像力、それを顕現する強く特殊な精神力を持つ以外は、何の訓練も受けていないごく普通の高校生
- 初対面の相手でもすぐ打ち解けパートナーと認める(そもそも変身していない状態で恐怖に圧し潰されるどころか、好奇心から戦場でスケッチするブレイバーン並みのマイペースさを発揮)
- 傷つき凹むことはあるが、仲間や環境に恵まれ、ヒーローとして成長し、醜態を晒さず戦い抜く(やり方も機体性能や操縦技術による真っ向勝負より、咄嗟の機転や奇策で相手の意表を突くケースが多い)
など相違点が多い。