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お久しぶりです、定春、只今服役から戻りました(テレビアニメ第202話より)


概要編集

身長170センチメートル(座高)
体重300キログラム
誕生日2月25日
声優高橋美佳子(実写版も同様)

定春(さだはる)は、『銀魂』に登場する犬型宇宙生物。同作のマスコット的キャラクター。一見すると可愛げのある白い犬だが、上述の通り実は身長170センチメートルもある巨大な犬というか宇宙生物。万事屋の前のダンボールの中に捨てられていたところを神楽に拾われ、万事屋で飼われるようになった。以降神楽のペットとなり、大抵は神楽と一緒にいる事が多い。


愛らしい外見とは裏腹に、しょっちゅう銀時新八の頭を噛んでおり、毎食ドッグフードを7袋も開けるため、ただでさえ万事屋の悪い経済状況に拍車をかけている。その為銀時は定春の事を表向きは邪険にしているが定春が暴走した際は彼への攻撃を咄嗟に躊躇ったり、「定春に抱きついて、もふもふしてぇ」とか言ってたりするので実は密かに気に入っている。

万事屋以外のレギュラー陣からはだいたい「定春くん」と呼ばれ可愛がられている。


定春の方も飼い主である万事屋の面々をなんだかんだ慕っており、巨大化した際に心無い住人達に化物呼ばわりされて石を投げつけられた時はそれを庇った神楽が傷つけられてしまい、その光景が引き金となって暴走したり(この騒動終結後には銀時がガラクタ呼ばわりして捨てた機械「わんじゃこりゃああ」の翻訳メッセージに『ありがとう』と表示された)、星海坊主篇で神楽が帰郷の危機になり新八も一度反発して万事屋を出て行った際に、銀時から「出て行きたきゃお前も出て行っていいんだぞ」と言われても銀時の側を離れようとせず、その後神楽のピンチを知った途端銀時と共に救出に向かったり、金魂篇では動物故にたま共々、坂田金時の洗脳を免れていたため孤立していた銀時の数少ない協力者になっていた。


同じマスコット枠のエリザベスにはライバル意識を抱いてるようで、人気投票篇ではしょっぱなからエリザベスに馬乗りになってボコ殴りにしていたが、なぜか終盤ではエリザベスと結託して醜い順位争いを続けるレギュラー陣をボコボコにして回っていた(直接の描写こそないがあのお妙の事すら沈黙させた可能性がある)。


定春の正体は、大地の流れである龍脈が噴出する場所の「龍穴」を守護する「狛神(いぬがみ)」であるが、前の飼い主(阿音百音姉妹)が経済的理由(要するにデカすぎたから)で万事屋の前に捨ててしまった。「紅き果実」と「山羊の血」(イチゴと市販の牛乳又はイチゴ牛乳でも良い。)を飲むと、定春の狛神としての本来の力が目覚めて暴走する。なお前の飼い主に飼われていた頃は「神子(かみこ)」と呼ばれていた他、同じ狗神の兄弟に狛子が居り、こちらは小さかったため元の飼い主に引き続き飼われている。


定春の名前の由来は不明だが、王貞治(「王」は中国語でワンと読む)や乾貞治いぬいさだはる)などの説を挙げる人もいる(アニメでの定春初登場回において、銀時から「シゲオ」「タツノリ」と呼ばれていた)。そして、「春」はイチゴの旬である。


関連イラスト編集

銀ちゃんまた定春と寝てるー定春閉じ込めてみた


佐賀県とのコラボでは編集

過去にロマンシング佐賀などのコラボを行った佐賀県銀魂とコラボする事になり、『佐賀春プロジェクト』と正式に決まった。定春はゆるキャラ『佐賀春』として、コラボ期間中には等身大の像まで作られると言う。正に役所の本気と言えるだろう。


グランブルーファンタジーとのコラボでは編集

前半でも銀時から「土産話でも」(意訳)的な部分で触れられている程度だったが、後半エピソードでは想定外の活躍をすることになった。中の人はグラブルにおいてマリア・テレサを担当している。


関連タグ編集

銀魂

万事屋 神楽 坂田銀時 志村新八


阿音百音:前の飼い主。定春が居た神殿で巫女をしていた双子の姉妹。この2人は「スナックすまいる」というキャバクラで働いている。

狛子:定春の兄弟狗神。定春とは対照的に非常に小さく、麿眉の向きも上下逆である。

エリザベス:銀魂のもう一人のマスコットキャラで、定春のライバル(?)


終盤のネタバレ注意編集

の計画によって地球のアルタナがターミナルによって暴走状態になり、江戸そのものが崩壊しかねない状況になった際、竜穴を守る狛神として役目を果たすべく、同胞と巫女たる阿音たちを呼び寄せる。呼びかけに応じて駆け付けた阿音・百音姉妹及び狛子と共に龍脈を鎮めようとするが、狛子共々肉体が力の消耗と共に縮小し、最悪の場合は消滅しかねないほどに弱ってしまう。


それでも消滅を覚悟で地球と仲間たちを救うべく鎮めの儀を続けるが、奈落と虚の妨害に遭って阿音たちが負傷し、銀時の助けも間に合わず自身も虚の攻撃によって龍脈の中に落ちてしまう。しかしそれを逆に利用して龍脈を内側から抑え込み、命を懸けて仲間たちの為に時間を稼いだ。


戦乱が終結した後、ビー玉サイズのアルタナ結晶の球に体を封印して眠りについてしまう。定春を救う術を求め、神楽は宇宙に旅立つ事を決意した。しかし、宇宙各地で出会った狛神の祀り手でも定春の現状の例は見た事が無く、戻す方法が無いという結果に終わり、神楽は神流(かんな)という幼女に変化して地球に戻った。


ターミナルでの最終決戦で神楽の懐に仕舞われていたが、戦闘中に転がり落ちて虚の傀儡となった天導衆の残党を倒したが、空中に投げ出された銀時を救おうと飛び出した神楽と新八の声に答える様に復活し、二人を乗せて銀時を救出する…と思いきや、頭に噛みつき、挙句の果てにそのまま飲み込んだ。一部始終を見ていたお妙は、定春はただ銀時たちの所へ、万事屋の居る場所に帰りたかったんだと語る。流石に銀時にかじりついた時には「あ、違ったみたい」と評したが、かじりついたのはある意味いつも通りである。


しかもその後は定春の肛門から知らんおっさん2人が登場。銀さんも下半身のみが極端に縮んだアンバランスな体格で汚物と共に口から吐き出された。するとここで銀さんの口から新事実が明かされる。


「おい、何やってんだよ 銀さんセピア 銀さんシビア

「勝手に分裂しちゃダメだって」

「俺達三人合わせて、 銀三(ぎんさん) だろう」


実は彼の上半身である銀さんと、彼の下半身である銀さんセピアと銀さんシビアは、3人で坂田銀時という1人の生命体を形作っていたのだ(だから銀)。 定春の体内で消化され、坂田銀時という1人の人間は、上半身と下半身の合計3つの存在に分裂してしまったのである。


.......終盤でどんな新設定出してんだよ...。

.......てか「銀さん」ってそういう意味だったの...?


その後、3人が元に戻ることで言い争っている間に敵が襲撃し、新八が目を逸らしている間にまた食われていた。


復活してから短時間でいろいろあったものの、定春は、再び1つの存在に戻った坂田銀時志村新八神楽の万事屋の三人と共に最後の戦いへ挑む。

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