概要
かつて阿音・百音の双子姉妹が巫女を務めていた黄龍門を守る神殿の祭神だった狗神。先代狗神の遺児で、定春とは兄弟関係にあたる。定春が犬としては(実際にはただの犬とは違う。)規格外に大きな体なのに対し、逆に狛子は規格外に小さく、小型犬のようにかなり小さい。特徴である麿眉の向きも上下逆で、困ったような顔に見える愛くるしい顔付きである。
定春が「攻めの狗神」と呼ばれるのに対して「守りの狗神」と呼ばれており、狗神化してもサイズが全く変わらないなど定春に比べて迫力に欠けるが、広範囲に強大な防護結界を展開するほどの力を持ち、その強度は狗神化した定春でさえ容易には突破できないほど。元の棲み処である神殿が失われてからも狛子だけは引き続き飼われているが、定春と離れ離れになって寂しく思っているところもあり、テレビで定春の姿を見た際には喜んでいる。
また姉妹以外に懐くことはまず無いらしいが、何故か銀時にだけは初対面から懐いていた。