概要
基本的にヤンデレだったり、病んではいないけど独占欲が強かったり重たい愛を総称する際の言葉である。
ただし恋愛感情に限らず、友愛・忠誠・憧憬・親愛などといった感情でも常人目線では重いと感じられる想いであればこれに分類されることもある。
該当するタイプの一例
- ジャグラスジャグラー(ウルトラマンオーブ)
- クソデカ感情の対象:クレナイ・ガイ
かつては主人公のクレナイ・ガイの相棒兼戦闘指南役であった。
自分がウルトラマンに選ばれず、おまけに自分を慕ってくれた人物も失っただけでなく、自分なりに最善を尽くしてもウルトラマンにそれを否定されるなどの経験から拗れに拗れてしまい、以降はガイのいく先々に現れてはガイに挑戦してきた。
ガイの正義を皮肉りながらも、本心ではガイの事を認めている素直じゃない一面があり、自身もかつては光の勢力に属していただけについ人助けをしてしまったり、ガイと共闘する事もしばしば。
そのクソデカ感情の深さは並大抵のものではなく(少なくとも数千年以上は熟成されている)、『ウルトラマンクロニクルZERO&GEED』ではリクとペガ相手にウルトラマンオーブことクレナイ・ガイの長時間講義を始めている(ガイの好みについて事細かに検証しようとしたり、黒板に書いた字が「ウルトラマンオーーーーーーーブ」と長かった事からもガイへの思いは並々ならぬ事がわかるだろう)。
- 間桐慎二(Fate/staynight)
- クソデカ感情の対象:衛宮士郎
ご存知、間桐家の長男こと我らがワカメ。
慎二にとって士郎は損得勘定抜きで付き合ってくれる数少ない男友達であり、弓道部ではライバルだった男(慎二が一方的にライバル視しているだけ)である。士郎を使い走りにしていいのは自分だけだと思っているらしく、自分以外の人間が使い走りにするのは許せない模様。
更に言うなら「やる気ないなら弓道部やめろ」というのも彼なりの発破であり、本当に辞めるとは全く思っておらずあっさり辞める返答された後は超絶不機嫌になっている
プライドが高く、高圧的な態度ではあるものの、士郎からの認識は「根がいい奴」と決して悪くない評価をされているのだが、士郎は慎二の心中を察しているとは言い難い行動を取る上に自分に素養がない魔術の素養が士郎にはあった事、複雑な家庭事情など様々な理由が彼の劣等感を刺激してしまい、ますます屈折した思いを抱く事となった(屈折した思いの胸中はHeaven's_Feelを参照)。
とはいえ、聖杯戦争を抜きにすれば、運動会で弁当を一緒に食べたり(劇場版HFより)、桜の日記帳に戦々恐々とする(Fate/hollowataraxiaより)など仲のいい(?)悪友ポジションを築いている。
妹の桜が慎二を評した「苦手な人が好き」という言葉が彼の士郎への感情を的確に表していると言える(特定の人間に対する執着心が強いのは間桐家の宿命なのかもしれない…)。
ちなみに間桐家の属性は「水」であり、その特性は「束縛・吸収」である。
- ゲーティア(Fate)(Fate/GrandOrder)
- クソデカ感情の対象:藤丸立香
FGO第一部のラスボスであった意思を持つ召喚式。死のない世界を望み、人理を焼却した彼は最終決戦でとある人物のとある行動とカルデアのマスターの前に破れ、敗北が確定し、自らも滅びゆく定めにあった。だが敗北後、ある種のシステムめいた思考しか持たなかった彼は人間としての精神性に目覚め、カルデアのマスターの勝ち逃げを防ぐのみのために絶対に逆転できない、ここで彼を殺しても何の得もない、そんな状態であっても「一方的な勝ちだけは与えない」と、崩れ行く身体で人王として立ちはだかる。皮肉にも、その人間としての在り方は何処までも普通の人間である藤丸立香と似通ったものだった。そうして唯一の理解者に対する感謝を噛み締めながら、価値のない本当の最終決戦が始まった。(劇場アニメ版終局特異点では藤丸との泥臭い殴り合いが描かれる。必見。)
「私はいま生まれ、いま滅びる。何の成果も、何の報酬もないとしても。
この全霊(いのち)をかけて、おまえを打ち砕く。
———我が怨敵。我が憎悪。我が運命よ。どうか見届けてほしい。この僅かな時間が、私に与えられた物語。
この僅かな、されど、あまりにも愛おしい時間が、ゲーティアと名乗ったものに与えられた、本当の人生だ。」
「多くの魔神は燃え尽き、神殿は崩壊した。我が消滅をもって、人理焼却も消滅する。
────だが………最後の勝ちまでは譲れない………!!
始めよう、カルデアのマスター………お前の勝ち/価値を、私の手で焼却する………!!」
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