概要
身長 | 170cm |
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体重 | 55kg |
誕生日 | 6月1日 |
声優 | 岡本麻弥 |
志村妙の同僚のキャバ嬢。元巫女の双子姉妹の姉で、定春の前の飼い主。
阿音の一族は代々狗神を奉る神殿の巫女を務め、黄龍門を守護する役目を担っていたが、姉妹の代で天人襲来が起こり、神殿が取り壊されて行き場を失くしてしまった。
阿音は生活のために自身の「巫女」という萌え要素を活かしてキャバ嬢となり、その異常な食欲故に養い切れなかった神子(定春の旧名)を捨ててしまった。
接客中こそ猫を被っているが、素の性格はかなり気が強く、興奮すると口が悪くなる。
神殿の巫女という生活基盤を失って以来、生き延びるために甘さもプライドも捨てる覚悟を決めており、定春を捨てたり、経歴を活かしてキャバ嬢になったのもそのため。
ただ、実際に巫女として着る服とキャバ嬢として着ている衣装は全く別物であり、微妙な詐欺臭さは拭えない(前者は水干なのに対し、後者は緋袴)。
キャバ嬢としてはとにかく客にしこたま貢がせる強引な手法で知られ、店内有数の売り上げを誇るトップ嬢として君臨しているものの、客の居ないところでは彼らを「金蔓」と公言して憚らないなど、その浅ましさ・あくどさから同じキャバ嬢らからの評判は余り良くない。
気の強い性格やキャバ嬢になった境遇が似通ったお妙とも勤務成績を巡って対立しており、お互いのクビを懸けて直接対決を行ったこともあった。
このため、妹の百音や銀時などから「あばずれ」呼ばわりされている。
しかし、身内にはなんだかんだと言っていても甘く、意外と人情家なところもあり、素直になれないだけで根は割りと良い人である。
巫女としての知識・力は現在でも全く衰えておらず、暴走して狗神化してしまった定春を妹や銀時と協力して元に戻す活躍をしている。
また、表には出さないが内心では定春を捨ててしまったことを申し訳なく思っており、収入が安定したら再度引き取るつもりだったが、定春の幸せそうな様子を見て自分たちが出る幕はないと悟り、銀時たちを信頼できる飼い主として認め、定春のことを託す決断をした。
なお、後に姉妹が定春や狛子と共に守護していた神殿は、地球の「アルタナ」の門であったことが判明しており、神殿を壊したのは門の独占を狙った天導衆の意向によるものであった。
名前の由来は、妹の百音と合わせて「アネモネ」から。彼女の場合は「姉」もかかっているか。