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ゲーティア(Fate)

げーてぃあ

ゲーティアとは、『Fate/Grand Order』で登場した人物。
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この項目にはスマートフォンアプリゲーム『Fate/Grand Order』の第一部全体に及ぶ核心的なネタバレがあります。




















































どのような時代、どのような国であれ、人の世には、多くの悲劇があった。

我が子を殺すもの。我が子に殺されるもの。恋を知らぬもの。恋を捨てるもの。
裏切りに嘆くもの。裏切りに生きるもの。家族を知らぬもの。家族を捨てるもの。
富を失うもの。富に殺されるもの。愛を知らぬもの。愛を笑うもの。
成功を求めるもの。成功を憎むもの。信仰を守るもの。信仰を嫌うもの。

同胞を愛し、異人を軽蔑し、叡智を学び、無知を広げ、怨恨を育て誤解に踊り差別を好み迫害に浮かれ憐れみを憐れんだ。

なんと醜く悲しい生き物なのだろう。だが、只人はそれでよい。
人間は万能ではないのだ。みな苦しみを飲み込み、矛盾を犯しながら生きるしかない。


されど、万能の王であれば話は違う。彼にはこれを解決する力も、手段もあった。
過去と未来を見通す千里眼を持ち、この世すべての悲劇、悲しみを把握していながら、その上で何もしない王がいた。ただ笑うだけの王がいた。
知らないのであればよい。だが知った上で笑い続ける王がいた。

"それを知ってなにも感じないのか!この悲劇を正そうとは思わないのか!”

私の訴えに、王はこう返答した。

"いやぁ、まあ。別に、何も?”



───この男を。
許してはならないと、私たちの誰もが思った。

概説

CV:杉田智和
作中で人理定礎を破壊し人類史を焼却した「黒幕としての」魔術王・ソロモンの正体にあたる存在。

キャラクターデザインは山中虎鉄氏(ちなみに女性)。
元々は魔神柱のデザインを担当していたが、修正無しの完璧な仕事に感嘆を覚えた奈須きのこティアマトのデザインを頼み、更に信頼を強めた奈須氏は魔神王ゲーティアのデザインも願い出る事になったという。
山中氏はスタジオディーン制作の劇場版UBWに参加しており、劇場版のメインビジュアルを描いたのも彼女。GOへの参加は劇場版時代の縁によるもの。
ちなみにソロモンの肉体の外観をしている時にはその肉体を乗っ取っているゲーティアの声とソロモンの肉体の声が重なって聞こえる合成音となっている。この時のゲーティアの外観を見ればわかるが、ソロモンの肉体から細くなった魔神柱が何本もオーラのように出ている。

正体

ソロモン72柱の魔神の集合体であり、ソロモン王の死後に受肉した、意思を持った”召喚式“。ソロモンが生前に重ね、死とともに置き去りにした慚愧。

元々「72柱の魔神」とは、ソロモン王が魔神を束ね結合させ生み出した「正しい道理を効率的に進めるシステム」であり、人々を見守るために編纂された「人理補正式」だった。
生前のソロモンにとっての守護霊体であり、その影としてソロモンと肉体と視界を共有していたため、過去と未来を見通すソロモンの千里眼を通じて人類を観測し続ける。
だが多くの悲しみ・裏切り・略奪、そして多くの結末…何より必ず死という悲劇で幕を閉じる「人間の不完全性」を見続けたそれらは、それを無視し続けたソロモン王と人間の関係を嘆き、怒り、遂には哀れみ、失望するようになる。


多くの悲しみを見た
多くの悲しみを見た
多くの悲しみを見た
ソロモンは何も感じなかったとしても。私、いや、我々はこの仕打ちに耐えられなかった。

“貴方は何も感じないのですか。この悲劇を正そうとは思わないのですか”

『特に何も。神は人を戒めるためのもので、王は人を整理するだけのものだからね』
『他人が悲しもうが己に実害はない。人間とは皆、そのように判断する生き物だ』

そんな道理(はなし)があってたまるものか。そんな条理(きまり)が許されてたまるものか
私たち(われわれ)は協議した。俺たち(われわれ)は決意した

――――あらゆるものに訣別を。この知性体は、神の定義すら間違えた

ソロモン王の死後、魔神たちは人間とソロモンへの感情諸共その骸の内側に封じられたままとなったが、
共通の道を辿っていたソロモンとは正反対の結論である独自の思想に目覚め『人間は無価値』と断じ、ソロモン王の亡骸を巣にする事で活動を再開する。
ソロモンに創り出された彼らは高次元の生命でありながら、彼らがこの宇宙唯一にして最大の無駄遣いと判断する人間に仕え使役されなければ存在できないが、その矛盾と不誠実さを覆すべく自己変革を行い、目的を再設定する。

遥かな過去へと遡り地球誕生のエネルギーを取り込み自らが惑星となり、健やかな知性体を育む、死という終わりのない完全な環境を生み出す大偉業―――「逆行運河/創世光年」
真の叡智にいたる為に編み出され、極点に至るものとなった彼らにとっては、
一切の歴史を燃やし尽す人理焼却という偉業すらも46億年前という時を遡るためのエネルギーを生成するための行為・過程に過ぎない。
人類史すべてを利用し原初に至ろうとする、意思を持った魔術こそが、人理焼却式ゲーティアなのだ。

つまり、これは彼なりに人間のための最適解を考え,人間が持つ苦しみをなんとか乗り越え、取り除こうとした人類愛でもある。

その後、人理定礎を破壊するために、各世代に自分がデザインし、ゲーティアの意志で魔神へと変貌する魔術師たちを子孫としてばら撒き、彼らを起爆点として7つの特異点を生み出す(ただしソロモンの時代より過去であるバビロニアには子孫でなく直接聖杯を送るなどの干渉を加える手段を取っている)。
これにより歴史の流れは分断されて人類史の強度は無となり、魔神たちの凝視で地表は炎に覆われ、あらゆる生命と文明を焼き尽くして絞り出された残留霊子はソロモン王の第三宝具により光の帯として抽出・凝縮されることとなる。

こうして、ゲーティアのクラスは決定された。グランドキャスターは偽りの冠位。
人間に生み出され、人類史をもっとも有効に悪用した大災害…ビーストⅠ

魔神王ゲーティア


人が人を哀れみ失望するという奢りこそが、七つの人類悪のひとつ『憐憫』の理であり、ゲーティアの獣性なのだ。

性格

ソロモン王をベースとしているため、恐ろしくはあるが、理知的な性格。
しかし72柱の魔神の集合体である為、その性格・性質も最大72通りに及ぶ。
対話する時はその相手に似た魔神柱が表面に現れる。性質が鏡と評されるのはこの為。
他の魔神柱からは『統括局』と呼ばれていた模様。

本来であれば人を統べる王として充分な資格があるが、
全能であり不死であった間は、王の資格である「人間を理解する」ことは遂に無かった。

ステータス

筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
AADA+BA+++


保有スキル

スキル名備考
召喚術(EX)過去、あるいは未来から霊体を喚起する魔術。ソロモン王の死後、置き去りにされた72柱の魔神の概念はその遺体の中を巣食い、年月を経って「ソロモン王の皮を被った『何者か』」として新生した。英霊召喚や通常の使い魔は呼び出せないものの、72柱の魔神であれば自在に現世に召喚できる。ソロモン王の内界を巣食う架空の魔神たちを外界に投影する変換器と言えばわかりやすい。
啓示(-)天からの声を聞き、最適な行動を取るスキル。魂が持つスキルである為、ソロモン王の遺体に巣くったゲーティアでは使用できない。
千里眼(EX)千里眼は肉体に備わったスキルであるためゲーティアも使用可能。
ネガ・サモン名前からはおそらくネガ・メサイアやネガ・ジェネシスと同じタイプのスキル。


宝具

光帯収束環(アルス・ノヴァ)

第一宝具。仮想宝具。真のソロモン王ではない為、本当の宝具名を知らないゲーティアはこれを第一宝具と仮想する。
第三宝具で維持・回収した光帯をゲーティアの目的のために回すためのものとして存在し、この起動計算が完了した時に、46億年の時を遡り死のない惑星に至るための「逆行運河/創世光年」は開始される。

戴冠の時きたれり、其は全てを始めるもの(アルス・パウリナ)

第二宝具。宙の外、時間と隔絶した虚数空間の工房たる概念宇宙。
ソロモン王の魔術回路を基盤にして作られた小宇宙。
戦いの舞台である「冠位時間神殿:固有結界ソロモン」そのもの。

この領域全てが魔神柱であるため、空間が健在である限りゲーティアも滅びることはない。

誕生の時きたれり、其は全てを修めるもの(アルス・アルマデル・サロモニス)

FGO最終章ネタばれ漫画 マシュの戦い


  • ランク:EX
  • 種別:対人宝具
ではお見せしよう。貴様らの旅の終わり。この星をやり直す。人類史の終焉。我が大業成就の瞬間を!!!
第三宝具、展開。『誕生の時きたれり、其は全てを修めるもの(アルス・アルマデル・サロモニス)』———さぁ、芥のように燃え尽きよ!!!

第三宝具。原罪のI。人類終了を告げる光帯。
人類史全てを熱量に変換したもので、これを何億と集め・加速・収束させる事で膨大な年月の時間逆行も可能になる。
一秒、一瞬単位で分断された歴史に在る人類の情熱とも言える生命と文明からエネルギーをほぼ無尽蔵に絞り上げたものであり、その熱量だけでも星の表面を焼き払い、星を貫くことすら可能とする。
グランドキャスターとしてソロモン王の名を騙っていた時は対人理宝具]であったがこちらは対人宝具]となっている。理由は明かされていない。
(熱線を対象に照射すると考えればとりあえずの理由になる)

我が偉業。我が理想、我が誕生の真意を知れ!称えるがいい。我が名はゲーティア。人理焼却式・魔神王ゲーティアである!

関連タグ

Fate/GrandOrder サーヴァント ビースト(Fate)
ゲーティア ソロモン72柱























人王ゲーティア

ログ



宝具

「主よ、生命の歓びを」

保有スキル

スキル名備考
十の王冠
賢者の智慧
愚者の智慧


我が名はゲーティア。人理を以て人理を滅ぼし、その先を目指したもの。
誰もいない極点。…誰も望まない虚空の希望(ほし)を目指し続けたもの。
私はいま生まれ、いま滅びる。何の成果も、何の報酬もないとしても。
この全霊(いのち)をかけて、おまえを打ち砕く。
———我が怨敵。我が憎悪。我が運命よ。どうか見届けてほしい。この僅かな時間が、私に与えられた物語。
この僅かな、されど、あまりにも愛おしい時間が、ゲーティアと名乗ったものに与えられた、本当の人生だ。

真の魔術王ソロモンの第一宝具により、
存在の基盤としての「七十二の魔神を束ねる魔術式」としての在り方を喪失した後に僅かな時間だけ見せた姿。

人類最後のマスターに敗北し、魔神柱が全て崩壊した後、「魔神王ゲーティア」としての残滓が人間の精神性を理解し、有限の命を得て、自らの意思で立ちふさがる。
光帯が消え神殿も崩壊し始めた今、この行動は最早無意味に等しかった。
つまり魔神王であったゲーティアなら取らないはずの行動だったが、敗北後に人間の精神性に目覚めた彼は勝ち逃げを許さず、敢えて消滅寸前の身体で待ち伏せに挑む。

もはや魔神としての形は無く、無残に崩れ去るのを待つばかりの人間の身体。右腕も無く至る所にヒビが入り、ボロボロになっている。
しかし、その表情は何処となくソロモン、Dr.ロマンに似ており、憑き物が落ちた様に穏やかなものになっていた。

多くの魔神は燃え尽き、神殿は崩壊した。我が消滅をもって、人理焼却も消滅する。
────だが………最後の勝ちまでは譲れない………!!
始めよう、カルデアのマスター………お前の勝ち・価値を、私の手で焼却する………!!

意地


そして新生を経て漸く得たただ1人の理解者を相手に、獣ではなく人として、十の指輪と共に無意味な、されど決して無価値ではない最終決戦に挑む。

今できることすべてを込めたその果てと途上に、短くも面白い「人生」を噛み締めながら。

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