プロフィール
所属 | アメリカ海兵隊第3海兵遠征軍第3海兵師団第3TS大隊C中隊→ATFTS部隊小隊長 |
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階級 | 少尉→中尉 |
コールサイン | タイタン2→ブレイブナイツ1 |
年齢 | 24 |
身長 | 185 |
性別 | 男 |
誕生日 | 2月14日 |
星座 | みずがめ座 |
血液型 | B |
好きなもの | コミック、アニメ(ロボやヒーロー物) |
嫌いなもの | ピーマン |
CV | 阿座上洋平 |
概要
「勇気爆発バーンブレイバーン」の登場人物で、もう一人の主人公。
アメリカ軍のティタノストライドのパイロットで、小さい頃からヒーローに憧れておりロボットやヒーロー作品のオタク。中でも『機攻特警スパルカイザー』という特撮ヒーロー番組が特に気に入っているようで、自室にはポスターが貼られていたり、VHSも持っている。
陽気で気さくなムードメーカーで何者にも臆さないが、実戦時は普段と打って変わって軍人らしいシビアな面を見せている。
TS搭乗時は敵の攻撃をまさに重戦車のごとく切り抜けていく。
1話ではOPに酷似した鼻歌を歌っていた。
イサミに代わりブレイバーンにパイロットを名乗り出たが、ブレイバーンからは正義の心には共感してもらえたものの、「生理的に無理」と拒否されてしまう。
この一言でかなり心にダメージを負ったようで、言われた直後はガチ凹みしてイサミから励まされ、戦闘後もひどく落ち込んだ様子で「生理的に無理、か…」と物凄く悲しそうに呟いていた。
しかしその後、海岸で一人の少女を発見し…
エンディング「双炎の肖像」ではイサミとのデュエットを披露しているが…
活躍
1話
ティタノストライドのパイロットとして、オアフ島で開催された日米合同演習「アド・リムパック」に参加。
模擬戦闘中、独断で勇敢な戦いをする一人の日本人パイロットに触発され、自分も命令を待たずに勝手に行動するも、あえなく爆死(認定)。
単機で部隊を勝利に導いたその日本人パイロットをライバル視するようになる。彼こそ誰あろう、後に人生最大の戦友となる男、陸上自衛隊のアオ・イサミ三尉であった。
翌日、日米が敵味方に分かれる演習を好機として、イサミに一対一の勝負を申し込む。
ところが当日、デスドライヴズの襲撃によりオアフ島は孤立してしまう。
激戦の末、彼が見たものは、宇宙から飛来した正義のスーパーロボット型生命体ブレイバーンであった。
2話
敵との関与を疑われて拷問にかけられるアオ・イサミを救出、ブレイバーンへの搭乗を促す。しかしイサミはブレイバーンでの戦闘による肉体的ダメージ+拷問で精神が疲弊していたのもあって怖気に振るい幼児化まで起こしており、一旦拒否してしまう。
そこでスミスは、自身がブレイバーンのパイロットに立候補する。
ところが···
「ルイス・スミス···
すまない」。
「えっ?」
3話
ブレイバーンを旗艦とする新部隊「アライドタスクフォース(ATF)」樹立。
スミスもメンバーとなる。
浜辺で出会った謎の少女の助命に(色々あって半裸で)勤しんでいる最中、ブレイバーンとイサミが乱入。
タイミング悪く、息を吹き返した少女に押し倒されていたことから、イサミにあらぬ誤解を受けることとなる。
スミスかわいそう。
4話
ルルと名付けられた少女の世話係となる。絵面は完全にパパ。
5話
イサミは日本奪還作戦「オペレーション・アップライジング」を前に、責任感に苦しんでいた。
見かねたスミスは、彼と拳で語り合うべく、ボクシングの試合をセッティング。
激しい戦いの末、イサミが勝利し、スミスはリングに沈められる。
しかし、この試合は二人の堅い信頼関係を築く礎となった。
...こう書くと青春友情モノ的だが、途中でアクシデント(下記イラスト)が発生。そちらの趣味もおありのミユ・カトウが鼻血を出して興奮するほどだった。
6話
オペレーション・アップライジング当日、ブレイバーン・イサミと共に先陣を切り、日本に上陸。デスドライヴズに蹂躙された日本の惨状を目の当たりにする。
生存者がいなかった場合砲撃される手筈だったため、イサミは必死に生存者を探した。
制限時間が迫る中、スミスはイサミに撤退を促したが、イサミはなおも諦めず、ブレイバーンの新たな力に覚醒。間一髪で巻き込まれかけた支援部隊を葬ることなくゾルダートテラーを撃退したのであった。
スミスの諫言は軍人としては正しいものだったが、結果的にイサミにまたも手柄を取られることとなった。
7話
ブレイバーンによって、スミスが全身脱毛しており、大衆浴場では腋を隠す癖があることを、何の必然性もなく暴露されてしまう。
スミスかわいそう。
改心の兆しを見せるスペルビア(ブレイバーンとの戦闘後、諸事情で全力で戦えないと嘆き鹵獲されている)に、スミスは自分がパイロットとなることを提案。
当然地球外由来の機体に乗るなど危険であるため周囲に止められるも、「青いスーパーなライバルロボットに乗ってヒーローになれるなら、この命燃やしつくす価値ありだ!」と強行突破。
しかしコクピット内でチューブのようなものでがんじがらめにされどろどろの液体(ブレイバーンのものと同じ?)に浸かる羽目になった挙げ句、双方不適合だったのか排出され嘔吐。
スミスかわいそう。
その直後、スミスはキング提督に呼び出され、中尉に昇進が決定。
更に日米合同で開発された新型機「XM3ライジング・オルトス」のパイロットに指名され(なおオルトスは複座型だが、偶然乗り込んだルルが適応、後に正式なコパイロットとなる)、ブレイバーンを支援する独立小隊の隊長に任命される。
スミスよかったね!
だが・・・
英雄に憧れた男、その覚悟(8話)
!ネタバレ注意!
ブレイバーン支援部隊「ブレイブナイツ」の隊長となったスミスは(結果的にルルと相乗りすることになりながらも)、記念すべき最初の任務として、部下を率いて強敵クーヌスに戦いを挑む。
本来ブレイブナイツはブレイバーンの支援を専任としているが、このとき、運悪くブレイバーンは別の敵と交戦中であり、ブレイブナイツは地球のテクノロジーで作られた兵器だけでクーヌスと戦うことになってしまう。
時空間を操るクーヌスの前では力の差は歴然であり、スミスの部下たちは続々と戦線を離脱。
それどころか、時間を操るクーヌスは爆死させた部下の機体を時間を戻して爆死、また時間を戻して…と何度も死なせる悪趣味極まりない行為と、通信から聞こえる部下の断末魔と爆音の連続にスミスもクーヌスの言葉に従い、戦う決意をする。
最悪の状況を前に、スミスは賭けに出る。
彼は最後の手段としてルルを緊急射出&オルトスのアーマーをパージして全火器を展開し、クーヌスに突撃。至近距離で撃ち込んだパイルバンカーを起爆させると同時に脱出を試みる。
この一か八かの策によりクーヌスを葬ることには成功したものの、スミス自身は脱出に失敗。
凄まじい爆炎とともに、その命を散らした。
死の間際、スミスは最大の戦友であるイサミに通信し、彼に最期の言葉を送る。
「イサミ、勇気だ」
「勇気…爆発だ!」
余談
8話の反響
もう一人の主人公ともいえるスミスがヒーローになろうと努力しようやく念願のヒーローになれた直後、初陣を死花で飾ることになった衝撃的な展開に8話時点でネット上で阿鼻叫喚が巻き起こり、Xには「スミスショック」なるワードが多数飛び交う事態となった。
更に、後日公開された第九話の予告編では、これまでキャラクター二人で掛け合いするのが基本フォーマットであったにもかかわらず、今回はまさかのイサミのソロ。
「スミス・・・スミス・・・何やってんだよお前・・・」と悲痛な声を視聴者に聞かせた。
「双炎の肖像」はその絵面のインパクトからネタにされることが多かったが、8話を見たあとに聴き返してみるとどことなくスミスの覚悟などを綴っているようにもとれる(特に1番)。
本物の「ルイス・スミス」放送中に来日
現実でもルイス・スミスという名前の人物は多々いるが、ワールドカップで日本対クロアチア戦の審判を務めたルイス・スミス氏が、今作放送中に日本のサッカーの試合の主審として来日。試合中に突如ルイス・スミスの名前を聞き反応するファンが多発する珍事が起きた。
関連グッズ(?)
2024年2月11日にはワンフェスの会場内において、劇中でも着用していた「トリコロール」と書かれたTシャツが商品化されることになった。リリースはCOSPAからのため、公式品という事になる。
予約は誕生日である2月14日から。
関連タグ
ババーンと推参!バーンブレイバーン:主題歌。1話でこの曲らしき鼻歌を去り際に歌っている。
気高き英雄、爆発した勇気(9話ネタバレ注意!)
「おめでとう、ルイス・スミス」
「私たちはついに、『死』へと辿り着いたのだ!」
スミスと相打ちになったクーヌス。しかし両者とも肉体は滅んだものの、意識は精神世界に残っていた(なぜかスミスの乗機のXM3ライジング・オルトスの残骸もあった)。
魂が無へと還ってゆく瞬間の快楽に酔いしれながら、クーヌスはスミスへ「共に逝こう」と手を伸ばすが……
「俺は···」「俺たちは···」
「「世界···救ってねえ!!」」
「共に世界を救おう」というイサミとの約束を胸に、スミスはクーヌスを拒絶。
そして彼は、その有り余る思いで、オルトスの残骸と共になんとクーヌスを吸収し始めた。
「これが有機生命体の抱く感情……!!」
スミス「まだ!まだ!まだ!!まだなんだああっ!!!」
「ああ……!!私の心が……!!身体が……!!溶けていく────!!」
スミスの熱い想いに魅せられながら、歓喜の声を上げて消滅していくクーヌス。それとともに、周囲は眩い光に包まれていき………
気がつくと視界はモニターになっており、遥か上空にいた。手を見ると機械になっている。
そして、目下のオアフ島。
イサミへ向かって一目散に飛ぶ。
「そうか…俺は…」
「俺はずっと…イサミを抱いて…共に…」
「…共に戦っていたんだ!」
明かされた衝撃の真実
助けに来たぞ。」
「俺……
いや、私の名前は……“勇気爆発”、すなわち!」
「「ブレイバーンだ!!」」
そう、スミスは クーヌス、そしてオルトスを取り込んだことで機械の身体を得てスーパーロボット、ブレイバーンとなって現世に戻ってきたのである (時間軸は第1話。恐らくクーヌスの能力の影響で時空が歪んだと思われる、)。
そしてずっとイサミと共に戦ってきたのであった(それを示すべく、これまでのエピソードがブレイバーンの台詞をスミスの声に吹き替えたダイジェスト形式で流されている)。
余談(ネタバレ込み)
機械の身体を得て現世に舞い戻ったスミス≒ブレイバーンだが彼の気持ち悪いと称される言動はクーヌスに似ており、恐らく クーヌスを取り込んだことで彼女の人格が影響し語彙や感性まで受け継いでしまったのがトリガーとなってしまい、イサミへの巨大な感情が溢れてしまったと思われる。
イサミのことを知っていたのは(記憶が引き継がれていたのもあって)前提だが、やたらヒーローらしさに拘る言動・行動も全てスミスの趣味由来と思われる。
また、ブレイバーンはスミスを「生理的に無理」と拒否していたが、流石に自分自身に乗り込まれるのはいい気がしないからと考えれば合点がいく(更に言えばイサミがブレイバーンのパイロットを辞退した場合、巡り巡ってブレイバーンの自身が生まれなくなってしまうため、何としてもスミスではなくイサミを指定する必要があったとも言える)。
視聴者からは元々「スミスがロボとなり、時空を超えて過去に飛んできたのでは?」との考察が上がっていたが、まさかの的中する形となった。
イサミが初の搭乗で操作できること、ブレイ・ザ・サモンの地球機械へのハッキング能力はおそらくブレイバーン誕生の同時に取り込んだXM3ライジング・オルトス由来と思われる。
なぜスミスとクーヌスが精神世界にいたのかは謎···と思われたが、視聴者から「クーヌスが事実上時空を操る能力を持つため、意識が消える瞬間を遅らせて最期の時をスミスと満喫しようとしたためではないか(要約)」との考察が上がっている。
ファンからはブレイバーンを八つの枢要罪に当て嵌めてデスドライヴズの一味として考察されることがあり、言動から半分ネタとして色欲扱いされていたが、クーヌスの登場で疑いが晴れたのもつかの間 淫蕩≒色欲担当であるクーヌスを取り込んでブレイバーンとなったと判明したため、デスドライヴズではなかったものの結果的にブレイバーン=色欲説が実現されてしまった。
楽曲との関係
ちなみに、オープニング・エンディングの歌詞をよく見ると8話、9話の展開とブレイバーンの正体をそれとなく暗示している(というか、前述のようにエンディングやオープニングの時点でクーヌスとスミスが“交わる”伏線は張られていた)
- エンディング
「戦うことは 熔け合うことだろう」、「果てるなら語り合うまま 護るなら己を捨てながら
滾るまま 駆けながら 有るがまま 散りながら」
→ クーヌスとのやり取り、特攻する覚悟
- オープニング
「その声を辿り救い出せ 時空さえ穿つ矛となれ」
→ブレイバーンとなり、時空を越えて推参すること
真のヒーローとなった男の再会、そして(第12話ネタバレ注意!)
イーラによってブレイバーンが“破壊”され、心折られたイサミはイーラに白旗を掲げつつも死にたくないとブレイバーンのコックピットへと駆け寄る。
そこでイサミは精神世界にてスミスと再会し、ブレイバーンの正体がスミスであったということを知る(この際、感動の再会···とはいかず、左頬にストレートをお見舞いされ「爆発爆発うっせえんだよ!」とツッコまれた)。
イサミには一緒に戦えないことを謝罪しこれでも頑張ったと語り、イサミもヒーローだからと勇気爆発のその先に進むことを願い、ブレイバーンの姿と重なって精神世界の向こうへ消えていった。
現実に戻ったイサミは自身の力でブレイバーンの身体を再起動。スミス≒ブレイバーンと共に「勇気融合合身」を行い、バーンブレイブビッグバーンが誕生することとなる。
イーラを撃破した後、最後の敵であるヴェルム・ヴィータが出現。
それでも、相棒と文字通り一心同体となり心強い味方達と勇気を仲間にしたイサミにはもはや敵ではなかった(色んな意味で)。
ヴィータが倒された後、スペルビアソードとなったスペルビアと共にブレイバーンとしての体は光に包まれ、コックピットも静かにひび割れ粒子となって消滅した。
だが······
「俺も、乗っけてってもらえるかな?
何もかも、全部無くなっちまったんでね。」
「ただいま。」
スミスも肉体を持った姿で蘇り、イサミやルルと再会を果たすのだった(この時は3人とも全裸だが、もはやツッコミの余地はあるまい······)。
なお、青色だったスミスの瞳がブレイバーンの目同様、緑色になっていることが示唆されている。