「ギャーギャーギャーギャーやかましいんだよ、発情期ですかコノヤロー」
「ーーーーどうせ命張るなら、俺は俺の武士道を貫く。
俺の美しいと思った生き方をし、俺の護りてェもんを護る」
プロフィールですかコノヤロー
年齢 | 27歳→29歳(最終決戦時)※ |
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身長 | 177cm |
体重 | 65kg |
誕生日 | 10月10日(中の人と一日違い) |
愛称 | 銀さん、銀ちゃん、万事屋、旦那など |
声優 | 杉田智和(幼少期:矢口アサミ) |
実写版キャスト | 小栗旬 |
好きなもの | 甘い物全般(というか甘党) |
苦手なもの | 心霊系の怖いもの(土方と怖がった回が存在する。)、歯医者さん(これもその回があります。) |
※連載当時は「20代」。アニメ映画「銀魂 THE FINAL」https://vt.tiktok.com/ZSdLarGkU/?k=1に「もう(連載が)終わったから」という事で作者から公言された。
概要?めんどくせーな
ネーミングモチーフは、現在も幼名“金太郎”として童話などで語り継がれ、頼光四天王の1人としても名を残した坂田金時。
名付け親は吉田松陽ではなく、「髪色から取って名付けられた」とのこと。
銀髪の天然パーマに「死んだ魚のような目」をした青年で、外見からして無気力、脱力感が感じられる。実際の所も無気力、脱力感、いい加減さの塊で、金もないのに梯子して朝帰り&酔い潰れるなど金銭感覚も危うい。そのくせ、すぐパチンコを打ちに行ったり、ヤクザ顔負けの手法で詐欺して金を巻き上げる、法外な値段で人様の商品を転売する、金欲しさに本気で?仲間を葬ろうとする、依頼人の遺産を狙う、などジャンプの主人公にあるまじきレベルで金にも意地汚く、さらにはそこそこのスケベ(それで済むかも怪しい)でセクハラ発言も日常茶飯事で酒癖も良好とは言えず、泥酔しながら粗相をしたことがあり、不必要な発言で誰かを煽ることも多い。また近藤にもいえるが、フンドシマスクから下着をもらっているのでモテないのも確かで(因みに新八とアニメオリジナルで関わった近藤以外の真選組は貰っていない)、この世界の女性陣が手が早いのもあるが第1話から既に暴行を受ける描写もある。「愛染香篇」では、原作アニメ共になんと顔よりも一物の方が先に登場する(しかもアップで)という展開が発生した。
多少は料理はこなせるようだが、下記の極端な食生活故か、いい加減な性格故か、卵焼き一品だけで一食を済ませようと考えたこともある。
『マダオ』、『ニート侍』呼ばわりまでされてしまう事もあるのだが、彼は所謂何でも屋である『万事屋銀ちゃん』を営んで生計を立てているので、安定した収入は無いにせよ「無職」という訳ではない。ただし周囲の、特に青少年に与える影響は結構深刻で、新八は貧困に付き合わされている関係で金と食に関してかなりの悪影響を受けており、神楽に関しても思春期の少女にもかかわらず鼻クソをほじる、時に周囲も引くような下品な台詞を吐く等、其々に銀時の素行の悪さが反映されている。酷いときには、銀時の体を通して、給料未払い・家賃滞納の実態を知った土方が、銀時に代わって給料を出し家賃を払おうとしたところ、2人揃ってどこから盗んで捻出した金か問いただそうとするほど疑り深くなったことも。
上記のようにダメ人間の匂いがプンプンする坂田氏だが、その内心は情が厚く、決める時はバッチリ決める為、皆からは何だかんだで信頼されている人物である。
密かながら仲間を大切に思っており、作中でも仲間が傷つけられた時にはかなりシリアスな雰囲気を纏う。特に、お登勢が泥水次郎長に負傷させられた時には本気で怒り狂い、普段の気だるげな態度からは想像出来ない程の険しい形相で次郎長に斬りかかった。
- ただし、意図を隠して悪役ぶるところがあり、後から理由が判明したとはいえ尾美一事件では兄貴分を救おうとする妙・新八を挑発し、激昂した新八を力づくで返り討ち(ただ、この世界での暴行は一種のコミュニケーションの様な部分があり銀時の空気の読めない発言等に苛ついているてはいえ、新八もしょっちゅう殴る蹴るなどを互いにしてるので何とも言えない、かぶき町四天王篇では逆に新八達を守ろうとして引退しようとしたところ新八にぶん殴られて𠮟られていた)にする等、自分勝手に見える為に本人は良かれと思ってやることが他者に反感を買うことが多い。
- 悪く言えば、結果オーライな善の為に誰かを無駄に傷つける二面性がある。作中で(ギャグシーンではともかく)彼の主義主張を否定する人物が居ない、あるいはそれと対立するアンチテーゼが無いせいもあって、独善と取られかねない所もある。
極度の甘党であり、週に一度は甘い物を食べないとイライラしてしまう(医者からは糖尿病寸前と言われているらしい)。超絶的なマヨラーである土方十四郎同様、死なずに済んでいるのは普段の運動量と内蔵する筋肉の質と量、そしてある程度は定期的に飢えている為だと思われ、図らずも自らのマダオっぷりに救われている。
強い霊感と霊媒体質の持ち主だが、幽霊やお化けの類は大の苦手(本人は「スタンドだ」と頑なに否定している)。どうしようもなく怖いときには歌詞うろ覚えのドラえもんの歌でやり過ごす(笑)。
用を足した後に紙が無いせいでトイレに閉じ込められ、その怨念から彼の魂が霊化した存在『神騎士(カ↓ミ↑・ナイツ)』が毎朝誕生している(新八が呪われたメガネを着けてしまい、やべーもんが見えるようになった回にて発覚)。紙を求めてマツ◯トキヨシを彷徨うついでに定春の散歩の誘導を毎日こなしている。
愛読書は少年ジャンプ。本人曰くジャンプ歴は20年とのこと。
音楽に関しては淡白で、推しのバンドやグループや歌手などがいるわけでもなく、映画やテレビのサントラなどで気に入ったものがある程度らしい。歌詞の覚え方もぞんざいで、アニメ版では図らずも、その雑な歌い方を演じていた声優が、母親に悪意なく突っ込まれたという逸話がある。
銀髪・天然パーマはもはやトレードマークと言えるが、本人にとってはコンプレックス。
基本的な服装は、黒の上下服の上に流水紋が入った白い着物(ズンボラ星人の学校指定ジャージらしく、こればっかり取り揃えた服屋まである。)に加え黒ブーツ、腰には「洞爺湖」の銘が入った木刀を差しているのがいつものスタイルである。
片腕だけ出しているのは本人曰く木刀を抜く際に動かしやすくする為らしいのだが、実はこのスタイルに結構な執着もある模様。あまりにも寒い冬などは普通の着物を着ていることもある。
彼が携帯している木刀は並みの真剣よりも頑丈な代物で、銀時の身体能力や技量と相まって凄まじい破壊力を発揮、銀時がその気になれば真剣並みの切れ味を発揮することも可能。尚、これを狙って地球までやって来た岩慶丸という天人によれば、銀時の木刀は「洞爺湖」と彫られているが、その実「妖刀・星砕(ようとう・ほしくだき)」と呼ばれる、とある惑星の神木から削り作られた業物らしいのだが、銀時は木刀をいつも通販で購入しており、リサイクルショップ『地球防衛基地』の店主からは“紛い物”と言われている。
ちなみに値段は11760円(アニメより)となかなか高額。不憫な事にしばしばカップラーメンの重しに使われている模様。
ベスパのスクーターを愛用しており、タイヤカバーには大きく「銀」とデザインされている。作者によるとこのスクーターは普段、スナックお登勢の路地裏に停めているらしい。
ちなみに初期はゴーグルを付けていたが、原作では「作者の技量などのせい」でいつしか見られなくなり、アニメでは初回からつけていない(OP・ED/本篇中でのバイクに乗る際には着用している)。
また、一人暮らしが長かったからか意外にも料理上手という設定で、甘党でもある彼は第1話でも新八の家で勝手にホールケーキを作るシーンがある。
長期連載作品主人公の宿命か、作品自体が登場人物の増加による群像劇と化した中盤以降は短編であっても全く出番がないエピソードも多くなってきていた(中にはその回のゲストキャラクターの視点から展開されることもあり登場しても完全な脇役や出オチ同然で出番が終わることもあった)が、読者からの人気は非常に高く、過去四度行われた人気投票では全て1位を獲得している。
現在?変わんねェよ
恒道館の息子である志村新八や夜兎族の少女神楽、巨大な飼い犬定春と一緒に、万事屋として依頼をこなす日々を送っている。
作者曰く「割とあくせく働いてるとのこと(実際、神楽や定春などの桁外れの大食らいを抱えながらも生活できている)」だが、作品としてのストーリー上では依頼が来る頻度はあまり多くなく、昼間からパチンコや競馬に行ったりソファに寝そべってジャンプを読んだり、夜は飲みすぎて二日酔いになっていたりと、ダラダラしている描写がとにかく多い。
ちゃらんぽらん故か、マダオ代表たる長谷川をはじめとして近隣地域には知人友人も多いようである。
気象予報士「結野アナ」として知られる結野クリステルの大ファンで、彼女が(政略)結婚した際には「一刻も早く離婚してほしいですね」と呟いていたり、犬の散歩に着ていた彼女に原始人のようなナンパを敢行したり、フィギュアを購入していたり、天気予報をテレビにかじりつくように見ていたりと、彼女が絡むとたちまち新八二号と化す。
「やる時はやる系主人公」のご多分に漏れず結構なスケベで・・・・
- ゴミ捨て場に投棄されていたエロ本を掠め取る
- 美女の着替えをベンチの上に立ってまで覗こうとし、挙句鼻血を垂らす
- 海水浴場監視員のバイトを新八共々鼻血を垂らしながら行う
- 友人の弁護(裁判)を行った際に、部屋にあったAVを証拠物件と称し再生を要求し、奉行や検事と一緒に鼻血を垂らす
- プールの監視員をやった時も双眼鏡で女性の水着姿を覗き、喜びまくる
- 女体化した際自らのあそことかを見て「久しぶりに見た」と言いつつ鼻血を垂らす
- ソーシャルゲーム『KOFオールスター』コラボイベントでは新八共々不知火舞にデレデレになる
などのわかりやすい一面もある。
風俗の経験があるかは不明だが、攘夷戦争時代に遊郭へ繰り出したことが坂本の口から語られており、少なくとも非童貞で女性と性交渉を行った経験はあり(…というか長谷川とやったり、ギリギリで萎えてセーフだったらしいが行きずりのバアさんと…)、その気になれば女遊びをすることにも特に抵抗はなく(普段しないのは金がないだけ)、新八いわく「爛れた恋愛しかしてなさそう」とのこと(新八だけではなく近藤からもそう思われている)。
実際に隠し子疑惑が出た際にも思い当たる節はあるらしく動揺を見せていた。また薬物の効用とはいえ、「女とみればゆりかごから墓場まで手あたり次第に口説く」状態になってしまったことまである。ただし、知り合いの女性と安易な肉体関係になることには強い抵抗感を持っている。
女性の好みというか恋愛の趣向については、本人曰く「押しの強い人は苦手」など。
これまたジャンプ系、否、大多数の主人公や男性キャラにすらあてはまらないが、長谷川と近藤の件から判断すればトラブル的に衆道にすら走りかねないという生態も判明している…。
なお、新八によると食生活が災いしてほぼインポテンツらしい。
過去?知らねェな
本人曰く「家族はいない」とのことで、天涯孤独の身らしく(「おっかさんなんているかどうかも知らない」)、戦争の世代に産まれているので明確に描かれてはいないが捨て子あるいは両親が幼少時には既に死亡しているどちらかであるのはほぼ間違いないだろう。「世界を憎んでいる」などと指摘された事もあり、その過去はそれなりに壮絶だったようである。
幼い頃、戦場跡で死体からモノをはぎ取って生活している所を吉田松陽という人物に拾われ、後に彼が開いた寺小屋(松下村塾)での授業にも参加していた。そこには後に、桂小太郎や高杉晋助も通うこととなる。
青年時代(原作の約十年ほど前)。少年時代のあるきっかけから、これを機に多くの攘夷志士達をまとめ上げ挙兵。同門である桂、高杉らや坂本と共に幕府軍と相対し、攘夷戦争(天人という夷敵を国から排する為の戦争)を繰り広げてゆく。
当時の彼は、戦場において鬼神の如き強さとその白い風貌から敵方からは「白夜叉」の異名で呼ばれ恐れられる猛者であり、桂、高杉、坂本の三人を合わせて攘夷四天王と評されていた。
現在でも白夜叉の名は知れており、攘夷志士の間では1つの伝説的存在となっている。
戦争終結後、保身の為にかつての同士や自身の娘の命をも差し出そうとした池田朝右衛門の実父と共に投獄されるが、公儀処刑人であった十六代目夜右衛門の温情で逃げおおせ、寺田辰五郎の墓前で行き倒れていた時に、辰五郎の墓参りに来たお登勢と出会う。
その時、辰五郎の墓に供えられていた饅頭を貰った事に恩を感じた彼は、辰五郎に代わってお登勢を守る事を決め、かぶき町で彼女が営むスナックの二階を間借りして何でも屋『万事屋銀ちゃん』を開業したのである。
※なお、万事屋過去編では「金丸、池沢、古橋という三人の従業員がいたが、諸事情で全員辞めた」という事になっているが、このエピソードは銀時がメチャクチャな過去エピソードを語るギャグ回のため、本当の事かどうかは不明。アニメではこいつらの近況に関しても描かれていた。
能力?あんま変わらねェけどな
かつて「白夜叉」と恐れられただけあり真選組の筆頭剣士たる沖田にしてでたらめと言わしめるその剣術は作中でも屈指の実力を誇り、その剛腕から振るわれる木刀洞爺湖は恐竜のようなサイズのえいりあんをも撃破する威力を発揮する。他にも、アンドロイド二体を民家の屋根まで打ち上げる、大砲を貫き砲弾を叩き落とす、突きで人体を貫通するどころか機械兵器さえ破壊する、戦闘ヘリをワイヤーで一本釣りするなど、高い身体能力とこれに伴う攻撃力を有している。OVA版ではなんとモビルスーツを一撃で破壊したりなんかも。
更に岡田似蔵との戦いでは初戦こそ似蔵の「紅桜」が持つ人外じみた能力の前に敗北し重症を負うも、二戦目ではその傷も完全に回復していない状態でありながら、
似蔵の戦闘スキルと戦いを重ねて能力が数段向上している「紅桜」の性能を合わせてさえも一蹴するほどの動きを見せているなど一度戦闘に身を晒せば間違いなく作中最強クラスの能力とセンスを有する。
- ただし、次郎長いわく攘夷戦争初期には銀時レベルはゴロゴロいたらしい。(……が、その際の銀時は弱体化※していたため、その状態の戦闘力を指していた可能性もあると指摘するファンもいる)
※銀時は仲間や大切な人が傷つけられる、ひどく雑に扱われるなどの理由で激怒し冷静さを欠いた状態で戦った場合はほぼ敗北している。(桂の殺害未遂を明かされていた似蔵戦、お登勢の殺害未遂を目撃した一回目の次郎長戦、定定や朧から松陽を雑に扱われた際の朧戦などが挙げられる。ここで挙げた戦闘は全て敗北している)
おそらく冷静さを欠くことで、彼の強みである変幻自在な剣術と戦略が失われ単調なものになってしまうからだと言われている。
作中では攻撃力に目を奪われがちだが、速度、耐久力も非常に優れている。
重傷を負っても動き、戦う事が出来るだけでなく、常人なら動けなくなるような怪我ですら数日で回復する驚異的な治癒力を持つ。木刀を振る速度も尋常ではなく、相手が気付く間もなく得物を破壊した事も数知れない。
最近では木刀を投擲することも多くなり、分厚い木製の扉に突き刺さり錠をぶち壊した。夜兎族には流石に敵わないが、地球人でありながらも彼らに迫るほどの腕っ節を有し、飛び蹴りで乗用車を突き破ったことすらある。
宇宙海賊春雨の天人達を相手取った折は凄まじい戦闘力を発揮。夜王鳳仙には絶対的な身体能力の差にも怖じず必死に食らいつき、終始劣勢ながらも一時は木刀による凄烈な殴打・連打を叩き込んだ。後に神威から、得物認定をされた。
また、木刀でなくてもゴロツキの大群程度は息も切らさず軽く蹴散らすほど喧嘩も強く、長谷川泰三を武器として振り回し、大立ち回りを演じたこともある。
他作品との関連...そんなんあったけ?
格闘ゲーム『BLAZBLUE』に出て来るラグナ=ザ=ブラッドエッジとは、幽霊嫌い・追加配信カラーで剣が茶色化など、銀さんとの共通点が多い。尚、ラグナのモデルは正式には明かされていない(中の人に関しては、ある番組を見て杉田にしたと語っているが、該当作品は不明)。
『SKETDANCE』とのコラボ回では、スイッチと声優が同じであることをネタにされ、ボッスンに「自分で暴露して自分でツッコんでる」と言われてしまっている。
第456訓では、同じジャンプ掲載の漫画作品・『聖闘士星矢』のパロディがふんだんに盛り込まれており、「怪談のオチをひたすらフェニックス一輝で〆ていく」という天丼ネタが披露された。さすがに銀時(というか書いてる空知先生)もまずいと思ったのか、「車田先生にシバかれる」と怯えていたのだが、なんと後に、本当に銀さんの中の人が一輝を演じることになってしまった。
そして来る2021年。
銀魂最終章の映画特典にて、なんと『鬼滅の刃』とのコラボ(と言う体の便乗商法)で炭治郎+柱のポストカードが配布されたのだが……その中に悲鳴嶼行冥の枠にしれっと入り込んでいる銀さんの姿が。
中の人が同じだからこその悪ふざけであり、しかも羽織りにはビチグソ丸のフルネームが記され、目薬で涙を演出しつつ右目でこちらの反応をうかがうかのように睨んでるという、らしさ満点のポストカードに仕上がっていた。
外部出演?そういや出てたな
何度かジャンプのお祭りゲーにも出演。
Jスターズビクトリーバーサスでは火力が低いが、相手の視界を妨害する醤油剣や気軽に連発できるジャスタウェイを使って場をかき乱すのを得意としており、どちらかと言うとサポートよりのキャラである。
必殺技の一つに「本意気かめはめ波」があるのだが、通常は多段ヒットの判定が前方に出るスカが、スタミナが一定以上or気溜めをした後だと確実に本物が出る。
見た目はギャグだが威力は笑えないくらい高く、火力の低い銀さんにとっては貴重なダメージソースである。スカでも連射が可能なので中距離から打ちまくれば結構な火力となる。
また、超必殺技は全キャラ中上位に入る破壊力を持つ。これは使用中エンドロールが流れるという演出があり、威力とのギャップも相まって更なる笑いを起こしてくれる。
総合的に見ると相当でたらめなキャラなので、使っている分には楽しい事だろう。ただし前述の通り全体的に火力は低めであり、他作品等からも強力なキャラが参戦しているため、彼を使って勝利したい場合は相当操作に熟練する必要があると言える。
ネタ要素に重きが置かれており、とにかく他作品との掛け合いが豊富。
2部アニメでキャストが同じジョセフやスイッチのいるスケット団、
悟空・赤犬・ララ・剣心等…と大体のキャラと当たるとネタを披露してくれる様になっている。
Jアドベンチャーではルフィを追うハンコックに良いように使われており、その道中で反逆したか欲情して襲い掛かったか定かではないが銀さんの金さんを潰されている…南無。
その後、初の本格的な銀魂ゲームである「銀魂乱舞」では上記のかめはめ波が特殊技としてまさかの投入、それに加えて10倍かめはめ波まで追加された。今回はスカバージョンはない模様。
モンスターストライクでは、ガチャキャラとして登場。主人公らしく、神化形態も実装されている。
進化は万事屋銀ちゃんの姿を再現している。雑魚処理に向いた超強次元斬に、体力が少なくなるほど威力が上がる木刀乱打SS、アビリティはアンチダメージウォール、ゲージにアンチブロックと底力(体力が一定以下になるとステータスが上がる)と、ピンチになるほど活躍する原作の銀さんを再現した性能になっている。
神化は白夜叉時代の銀さん。当たれば強力なエナジーバースト5に反射分裂弾、周囲を切りつけるSSを搭載。アビリティはマインスイーパーに弱点キラー、ゲージにアンチダメージウォールを所持。このアビリティがコラボ後に実装された難易度轟絶クエストシュリンガーラに刺さり、株がさらに上がった。
……が、一番注目を浴びた(かもしれない)のは進化前。
進化前にもかかわらず、味方を動かして敵に打ち込む大号令SSを、
「我、堕天の王なりー。ストライクショットー」(棒読み)
こんなボイスで放つのだ。まんまルシファーじゃねえか!!
銀さんはコラボ先でもパロディがお好きなようで。
ちなみに国内最大級のゲームアプリ情報・攻略サイトGamewithでは、この進化前の使ってみた動画が公開されている。
その後時は経ち2019年、モンスト内で銀魂コラボの第2弾開催が決定、進化先が獣神化のみのガチャキャラとコラボイベントでドロップするボスキャラが追加された後、第1弾のガチャキャラであった神楽、桂ともども獣神化。無論、第2弾キャラと共に再排出となった。
神楽、新八、定晴の万事屋メンバーを背景に笑顔を見せている。
性能はざっくり言うと進化+神化そのもの。
超強次元斬に分裂回数と反射回数が増えた四反射分裂弾、神化の「周囲を切りつける」ものと「近くの敵に木刀で攻撃」という獣神化特有の仕様を身に付けた性能。
間違いなく1番の注目をさらった。
テイルズオブザレイズでは、コラボイベント「テイルズ オブる ザ レイズ」で登場。
魔鏡技は、「レイディアントハウる」と、見事に某親善大使のパロディ。
グランブルーファンタジーとのコラボでは、次回予告の段階で「ジャンプの裏表紙に広告乗っけているゲーム」位の認識しかなく、グラブルと聞かれてもウマ娘やシャドバと勘違いしていた。
更に言えば、他のグラブルコラボにおける異世界転移とは違い、何と「ジャンプの裏表紙」に飲み込まれてグラブル世界にやってきたという予想の斜め上な登場を果たす。
極めつけは呪術廻戦パロディを、何とグラブル内で行った事である。
イベント加入キャラ万事屋銀ちゃんのフェイトエピソードでは(妄想内で)ドラフ族の傭兵スツルムに剣でお尻の穴を二つにされそうになった。ヘラヘラした声が知り合いに似ていたらしい。
英傑大戦とのコラボでは新八・神楽・土方・沖田・高杉と共に参戦。
銀時は玄勢力に所属しており、名前の元ネタである坂田金時や愛読している花の慶次の前田慶次と同勢力である(英傑大戦の前田慶次は蒼勢力)
スペックは、コスト2.5 武力9/知力4の剣豪で、特技は「技巧」。高杉とスペックが完全に一致している。
所持計略『俺の国』は武力が上がり、戦場にいる間斬撃の範囲が徐々に広くなるというもの。
計略単体での破壊力はそれなりだが、知力を上げて斬撃範囲を更に広くする・斬撃間隔を短くする・斬撃で敵城を直接攻撃出来るようにするなど他の効果とコンボを決める事で戦場全体を木刀一本で制圧する事も可能に・・・
ちなみに特定の武将を参照して台詞が変化する特殊台詞が数多く用意されている。
新八と出撃:「剣ならまだあるぜ、とっておきのがもう一本」
神楽&新八と出撃:「犬の散歩から地球の平和を守るまで、何でもするのが万事屋だ!」
武田信玄と出撃:「英傑大戦に退路はない!!突き進めぇ!!」(戦国大戦にて杉田氏が武田勝頼を演じていたことに関係するパロディ)
徳川慶喜と出撃:「将軍かよォォォ!!」(残念ながら徳川家茂と出撃した場合は変化しない)
その他、余談...って何?
洞爺湖では、銀魂の影響で実際に木刀(名前を彫るサービスもあり)が多大な売れ行きを見せており、店主から原作者へ謝辞の手紙が寄せられたこともあるという。
関連イラスト...へーあるんだ
成人期(現在)
青年期(攘夷戦争時代)
少年期(寺子屋時代)
集合絵
関連項目...甘党も追加しとけ
両津勘吉、冴羽獠…「普段はジャンプ主人公にあるまじき性格だが、偶にいいところも見せる」としてよく比較対象に挙げられる。
工藤俊作…俳優の松田優作が演じるテレビドラマ『探偵物語』の主人公。銀時のキャラクター造形にあたって、原作者の空知英秋が参考にした人物。
真山徹…俳優の渡部篤郎が演じるテレビドラマ『ケイゾク』の準主人公。工藤俊作と同じく、空知英秋が銀時のキャラクター造形について、参考にしたもう一人の人物。
他の記事言語...ってあんのかよ!
以下ネタバレ
将軍暗殺篇以降
攘夷戦争時代・天導衆に過去既に捕われていた松陽、そして新たに捕われた桂・高杉を前にして
「仲間を斬るか師を斬るか」の天秤に掛けられる。銀時は松陽と「仲間を守る」という約束をしていたため、高杉と桂の前で松陽の首を切断。これによって、長い間謎だった松陽の死の真相が明らかになった。
そして話がさらに進むにつれ、さらなる事実が明かされる。
さらば真選組篇にて銀時達は処刑されそうになる近藤や桂を助けに島に行ったのだが、それと同時期に見廻組の佐々木が自分を囮に各勢力を集め、闘わせ、国の力を削ごうとする計画を実行しようとしたが、それを察知した天導衆により島が砲撃される。乱戦状態となる中、銀時は天導衆の先代、虚と対峙する。信女、沖田、神楽がやられていく中、銀時は虚の剣を受けきり、太刀筋が読めているかのように紙一重で凌いでいく。
奇しくもそれは、彼が幼い頃に度々肌で感じていた剣技であり、また虚の素顔は己の師である吉田松陽そのものであった。ゆえに、銀時には虚の太刀筋が読めていたのである。
茫然自失となった銀時は虚に切られそうになるが、神楽が素手でその刃を止めて銀時を叱咤。我に返った銀時は沖田の援護もあり虚に一矢報いるものの、虚に与えた手傷は再生。驚愕に揺れる中、戦況の悪化もあり一行は撤退。動揺を隠せない銀時に、信女は「松陽を殺したのはあの男」と告げた。
そして佐々木をはじめとする数多の犠牲と引き換えに黒縄島を脱出、真撰組が江戸を去った後、銀時は信女と再会。桂と共に松陽の正体や天導衆の素性、アルタナ(龍脈)に関する説明を受ける。また同時に鬼兵隊の生き残りからは高杉の危機と神威が星海坊主と交戦中に行方不明になったことを知らされる。父と兄の戦いを止めるべく神楽は単身休暇届を残し万事屋を去り自らの故郷である洛陽に鬼兵隊と共に向かい、それを追う銀時らも烙陽へ向かう。